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夫婦慕情、その13、愛しさ





夫婦慕情、その13、愛しさ

私は亜希子さんに嘘をつかせた事に、申し訳ない気持ちでした。

ただ、それでも私達の求め合う気持ちには変わりはありませんでした。

亜希子さんの店に食事に行っては、硬貨を表に並べて、

亜希子さんに手渡しました。

店の手伝いを辞める時、私が会いたい時は、代金の硬貨を表にして渡す…

そして亜希子さんがokなら、お釣りの硬貨を表にして渡す…

と決めていたのです。

今、思うと、なんと子供じみた約束事だったと、懐かしく想い出します。

亜希子さんは、毎日のように私が硬貨を表にして渡すと、

目を丸くして、受け取りました……

その目は…(また今日も?)と言っているのがわかりました。

(はい…ありがとうございます)…

亜希子さんは、ニコニコ笑って私にお釣りを渡してくれました。

もちろん表にしてです。

亜希子さんが硬貨を裏にして私に渡す時は、ほとんど生理の時でした。

寮に帰って、出かける時は、私は同室の先輩に…

{彼女に会って来ます…ちょっと遅くなると思いますから…}

と言って出ました。


先輩は"お前、最近毎日じゃないか…仕事に遅れるなよ…"と、

亜希子さんと会うとは疑っていませんでした。

口から出任せの、架空の彼女と会うと信じているようでした。

私は亜希子さんの店に行く道を、いつも通る道を避け、

少し遠回りして、行きました。

暗くなった店の戸を、素早く開け、 入ると、

直ぐに鍵をかけて二階に上がったのです。

部屋の引き戸を開けると、

亜希子さんが私の首に両手を回して、キスをしてくれるのです。

これは、ほとんど 毎回のことでした。

お互いの口を合わせながら、舌を絡め合いました。

それが終わると、テーブルに並んで座り、

その日一日の出来事をどちらからと

もなく話すのですが、それも長くは続きません。

若い私が、直ぐに亜希子さんの体をまさぐるからです。

(まだ…話が終わってないでしょ)

亜希子さんはそう言いますが、私の好きにさせてくれました。

私の数少ない女性経験ですが、

亜希子さんの乳房の柔らかさと白さは、

滅多にいないと思います。

先輩達が"白蛇"と例えたように、

亜希子さんの体は私にまとわり付き、締め付けました。

この頃には部屋を明るくして、

亜希子さんは体を見せてもくれました。

暗い中でするSexは、里治さんとのSexでは当たり前のことで、

里治さんしか知らない亜希子さんは、

Sexは暗い中でするものと思っていたそうです。

私が亜希子さんの体を明るい所で見たいと言った時には、

戸惑ったそうです。

(恥ずかしい…恥ずかしい…)

両手で顔を覆って言う亜希子さんの体を、

私は半ば強引に広げて見ました。

夢にまでみた女性器でしたから、何もかも新鮮でした。

今思うと、亜希子さんの女性器は、

元々が色白のせいか、着色も薄く、本当に薄い…

ベージュ色の少し濃いめだったように思います。

そこを、指で開くと、ピンク色の秘肉が表れ、

小さな穴が見えたのです。

私は感動しました…ここに入ったんだ…

私は自然に口をつけました。

亜希子さんは声を上げ、体がクネクネと動きました。

それまでは、暗い中でしていたSexでしたから、

目の前で白い体がくねる光景に私は、

強い興奮に包まれました。

亜希子さんの手が私の頭を掻きむしるように動き始めると…

私は亜希子さんの女性器に口をつけたまま、

ズボンを脱ぎ、パンツを脱ぎ捨てました。

(きて…龍ちゃん…きて)

亜希子さんは小さく言いました。

私は勃起した先を亜希子さんの小さな穴にあてがい、

少しずつ目で確かめながら入れていきました。

亜希子さんに入ってゆく…

興奮と感動に私は亜希子さんにしがみつきました。

亜希子さんも下から両手で私を抱きしめてくれます。

無茶苦茶に腰をぶつけ、亜希子さんも声を上げました。

最後の瞬間、私の中から、突き上げる快感が襲い、

亜希子さんの中に、

私の魂までもが抜き取られるように感じました。

二人の荒い息遣いだけが聞こえました。

愛おしい…私の体の下で、

亜希子さんの心臓の鼓動がわかりました。

口を重ね、亜希子さんの髪を撫でました。

二人の鼓動がおさまるまで私達は抱き合いました。




夫婦慕情、その12、噂が巡り里治さんのご両親の耳に





夫婦慕情、その12、噂が巡り里治さんのご両親の耳に

亜希子さんも、まさか里治さんのご両親にまでこの噂が届いていたとは

夢にも思っていませんでした。

一番知られてはいけないお二人でした。

最初に電話をしてきたのは、亜希子さんのお母さんからでした。

"亜希子…ちょっと聞き辛いんだけど…お前…里治さん以外に…

好きな男でもいるのかい?"

そんな電話だったそうです。

もちろん亜希子さんは否定を繰り返したそうですが…

"義姉が葬式の時、お前の店の近所の人が言ってたって言うんだよ"

亜希子さんが言うには、

義母が亜希子さんには、里治さん以外に男がいると近所の人が言ったのを

聞いたと言っているらしいのです。

しかも、里治さんが入院しているのをいいことに、

若い男を引っ張り込んでいると言ったらしいのです。

まったく嘘とは言えない義母の電話でした。

亜希子さんのお母さんは、

"義姉が、そんな所に里治のお骨は置いておけないから、

田舎に連れて帰る"と言ってるのよ…とも言いました。

亜希子さんは、お母さんに…(その若い男って、里治さんが可愛がってた子で、

病気がわかってから、お店を手伝ってくれた木下君のことよ…

私が病院に行けたのも彼のお陰なのよ…)

"お店で会った子のことかい?"

亜希子さんのご両親が葬儀に上京されたとき、私はご挨拶をしました。

(そうよ…確かに木下君が遅くなった事はあったけど、それは、経理のこととか、

里治さんの病状を話していただけなのよ)

亜希子さんは必死に嘘をついたそうです。

"それは亜希子が悪いわよ…何もないにしても、お前だってまだ若いのに、

旦那の留守中に若い男と夜遅くまで一緒にいたら、世間は疑うわよ"

(うん…それは反省してる…だからもう辞めてもらったわ…でもね私、

木下君にはお給料も払ってないのよ…

むしろ、木下君は実家から送ってきた野菜なんか、いつももってきてくれていたの…)

"そう…その子にも悪いことしちゃったねえ"

お母さんは亜希子さんの嘘を信じてくれたそうです。

しかし、お母さんが信じてくれたことで、かえって里治さんの

ご両親とぶつかる事になってしまったのです。





私の妻は、その25、妻はまん毛を剃られる

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私の妻は、その25、妻はまん毛を剃られる

神戸の出張が終わり、新幹線で東京に向かっている私…

妻から「下着を外していいか?」とメールがありました。

今、妻はミニスカートにノーパンで、きっといやらしい気分に

なって新宿の人混みを歩いているに違いない…

私は遠隔露出プレーをしている気分になりました。

「誰か見てる?」とか、「どんな気分?」

「お尻振って歩いてみ?」

「カーディガンを脱いでみて…」とメールをしましたが、

妻からはメールの返信はありませんでした。

私は思わず新幹線の車内で「なんだよ…」と言ってしまいました。

かなり時間が経って、私のエロい気分がら心配に替わる頃、

妻からやっとメールがきました。

「無事に店についた。そりゃドキドキしたよ。

見てる人がいるかなんて、そんなの確認する余裕はなかったよ。

ホストとかが、話し掛けてきて怖かった。

頑張ってカーディガンは着なかったよ。

エロいでしょ?(笑)店はまだT君と常連の単独男性のBさんと、

私の頭の中では、今は店がどうなっているか?とか、

T君と妻がどうしているか?より、妻が新宿の雑踏を、

エロい姿で歩いた…という方が今は興味がありました。

その時はまだ初夏でしたので、まだ薄着で歩いている人は少なく…

それだけでもかなり目立っていたはず。

日頃、妻は目立つことは嫌いなのに…

妻はノーブラで乳房を揺れさせて、

透けた乳首は勃起してさらに目立っていたのだろうか?

あのタイトスカートは、歩く度にズリ上がってくるので、

妻は途中で何度も立ち止まって直したり、周りを気にして、

真っ赤な顔でスカートを手で上がってくるの抑えながら

歩いていたのだろうか?

自分では気づかない後ろからは、

ノーパンのお尻が出ていたのではないか?

それを男達から見られていたのではないか?

実際にあのスカートで歩いた妻は後ろの下からパンツが

出ていましたが、

気がつかないで歩いていました。

妄想でいっぱいになりました。

さらに、私は移動中で暇だというのもあり、

妻にまた何度もメールをしましたが、妻からの連絡は、

途中、1回だけ「今は皆で話をしている…」

と一言だけのメールのみでした。

私はムカッとしました。

時間の経過ともに、今度は店での妻の様子が気になってきて、

居ても立ってもいられない気分になりました。

私は…

今は新横浜駅。もうすぐ東京だよ。

やっと東京駅に着いた。

今から乗り換えをする。

新宿に着いた。

と、途中の過程を意味もなく何度もメールしました。

妻の返信を期待していましたが、

着信音が鳴らない携帯を投げたくなる気分にもなりました(笑)

私は新宿駅に着き、汗をかきながら、小走りで店に向かいました。

後で冷静に考えれば、ここを数時間前に、

あの姿で妻が羞恥に耐えながら歩いていた…

これだけ人がいれば妻のおかしな態度に気が付いた人もいたのでは?

などと考えれば、エロな気分も楽しめたのでしょうが、

私にはこの時には既に一刻も早く店に着きたいと思い、

そんな余裕は一切ありませんでした。

私はやっと雑居ビルの中の店のドアの前に着きました。

急いで走ってきたとは思われたくないので、

汗をふき、呼吸を整えて、インターフォンを押しました。

マスターがドアを開けて、「皆待ってますよ…」と言いました。

中からはガヤガヤと声が聞こえてきて、

靴の多さからも、かなり人が来ていると思いました。

私は店の中に入っていきました…

すぐに妻の声と思われる喘ぎ声が聞こえてきました。

やっぱり…と思いました。

かなりの人がいて、テーブル席の端のソファーに、

人が集まっていました。

その輪の外で、テーブル席に座わり、

酒を飲んでいた常連のDさんが、

私が来たことに最初に気が付いて、話し掛けてきました。

「翔さんの奥さん、凄いことになってるよ…」と言われました。

私は…「凄いこと?」と言いました。

Dさんは「ずっとあそこでいろんな男の相手をさせられてるよ…」

T君のお別れ会なので、妻はT君と2人で…

はもちろん予想はしていましたし、

もしなにもなければ期待外れな気分になったと思います。

しかし、まさか複数に囲まれて輪姦…とは想定していませんでした。

私の前では流れで何回かは輪姦プレーの経験はありましたが…

なぜこういう流れに?

私はその輪に近寄り、真ん中にいる妻を見ました。

妻はソファーに拘束帯(マジックテープでビリビリと簡単に

手首や足首などを拘束できるもの)

で左右の膝上の太ももをベルトで留められて、

そのベルトを繋ぐ帯を首の後ろに廻されて、

足を開いた状態のまま、

まんぐり返しのような格好をさせられていました。

妻の後ろにはT君が支えるようにしており、

妻の耳元でなにかを囁いています。

別の男性が妻の股間に顔を埋めて、

妻のクリトリスを舐めながら、

お○んこに指を出し入れしていました。

私には、T君が妻の所有者で、

妻はT君に他の男性に貸し出されているように見えました。

妻の口からは

「あっっ~くっ~いや~」と悶えながら…

「○○(妻の名前)のエッチな姿を皆で見てください…」

「お○んこが気持ちいいです…イカせてください」

「○○は皆さんの奴隷です。○○の体を自由にしてください…」

「ちんぽが大好きな淫乱女です…触らせてください」

妻の耳元で呟くT君が、妻に言わせていましたが、

その中には、T君に言われてないことも、

妻は自ら言葉にしていると思える言葉もありました。

妻は目隠しをされていました。

そして首には妻のマイ首輪が…

妻は家から首輪をわざわざ持ってきていました…

T君に首輪をされたいと思ったのでしょうか?

妻は自分から首輪を出してT君に着けてもらったのか?

妻は手は拘束されておらず、

横に座る男性のち○こを握らされていました。

片方の乳首は洗濯バサミで挟まれていて、

洗濯バサミにはローターが固定されていました。

そしてさらに驚くことに、妻はまん毛を剃られていました。

なんて姿に…

私の表現力がないので、イメージできるかわかりませんが、

これを読んでる皆さんの奥さんがこんなことをされていたら、

皆さんはどうしますか?

まん毛はいつ剃られた?ここで?

自分で剃ってきた?私は混乱しました。

ハプニングバーで遊び始めた頃は、

よく妻の行動に衝撃を受けましたが、最近はあまりなく、

久しぶりに大きな衝撃を受けました。

私はなんて妻に声を掛けようか暫く悩んでしまいました。

T君が私に気がつきました。

T君は妻に「翔さんが来て見てたよ…どうする?

こんな姿にされて…」と妻に言いました。

妻はそれを聞いた途端に「いや~」と絶叫に近い声を出して、

暴れだしましたが、

拘束された体は逃げることが出来ずに、

さらに首を横にいやいやするように降りながら、

「いやいや…止めて、見ないで…」と言いながら、

体をガクガクさせて、エクスタシィーに達したようでした。

私は、さっきまでは、やり過ぎじゃねえか?と思って、

止めようかとさえ思っていました。

ただ今は、私のいないとこで、

こんな変態奴隷女にされてしまった妻への怒りと、

周りの男性の目を意識したのもあり、

私のS魂に火がつきました。

本当の所有者が来たぞ…とアピールするように、

妻の横に座わる男性を退けて、私は妻の横に腰を下ろしました。

目隠しを外し、「ずいぶん虐められたみたいだね。

こんなに感じていやらしい女だ…」

と妻を詰るような言葉を発しました。

妻はなにも言わずに私を見ていました。

妻の顔はMモードになると、無表情というか、

思い詰めた顔になるので、すぐに分かります。

まさに今、その顔をしています。

こうなると、なにをされても、

M女として男を喜ぶことをしようとします。

まん毛を剃らせるくらいは相手が望めばされるだろうと思いました。

妻が家から首輪を持ってきたのも、ミニスカートに着替えて、

下着を外したのも、妻は今日の朝から奴隷モードに

なっていたんだと思いました。

そして私は…「なにこれ?」と

妻のツルツルになった下腹部を撫でて、

妻に聞きました。

妻「…」

私は言葉責めを続けることにしました。

私が言葉責めを始めると、T君は気を利かせたのか、

妻から離れて、横にずれました。

私はそこに置いてあったバイブをT君に渡しました。

T君は意味を理解したようで、妻の下半身側に廻り、

妻のま○んこにバイブを出し入れを始めました。

私はさらに妻の耳元により、妻の耳に息がかかるように囁きました。

「まん毛が無くなって、お○んこが皆の前で丸見えだよ。

バイブが出し入れされているのが、よく見えるよ」

妻はすぐに喘ぎ始めました。

妻はお○んこは、まん毛を剃られて、

割れ目の周りが肌の色素が沈着して黒ずんでいるのが

はっきりわかりました。

今までは一切気がつかなかったことでした。

私はその黒ずみがいやらしく思えて、

その色が変わる境目の部分を触ってみました。

毛が剃られたその部分は、思ったよりジョリジョリしていないな

…と変なこてを思いました。

私「まん毛がなくなって、いやらしいま○んこになったね。

こんなんで恥ずかしくないの…?」

妻「よく見えるように剃ってもらいました…」

これを聞いて私は妻はまん毛を剃られる時も、

「ま○んこがよく見えるように剃ってください…」

と言わされていたのだと思いました。

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私の妻は、その24、当日はノーパンで行かせます

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私の妻は、その24、当日はノーパンで行かせます

T君に挿入されながら、言葉責めでエロエロにされてしまって、

私の前でT君との約束を言わされた妻…

私達は家に帰り、妻にもう一度、前回の私がいない時に、

どんな約束をT君に言わされたかを妻から聞き出しました。

妻は最初は忘れたとか、

あくまでもプレーの中で言わされたお遊びの約束だから…

と言いたがらなかったのですが、

私が突き詰めていくと、ポツリポツリと言いました。

内容は…

T君のペット(奴隷)になり、いつでも呼び出される性処理専用女になる。

SMホテルに一緒に行く。

そのホテルではドアを開けたままでプレーをする。

部屋に入ってきた人に、なにも拒否はしない。

※後で知りましたが、都内の一等地にある、

私も名前を知っている有名なSM専用のホテルでは、

ドアにスリッパを挟んでおくと、

他の部屋の人が自由に部屋に入ってよいという

暗黙の了解があるそうですが…?

事実は知りません。ホントですかね?

剃毛

会いに行くときは必ずノーブラ、ノーパンでまたは、

股に縄を通して行く。

アナル処女を捧げる

(アナルに指を入れられて約束させられたらしいです)

などなど、あらゆることを約束させられていました。

ただ、私は妻からこの話を聞いて、

疑問に思ったことがありました。

プレー中の言葉責めにしては、

ホテルのドアを開けておくとか、内容が細か過ぎる?

妻にその疑問をぶつけると、妻は、「SMホテルはプレー前に会話していて、

T君が行ったことがあるって言っていて、

盛り上がって、行ってみたいと話をしていた」

と白状しました。

私「じゃぁ~この約束は、

T君との会話の中で約束をさせられていて、

プレー中に言葉責めで言わされた約束ではないんだね?」

妻「そうだけど…会話の時は、約束っていうか、

T君がSMホテルに行ってみたいと言っていて、話を合わせて、

私も行ってみたいと言っただけ。そしたら、一

緒に行こうと誘われて…それを言葉責めで言わされただけだよ」

私「まさか、連絡先とかは教えてない?」

妻「それはない。それだけは絶対にしない。

聞かれてもないし、聞かれても教えない…」

私はそれだけが心配でした。でも、妻を信用することにしました。

これを読んで貰っている男性の皆さんには

理解できると思いますが…

私はこの話で非情に不愉快な思いをしました。

しかし、恥ずかしい話ですが、

一方で妻がT君にSMホテルに連れていかれ、奴隷として調教されて

いく姿を妄想して、妻のいない時にオナニーを何度もしました…

やばい…妻には内緒にしてた。妻がこれを読んだら、

ばれてしまう(^^;まぁいいか…

その後も、妻とハプニングバーにいき、

何度かT君に会いました。

妻はT君とハプることもありましたが、話しだけで終わったり、

T君とはハプらないで、他の男性と絡んだりしていました。

特に心配するような感じではなく、

私が神経質になっていたんだと思うようになりました。

そして、どちらかと言えば、

妻より私の方がT君とは親しくなりました。

T君とはある話題の中で、

エロ系のソーシャルネットワークで友人となり、

たまにメールをする仲になっていました。

まぁ~これは正直言えば、

最初はT君に牽制の意味も私の中にありました。

ただ、いろいろ話をしていると、T

君は若く独身でしたが、若い割りには、

ただ射精をしたいと言う気持ちより、相手の女性を喜ばしたい、

女性が興奮して満足感を与えることができれば、自分は満足である

…というエロオヤジみたいな考えを持っていました。

若いので暴走する心配はありましたが、

私の寝盗られ願望の微妙な心理も理解してくれました。

そして、3ヶ月くらい過ぎて、私達夫婦の間でも、

T君の話が減ったころ、T君が転勤で地方に行くと聞きました。

そのハプニングバーで、常連になっていたT君が、

最後に来る日に、お別れ会をイベントとして、

店でやることになりました。

ただ、その日は私は神戸に出張が入っていて、

新幹線の終電近くで帰ってくる予定でした。

私はT君にメールをして、事情を説明し、

その日は行けない…と伝えました。

T君は残念ですが仕方ないですね…

その前に会えたら会いましょう…と返事がきました。

妻はT君に会いたいようでしたので、私

がお別れ会の日は出張だから…

その前に一度T君に会いにいこうよ…と妻に言いいました。

そしてお別れ会の3日前にT君が店に行くと言うので、

私達もその日にT君に会いにいくことにしました。

しかし、当日、T君の予定が変更になり、

T君は店に来れなくなり、会うこてが出来ませんでした。

妻はがっかりしていて、

「私に会いたくないんだよ。寂しいね…」

と言っていて、悲しそうでした。

T君から今日のお詫びと、

丁寧な今までのお礼のメッセージが来ていました。

私はそれを妻に見せて、

妻からメッセージを書くようにいいましたが、

妻は書かない…と言い張り、ついに喧嘩になりました。

いじけている妻を見ていたら、私は思わずこう提案をしました。

「俺はなるべく早く帰ってくるけど、

それでも10時過ぎにはなってしまう…一人で先に行ってる?」



「だって…それでまた喧嘩になるの嫌だもん…」



「ならないよ…いいよ。最後だから、

もし、そうなっても(男と絡んでも)文句を言わないと約束するよ…

その代わりに、なにをしても、俺の妻としていてね…」


「ずっといつでも妻だよ…でも、T君のお別れ会で、

いろんな人が来るから、私なんかとは、そんなことにならないよ…」



「それじゃ~つまんないでしょ~?」

私は妻の機嫌を直す為に、わざと明るく言いました。



「つまらないとかではないけど、最後だからね…

そりゃ一発決めたいけどね。まぁ難しいでしょ?(笑)」

妻も笑顔になり、やっと冗談を返してきました。



「だったら、約束守ったよ…と言って、ノーブラ、ノーパンで行って、

T君の前でスカートをいきなり捲って見せたら?(笑)」



「あっはは(笑)そりゃ効くかもね…(笑)でも、そんなことをしたら怒るくせに…」



「怒らないよ…いつもエロい格好でハプニングバーに


行こうと言ってるでしょ?一番短いスカートを穿いて勝負下着でいきな…(笑)」

いつもの二人の馬鹿話しになっていました。

早速私はT君に連絡をしました。

「私は遅れていくことにして、妻を先に行かせます。

妻が約束したSMホテルには行かれませんが、

当日はノーパンで行かせます(笑)」と

、打ち込んでメッセージ送信をしました。

T君から返信が来て、お礼と嬉しいと書いてあり、

妻には「ぜひノーパンで来てください…(^-^)b」

とメッセージが書いてあったので、妻に見せました。

さっきまでメッセージなんて書かないと言っていた妻は、

今度は私の携帯を取り上げて、

自分でメッセージを書き、送る前に私に見せて、

これでいい?と聞きました。

「約束は守ってあげたいけど、旦那が怒るからね…(笑)」

旦那が怒るから…妻の冗談だとはいえ、

妻からのT君へのメッセージに旦那と言う文字があり、

そこに私の存在があるようで、嬉しかったです。

行くことにして良かった…と思いました。

そして、お別れ会の当日、私は神戸に朝早くから向かい、

早く帰れるように、急いで仕事をこなしました。

途中、妻から何度もメールが来ました。

「出掛ける準備で、着替えている…なにを着ていくか悩んでいる」

とメールが来たので

、私は「一番短いスカートを穿いていきな…」

とメールを返しました。

その一番短いスカートとは、

普通の洋服屋さんで、買ったものではなく、

だいぶ前に新横浜の先の地下鉄の駅の近くにあった、

マンションの半地下で、エッチな服ばかりを売っていた、

小さな店にわざわざ行って買ってきた、

超ミニのタイトスカートでした。

妻は背が低いので、穿いてみると、

思ったより短くはなかったのですが、タイトなので、

歩くだけでスカートがずり上がってきてしまい、

年中裾を手で下げないと、パンツが丸見えになりました。

妻は二度と穿かないと怒ったスカートでした(笑)

妻はあのスカートは、店の中ならいいけど、

あれで一人で電車に乗れない…一応持っては行こうかな?

とメールの返信が来ました。

なんだか、とっても楽しそうで、

マジな方な気持ちで少し妬けました。

私は6時には仕事を片付けて、

なんとか7時過ぎの新幹線に乗れそうでした。

妻には11時頃には店に着けそうだよとメールをしました。

妻はすでに新宿にいて、

軽く食事をしてから店に行くと返信がありました。

やっと新幹線に乗り、落ち着くと、妻からメールが来ました。

私はもう店に着いたとメールしてきたかと思い、メールを開くと…

「これから店に向かいます。下着を外して店に行ってもいい?」

と書いてありました。

そこには(笑)マークや絵文字もなく、マジな問いでした。

私はメールで遠隔の露出プレーをしているような気分になり、

エロい気分が一気に増しました。

「マジに聞いてる?いいよ。やってみて。

ノーブラ、ノーパン?ただ危険そうなら止めてね。

上はなに着てるの?でも、

ノーパンだとあの短いスカートは穿けなくなるね…」

とメールしたら、妻からすぐに返信がきました。

「上はピンクのニットのキャミソール。

さすがに一枚だと目立つから、

持ってきたカーデガンを上から羽織るから大丈夫。

下は新宿に来た時にデパートに行って、もう替えてる…」

私の返信

「もう替えてるって、あのミニに?それでノーパンになるの?」

妻「そう。やばい?」

私「もしかして、デパートで、あのミニを穿いて、新宿歩いて、エロくなってない?」

妻「違うよ。馬鹿じゃない?今、トイレで下着外した…」

私「写メ送ってみて…」

妻からの返信には写メが貼付されていました。

トイレの鏡に写った自分の姿を送ってきました。

その写真は…エッチな格好より、妻の顔の方がエロいと思えるほど、

妻の顔はエロい顔になっていました。

私はメールを打つボタンを何度も間違えるほど興奮していました。

何度も間違えてイライラしながら、妻に返信しました。

「すでにエロエロな顔になっているね。濡れてる?」

妻からの返信

「濡れてる…って言ったら喜ぶんでしょ?たぶん濡れてると思う…」

わざわざ「濡れてるっていたら喜ぶんでしょ?」

なんて書いているのが妻らしいのですが、

たぶんでなく、間違いないと私は思いました。

私はスカートを捲って写メを撮って送るようにいいましたが、

妻からは「既に店に向かって歩いているから無理です」

と返信が来て、それから私が「誰か見てる?」とか、

「どんな気分?」とメールをしても、妻の返信はなくなりました。

妻はT君との約束を守り、T君に喜んで欲しくて、

エロくなり、こんな格好をして歩いていたのか、それとも、

私がミニスカートを穿いていくように言ったので、

それを実行しているうちにエロい気持ちになったのか?、

私はどちらでもいいようなことをずっと考えて、

早く東京に着かないかイライラしながら…

車内で勃起をさせていました。

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私の妻は、その23、T君の…奴隷に

私達がその後、その店に行ったのは、

前回から2週間か3週間後になりました…

店に入ると、マスターから心配していた…と言われてしまいました。

さらに、T君が来ているけど大丈夫ですか?と言ってきました。

私はまったく問題ないですよ…と笑い、入店しました。

店内に入るとT君がいました。

T君は私達を見ると立ち上がり、私のところに来ました。

T君

「この前は申し訳ございません…」と頭を下げました。

妻からは、もしT君に会ったら、

気にしないように言ってあげて欲しいと言われていましたし、

私自身も怒りはもうなく、怒るつもりはありませんでした。

それより、妻は前回のことから、

ことあることにT君の話をしており、

妻が気に入っていると思えるT君に興味がありました。

妻はこの場にいない方がいいと思ったのか、

他の知り合いがいる席に行きました。



「妻からは話しは聞いている。誘ったのは妻からだし、

気にしなくて構わない。こちらこそ迷惑をお掛けしました」

T君

「いいえ、私の配慮が足りませんでした…

ずっと私に会って謝りたいと思っていました」と言いました。

ただ、私は妻の体を噛んで傷をつけたのは、

例えもし妻が望んだとしても、やるべきでなかったと思う…

とそれだけはT君に忠告しました。

T君はそれに対しても、

本当に申し訳なかったと言い、さらにT君は…

初めてこの店に来るときに、

たまたま妻が他の男性から責められているのを見て衝撃を受けた…

妻が自分のタイプで、

その時の妻の羞恥の顔が忘れられなくて、

私達と話しを出来る機会を待っていた。

そして、前回奥様が一人で来た時に、他にお客さんも少なくて、

ゆっくり話が出来て嬉しかった。

自分の少し変わった性癖も

理解出来ると言って貰えて舞い上がってしまい、

抑える事が出来なかった。

そんなつもりはなかったけど

ご主人がいない時を狙ったような形になってしまった。

と話をしました。

そしてT君は二度と噛んだりしない。

その性癖は封印しますと私に言いました。

私は…

「ここに来ている人は、皆な変わった性癖の持ち主だから、

別に性癖を隠す必要もない。噛むという行為だって、

お互いが信頼できるパートナーとの間で、

無理矢理でなければ、まったく問題もないし、自由なので、

封印はする必要はない。

ただ、こういう場所では、体に傷をつけたり、

痕が残るようなことは、

基本的にはしない方がいい。ここでの遊びは、

ここで完結できる遊びにしないと駄目だと思う…」

みたいな内容を話をした記憶があります。

その後、T君とは話を続け、女性に対して求めるものや、

好み、考え方で同意できる部分が多数あり、意気投合し、

これからも妻とも私とも仲良くしていこうとなりました。

楽しそうに笑いながら雑談話する私達を見て、

妻が嬉しそうに戻ってきました。

暫く3人で雑談をしていましたが、前回のこともあり、

T君と妻は、さすがに私の前では距離を

取っているような気がしたので、

私は「うちの妻をT君のペットにしてやってくださいね…

その代わりに後で返してね(笑)」っと冗談を言って、

私は席を立ちました。

私はマスターにゴタゴタさせてしまったことを謝りにいき、

バーカウンターでマスターと話をしながら、

妻とT君の様子を見ていました。

妻とT君は最初はテーブルを挟んで座って話をしていました。

妻に後から聞きましたが、

T君は妻にも迷惑をかけたと、ずっと謝っていたそうです。

そのうちに、妻の方からT君の横に座りました。

最初は神妙な顔をしていた2人ですが、

今は笑顔で話をしていて、妻の笑い声も聞こえてきました。

私は妻のエロい姿を見るがもちろん好きですが、

妻が楽しそうに笑う姿を見るのも好きです。

ここから2人が楽しそうに話す姿を見ていると、

妻が言う、T君につよいSを感じたなんて、

信じられないと思いました。

妻が一度トイレに行って、

飲み物をとりにカウンターに来ました。

私とマスターに向かって

「なにいやらしい話を2人でしてるの?」と言ってきて、

暫く話をしていると、妻が席を外しているうちに、

T君の横には他の女性が座って話をしていました。

それを見た妻は、T君のいる席には戻らず、

私の隣に座りました。

T君と他の女性が話しているのを見ていた妻は、

私にこういいました。

「あの女…T君と私が話していたのを知っているのに、

私が席を外した隙に、ちゃっかり座るなんてあり得ない…

」と、その女に対抗意識剥き出しでした。

私は少し呆れて…

「だったら自分も(T君がいる席に)いけばいいじゃん…」



「うん…」

と言いながらも、そのまま動かずに座っていました。

すこしすると妻が私に小さな声で

「スカートを脱がして…」と言いました。

私は最初は、妻が私にこんなことを言うのは、

今まで考えられなかったので、はぁ?

なにを急に…?って思ったのですが、妻が店で注目を浴びて、

T君の気を引いて、

T君のいる席に戻る切っ掛けにしたいのだと思いました。

私は妻の気持ちを察して、なにも言わずに、

妻をバーカウンターの席から立たせて、

妻のスカートのホックを外して妻のスカートを床に落としました。

妻はわざとらしく「もう!」と、

脱がされて怒ったような声をだしました(^^;

妻はスカートの下はガーターベルトをしていました。

最近の私のお気に入りです。

妻もガーターベルトに男が食いつくことを知っています。

私は妻のシャツも脱がしてしまい、

下着姿にガーターベルトという格好に妻をしました。

知り合いの単独男性から、

「○○ちゃん(妻)こっちに来て…」と

声が掛かりますが、妻は無視をして、

バーカウンターに上半身を載せて、

お尻をテーブル席に向けて、突き出すようにしていたので、

私が妻のパンティーに手をかけて、

Tバックのようにお尻に食い込ませました。

妻は「もう止めてよ…」と言いながら、

私の手を一度握り(私は妻からの、ありがとう…の

サインと受け取りました)食い込むパンティーを直しながら、

私から逃げるようにT君の席に戻っていきました。

妻はT君の横には他の女性が座っていたので、

T君の前に座りました。

恐らく、私に脱がされたので逃げてきた…と

言っているんだと思います(笑)

最初は妻とT君、そして他の女性の3人で話をしていました。

たまに聞こえてくる会話は、下着の話をしているようでした。

妻はたまに自分から積極的になる時があります。

それは他の女性のライバルがいる時です。

妻は自分が気に入っている男性が、

他の女性とツーショットで話をしている時には、

遠慮していくら私がけしかけても、

絶対に割り込んで話をしにいきません。

その代わりに、自分がツーショットの時に

割り込みをしてくる女性がいると、

対抗意識を強く持ちます。

そのうちに、3人で話していたのが、

徐々に妻とT君との会話になり、

ついに他の女性は席を外して、

妻とT君はまたツーショットになりました。

お互いにマッサージをしていると思ったら、

見つめあってキスをしていました。

妻は一端キスを止めると、私のところにきて、

「プレールームに行くから、一緒に来て…」

と言いました。

私は「後で様子を見に行くから、いっておいで…」

と言いました。

妻とT君がプレールームに入っていきました。

暫くすると妻の喘ぎ声が聞こえてきました。

私は冷静を装いながら、

妻の喘ぎ声がどんどん大きくなるのを聞いていました。

私は勃起していました…

我満できずにプレールームに見に行くことにしました。

そっとプレールームに入りました。

T君はすでに妻の上になり腰を振っていましたが、

私がプレールームに入ってきたのに気が付くと、

私の方を見て、腰を降るのを止めました。

私はT君に言いました。

「見てるだけだから、続けて…」

T君の体は筋肉質で絞まった体でした。

T君は激しく腰を降り始め、

妻の乳房を指が食い込むほど鷲掴みにしたり、

腕を頭の上で、手首を掴むようにして、

荒々しく妻を責めていました。

妻はT君の腰の動きに合わすように、

突かれる度に「あっ!あっ!」と連続して声を出していました。

T君が腰の動きをゆっくりにして、妻の口に指を入れました。

妻はいやらしい顔でT君の指を舐めます。

そして…T君は「ご主人が見ているよ…

この前みたいにお願いしてみて…」と妻に言いました。

妻は首を降り、いやいやをしていました。

私は…「ん?なに?」と思いました。

T君は私の前で妻に言葉責めをして、

妻を恥ずかしめるつもりのようでした。

T君
「早く言ってみて…ご主人も聞きたいって言っているよ…」

妻は途切れ途切れに言いました。

「私を…T君の…奴隷に…してください…」

T君「他にもお願いしたことがあるでしょ?」

妻「SMホテルで…いっぱい虐めてください…」

T君「SMホテルではどうやって虐めて欲しいんだっけ?」

妻「…」

T君
「ホテルのドアはどうするんだっけ?」

妻「ドアは…開けたままで…虐めてください…」

さらにいろいろと妻は言わされていました。

妻はアナルはずっとNGでしたが、

この時はついに最後まで私の前では言いませんでしたが、

前回はT君とはアナルプレーもすると約束したみたいでした。

妻は完全にT君のいいなりになっているようで、

私は衝撃を受けました。

T君は縄を使って体の拘束はしていませんが、

妻の気持ちはがっちりと拘束したようでした。


私のジェラシーはマックスに達していました。

妻が取られてしまうのでは?という不安がありました。

ただ、普通ならば私は二度と妻とT君を会わせたくないと

思うのでしょうが、

この時は、妻がさらに変わっていく姿をみたいと

思う気持ちが勝っていました…

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夫婦慕情、その11、世間の目なんてどうでもいい





夫婦慕情、その11、世間の目なんてどうでもいい

私達二人はトボトボと帰路についたのですが、

いつもの亜希子さんと違って、なにか考えているようでした。

(龍ちゃん…私…帰ったら、実家とか、あの人の家に電話するから…)

{うん…そうだね…じゃあ…俺、ここで帰るね}

私達は店の前で別れました。

寮に帰ると、先輩達が部屋で酒盛りの最中でした。

<おっ…色男!>

酔った先輩の一人が、私をからかうように言いました。

{よして下さいよ…そんなんじゃあないんですから}

私はぶっきらぼうに言いました。

[旦那の具合はどうなんだ?]めずらしく仲井さんが、

まともな質問をしてきました。

{見舞いに行ってきたんですが…あまり良くないです…}…と、

今日の様子を話しました。

[そうかあ…じゃあ、あの店は閉めることになるのか?]

私は、仲井さんが多少なりとも心配をしてくれていると思っていました。

{まだ、そんなことまで決まってないと思いますよ…}

と言うと…

[でもよぉ…あの白蛇、まだ三十位だろうよ…

独り身じゃあ身体がもたねぇよ、身体が…]…

私は、店の切り盛りが亜希子さんひとりでは大変だと、

心配してくれている…そう思い込んでいました。

[まあ、あの身体と可愛さだ…回りがほっとかねえか]

と言ったのです。

やっぱり!…仲井さんの話しはお店の心配ではなく、

亜希子さんを酒の肴にしていただけだったのです。

[龍…お前、手伝いに行ってるけど、一回くらいやらせてもらったのか?…]

ニヤニヤ笑いながら仲井さんは私を肴にし始めました。

[なに言ってるんですか…こんな時に!}

<仲井さん、龍は絶対もうやってますって!…

朝方帰って来た時もあるんですから>

同部屋の先輩が、私の朝帰りを知っていました。

{そ・それは、里治さんの病状を聞いてて、

遅くなっただけですよ}

私は慌てました。

[わかってるから、怒るな…

冗談だよ!あんないい女が俺達みてぇな

半端者を相手にするか!…いいからお前も飲め…]

仲井さんのこの一言には、救われました。

仕事終りに一杯飲むのは、当時の私達には楽しみな時間でしたが、

先輩達のエロ話しには正直、馴染めませんでした。

まして、話の肴が亜希子さんに及ぶ時は、許せない思いだったのです。

そして、私が生前の里治さんに会ったこの日から

五日後、里治さんは亡くなられました。

残念ながら、里治さんのご両親が上京された時には、

里治さんは昏睡状態に陥っていたと亜希子さんから聞きました。

慌ただしく葬儀も終り、亜希子さんは、本当にひとり切りになってしまったのです。

それでも亜希子さんは気丈に店を続けました。

店が終り、二階に上がると、疲れ果てた亜希子さんはラジオから流れる

音楽を聴きながらお酒を飲んでいました。

なんとも寂しそうな姿でした…。

(あっ…龍ちゃん、お疲れさま…飲む?…)

亜希子さんはそう言って、そっとコップを出してくれました。

その姿があまりにも、か弱く思えた私は、亜希子さんの差し

出すコップの上から、手を重ねたのです。

(龍ちゃん…私…今…優しくされたら…崩れてしまう…)

そう言う目から涙が溢れました。

ギリギリの思いで店を続けているのは、私にもわかっていました。

{亜希子さん!…俺…ずっと、そばにいるから…}

私は、この時本当にそう思ったのです。

(うん…ありがとう…。でもね龍ちゃん…

龍ちゃんはまだ若いから…世間ではもう噂になってるわ…)

わかっていました…面白可笑しく、好奇の目で私達を噂していることは…

{そんなの関係ないよ…俺は亜希子さんが好きなだけだ…}

(うん…本当は私だってうれしいのよ…でも…

あの人が亡くなって、まだ日にちが…私がいけないのよ…)

{亜希子さん…その言葉はもう言わない約束だよ}

(うん…ごめんね…でも…龍ちゃんを変な目で見られるのはつらいの)

私は世間の目なんてどうでもいい…そう思っていました。




私の妻は、その22、私をSMホテルに連れてって

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私の妻は、その22、私をSMホテルに連れてって

私と2人でいく約束のハプニングバー…

私は仕事の都合で待ち合わせの時間に行かれず、

妻は先に一人でいくことになりました。

そして、私がいないところで、男性とプレーをしてきました。

家に帰ってきてみると…

妻の体には無数のキスマークがありました。

所々にはキスマークよりさらに紫色と赤が混じったような跡がありました。

私は思わず「なにこれ?」と言ってました…

妻は「今、お風呂に入って鏡で見たら、自分でも驚いた…」

そのキスマークはT君につけられたものでした。
さらに妻はT君に肩も噛まれた…と言っていました。

私は「大丈夫なの?これ?痛くなかったの?だいたい

、なにこのキスマーク?俺への挑発?」

妻はさっき車の中では言わなかった話を始めました。

妻がT君と話をしている時に、T君は「店では隠しているんだけど…

縛るとかはあまり出来ないけど、かなり強いSなんです」

と言っていたらしいです。

さらにT君は「こういう店で自分の本性を女性に出すと、

多分出入り禁止になるので抑えている。○○さん(妻)なら

自分のそういう部分を理解してくれそうな気がする」

と言ってきたそうです。

最初、その話を聞いた時には、妻はT君のイメージから信じられなくて、

へぇ~と話を合わせていて、正直「若造が生意気なことを…」

と思っていたそうです。

しかし、実際にプレーしてみると、

この人はかなり強いS性を持っていると思ったらしいです。

プレーが始まるとT君は人が変わったようになり、

妻は髪の毛を掴まれてフェラをさせられたり、手を押さえられて、

肩を噛まれたり、挿入している時には、

ずっと口を手で押さえられていたそうです。

私はその話を聞いて思ったことがあり、妻に聞きました。

「もしかして、スイッチ入った?」

スイッチ入ったとは、妻がMモードになることです。

妻は強いSの男性は目付きや女性の扱い方ですぐに分かる…

と日頃から言っています。

そして妻はそういう男性とプレーをすると、

Mスイッチを入れられてしまうのです。


「スイッチ入れられた…と言ったら怒る?」

妻は上目遣いでエロい顔で私に言ってきました…

妻はすでに私が怒らないと確信した上で聞いてきたと思います。



「ちんことスイッチも入れられたのか?欲張りだな…(笑)」

妻の問いに冗談で返して、私は怒らないことをアピールしました。

私はスイッチを入れられたの…って妻の答えを期待していました。

妻「スイッチ入ったと思う…

プレー中にいやらしい約束をいっぱいさせられた…」

私「なんだよ、いやらしい約束って…?」

妻「プレーの中での話だから本気にしないでよ…?」

私が「しねぇよ…」と怒るように言うと…

「ほらほら…もう嫉妬してる…(笑)」と私をからかいました。



「いいから、なにを約束したんだよ…」



「私をSMホテルに連れていくんだって…(笑)連れていってください…って言わされたよ」



「それと…?」



「俺のペットになれって言われたよ…」



「媚びるように、ペットにしてください…って言ったんでしょ?」



「だって言わないと乳首を思いっきり引っ張られから…ごめんね…

私を檻に閉じ込めて飼いたいとも言ってたよ」

私はその場にはいなかったのですが、

その時の妻の顔の表情や言葉遣いが想像できました…

かなりエロくさせられていたんだと思いました。

私はその話を聞いて、妻が私の知らないとこで

、T君にメス犬のように扱われてしまうのを想像しました。

その怒りを欲情に変えて、妻に首輪をさせて、

四つん這いにさせて、今日は何回逝かされたんだ?

T君にまた虐められたいんだろ?ペットになりたいんだろ?

と、責め立てて、妻の中にたっぶりと射精をしました。

妻とT君はこれだけでは終わりませんでした…

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私の妻は、その21、無数のキスマークが

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私の妻は、その21、無数のキスマークが

ある日のこと、いつものように、私と妻は仕事帰りに待ち合わせをして、

ハプニングバーに行くことにしていました。

その日、妻はある事情で仕事を休んで、

午前中に用事を済ませて、

美容室に行ってから待ち合わせをすると言っていました。

妻との待ち合わせは、たしか19時にしていました。

ところが、私は仕事で緊急の会議が行われるようになってしまいました。

すぐに終わるような会議ではなかったので、遅くなりそうなので、

中止にするか、それとも少し遅れるけど、どこかで待っている?と、

妻にメールをしました。

妻からの返信はありませんでした。

電話もしましたが、妻は電話に出ません…

妻は美容室でメールを見ていなく、

電話にも出ることができませんでした。

結局、会議が始まるまで妻に連絡が取れずに、

会議が始まってしまいました…

待ち合わせ時間が過ぎても会議は長引き終わりません。

待ち合わせ時間を1時間くらい過ぎた頃、

会議がやっと休憩になったので、私は急いで妻に電話をしました。

「ごめん。メール見たでしょ?今どこ?」

「まだ新宿で待ってるんだけど…まだ?もう会社出たの?」

と不機嫌そうな妻の声。

「ごめん。トラブルでまだ会議終わらないんだよ…どうする?」

私はてっきり妻は、だったら帰る…と言うと思っていました。

しかし妻は…

「せっかく美容室にもいったのに…」

とかなり不満げな様子で不機嫌に…

私はその不機嫌さに思わず、

「じゃあ~先に店に行ってる?会議終わり次第に後からいくから…」

と言ってしまいました。

妻はよく冗談で、仕事帰りに単独でハプニングバーに一人で寄ってくるよ…

と言っていました。

一度、こちらも冗談で

「俺がいないとこで、やりまくるつもりなんだろ?」

と言ったら、妻はこう言いました。

「うん(笑)だって、あなたがいない時に、ご主人に内緒で一人で来なよ

…ってよく他の男性に言われるよ」

「はぁ?誰がそんなことを言うんだよ?」

「教えないよぉ~だって教えたらその人に文句言うでしょ…?

社交辞令で言ってくれてるのかもなのに、いちいちそんなんで、

喧嘩なんかされたらたまらないよ」

なんて会話をしていました。確かに喧嘩まではしないでしょうが、

文句は言いたくなりますね。

話を戻します。

妻の不機嫌さに思わず、先に一人で言っていれば?

と言ってしまった私に、妻は…「じゃあ~先に行ってるから、

後から来てね」と言いました。

私は半分マジに「俺がいないとこで遊んだら駄目だからね」

と念を押して電話を切りました…

結局、会議はさらに長引き22時くらいまで掛かってしまいました。

私は会社の車を借りて帰ることにしました。

急いで新宿に車で迎い、妻に途中で電話をしました。

しかし妻は電話に出ません…

(今はハプニングバーの店内で携帯を使うこと

は禁止されている店がほとんどですが、当時はあまり厳しくなかった…)

そうこうしているうちに新宿についてしまいました

。時間は23時を過ぎていました。

私はこの時間ならば、もう店に顔を出さないで、

妻を拾って帰ろうと思いました。有料駐車場に車を停めて、

歩くのも面倒だし、

一度顔を出したらすぐに帰れなくなると思いましたので…

しかし、いくら妻に連絡しても、

妻からは電話もメールの返信もありませんでした。

私は会員証に書いてある店の電話に電話をしました…

マスターが電話に出ました。

「○○ですけど、うちの妻がいると思うのですが…

呼んでもらえますか?」

暫く保留にされて、待たされましたが、マスターが電話に出て、

「奥さん、今、電話に出れないから、電話出来るようになったら、

すぐに折り返し携帯に電話をする…って言ってます」

と言われて、電話を切りました。


はぁ?電話に出れない?なにをしているのか?

それって…?

暫くすると妻から電話があり、

私が「今、下の道路で車を停めて待ってるんだけど…?」

と、思いきり不機嫌な声でいいました。

妻は「ごめん。今すぐいく…」

と言いましたが、それからさらに20分くらい待たされたました。

マスターの「電話に出れない…」

の発言が気になって、イライラがピークになりました。

電話に出れないって?なにをしていた…?って気分でした。

妻が雑居ビルから出て、こちらへ小走りでやってきました。車に乗ると…



「ごめんなさい…」


「なにがごめんなない?

待たせたこと?それとも他に謝らないといけないことがあるの?」

と嫌味たっぷりと聞きました。


「だから、ごめんって…すぐに店を出られなかったの…」


「なんで??なんですぐに電話に出れなかったの?

いったいなにをしていたの?」

妻「……仕方なかったの。でも、

最初からそんなに怒っていたら話しなんて出来ないよ…」

普段は妻になにを言われても怒らない私が、

かなり不機嫌なので、妻もやばい…と思ったようでした。



「わかった。冷静に聞くから、なにがあったか…ちゃんと説明して」

妻が言うには…

店に着くと、男が3人と女が1人いて

、最初は5人で一緒に話をしていたらしいです。

そのうちに、私も何度か会って話をしたことがあるT君と、

初めてツーショットで会話になったそうです。

T君は最近頻繁に店にくるようになった、妻より2歳下の礼儀正しく、

清潔な感じがする男性で、女性にもモテるという印象がありました。

そのT君と隣に座って話をしていたら、ご主人は?と聞かれて、

今日は後からくると言ったら、T君から「ご主人来たら、

私とハプらして貰えるように頼みたい…」と言われた。

そんな話をしていたら、T君と顔見知りの単独の女性が、2

人で話しているところに割り込んできて、T君にプレールームにいこうよ…

と誘っていて、妻はなにこの女…と、ムッとしたそうです。

しかし、T君は、今は話をしてるから…と断ったの事でした。

妻も女性…嬉しかったんだと思いました。

その後、私が来るのを待っていたが、私が来ない…

そして、T君は終電で帰ると言っていて、タイムリミットまで1時間…

T君は「今度、御主人がいる時に…」と言っていたらしいです。

妻はT君はさっきの女性とハプるチャンスがあったのに

、断ってまで待って貰ったのに、このまま帰らせるのは申し訳ない…

という気分になり、妻からプレールームに誘ったらしのです

。T君は「旦那さんは大丈夫?もう来るのでは?」

と気にしていたらしいのですが、

妻がちゃんと説明するから大丈夫と言いながら

プレールームに移動したらしいのです。

タイミングが悪く、そのプレー中に私が仕事帰りに

電話をしていたみたいです。そしてプレーが終わり、

2人でまだ裸でイチャイチャしていたら、私から電話だよ…

とマスターから呼び出されたとの事でした。


私は、他の男性とプレーをしたより、終わった後のイチャイチャしてた

…に強く嫉妬しました。

その時は私は既に店の下で妻を待っていたというのもありましたし


確かに私はこの時には、妻が男性と2人でプレールームで

普通にプレーをするのは、

見ていてもあまり刺激的ではなくなってきていて、

見なかったりすることもありました。

ただ、それと今回の件は妻にとっては

たいした違いがないかもしれませんが、

私にとっては大きく違います。

私は冷静に話を聞くからと言いましたが、

帰りの車でその話を聞くと、感情的になり、

私の悔しい思いや、腹立たしい気持ちを伝えました。

いつもなら、私が怒ると、

いつの間にか逆ギレされて立場が逆転するのですが…

(笑)今回は妻は「私がもう少し考えて行動すればよかった…

ごめんなさい」と素直に謝るので

、いつまでもやってしまった事を怒っていても仕方なく

、妻に私の気持ちも理解して貰えたようなので、

妻を許すことにしました。

ただ、妻を許す気持ちになると、次はT君に腹が立ってきました…

妻は「T君はずっとあなたを気にしていたのを、

私が誘ったんだから、

T君には責任はない。T君には怒らないで…」と言っていました。

後で聞きましたが、私から電話があり、

妻が急に血相を変えて帰っていったので、妻が帰った後の店内では、

私達夫婦がヤバイことになるのでは?と言う話しになり

、T君も結局、気になって終電を逃して帰れなくなったそうです。

私達は家に帰り、私の嫉妬の怒りの気持ちは、いつの間にか、

妻が私のいないところで、他の男性とセックスをしてきた

…と言うエロな気持ちを変わりました。

他の男性に抱かれてきた妻を、私はどんなことをしてきたのか、

妻に言わせながらエッチをしようと思い、

妻を抱き寄せて、服を脱がそうとすると、妻がなにか様子が変でした。

妻は「今日するの?」と私に聞きました。

私は「したくないの?」と聞いたところ…

妻は「実は…」

と言いながら、自分で服のボタンを外して前を開くと…

妻の体には無数のキスマークがありました。

所々にはキスマークよりさらに紫色と赤が混じったような跡がありました。

私は思わず「なにこれ?」と言ってました…

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里治さんの病状は、日増しに悪くなっていました。

毎日、亜希子さんから状況は聞いていましたが、

一喜一憂の時期から、徐々に意識の混濁がみえ始めていたのです。

シーンとした病室の中で、突然「伏せろ!地震だ!伏せろ!」

と叫び出したりするの…と、

亜希子さんは涙ながらに話してくれたことがあります。

そんな時、亜希子さんは里治さんの頭を抱きかかえ

(大丈夫よ!…ここまで津波はこないわよ!)と

母親のように庇うのだそうです。

そんな状況を聞くと、私は胸が締め付けられる思いがしました。

日曜日をいつものように早じまいにして、

私は、亜希子さんと二人、病院に向かいました。

病室に向かう途中、亜希子さんは看護婦に呼び止められ

、話し込んでいました。

私は、病室の前で亜希子さんが来るのを待っていると、

走りに近づいた亜希子さんは…

(身内の人に知らせておいた方がいいって…)

そう言って病室に入って行きました。

私も病室に入ると、里治さんは、目は、開けているものの、

力無く、ボーっとしていました。

(あなた!わ・た・し!…亜希子よ!…わかる?)

亜希子さんは里治さんの顔の前に、

自分の顔を近付けて大きい声で話しかけました。

すると里治さんは、無言でコクり、コクりとうなずきました。

(あなた!龍ちゃんが来てくれたわよ!)

私も亜希子さんと同じように、里治さんに顔を近付け…

{里治さん!…お!れ!…キ!ノ!シ!タ!…わかる?}

と声をかけてみました。

里治さんは、私の顔をジィーと見つめていましたが、

その目は黄色く、濁っていました。

「龍ちゃんか…」

ぽつりと…一言…言ってくれたのです。

{そうだよ!里治さん!龍一だよ!}

ただ無言でうなづく里治さんでしたが…

「もう…いいよなあ…」と言ったのです。

私は、里治さんの言葉を、心の中で繰り返しました…

「もう…いいよなあ…?」

一気に涙が溢れてきました…苦しいのです…

里治さんは苦しいんだ!…そう思ったのです。

黄疸がすすみ、腹はパンパンに膨れ上がった里治さんは、

苦しくて「もういいよなあ…」と言っている…

しかし…私には応えが見つかりませんでした…。

{頑張って!}とも、{もういいよ}とも言えるはずもありません…。

{俺…もう一回、里治さんと釣りに行きたいなあ}

と言うのが精一杯でした…

すると、里治さんは突然、亜希子さんに向かって…

「亜希子…田舎に帰ろう…」と言い出したのです。

(え?…田舎?…)

「お袋がな…帰ってこいって…言ってたんだ…」

亜希子さんは、里治さんの言葉にうなずき…

(お母さんがそう言ったの?…じゃあ帰らなきゃあね…

お母さんに会いたいの?)

そう言った亜希子さんの目から涙が溢れました…。

「お袋…早く…帰ってやらなきゃあ…亜希子…切符…買ったか?…」

(切符?……ああ…買ったわよ…大丈夫よ…心配しないで…

お母さんに会いに帰ろうね…)

亜希子さんは涙をポロポロと流しながら、

里治さんの顔を拭いてあげました。

里治さんは、亜希子さんの言葉に満足したのか、

それっきり口を開かなかったのです。

私が生前の里治さんを見た最後の日になりました…合掌。

(明日…またお腹の水を抜くんだって…)

ベッドの横にある椅子に座った亜希子さんは、

里治さんのお腹を撫でながら言いました。

{抜いたら少しは楽になるんだよね?}

(うん…){お母さんの夢…見てたんだね}…(…お母さんっ子だから…)

私の想像を超える病状でした。

私達二人はトボトボと帰路についたのですが、

いつもの亜希子さんと違って、なにか考えているようでした。

(龍ちゃん…私…帰ったら、実家とか、あの人の家に電話するから…)

{うん…そうだね…じゃあ…俺、ここで帰るね}

私達は店の前で別れました。




夫婦慕情、その9、 好きだって言われたの始めてよ





夫婦慕情、その9、 好きだって言われたの始めてよ、

会社の仕事を終え、寮の風呂に入る頃には、

里治さんを裏切ってしまった重圧に、

押し潰されそうになっていました。

店に入ると、すでに客が入っており、

亜希子さんは忙しく働いていました。

いつものように、亜希子さんは軽く微笑み、

両目を閉じて挨拶を交わしてくれました。

私は二階に駆け上がり、白衣に着替えたのですが…

今朝まで、この部屋で亜希子さんを抱いていた…

信じられない思いでした。

下に降りて、仕事が始まると、いつものように手伝ったのですが、

気分はまったく違いました。

亜希子さんのエプロンの下に隠された柔らかい身体を、

俺は知っている!…そんな思いだったのでしょう。

{里治さん…今朝はどうでした?}

(うん…水を抜いて、それを濃縮して、またお腹に戻すんだって…)

{濃縮して…戻すの?}

(そうみたい…お腹に溜まる水って、栄養なんだって…)

仕事の合間、合間に交わす話しで、要領を得ませんでした。

{亜希子さん…これからは、もうちょっと早めに病院に行けば?…

あとは俺がやるから}

(ありがとう…)

病院の先生から、里治さんが末期と聞かされ、

私は少しでも亜希子さんをそばに

居させてあげたかったのです。

ちょっと客が途絶えた時、

亜希子さんに病院へ行くことをすすめました。

(じゃあ、龍ちゃんに甘えて、行ってくるね…)

{うん、いってらっしゃい…}

亜希子さんはエプロンを脱ぎながら二階に上がろうとして…

(あっ…そうだ…龍ちゃん、これ…)

そう言って、エプロンのポケットから取り出したのは、

私が亜希子さんに買った"ミッチーバンド"でした。

{あ…それ…亜希子さんに買って…忘れてた…どこにあったの?}

(二階…テーブルの下…)

{あ…そうか…}

暗い部屋の中で、置いたことさえ忘れていました。

(ウフッ…ありがとう…)

亜希子さんは、照れ臭そうに二階に上がって行きました。

そして、着替えを済まして降りてきた時には、亜希子さんの黒髪には、

それが留められていました。

私は咄嗟に亜希子さんに近づき…

{亜希子さん…それ、病院にして行くの?…

里治さんに…俺からもらったって言っちゃあ…}

(似合ってる?…言っちゃあいけない?…)

私は…私が亜希子さんを好きな事を里治さんは

気付いているのではないか?と、

ずっと心配していました。

(大丈夫よ…病院に着いたら外すから…)

そう言って、亜希子さんは病院へ向かいました。

亜希子さんが帰って来たのは10時少し前でした。

店の方も、あらかた片付けも終わっていました。

(ただいまー。ごめんねぇ…)

やはり疲れた声でした。

(お帰りなさい…どうでした?)

二人で二階へ上がりながら、話しました。

(うん…お腹がペッタンコになっててね…"楽"そうだったわ…

久しぶりに機嫌が良かったのよ…)

部屋に入って、テーブルをはさんで座りました.

{良かったねぇ}

(ウフッ…龍ちゃんの好きな娘って女子高生なんだって?…)

{えッ?!なに?女子高生?…}

(うふふ…だって、あの人が言ってたわよ

、龍ちゃんの好きな娘って女子高生らしぞって)

そうだった!…里治さんの質問攻めから、亜希子さんを好きだと

気づかれないために、里治さんには女子高生だと言ったんだ…。

{あッ…そ・・それは…}

(ふふふ…聞いたわ。あの人が龍ちゃんに、カマかけたんでしょ?)

{だって…里治さんが、俺の好きな娘って、年上だろ?とか、

好きだって告白できない相手じゃないのか?とか言うから…}

(あはッ…)

{言えるわけないじゃない……}

(うん…あの人も言ってたの…カマかけたけど…

龍ちゃん、口を割らなかったって…うふふ…)

{口を割るって…それって、俺が亜希子さんを好きだって…

里治さん…気づいてたの?}

(どうだろう?…何となく、そう思ってたのかも知れないわ…

まえ…ね…あの人が…龍ちゃんが好きな娘って、

お前のことじゃないのか?って言ったことがあったの…)

(龍ちゃんが、ほとんど毎日、お店に来るようになった頃かなあ…)

その頃の私は、亜希子さんに淡い憧れをもって店に通っていた時期です。

{里治さん…今も疑ってるのかなあ…}

(今は…そんなことないわよ…気にしないでね…)

{でも…俺…里治さんを裏切ったんだよ…}

この一言が、亜希子さんを傷つけたのです…

(そんなことない…昨日は、私が悪かったの……でも、もうやめよう…)

私が一番、怖かった言葉を、亜希子さんは口にしたのです。

{嫌だよ!…俺…嫌だ!…}

私は、後ろから亜希子さんを抱きしめました。

(ちょっと待って…龍ちゃん…ちょっと待って…)

亜希子さんは、抱きしめる私の腕から逃れるように、身体をひねりました。

(龍ちゃん!…話しを聞いて!…)

思いがけない亜希子さんの強い口調に、私はからめた腕を離しました。

ぼうぜんと立ち尽くす私に、亜希子さんは、疲れた声で言いました。

(龍ちゃん…座って…)

亜希子さんは、座って、しばらく、黙っていました…。そして…

(昨日のことは…私が悪かったの…だから…

龍ちゃんは、あの人を裏切ったなんて…思わないで…。

裏切ったのは…私…私なんだから…)

亜希子さんは、そう言うと、シクシクと泣き出したのです。

亜希子さんは…昨夜のことを、すべて自分の責任にしようとしている…

私はそう感じました…。

私が{里治さんを裏切った}と言った言葉が、

亜希子さんを追い詰めたのだと感じたのです。

{ごめん…亜希子さん…苦しいのは…亜希子さんが一番苦しんでるのに…ごめん}

(うぅん…私が悪いの…あの人が、こんな時に…うぅぅぅ…)

亜希子さんは顔を覆って泣きました…。そして…

(でも…うれしかったなあ……

私ね…男の人に、好きだって言われたの始めてだった……

あの人と一緒になった時も、両親に言われたからなの…

お兄ちゃんみたいな存在だったから…)

私は里治さんの言葉を思い出していました…。

亜希子さんと結婚する前、里治さんに好きな人がいたことです。

(龍ちゃんが…ずっと前から、私を好きだったって言ってくれて…

うれしかったの)

昨夜のことがよみがえりました…。

里治さんが永くないと医者から告げられ、

亜希子さんは私の背中で泣いた…。

受け止めたはずの私が、里治さんを裏切った!と、うなだれたら…

自分の馬鹿さ加減を悔やみました。

私はテーブルに泣き臥せる亜希子さんを後ろから抱きしめました.

{ごめん…亜希子さん、ごめん…俺…もう、裏切ったなんて思わないよ…

俺は…亜希子さんが好きなだけ…それで…いいよね?…}

私の目からも涙が溢れていました。

亜希子さんは、私に身体を預けたまま…(うん…うん)と、うなづくだけでした。

私は、亜希子さんの唇を吸い、白い乳房に顔をうずめ、

泣きながら亜希子さんを抱いたのです。






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