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家内の彼氏、その8、二回も着替えたのか、着替えなければならないようなことがあったのか



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家内の彼氏、その8、二回も着替えたのか、着替えなければならないようなことがあったのか


平均以上…何を持って平均というのか、それは誰にもわからないことですが、
感覚的に平均以上と思ったのでしょう。
「今まで付き合った女性はいたんだろ?」
「ええ、僕も32ですから、そんなに多くないですけど…三人ぐらいです」
川島君はやや言いにくそうでしたが答えました。
「普通に…付き合っていたんだろ?」
「ええ、まあそうなんですけど…あまりいい思い出なくて」
私は川島君に悪いと思いつつも根掘り葉掘り聞いてしまいました。
「いい思い出ないって…どういうことなんだい、あまり女運がよくなかったのかな?(笑)」
ちょっと真面目に聞きすぎたように思えましたので、茶化し気味に尋ねましたが、
川島君は笑いませんでした。
「あまり長続きしないんです。せっかく仲良くなって深い関係になってもすぐ終わっちゃうんです」
「どういうことなんだい?それは…」
「経験のない女性はどうしても痛がってダメなんです。
経験のある女性でも結構きついらしくて。だから女性と長い間親しく付き合った思い出って
ないんです」
話を聞いているだけでも、川島君のものがかなり大きいものであることは想像できました。
僕も男ですから、友人とかに誘われて風俗も何度か行ったことあるんですけど、
風俗関係の女性には結構ウケがよくて…ソープの女性に真剣に付き合って欲しいって
言われたこともあるんです。もちろん付き合ようなことはなかったですけど」
素人の女性は痛くてダメで玄人にはウケがいい…ちょっと信じられない話でした。
「本当かい?それじゃ普通に結婚できないじゃないのか?川島君 ちょっと大袈裟に言い過ぎだろ」
「瀬戸さんに嘘ついてもしょうがないし、今までも正直にお話してきました。大袈裟に
言ってるつもりはないんです」
確かに律儀な川島君のことですから正直に言っているのでしょう。
信じられない話ではあったものの、私は今後のことでやや不安が出てきました。
もし、家内と川島君が関係を持ったらどうなるのか、風俗関係の女性に好まれるという
巨大なものを家内が味わってしまったら…
その後私は思わぬ言葉を吐いてしまったのです。
「川島君、見せてくれないか?」
「えっ、見せるって…何をですか?」
川島君は怪訝そうな顔をして私の方を見ました。今から思えばその時私はどうかしていたのか、
普通であれば恥ずかしくて言えないようなことを口にしてしまったのです。
「川島君の…ものを見せて欲しいんだ」
「そっ、それは…」
川島君はさすがに困った顔をしました。無理もないことです。
いきなり下半身を見せろと言われれば誰でも躊躇するでしょう。
しかし、私はそんなことはお構いなしに川島君に頼んでしまったのです。
「見せてくれないか。もしかしたら、いつかは家内の中に入ってしまうかも
しれない川島君のものを俺はどうしても見ておきたい」
ある意味変態と思われるようなことを私は口走ってしまいました。
「いくら瀬戸さんのお願いでも、それだけは…」
川島君は困り果てた顔をしました。川島君の困惑を理解しながらも私は続けました。
「男にこんなことを言われて、見せにくいのはよくわかるよ。いつでもいいから画像を
メールで送ってくれないか」
川島君はしばらく黙って考えていましたが、やがてゆっくりと口を開きました。
「瀬戸さんにお聞きしますが、もし僕がどうしても見せられないと言ったら…」
私は迷わずに思い切って言いました。
「それなら家内には会わないでくれ。メールも電話も今後一切の接触を断るよ」
下半身を見せないなら今後一切会うな、40代の男が言う言葉には思えません。
今から振りかえっても恥ずかしいような話です。
川島君は一瞬驚いた顔をして、しばらくうつむいて考えていましたが、
やがて決心したように顔をあげて言いました。
「そうですか、わかりました。じゃあ、今からお見せします」
川島君はそう言うと立ち上がりました。
「えっ!!今からって…?」
今度は私がビックリする番でした。
「画像じゃなくて、本物をみてください。生身の私のものをご確認ください」
主導権を川島君に奪われた格好になった私は途端にたじたじになってしまいました。
「今からと言っても…ここでは…」
「すぐ近くに量販店があります。そこの男子トイレに行きましょう」
川島君は挑むような目つきで私を見ました。
喫茶店の勘定を済ませ、我々は量販店の二階にある身障者用の広いトイレの
中に入りました。トイレの中で川島君と二人きりになると、周りに人の気配がないことを確認し、
川島君が口を開きました。
「瀬戸さん ちょっと生意気で挑戦的なことを言ってしまって申し訳ありませんでした。
も、洋子さんとの接触を禁止されてしまうことにはどうしても耐えられなかったんです」
「いや、俺も言い過ぎたかもしれないよ。だから、何もここで見せてくれなくてもいいよ。
画像でいいんだから」
「いえ、もうここまできたら瀬戸さんにはぜひ直に見てもらいたいです。
僕が言ったことが大袈裟なのかどうかもご判断いただきたいです。
これから洋子さんとどうなるかわかりませんが…」
川島君はそう言うと、ベルトを外しファスナーを下ろすと、あっというまにジーンズを
脱いでトランクス一枚になりました。
「さすがに勃起はしていませんけど、どうぞご覧ください」
川島君はそう言うとトランクスを一気に脱ぎ捨てました。
私の目の前に川島君の下半身か露になりました。
やや毛深い陰毛に覆われながら、その見事な全容がさらけだされたのです。
「うっ…」
私は思わず声を上げそうになりました。
(大きい……)
もちろん勃起しておらず、だらりと垂れ下がってぶらぶらと揺れていましたが、
それでも私の勃起時と同じぐらい、いや多分それ以上でしょう。
(こんなに…大きいとは)
AVとかで外国人の勃起した巨大なものを見たことがありますが、
平常時でこの大きさということは勃起したら…
正直なところ、川島君は大袈裟に言っていると思ってましたし、
若いから少し自慢したいのかなと思っていたのです。
しかし、川島君のものは、昨日の夕食の時、息子が摘んでいた串つきのフランクフルトを
しのぐ大きさでした。
若い女性が痛がるようなものでも、出産を経験している家内が川島君に抱かれたら…
いずれ家内は川島君の虜になり、自ら望んで川島君の餌食になってしまうのでは…
川島君なしではいられない、川島君に抱いてもらうためにマンションに通い続け性処理女に
なってしまうのでは…私はこれからのことを考えると怖くなってきました。
「川島君 悪かったな。もういいよ、しまってくれ」
川島君のものに完全に圧倒されてしまった私は、やや視線をそらしながら言いました。
「あっ、はい。やっぱり照れますね、こういうのって…」
川島君はやや照れ笑いを浮かべながら、床に落ちたトランクスを拾い上げて履きました。
川島君のものがトランクスの中に納まってしまうと、なぜか私もホッとしたのですが、
それもつかの間、トランクスの裾からずっしりとした亀頭がはみ出しているのが目に入りました。
もう見たくないと思っていたのに、最後にダメ押しで見せつけられたような感じでした。
「洋子さんにはお礼のメール送っておきます。では失礼します」
量販店を出ると川島君は何事もなかったかのように帰っていきました。
家内と会えなくなるのを避けるため、恥ずかしながらも自分の下半身を見せてくれた川島君で
したが、私に対して恩着せがましいことは一切言いませんでした。
(バカなことを言わなければよかったな…)
私は家路につきながらやや後悔しました。結局川島君の下半身を見てしまったばかりに、
今後の二人の付き合いを認めてしまったようなものでした。
(次に二人が会えば、まず間違いなく家内は川島君のものを受け入れてしまうだろう。
しかし…それだけでは終わらないかもしれない)
私は一旦家に帰ったものの、息子はサッカーの練習で出かけていたので、
家内と二人きりになることを避け、昼食を済ませると再び出かけました。
どこへ行くあてもなかったのですが、パチンコをしたりして時間をつぶして夕方に帰ったのです。
翌日、私は会社が休みだったのですが、家内はパートに行く日でした。
「雨は降らないと思うけど、洗濯物 2時くらいに入れておいてくれる?」
家内はそう言うと出かけていきました。
「ああ、今日は一日家にいるから」
私は昨日見た川島君のものがまだ頭の中に残っている感じで、何をする気も起こらず居間で
テレビを見ながらボーッと過ごしました。
2時を過ぎたころ、家内が洗濯物を入れるようにいっていたことを思い出し、
庭に出て洗濯物を入れかけたのですが、おかしなことに気づきました。
家内の下着が三枚も干してあるのです。洗濯はほぼ毎日していたように思いますが、
私の下着も息子の下着も一枚ずつしか干してないのに、
なぜ家内のだけ三枚もあるのか、三枚あるということは昨日二回着替えたということです。
なぜ、二回も着替えたのか、着替えなければならないようなことがあったのか…
私は異様に興奮してきました。
もしや…家内が…オナニーを??そうに違いありません。
家内は川島君の逞しいものを押し付けられ、熱く火照った身体を鎮めるために、
自分で…もう家内の心は完全に川島君が占領してしまっているようでした。
私は家内の下着を眺めながら、あれこれと想像してしまいました。
家内はどんな場面を想像してオナニーをしたのだろうか、
川島君の巨大なものが身体を貫通し、子宮が壊れてしまうぐらいに突かれているところなのか、
川島君に身体をもみくちゃに貪られて弄ばれているところなのか、
それとも川島君のものを美味しそうに頬張る自分を想像していたのか、
44歳の家内が誰もいない家の中で、こっそりと川島君を思いながらオナニーしていること
を想像し、恥ずかしながら私も自分でしてしまったのです。
家内が想像していることが早く実現して欲しい、早く見たい…しかしその後どうなってしまうのか
…家内は川島君から離れられなくなってしまうのでは…
私の複雑な気持ち・迷いをあざ笑うかのように、その日は意外と早くやってきてしまったのです


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家内の彼氏、その7、デープキス

子の叫び声は居間にいた私にも聞こえましたから、当然家内も聞こえているはずです。
超デカイと言ったのは、川島君のあそこを見て言ったのでしょう。
中学1年生ですから、そういうことにも興味が出てくる年頃です。
息子が見た正直な感想を口にしたのでしょうが、それがどれぐらいのものなのか、
私も少し興味がありました。
夕食の準備も整い、私と家内は二人が出てくるのを待っていました。
浴室からは時々笑い声が聞こえてきます。
「あの二人、すっかり仲良くなったわね」
「ああ、弘毅も一人っ子だからな、いいお兄ちゃんができたみたいでうれしいんだろうな。
川島君も今時珍しいいい男だよ。また、時々食事に誘ってやろうか」
「そうね…」
家内はちょっと曖昧な返事をしました。我が家に招待するより、
川島君のマンションに行きたいと思っていたのかもしれません。
二人が着替えを済ませて出てきましたので、四人での夕食が始まりました。
「さぁ、川島君 どんどんやってくれよ」
私は川島君にビールを注ぎながら言いました。
「遠慮しないでたくさん食べてね。うんと栄養つけないとね」
「いやーぁ、すごいですね。ありがとうございます」
川島君は目の前の肉の山を見ながらうれしそうに言いました。
「どうだ、弘毅 少しはサッカー上達したか?」
「うん、バッチリだよ。健さんに教えてもらうとなんだかすごく上手くなったみたいで。
健さん どうしてJリーグの選手にならなかったの?」
「あはっ(笑)俺ぐらいじゃ全然だめだよ。プロの選手はやっぱり違うから。
車のセールスマンでよかったよ」
「そうなの?もったいないなあ……あーっ、健さんの これぐらいだったかな~」
息子が皿の上にあった10センチ以上ある大きなフランクフルトを箸で摘みながら言いました。
「おいおい(笑) ここで言うなよ」
川島君はやや恥ずかしそうに苦笑いをしながら言いました。私も思わず笑ってしまいましたが、
家内だけが黙っていました。
夕食も終わりかけた頃に息子が家内に言いました。
「ねぇ、お母さん、僕 健さんと一緒に寝てもいいよね?」
「そりゃあ いいけど、川島君いいの?」
「ええ、いいですよ。じゃあ一緒に寝るか、でも俺のいびきで寝れないぞ(笑)」
結局その日は川島君と息子が同じ部屋で寝ることとなりました。
キスまでしたとはいえ、さすがに我が家ではどうしようもないだろうと思っていましたが…
翌朝7時過ぎに目覚めて一階に下りてみると、
既に川島君は起きていて居間で新聞を読んでいました。
家内はキッチンに立って朝食の準備をしています。
「おはよう、川島君 早いじゃないか、休みなんだからもっとゆっくり寝ていればいいのに」
川島君は私の姿を見ると新聞をテーブルの上において立ちあがりました。
「おはようございます。十分休ませていただきました。ちょっと早く目が覚めてしまったもので…」
「そうかい?結構遅くまで弘毅と話していたみたいだし、かえって悪かったかな」
すると、家内がエプロンで手を拭きながらこちらを見て言いました。
「本当よね、逆に気を使わせちゃったみたいね。
川島君 朝ご飯食べたら少し休んだらどう?弘毅はまだ寝てるみたいだし」
川島君は大きく手を振りながら言いました。
「いえいえ、大丈夫ですよ。昨日はとても楽しかったです。本当にありがとうございました」
しばらくして息子も起きてきましたので、四人揃って朝食を食べた後、川島君は帰っていきました。
朝食の間も、川島君と息子が楽しそうに話をしていたぐらいで、
私は何も思わなかったのですが、川島君が我が家を出てから30分ぐらいたってからでしょうか、
川島君が私にメールを送ってきたのです。
゛瀬戸さん ありがとうございました。すぐにお話したいことがあるんですが、
できれば駅前まで出てきていただけないでしょうか?゛
昨日から朝にかけて何もなかったように思うけど話があるというのはどういうことだろうか
…とにもかくにも私は川島君に返信しました。
゛わかった、もうしばらくしたらそっちに行くから待っていてくれるか。話というのはなんだい?
相談なのか、報告なのか゛
゛報告です、相談もするかもしれませんけど。僕は瀬戸さんにはすべてを
報告する義務がありますから゛
川島君らしい律儀なメールでしたが、私は急にドキドキしてきました。
報告というからには昨日から今日にかけて、川島君と家内の間に何かがあったということでしょう。
しかし、川島君は息子と一緒の部屋で寝ていたのは間違いありません。
隣の部屋で寝ていた私には、二人が遅くまで話をしていたのが微かに聞こえましたし、
家内は一階で寝ていたのです。
となると、息子が寝てしまった後に、川島君が家内の部屋へ行ったということになりますが、
川島君がそこまでするとはどうしても考えられなかったのです。
私は家内に買いたい本があるから出かけると言って家を出ました。
駅前に着くと川島君が待っていてくれてました。
「お呼びたてして申し訳ありません。瀬戸さんの家ではお話できないですから」
「いやいや、いいよ。とにかく喫茶店でも入るか」
私は川島君と近くの喫茶店に入りました。
「それで…なんだい、報告というのは?」
私ははやる気持ちを押さえながら川島君に尋ねました。
「最初に瀬戸さんに謝罪しないといけないんですが、今回はビデオ報告はないんです」
「そりゃあ そうだろ。何があったかわからないけど、まさかそれを予定してビデオを持って
きていたわけでもないだろ。それに我が家のことを知らない川島君が盗撮できるわけがないし」
「ええ、でもビデオ報告を条件に洋子さんをマンションに招き入れることを了解いただいてましたから」
「相変わらず律儀だなあ、君も。まあ、いずれにしても一体なにがあったんだい?」
川島君はやや申し訳なさそうに話し始めました。
「瀬戸さんの家だったから、洋子さんに何かしようなんて思わなかったし、す
る気もなかったんです。でも、すみません…キスしてしまいました」
なんだ、キスか…私はホッとしつつも期待外れの気持ちもありました。
「キスだったら前と同じじゃないか。そんなに勿体ぶるなよ(笑)」
川島君は真剣な表情を崩しませんでした。
「同じキスでも前とは全然違うんです」
「違うって…もっと濃厚ってことか?ディープキスってやつか?」
「…すみません。かなりっていうか、結構激しかったと思います」
家内と川島君が濃厚なディープキス…自然の流れだったのかもしれませんが、
我が家での出来事とは驚きでした。
「一体いつそんなことしたんだ?」
「今朝です、朝6時ぐらいです」
私は胸の高鳴りを覚えながら川島君に聞きました。
「川島君 もしかして家内の部屋まで行ったのか?」
川島君は首を振りながら否定しました。
「違います!僕 そこまでしないです。瀬戸さんと弘毅君がいるのに」
「僕 6時前ぐらいに起きてしまったんです。
まだ早いし、もっと寝ようと思ったんですけど目が覚めてしまって。
それで洋子さんが服を洗濯してくれるって言ってましたから、取りに行こうと思って
一階へ降りたら、浴室で誰かがシャワーを浴びている音が聞こえたんです」
6時頃なら私も息子も寝てましたから、シャワーを浴びているのは家内に間違いありませんでした。
「家内が朝からシャワー浴びていたのか、珍しいな」
「声をかけるわけにもいかないですから、あたりを探してみたんですけど服が見つからなくて。
それでしばらく待っていたんですけど、洋子さんを待ち伏せしているみたいに
思われたくなかったから、また二階へ上がって待ってたんです。しばらくして、浴室を
出て脱衣室に行く音が聞こえたんで、わざと大きな足音をたてて階段を降りて脱衣室の前まで
行って声をかけたんです」
『おはようございます』
『あれっ、川島君?どうしたの、早いじゃない』
「洋子さんはちょっとビックリした感じで、脱衣室のドアを半分だけ開けて顔を出してくれました。
髪はボサボサで濡れてて、バスタオルで身体の前を隠してました。
僕 見てはいけないと思って顔をそらしながら言ったんです」
『すみません、あのぅ 僕の服はどこですか?』
『あっ、ごめんね、今出すからちょっと待っててね』
「洋子さん バスタオルで前は押さえてましたけど、ちょっと慌ててましたから、
胸の谷間がはっきり見えてしまって…」
「そうか、家内もまさか川島君がこんな時間に起きると思わなかったから焦ったんだろうな」
「そうだと思います。慌てさせてしまって洋子さんには申し訳なかったんですけど、
僕 すごくドキドキしてしまって。洋子さんの胸があんなに大きいと思わなかったんです」
「そうかい?ちょっと着痩せするタイプかもしれないけどな」
確かに家内は元々胸は大きい方でしたが、ここ数年セックスレス状態でしたから、
私も家内の身体をしばらく見ていませんでした。
もう44歳ですから体型も崩れつつあるのが服の上からもわかりましたが、
川島君の話を聞いていると、今どんな身体になっているのか見てみたくなりました。
「僕 これ以上は見てはいけないと思って、居間に行って待ってたんです。
しばらくして、洋子さんが服を持ってきてくれました」
『ごめんね、お待たせ。はい、これっ、乾いているからね』
「綺麗に折りたたんだ服を僕の目の前に差し出してくれたんですけど…
僕 そこで理性を失ってしまったんです。
瀬戸さんの家にいるということも一瞬にして吹き飛んでしまいました」
私は息が止まるような思いでした。
「理性を失ったって…どうしたんだ?」
「洋子さん 着替えて出てきたんですけど…ノーブラだったんです。
白いTシャツ一枚だけで、下半身まですっぽり隠れてしまう大きいシャツでしたけど、
胸のあたりにポッチリと…」
「洋子さん 慌てて出てこられたので、下着をつけてなかったと思うんですけど、
太股から下が丸見えで素足だったんです。
僕 もう自分を押さえることができなくて、洋子さんが差し出した服を受け取らずに、
手首を掴んでしまいました。
洋子さんはビックリして離れかけようとしましたけど、僕は手首を離さなかったんです。
もう自分で自分をコントロールできない感じでした。
もし、洋子さんに大声を出されて、瀬戸さんや弘毅君に見つかってしまってもい
いぐらいの気持ちだったんです。
僕は洋子さんの手首を引っ張って自分の方に引き寄せました。
洋子さんの身体が僕にもたれかかるようになって、
ふっくらとした胸の膨らみが僕のお腹のあたりに当たりました」
家内は二階で私と息子が寝ているのに何も抵抗しなかったのか、
家内ももしかしたらどうなってもいいみたいな気持ちになっていたのか、
私は複雑な気持ちでした。
「家内は、逃げようともしなかったのか?抵抗はしなかったのか?」
一気に喋り始めた川島君を制止するように私は言いました。
「抵抗されたらやめていたかもしれないです。でも洋子さんは僕の方に
寄りかかったまま動きませんでした。
洋子さんが抵抗しないことをいいことに、僕は洋子さんの顎に手を添えて顔を上に
向けて唇を強引に押しつけました。
もうこの時を逃したら、二度と洋子さんと触れ合うこともないかもしれない、
見つかってしまったらもう会えないかもしれない…そう思うともう後戻りできなかったんです。
僕は洋子さんの口の中に強引に舌を差し込みました。
洋子さんの舌を追いかけて何度か絡み合った後、僕は洋子さんの舌を唇で挟んで
思いきり吸いこみました。何度も何度も吸って洋子さんの唾を飲み込みました」
その場の雰囲気がわかるような川島君の話に、私は興奮しながら聞き入ってしまいました。
「数分間ぐらい洋子さんの唾をいっぱい飲んで顔を離しました。
洋子さんはうっとりした表情で僕の方を見上げながら言ったんです」
『…罰金…たくさん払ってもらうわね』
「洋子さんはそう言うと、僕の首に両手を回して、少し背伸びをして今度は自分から唇を
僕の方に押し付けてきたんです。
さっきとまったく逆でした。洋子さんは僕の口の中に舌を入れてきて、
僕の舌を捕まえると思い切り吸い込んでくれました。
ゴクゴクと喉が鳴るぐらいいっぱい唾を飲み込んでくれたんです。
洋子さんが僕の唾液を美味しそうに飲み込んでくれている…
僕はもう爆発しそうでした。僕は洋子さんの腰に両手を回しました。
手に洋子さんの下着の感触が伝わってきました。
上はノーブラでしたけど、下はパンティをはいているのがわかりました。
僕は洋子さんの腰を自分の方に引き寄せて、
極限状態にまで膨張している自分のものを押しつけました。自分のものを洋子さんに
誇示したい、洋子さんに僕のものの形・大きさ・硬さを体感して欲しい、
そして洋子さんの中に…そう思いました」
私はしばらく言葉が出ませんでした。いかに慌てていたとはいえ、
Tシャツ一枚でしかもその下はパンティだけという姿で、わずかの間であって
も若い独身男性に近寄ったことは家内が軽率だったと思わざるを得ません。
しかし、家内は自分から川島君の唾を飲み込み、川島君の若々しいものをTシャツ越しに
体感したのです。
家内はどう思ったのか、このまま抱かれてもいいと思ったのか…
今まで遠慮がちな二人には想像できない行動でした。
私と息子が二階で寝ている、しかも明方ですからいつ起きてくるかもしれない中で、
家内と川島君は一階で濃厚な時間を共有していた、私にとっては信じられないことでした。
ただそれ以上の進展はなかったのです。
「僕 夢を見ているみたいで、このまま時間が止まって欲しいって思いました。
でも、夢のような時間はすぐ終わってしまって。洋子さんが離れていったんです」
『早く着替えてね、もうそろそろ二階から起きてくるかもしれないし。もう会えなくなってもいいの?』
『…わかりました』
「もう会えなくなるのは嫌ですから、僕は服を持って二階へ行って着替えました。
着替えて降りてみると、洋子さんも着替えていて何事もなかったかのようにキッチンに
向かっていました。僕 何もすることがなくて居間で新聞を読んでいたとき、
瀬戸さんが起きてこられたんです」
家内と川島君は最後の一線は越えていなかった…私はホッとした反面、それに近いところまで
二人の関係が深まった、それも我が家の中で…そのことが私の心を強く刺激しました。
川島君は明方の一部始終を話してしまうとしばらく下を向いて黙っていましたが、
やがて深く頭を下げながら言いました。
「瀬戸さん 申し訳ありませんでした。瀬戸さんと弘毅君が同じ屋根の下にいるの
にこんなことしてしまって。
もし弘毅君に見つかっていたらすごく傷ついたと思います。
そんなことになったら、僕だけの問題じゃなくなりますから。
洋子さんと弘毅君の関係がおかしくなってしまったら、弘毅君の将来にかかわってきます。
男としてすごく軽率な行動だったと反省しています」
真面目に謝罪する川島君に私は慰めるように言いました。
「川島君が一方的に無理矢理したことではないし。それに、Tシャツ一枚で君に近寄った家内
が原因を作ったようなもんじゃないか。
俺が川島君だったら最後までやってしまっていたと思うよ。
それより正直に話してくれて感謝しているよ」
しばらく沈黙の時間が流れました。私は慰めたつもりでしたが、正直嫉妬もしていました。」
これから二人はどうなるのか、どうするつもりなのか…私は川島君に聞きました。
「川島君 これからどうするつもりなんだ、もう家内とは会わないのか?」
川島君はしばらく間をおいてから言いました。
「瀬戸さんがもう会うなと言われるなら会いません。でも僕の正直な気持ちとしては会いたいです」
これからも二人が会うことになれば、いずれは間違いなく男と女の関係になるでしょう。
それが嫌なら今ここで会うなと言えばいいことでした。
しかし、すでに寝取られ願望のようなものが強く芽生えていた私には、
会うなという言葉はなかったのです。
その一方で、一つ気になっていたことを川島君に聞きました。
「川島君 ちょっと聞きにくいんだが…」
「はっ、何でしょうか?」
「…川島君のもの…そんなに大きいのか?」
息子が超デカイと言ったり、串つきのフランクフルトを摘みながらこれぐらいだと言って
いたを思い出しながら言いました。
川島君はやや顔を赤くしながら言いました。
「人と比べたことないですからわからないですけど、多分平均以上だとは思います」




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家内の唇が川島君に…しかし川島君の頭が死角となり、
二人の唇が直接触れ合うところが見えませんでした。
ただ家内は川島君の顔が近づいてくると避けることもせず、
そっと目を閉じてその時を待っていました。
川島君のキスを受け入れたのです。
二人はしばらくの間固まったように動かず、唇を重ねていました。
私は二人のキスシーンに興奮しながらも 早く離れてくれ と心の中で叫び続けました。
ほんの数秒間でしたが、ものすごく長く感じました。
やがて川島君がゆっくり顔を離すと、家内は顔を隠すように真下を向いてしまいました。
長い髪が家内の顔をすっぽり覆ってしまい表情が見えません。
家内は顔を隠した状態でじっとしていました。
家内は今何を思っているのか、独身の男のマンションでキスまでしてしまった背徳感なのか、
密かに川島君の次のアクションを期待しているのか。
長い沈黙の時が流れ、川島君が先に口を開きました。
「洋子さん、あのぅ、僕は…」
家内は下を向いたまま静かに言いました。
「もう、帰らないと…」
「あっ、ああ、そっ、そうですよね。駅まで送ります」
家内はコートを着ながら川島君を制止しました。
「ううん、いいから。じゃあ おやすみ」
家内はあっさりと川島君のマンションを後にしました。
DVDを見終えた時は既に午前1時を過ぎていました。時間を忘れすっかり没頭しまっていたのです。
翌日の昼休みに私は川島君に電話をしてみました。
「まさかと思ったけどキスとは驚いたよ。1歩どころか2、3歩前進じゃないか」
「はぁ、自分でもまさかキスまでできるとは思わなかったんですが、
洋子さんの顔が目の前にあって、つい…」
川島君はやや照れながら申しわけなさそうに言いました。
「確かに自然の流れだったけど正直妬けたよ、早く離れろって思ったしな(笑)」
「すみません、洋子さんの唇すごくやわらかかったし、大人の女性って感じの匂いがしました。
僕みたいな若造の相手をしてもらってすごく嬉しかったです」
家内と最後にキスをしたのはいつだったか覚えてないぐらいの私にとっては、
川島君の喜び方が新鮮でした。
「瀬戸さんに連絡しようと思ってたんですけど、実はさっき洋子さんに電話したばかりだったんです。
キスをした後、あっさり帰られてしまったし、あれからまだ何もお話してなかったから、声が聞きたくて」
「ほぅ、そうか。別に何も変わりなかっただろう?」
「ええ、いつもの明るい洋子さんでホッとしました。」
「それで、何か言っていたか?キスのこととか」
「ええ…案外手が早いのねって…、次は罰金取られるらしいです(笑)」
「ははは…面白いじゃないか」
「そうですね、でも罰金で済むなら 僕 いくらでも払いますよ」
二人はこれからどうなるのか、このままいけばいつかは…
家内がどこまで川島君と深い仲になるのか、私は少々のリスクを冒して
でもどうしても見たくなりました。
年度末から年度始にかけて私は多忙な日々を送りました。帰宅が深夜になることも多く、
家には寝るためだけに帰るようなものでした。
私に合わせるかのように、川島君からもあの日以来メールが転送されることもなく、
家内と川島君の話をすることもありませんでした。
4月も中旬ごろとなり、仕事の方もようやく落ち着いてきました。そういえば、
川島君からはさっぱり連絡がなくなったなあ と思いかけたある日、
久しぶりに川島君が電話をしてきたのです。
「瀬戸さん、お久しぶりです。結構仕事が忙しくて、洋子さんとも全然連絡とってなかったんです」
「本当か? あれからさっぱり音沙汰なしだったから、
家内とこっそり逢引しているのかと思ったよ(笑)」
「あはっ(笑)そうだといいですけど、とんでもないですよ。それはそうとして、
瀬戸さんと洋子さんをお食事にご招待したいと思うんですけど…」
「ご招待って…川島君がご馳走してくれるのかい?」
「ええ、お任せください!」
川島君の話では、昨年度営業の成績がすごくよかったので、
店長からペアのお食事券をプレゼントされたとのことでした。
家内と二人で行こうとも思ったようですが、あまり二人きりばかりだと家内も外出しにく
いのではとの配慮で、私も誘ってくれたようでした。
「そりゃうれしいことだけど、ペアの食事券なんだろ?三人で行くとなったら、
一人分は自腹になってしまうじゃないか」
「ええ、もちろんその分は僕が出します。瀬戸さんには大変お世話になってますから、ぜひご招待させてください」
家内に話してみるとぜひ行きたいとのことで、三人で食事に行くこととなりました。
場所は知る人ぞ知る有名な料亭とのことで、いつもはジーンズばっかりの家内も、
その日ばかりはスーツを着て出かけました。
確か二年ぐらい前に新調した春物のスーツですが、家内にしては膝上の短いスカートでした。
ただ、あれからやや太ったのか、腰まわりがやや窮屈そうで、本人は気づいていたのかどうかわか
りませんが、スカートには下着のラインが浮き出ていました。
落ち着いた雰囲気の料亭で出された創作料理は、今まで味わったことのないぐらいの豪華料理で、
私も家内も大満足でした。
しかし、こんな高価なものを若い川島君に一方的にご馳走になったままでは申し訳なく思い、
料亭を出た後私が仕事で利用したことのあるスナックバーに行きました。
カウンターで、家内を間に挟んで、家内の左に川島君 そして右側に私が座りました。
料亭から少々アルコールも入っていましたので、スナックバーでは三人ともややテンションが
高くなっていました。
「川島君、うちの家内のことどう思う?」
私は少し酔った勢いで川島君に聞きました。
「う~ん、素敵な方ですよね。お母さんみたいに包んでくれそうな感じで」
「ええっ!お母さんですって!お姉さんでしょ もーっ、失礼ね(笑)」
「あっ、すみません、訂正します。お姉さんでした(笑)」
和気あいあいのうちに、あっという間に時間がたっていきました。
しばらくして、私の右側に顔見知りのアルバイトの女性が座りました。
家内の視線が気になりましたが、彼女は年令は家内より上でしたので、
まあいいかと思い私はその女性と話しこんでしまったのですが、家内は私に嫉妬するどころか
川島君に寄り添うように楽しそうに話していました。
家内は足を組んで座っていたので、膝上のスカートは太股の三分の一ぐらいが見えるまで
に上がっていました。川島君にも家内の太股が見えているはずです。
私はキスシーンを見た時とはまた違う興奮を味わいました。
そろそろ息子が塾から帰る頃でしたので、名残を惜しみつつも私と家内はタクシーで帰宅しました。
そして、ゴールデンウィーク中に川島君を我が家に招待しようということになったのです。
4月の下旬でしたが、川島君が我が家にやって来ました。
「おじゃましま~す!」
川島君はやや照れながら、紙袋を提げて入ってきました。もしよかったら泊まってもいいぞと
言ってましたので、着替えの用意をしてきたようでした。
「いらっしゃ~い」
家内は特に変わった様子もなく、にこやかに川島君を迎えてやっていました。
川島君を居間に案内した後、家内は焼肉の用意をしかけたので、私と二人でしばらく
雑談していたのですが、川島君が庭の方を見ながら言いました。
「もしかして、息子さんサッカーされているんですか?」
庭に転がっているサッカーボールを見つけたようでした。
「ああ、まだ始めたばかりだけど。サッカー部に入ったらしいよ」
「へーっ、そうなんですか。実は僕もやってたんですよ。中学、高校と」
「そうなのか、ならちょうどいいじゃないか、ちょっと息子に教えてやってくれよ」
私は二階にいる息子を呼びました。
「川島です、よろしくね。サッカーやろうか!」
息子の弘毅はやや人見知りする方で、最初はややぎこちなかったのですが、気さくな川島君
にすぐに慣れて、健さん・健さんと呼ぶようになりました。
二人は時間も忘れたように夢中でサッカーをしていました。
4月の下旬でしたが、その日はいいお天気で、気温も高かったので、二人は汗だくになっていました。
「なによ、あなたたち汗ビッショリじゃないの。シャワー浴びて着替えなさいよ」
夕食の支度ができたので庭に出てきた家内が言いました。
「うん、健さん シャワー浴びようよ」
すっかり川島君と仲良くなった息子が、川島君の手を引っ張りながら言いました。
「あっ、じゃあ ちょっとシャワーをお借りします」
「川島君、その服明日も着るんでしょ。脱ぎなさい、洗濯しておいてあげるから」
「あっ、ああ、すみません。じゃあ…」
川島君は風呂場の横の脱衣室まで行き、家内がその後に続きました。
脱衣室に入った川島君は服を脱いで、脱衣室のドアを少しだけ開けて家内に服を渡しました。
そして、そのすぐ後に息子も脱衣室の中に入ったのですが、しばらくして息子の
叫び声が聞こえたのです。
「うわぁー!超デカイ!!」



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「今晩また川島君のマンションに行ってくるね, 今日は川島君がご馳走してくれるって言うから」
当日の朝の出勤前に、家内はさらっと切り出してきました。
今晩誘っていることは川島君から事前に聞いていたのですが、私はやや大袈裟に返事しました。
「本当かよ?あいつが料理をするのかい」
「ちょっとあやしいけどね。今日は僕が作りますから試食してくださいって言うから、
それ試食じゃなくて毒味じゃないのって言っちゃった」
「ははっ(笑)お前もきついなあ。まあ、食生活には十分気をつけてやれよ。
料理が出来なくても、牛乳とか納豆とか身体に最低限必要なものを毎日摂る
習慣をつけてやったほうがいいな」
「そうよね、夕食は用意しておくからお願いね」
家内と川島君はあの『告白』の日からもメール交換は続けていたのですが、
川島君から転送されてきたメールを見る限りでは、お互い核心に触れることを避けているような
内容ばかりでした。当たり障りのないような話ばかりで、
やっぱり川島君はこれ以上のことをする勇気はないのかな思っていたのですが、
料理に挑戦するからということで家内を誘ったようでした。
二度目の訪問、そして川島君の『告白』後初めて二人きりとなる日です。
しかも、無理矢理でなかったら何をしてもいいと了解したも同然ですから、
私は仕事中も落ち着きませんでした。今日も早めに仕事を切り上げて家で家内の
帰りを待とうと思い、落ち着かないながらも仕事のピッチをいつになく上げて帰ろうとしたのですが、
夕方に取引先から思わぬクレームが入りました。
ミスをした部下と一緒に取引先を訪問し、ようやく解放された時は夜の11時を過ぎていました。
取引先を訪問中は携帯を留守電にしていたのですが、その間に川島君から着信歴が2回と
メールが1回、家内から着信歴が1回ありました。
私は取りあえず家内に連絡をとりました。
「すまない、急にクレーム処理が入って今やっと終わったところだ。
部下と一緒だから軽く食事をして帰るよ」
「そうだったの、お疲れさま。私も1時間ぐらい前に帰ったんだけど、弘毅がお父さんから
連絡もないしまだ帰ってないって言うから心配してたのよ」
「連絡が取りにくい雰囲気だったからな、先に寝ててくれればいいよ、じゃあ」
家内は電話の感じではいつもと変わらない様子でした。
今日は一体どうなったのか、私ははやる気持ちを押さえながら、川島君のメールを開けました。
メールを受信した時刻は9時半過ぎでした。
゛瀬戸さん、お仕事中でしたら申し訳ございません。
留守電でしたのでメールを送らせてもらいます。
9時過ぎに洋子さんはお帰りになりました。またDVD報告をさせていただきますが、
もしよろしければ明日昼食をご一緒させていただけないでしょうか。
会社の近くまで行きますので。今日は1歩前進というところでしょうか?゛
意味深な川島君のメールでした。
1歩前進ということは、川島君の『告白』に対して家内が何らかの返事をしたか、
川島君が『告白』以上のことをしたか、いずれかということなのでしょうか。
私は川島君に明日の待ち合わせ場所をメールして、帰宅したのは日付が変わってからでした。
私は深夜に帰宅しましたが、家内は寝ないで待ってくれていました。
「おかえり、大変だったね」
「ああっ、散々だったよ。今の時代はいろいろうるさいよ。以前なら電話で謝ったら済んで
いるのになあ…それはそうと、どうだった?川島君の料理は」
「えへっ、もう笑っちゃうわ。あれでよく食事をご馳走しますなんて言えたものね。
結局ほとんど私が作っちゃったわ。でも自分でやろうとするだけでもいいことよね」
「そうだな、まあ本人が自分で食事に気を使うようになることはいいことだよ」
「そうね、いつまでも若くないしね」
「さぁ、俺は風呂に入るから先に休んでくれよ」
食事のことなどは正直どうでもよかったのですが、家内がそれ以上何も言いそうな感じでも
なかったので私は風呂に入りました。
翌日の昼、川島君は約束の時間に待ち合わせ場所の喫茶店に来ました。
DVDを受け取り、昼食を共にしながら川島君に聞いてみました。
「1歩前進か?どんな前進なのか楽しみだな、ゆっくり見せてもらうよ。
家内は特に変わった様子はなかったけどな」
「そうですか、むしろ変わっておられない方がいいですね。何事もなかったかのように自然の流
れとして受けとめていただければ、僕もうれしいです」
「そうか、自然の流れの中で1歩前進か。ますます楽しみだな」
私は川島君に余裕の表情を見せていたつもりでしたが、心の中では早くDVDを見たく
てたまらなかったのです。
その日は7時頃に帰宅しましたが、DVDを見ることが出来た時は11時を過ぎていました。
家内が寝室に入ったのを確認し、私はボリュームを落してドキドキしながら再生させました。
DVDに出てきた川島君の部屋は前と何も変わっておらず、ビデオが隠されている位置もまった
く同じのようでした。
二人でキッチンに立って食事を作っているのか、家内と川島君の姿が見え隠れし、
時々話し声も聞こえてきました。
「ああっ、だめよ。それは先に煮込まないと」
「ちがう、ちがう、いいわ それは私がするから」
どうやら川島君が何とか自分でしようとしているのを、家内は見ていられないといった雰囲気です。
その後は前と同じような光景でした。二人で食事をしながら談笑し、その後はまたもや
ワインを傾けていました。
「川島君もやればできるじゃない、私 見直したわ」
「そうですか、でも全然ですよね。洋子さんがいないと悲惨な料理になってとても食べら
れたものじゃないですよ」
「いいの、いいの、食事に気をつけようと思うだけでも全然違うから」
家内に褒められて川島君はすごくうれしそうな顔をして笑っていました。
まさか、これが1歩前進なのかな、そうだとしたらとんだ筋違いな前進だな…
そんなことを思いながら、前とほとんど変わりないDVDに私も飽きてきたところでしたが、
川島君が家内に言いました。
「洋子さん、肩がこるんですか?」
家内がワインを飲みながら時々肩のあたりを触っているのをみて川島君が声をかけたのです。
「うん、私 結構若い頃から肩がこるタイプなのよね」
すると川島君はちょっと深呼吸して言いました。
「そうなんですか、もし…よかったら僕が揉んであげましょうか?」
「ほんとに?じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」
すると川島君は家内の背後にまわり、後ろから家内の肩に手をおいてゆっくりと揉み始めたのです。
川島君が初めて家内の身体に触れた瞬間でした。
これか……確かに前に比べれば1歩前進だ、
川島君の手はやや震えているようでしたが無理もないでしょう。
指一本触れることが出来なかったのに、今は堂々と家内の肩に触れているのです。
川島君の手には服の上からとはいえ家内のブラジャーの感触も伝わっているのか、
顔が真っ赤になっていました。
家内もやはり最初は意識したのか、やや恥ずかしそうにしていましたが、
じわじわと心地よくなってきた感じです。
やや顔を赤らめながら、下向き加減で目を閉じて川島君の肩揉みに身を任せていたのでした。
大きな手でゆっくりと肩を揉みほぐした後、川島君は左手を家内の左肩において支えると、
右手で首の下から背骨へとゆっくりと指を立てて指圧するように摩っていきました。
すると、下向き加減だった家内は身体を反りかえらせて顔を斜め上に向けると、
目を閉じたまま思わず喘ぐような声を張り上げたのです。
「ああっ、ああっ、気持ちいいっ、すごく いいっ…」
川島君の右手は、背骨を摩りながらだんだん下がっていき腰骨のあたりまできました。
家内の身体はますます反り返り、川島君の左手のみで支えられていました。
川島君の右手は家内の腰のあたりまでくると、さらにゆっくりと円を描きながら骨盤を
刺激するように動きました。
「ああっ、ああっ、ああっ」
川島君の右手の動きに合わせるように家内は反り返って喘ぎ続けました。
川島君の顔は真っ赤で、額にはやや汗が滲んでいるように見えましたが、
何かにとりつかれたかのように家内の下半身を刺激し続けました。
右手はしばらく腰のあたりを集中的に刺激した後、徐々に下がっていきお尻のすぐ上までくると、
再び上へ移動し始めました。
すると今まではセーターの上から身体を摩っていた手がセーターの中に潜り込み、
背中を這うように上がっていったのです。
家内のセーターは少しずつ捲くれあがり、白いインナーが見え始めました。
川島君の右手に翻弄され無抵抗状態だった家内は、セーターの中に手を入れられていることに
気がつきました。
「いやっ、やめてぇぇ」
川島君は一瞬ビクッとして動きを止めましたが、再び右手が背中を這い上がり始めました。
右手が背中の真中あたりに辿り着いた時、家内が再び声を張り上げたのです。
「だめぇぇ、おねがいぃぃ」
家内に再び制止された川島君はようやく諦めたのか、右手をセーターから抜き取りました。
身体を反り返らせていた家内は、やや捲くれあがったセーターを元に戻し肩で息をし
ながら黙って下を向きました。
すると川島君は抜き取った右手を家内の首筋に持っていき再び揉みはじめました。
川島君が服の上からではなく、家内の肌に直接触れたのです。
「ああっっ」
首筋を揉まれ始めると、家内は再び声を上げて川島君のなすがままになってしまいました。
そして首筋に沿って上下動を何度か繰り返した後、右手が家内の耳たぶを掴んだ時です。
「ああっ、そこはぁぁ」
家内は叫びながら一瞬にして川島君の方へ崩れ落ちました。
「あっ、洋子さん…」
家内がほとんど無抵抗であったため、自分の思いのままに家内の身体に触れていた川島君で
したが、崩れ落ちた家内にビックリして慌てて抱き留めました。
家内は川島君に抱かれた状態で目を閉じて大きく息をしていました。
二人は今までになく身体を密着させ、しばらく動きませんでした。
川島君は目を閉じている家内を抱き留めたまま、しばらく黙って見つめていましたが、
ややおどおどしながら声をかけました。
「洋子さん…大丈夫ですか?」
家内はようやく目を開けて、川島君を見上げながら言いました。
「ごめんなさいね、少し酔ったみたい。すごく気持ちよかったから、フラッとしてしまったの」
「いえ、僕が悪かったんです。洋子さんのセーターの中に手を入れてしまったり、
耳たぶにまで触ってしまって。びっくりされたんですね」
「ううん、大声出してごめんね。川島君に下着見られたくなくて、つい声を張り上げちゃったの」
「僕に気を使わないでください。下着ぐらい…」
「だって、いつも着けてる色気のない下着だから…あっ、ごめんね、重たいでしょ?」
家内が起き上がろうとしたため、川島君は家内の背中に手を回して起こそうとしました。
二人の顔が数センチの距離まで急接近したその時、
川島君は家内の唇に向かって自分の唇を近づけていったのです。



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夕食を済ませて居間でテレビを見ながらくつろいでいた時に家内が話しかけてきたのです。



私は一瞬ビクッとしましたが、何も知らない振りをして言いました。



「ほーぉ、食事をか?」



「うん、聞いてるとすごくひどいのよね。コンビニ弁当とか簡単なものだけで済ませてるから。



今はまだ若いからいいけど、そのうちきっと身体壊しちゃうからね。



自分で何か出来るようにしてあげないと」



「そうだな、今の若い子の食生活はひどいだろうな。まあ、いいことじゃないか」



適当に話を合わせておきましたが、隠そうともせず私に言うぐらいですから家内自身変な意識は



まったくなかったと思います。


正直に話してくれてホッとした反面、少し残念な気持ちもありました。


そして当日の昼過ぎに川島君からメールが来ました。



゛瀬戸さん 今日は洋子さんにお世話になります。



今、夕方6時ぐらいに買い物してから行くからって電話をいただきました。



ビデオの方も昨晩確認して見えにくい位置にセットしましたし、4時間は撮影できます。



僕もなんだかソワソワして落ち着かなくて、3時ぐらいに早退して洋子さんをお待ちしようと思ってます。



お約束は必ず守りますよ。洋子さんが帰られた後にご連絡させていただきます゛



川島君のメールは気のせいか字が踊っているようにも思えました。



私もその日は仕事が手につかず、どこか上の空だったように思います。


やらなければいけない仕事もたくさんあったのですが、5時には会社を出て6時前ぐらいには



家に帰ってしまいました。


家内はもう川島君のマンションに行ったのか、今頃何をしているのか、



私はまったく落ち着きませんでした。


食卓には家内が用意してくれた夕食が置いてありましたが、食事を食べる気にもなりません。



冷蔵庫からビールを出してきて、テレビを見ながらチビチビ飲んでいましたが、



どれだけ飲んだのか、テレビがどんな内容だったのかまったく覚えてないぐらいです。


今から思えば我ながら情けなかったと思いました。こんなに落ち着かないぐらいなら、



川島君の申し出を断ればよかったのです。



でもこんなに興奮して落ち着かない時間を過ごしたのは生まれて初めてと言っても過言で



なかったと思います。



時間の経過がものすごく遅く感じましたが、9時を少しまわったところで携帯が鳴りました。



川島君です。すぐにでて家内を待ち焦がれていたと思われたくなかったので、



着信音が5回鳴った後ぐらいに出ました。



「あっ、瀬戸さん お待たせしました。洋子さん 今帰られたところなんです」



相変わらずの明るい川島君の声でした。



「そうか、どうだ?少しは料理できるようになったか?」



私は他に聞きたいことがあったにもかかわらず、どうでもいいことを先に聞いてしまいました。



「えへへっ、すみません。結局洋子さんの手料理をご馳走になっちゃいました」



「へーっ、まあ、いいじゃないか。俺だって料理なんか全然だめだからな」



「そうですよね、ところでビデオもバッチリ撮れてますけどどうしましょう?



DVDにでもダビングしてお渡ししましょうか?」



「うん、その方が都合がいいな。川島君の悪党振りを拝見させてもらうよ」



「いやー、瀬戸さん ビックリしないでくださいよ。じゃあ、明日の午後にでも外回り



の合間に会社の方へお届けします」



ビックリしないでくださいか…多分冗談でしょうけど何となく気になる川島君の言葉でした。



45歳になりますので、おばさん体型に限りなく近づきつつあります。



まあ、今風に良く言えば豊満熟女ということになるのでしょうか。


それでは続きのお話をさせていただきます。

]

家内がその日帰宅したのは10時を過ぎていました。川島君のマンションからだとそれぐらいでしょう。



寄り道せず真っ直ぐに帰ってきたと思います。



「ただいま~、ごめん 遅くなって」



居間に入ってくると、いつも持っている手提げ鞄を下ろしながら家内が言いました。



すぐにコートを脱ぎ始めたので、無関心を装いつつもさり気なく家内の服装を見ました。



独身男性の部屋に一人で行くなら、少しはきれいな格好をして行ったのかと思いましたが、



何度か見たことのあるセーターにジーンズでした。



「ああ、お帰り。結構遅かったなあ」



「そうなのよ、調味料もなにもなくてね、普段からどんな生活しているかすぐにわかるわね。



一緒に作るとすごく時間かかっちゃったのよ」



「そうか、それで少しは川島君も自炊する気になったのかい?」



私は自炊する気がまったくないような川島君の言葉を思い出しながら聞きました。



「どうかな、でもこれから少しはするんじゃないかしら。私に頼られても困るしね」



家内と話をしながら、私はつい顔の表情や身体の変化がないか観察してしまいました。



顔がいつもよりほんのりと赤いような気がしました。どうもアンコールを飲んでいるように思えました。


ただ、あまり根掘り葉掘り聞くのはやめました。家内が隠し事をしているかどうかは、



明日川島君が渡してくれるDVDを見ればわかることです。



「あなた、先にお風呂に入って。私 後片付けがあるから」



「そうだな、先に休ませもらうよ」



私は風呂に入った後、自分の寝室に入りましたが、川島君からメールが来ていました。



゛さっき洋子さんからメールが来ましたので転送します。
………………
たった今無事に家に帰りましたよ。今日はどうもありがとう。



すごく楽しかったです。でも、今度は少しぐらい自分で作ってね。早く食事を作ってくれる彼女が



できるといいね。じゃあ good night ! ゛



どうやら、私が風呂に入っている間に送ったのでしょう。


ただメールを読んでみると、さっき家内から聞いた話と微妙に違うことがわかりました。



一緒に作ったからすごく時間がかかって遅くなったようなことを言っていたのに、



メールの様子では家内が全部作ったような感じです。確か川島君も電話で



結局ご馳走になってしまったみたいなことを言ってました。


DVDがすべてを語ってくれるのでしょうか、私は明日が待ちきれませんでした。


その翌日、私は朝からDVDのことばかり気になっていましたが、会社に出勤すると電話や



来客に忙殺され、いつのまにか忘れてしまっていました。


昼前ぐらいになり、ようやく落ち着いて自席でほっとしていた時、目の前の電話が鳴りました。



一階受付の女子職員からの内線電話でした。



「今、一階ロビーに神崎様という方がお見えですが?」



私は一瞬誰かわかりませんでした。 神崎?? もしかして 川島君か…



「わかった、すぐ行くからしばらく待ってもらってくれ」



私は慌てて席を立つとエレベーターに乗り、川島君の待つ一階へ急ぎました。一階のロビーに



行くと、川島君はソファに座っていましたが、私の顔を見るなり立ちあがりました。



「すみません、お仕事中にお呼びたてしまして」



「いやいや、どうしたんだい?」



「はい、ご依頼の物をお持ちしました。少しでも早いほうがいいと思いまして立ち寄らせていただきました」



私は手を差し出してソファに座るよう促しました。川島君は会社での私の立場に配慮して、



笑みを浮かべながらも口調はビジネス的で、いかにも取引先という雰囲気を出していました。



若いのになかなかやるな、私は感心しました。


川島君は鞄の中から自分の会社のネーム入りの封筒を差し出しました。


私は封筒を受け取って中身を確認しました。中にはケースに入ったDVDが一枚ありました。



「ありがとう、早速後で確認しておくよ」



「どうかよろしくお願いします」



川島君は深く頭を下げた後、顔を上げながら小声で言いました。



「ノーカットでダビングしてます。感想をお聞かせいただいていいですか?今晩にでも」



「そうだな、また連絡するよ」



川島君は爽やかで誠実そうな笑みを浮かべながら会社を出ていきました。いい子だな、



私は改めて思いました。多分異性にもモテるんだろうけど、あんな子がどういうつもり



でうちの家内に好意を寄せているんだろうか、そんなことを思いながら席に戻りました。


しかし、どうも仕事をする気になれません。今から帰れば、家内も子供も家にいませんからDVD



をゆっくり見ることが出来ます。


私は、上司に急用ができたからと言い、午後から半休をとり帰宅しました。



家に帰ると着替えをすることも忘れ、居間でDVDを再生させました。いつになく緊張し、



心臓がドクドクと動いているのがわかりました。


映像に畳の部屋が出てきました。その部屋の隅にビデオをセットしたのか、



和室の部屋とその奥にあるダイニングまでが映っていました。


川島君の後姿が見え、ダイニングの端にある入り口のドアを開けるとコートを着た家内が



入ってきました。



「おじゃましま~す」



ボリュームをかなり上げないと聞こえにくいぐらいでしたが、何とか聞き取れました。



「どうぞ、散らかってますけど」



「うわーぁ、ほんとに散らかってるわね。いかにも若い男の部屋って感じ」



家内はコートを脱ぎながら言いました。コートの下は昨日見た服装とまったく同じでした。



「さぁーてと…」



家内は買ってきた食材を出すとキッチンに向かいました。



「あれーーぇ、川島君 調味料は?お米もないけど…」



「いやー、そういゃあ ないですね。使わないし、腐っちゃうから」



「もーっ しょうがないわね」



家内はタイニングの椅子に腰掛けて、紙に何かを書いて川島君に渡しました。



「ねえ、これ買ってきてくれる?」



「はーい、わかりました



川島君は出かけていき、家内はキッチンに立って準備を始めました。



家内がキッチンに立つとカメラからは死角になって見えなくなりました。



心臓が高鳴っていた私も落ち着いてきて、画像を早送りしながら見ました。


しばらくして川島君が買い物から戻りましたが、家内が食事の用意をする後ろでうろうろし



たりする映像ばかりが続きましたので、どんどん早送りさせました。


映像を見ながら自分がよからぬ期待をしているのを自覚しましたが、



まったくそんな雰囲気はありません。



やがて食事が出来あがり、畳の部屋で向かい合わせで食べている映像が映りましたが、



食欲旺盛でバクバク食べている川島君の姿が印象的なぐらいでした。


やっぱりなにもなかったんだろうな、ホッとしたようなガッカリしたような気持ちでした。



やがて、食事も終わって二人でテレビを見ていた時に、川島君がサイドボードを指差しながら言いました。



「そこにお客さんにもらったワインがあるんですよ。洋子さん よかったら飲みませんか?」



「へーっ、高級そうなワインね。私 お酒あまり飲めないけどワインならいただいちゃおうかな」



ワインを傾ける二人の姿がしばらく続きました。ワインをゆっくり飲みながら、



二人が談笑する映像がしばらく続きました。



「あーっ、おいしい。すごく飲みやすいね。後がちょっとこわいけど」



「そうですよね。ワインは結構後から酔いがまわりますよ。でもまあ、最後の一杯ということで」



川島君は家内のグラスにワインを注ごうとしました。



「えーっ、私を酔わそうとしているでしょ(笑)」



「まさか、とんでもないですよ!」



川島君は真顔で否定しました。



「あはは…それよりさ、川島君聞いてもいい?」



「ええ、何ですか?」



「川島君、彼女いるの?」



「う~ん、いないですよ。いない歴がもう2年かな」



「ホント?そんなふうに見えないわ。ねぇ、モテるんでしょ」



家内は少し酔っているのか、ややテンションが高い感じで川島君を質問攻めにしていました。



「全然モテないですよ。僕、これでも奥手なんですよ」



「ふ~ん、でも好きな人とかいるでしょ?」



「ええ…いますよ。内に秘めてますけど」



川島君は視線をそらしながら言いました。



「なんだーっ、いるんじゃない。じゃあ、さっさと告白しちゃいなさいよ。誰なの?



会社の女の子かな。言えないなら私が言ってあげようか?」



すっかり家内に主導権を握られてしまったような川島君は、やや言いにくそうに言いました。



夕食を済ませて居間でテレビを見ながらくつろいでいた時に家内が話しかけてきたのです。



私は一瞬ビクッとしましたが、何も知らない振りをして言いました。



「ほーぉ、食事をか?」



「うん、聞いてるとすごくひどいのよね。コンビニ弁当とか簡単なものだけで済ませてるから。



今はまだ若いからいいけど、そのうちきっと身体壊しちゃうからね。



自分で何か出来るようにしてあげないと」



「そうだな、今の若い子の食生活はひどいだろうな。まあ、いいことじゃないか」



適当に話を合わせておきましたが、隠そうともせず私に言うぐらいですから家内自身変な意識は



まったくなかったと思います。


正直に話してくれてホッとした反面、少し残念な気持ちもありました。


そして当日の昼過ぎに川島君からメールが来ました。



゛瀬戸さん 今日は洋子さんにお世話になります。



今、夕方6時ぐらいに買い物してから行くからって電話をいただきました。



ビデオの方も昨晩確認して見えにくい位置にセットしましたし、4時間は撮影できます。



僕もなんだかソワソワして落ち着かなくて、3時ぐらいに早退して洋子さんをお待ちしようと思ってます。



お約束は必ず守りますよ。洋子さんが帰られた後にご連絡させていただきます゛



川島君のメールは気のせいか字が踊っているようにも思えました。



私もその日は仕事が手につかず、どこか上の空だったように思います。


やらなければいけない仕事もたくさんあったのですが、5時には会社を出て6時前ぐらいには



家に帰ってしまいました。


家内はもう川島君のマンションに行ったのか、今頃何をしているのか、



私はまったく落ち着きませんでした。


食卓には家内が用意してくれた夕食が置いてありましたが、食事を食べる気にもなりません。



冷蔵庫からビールを出してきて、テレビを見ながらチビチビ飲んでいましたが、



どれだけ飲んだのか、テレビがどんな内容だったのかまったく覚えてないぐらいです。


今から思えば我ながら情けなかったと思いました。こんなに落ち着かないぐらいなら、



川島君の申し出を断ればよかったのです。



でもこんなに興奮して落ち着かない時間を過ごしたのは生まれて初めてと言っても過言で



なかったと思います。



時間の経過がものすごく遅く感じましたが、9時を少しまわったところで携帯が鳴りました。



川島君です。すぐにでて家内を待ち焦がれていたと思われたくなかったので、



着信音が5回鳴った後ぐらいに出ました。



「あっ、瀬戸さん お待たせしました。洋子さん 今帰られたところなんです」



相変わらずの明るい川島君の声でした。



「そうか、どうだ?少しは料理できるようになったか?」



私は他に聞きたいことがあったにもかかわらず、どうでもいいことを先に聞いてしまいました。



「えへへっ、すみません。結局洋子さんの手料理をご馳走になっちゃいました」



「へーっ、まあ、いいじゃないか。俺だって料理なんか全然だめだからな」



「そうですよね、ところでビデオもバッチリ撮れてますけどどうしましょう?



DVDにでもダビングしてお渡ししましょうか?」



「うん、その方が都合がいいな。川島君の悪党振りを拝見させてもらうよ」



「いやー、瀬戸さん ビックリしないでくださいよ。じゃあ、明日の午後にでも外回り



の合間に会社の方へお届けします」



ビックリしないでくださいか…多分冗談でしょうけど何となく気になる川島君の言葉でした。



45歳になりますので、おばさん体型に限りなく近づきつつあります。



まあ、今風に良く言えば豊満熟女ということになるのでしょうか。


それでは続きのお話をさせていただきます。

]

家内がその日帰宅したのは10時を過ぎていました。川島君のマンションからだとそれぐらいでしょう。



寄り道せず真っ直ぐに帰ってきたと思います。



「ただいま~、ごめん 遅くなって」



居間に入ってくると、いつも持っている手提げ鞄を下ろしながら家内が言いました。



すぐにコートを脱ぎ始めたので、無関心を装いつつもさり気なく家内の服装を見ました。



独身男性の部屋に一人で行くなら、少しはきれいな格好をして行ったのかと思いましたが、



何度か見たことのあるセーターにジーンズでした。



「ああ、お帰り。結構遅かったなあ」



「そうなのよ、調味料もなにもなくてね、普段からどんな生活しているかすぐにわかるわね。



一緒に作るとすごく時間かかっちゃったのよ」



「そうか、それで少しは川島君も自炊する気になったのかい?」



私は自炊する気がまったくないような川島君の言葉を思い出しながら聞きました。



「どうかな、でもこれから少しはするんじゃないかしら。私に頼られても困るしね」



家内と話をしながら、私はつい顔の表情や身体の変化がないか観察してしまいました。



顔がいつもよりほんのりと赤いような気がしました。どうもアンコールを飲んでいるように思えました。


ただ、あまり根掘り葉掘り聞くのはやめました。家内が隠し事をしているかどうかは、



明日川島君が渡してくれるDVDを見ればわかることです。



「あなた、先にお風呂に入って。私 後片付けがあるから」



「そうだな、先に休ませもらうよ」



私は風呂に入った後、自分の寝室に入りましたが、川島君からメールが来ていました。



゛さっき洋子さんからメールが来ましたので転送します。
………………
たった今無事に家に帰りましたよ。今日はどうもありがとう。



すごく楽しかったです。でも、今度は少しぐらい自分で作ってね。早く食事を作ってくれる彼女が



できるといいね。じゃあ good night ! ゛



どうやら、私が風呂に入っている間に送ったのでしょう。


ただメールを読んでみると、さっき家内から聞いた話と微妙に違うことがわかりました。



一緒に作ったからすごく時間がかかって遅くなったようなことを言っていたのに、



メールの様子では家内が全部作ったような感じです。確か川島君も電話で



結局ご馳走になってしまったみたいなことを言ってました。


DVDがすべてを語ってくれるのでしょうか、私は明日が待ちきれませんでした。


その翌日、私は朝からDVDのことばかり気になっていましたが、会社に出勤すると電話や



来客に忙殺され、いつのまにか忘れてしまっていました。


昼前ぐらいになり、ようやく落ち着いて自席でほっとしていた時、目の前の電話が鳴りました。



一階受付の女子職員からの内線電話でした。



「今、一階ロビーに神崎様という方がお見えですが?」



私は一瞬誰かわかりませんでした。 神崎?? もしかして 川島君か…



「わかった、すぐ行くからしばらく待ってもらってくれ」



私は慌てて席を立つとエレベーターに乗り、川島君の待つ一階へ急ぎました。一階のロビーに



行くと、川島君はソファに座っていましたが、私の顔を見るなり立ちあがりました。



「すみません、お仕事中にお呼びたてしまして」



「いやいや、どうしたんだい?」



「はい、ご依頼の物をお持ちしました。少しでも早いほうがいいと思いまして立ち寄らせていただきました」



私は手を差し出してソファに座るよう促しました。川島君は会社での私の立場に配慮して、



笑みを浮かべながらも口調はビジネス的で、いかにも取引先という雰囲気を出していました。



若いのになかなかやるな、私は感心しました。


川島君は鞄の中から自分の会社のネーム入りの封筒を差し出しました。


私は封筒を受け取って中身を確認しました。中にはケースに入ったDVDが一枚ありました。



「ありがとう、早速後で確認しておくよ」



「どうかよろしくお願いします」



川島君は深く頭を下げた後、顔を上げながら小声で言いました。



「ノーカットでダビングしてます。感想をお聞かせいただいていいですか?今晩にでも」



「そうだな、また連絡するよ」



川島君は爽やかで誠実そうな笑みを浮かべながら会社を出ていきました。いい子だな、



私は改めて思いました。多分異性にもモテるんだろうけど、あんな子がどういうつもり



でうちの家内に好意を寄せているんだろうか、そんなことを思いながら席に戻りました。


しかし、どうも仕事をする気になれません。今から帰れば、家内も子供も家にいませんからDVD



をゆっくり見ることが出来ます。


私は、上司に急用ができたからと言い、午後から半休をとり帰宅しました。



家に帰ると着替えをすることも忘れ、居間でDVDを再生させました。いつになく緊張し、



心臓がドクドクと動いているのがわかりました。


映像に畳の部屋が出てきました。その部屋の隅にビデオをセットしたのか、



和室の部屋とその奥にあるダイニングまでが映っていました。


川島君の後姿が見え、ダイニングの端にある入り口のドアを開けるとコートを着た家内が



入ってきました。



「おじゃましま~す」



ボリュームをかなり上げないと聞こえにくいぐらいでしたが、何とか聞き取れました。



「どうぞ、散らかってますけど」



「うわーぁ、ほんとに散らかってるわね。いかにも若い男の部屋って感じ」



家内はコートを脱ぎながら言いました。コートの下は昨日見た服装とまったく同じでした。



「さぁーてと…」



家内は買ってきた食材を出すとキッチンに向かいました。



「あれーーぇ、川島君 調味料は?お米もないけど…」



「いやー、そういゃあ ないですね。使わないし、腐っちゃうから」



「もーっ しょうがないわね」



家内はタイニングの椅子に腰掛けて、紙に何かを書いて川島君に渡しました。



「ねえ、これ買ってきてくれる?」



「はーい、わかりました



川島君は出かけていき、家内はキッチンに立って準備を始めました。



家内がキッチンに立つとカメラからは死角になって見えなくなりました。



心臓が高鳴っていた私も落ち着いてきて、画像を早送りしながら見ました。


しばらくして川島君が買い物から戻りましたが、家内が食事の用意をする後ろでうろうろし



たりする映像ばかりが続きましたので、どんどん早送りさせました。


映像を見ながら自分がよからぬ期待をしているのを自覚しましたが、



まったくそんな雰囲気はありません。



やがて食事が出来あがり、畳の部屋で向かい合わせで食べている映像が映りましたが、



食欲旺盛でバクバク食べている川島君の姿が印象的なぐらいでした。


やっぱりなにもなかったんだろうな、ホッとしたようなガッカリしたような気持ちでした。



やがて、食事も終わって二人でテレビを見ていた時に、川島君がサイドボードを指差しながら言いました。



「そこにお客さんにもらったワインがあるんですよ。洋子さん よかったら飲みませんか?」



「へーっ、高級そうなワインね。私 お酒あまり飲めないけどワインならいただいちゃおうかな」



ワインを傾ける二人の姿がしばらく続きました。ワインをゆっくり飲みながら、



二人が談笑する映像がしばらく続きました。



「あーっ、おいしい。すごく飲みやすいね。後がちょっとこわいけど」



「そうですよね。ワインは結構後から酔いがまわりますよ。でもまあ、最後の一杯ということで」



川島君は家内のグラスにワインを注ごうとしました。



「えーっ、私を酔わそうとしているでしょ(笑)」



「まさか、とんでもないですよ!」



川島君は真顔で否定しました。



「あはは…それよりさ、川島君聞いてもいい?」



「ええ、何ですか?」



「川島君、彼女いるの?」



「う~ん、いないですよ。いない歴がもう2年かな」



「ホント?そんなふうに見えないわ。ねぇ、モテるんでしょ」



家内は少し酔っているのか、ややテンションが高い感じで川島君を質問攻めにしていました。



「全然モテないですよ。僕、これでも奥手なんですよ」



「ふ~ん、でも好きな人とかいるでしょ?」



「ええ…いますよ。内に秘めてますけど」



川島君は視線をそらしながら言いました。



「なんだーっ、いるんじゃない。じゃあ、さっさと告白しちゃいなさいよ。誰なの?



会社の女の子かな。言えないなら私が言ってあげようか?」



すっかり家内に主導権を握られてしまったような川島君は、やや言いにくそうに言いました。



「いえ、なんて言うか…その人、結婚してるんです。だから…」



「へーっ、そうなんだ。叶わぬ恋ってやつね。その人、お客さん?」



川島君は家内を見つめながら言いました。



「そうです、今僕の目の前にいます」


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それから、川島君は家内とのメールをすべて私に転送するようになったのです。
川島君からは3日に1度ぐらいの間隔でメールが転送されてきました。
ほとんどジーンズしか履かないあの地味な家内が、若い男性とどんなメールのやりとりを
しているのか、最初はすごく興味があり、川島君からきた転送メールをドキドキしながら見たものです。
しかし、期待外れというか、中身はまったく他愛もないものでした。
゛今日はまた新車売りましたよ゛゛ヤッタネ!!おめでとう゛とか、
゛今日のニュース見た?ひどいよね~みたいな感じでどうでもいいようなものがほとんどでした。
家内はさすがに主婦らしく、若いて一人住まいの川島君の食事を気にしているようでした。
゛川島君 今日はなに食べたの?゛゛え~と 朝はコーヒーだけ 昼はラーメン 
夜はビールとコンビニ弁当かなー゛゛何よそれ 野菜が不足しているわね だめよ 
そんなの゛みたいな感じで川島君の食事の内容を聞いている日が多くありました。
そんなメールが続いていた矢先、川島君が゛じゃあ、洋子さんの手料理ご馳走になっちゃうかな
゛というメールを送りました。すると家内は゛そうね~、とても見ちゃいられないわ、
自炊しなさいよ 教えてあげるから゛と返事をしていたのです。
そのメールが転送されてきてからすぐに川島君から電話がありました。
「すみません、瀬戸さん。メールはご覧になりましたか?」
「ああ、見たよ。川島君 とうとう自炊するのか?」
「いえいえ、そんなのできないですよ。自炊するようなやる気を見せて、洋子さんの手料理を
ご馳走になっちゃおうかなと思って」
川島君はいつのまにか、家内のことを洋子さんと呼ぶようになっていました。
「本当にしなかったら家内のやつ怒るぞ。あいつが怒ったら結構手強いからなぁ(笑)」
「エーッ、マジっすか。やばいかなー。それでですね、洋子さんを僕のマンションに
お招きしていいか、瀬戸さんにお伺いしたかったんです」
川島君は家内を自分のマンションに呼んで、手料理をご馳走してもらおうと思ったようでした。
「そうだな、家内がどう言うかな?年は離れてても、男性一人住まいの部屋に行くわけだからな」
「ええ、もちろん洋子さんに断られればやめますし、もし実現しても洋子さんには指一本触れませんから」
私は川島君と話しながら何となく胸騒ぎを覚えました。44歳と32歳で年が離れているとはいえ、
所詮は男と女です。マンションの密室で二人きりになれば何かあるかもしれません。
まさか、自分の家内に限って、セックスレスでそういうことにまったく興味を示さない地味な
家内に限ってとは思いましたが、やはり若干の抵抗もありました。
ただ、万が一川島君とそういう関係になれば、その現場をどうしても見たいという気持ちも
強くあったのです。これが寝取られ願望というのでしょうか。
そこで私は川島君にまた条件を出しました。
「川島君、ビデオカメラ持っているか?」
「ええ、ありますよ。ハンディタイプのですよね」
「そう、家内にわからないように盗撮できるか?君と家内が部屋でいっしょにい
るところを見たいんだ。それができるなら俺は了承するよ」
「ビデオ報告ってことですね。了解しました。必ずしますよ。結構散らかってますから、
カメラは見えないようにセットできると思います。後は洋子さん次第ということですね。
今からでもメールしてみます」
川島君の声は弾んでいるようでした。妻は果たして何と返事するのか、
行って欲しいようなそうでないような複雑な気持ちでしたが、行って欲しい気持ちの方が
勝っていました。
そして話はトントンと進み、翌々日に家内が川島君のマンションに行くことになりました。
家内が川島君のマンションに一人で行く、私は今まで感じたことのない複雑な心境でした。
川島君は家内に指一本触れないと言いました。
しかし、そうは言っても果たしてそれで終わるのか、アルコールが入ればまた状況が変わ
るのでないか、指一本触れないと言ったところで何かの拍子に身体が触れ合ったら、
そのまま深い関係に陥るのではないか…私は心の中であれこれと考えていました。
しかし、私の心配をよそに家内はあっけなく川島君のことを話してくれました。
「明後日ね、川島君のお家に行って一緒に食事を作ってあげようと思うの」
夕食を済ませて居間でテレビを見ながらくつろいでいた時に家内が話しかけてきたのです。
私は一瞬ビクッとしましたが、何も知らない振りをして言いました。



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家内の彼氏、その1、メールアドレスを教えてあげたの(フィクション)</




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家内の彼氏、その1、メールアドレスを教えてあげたの(フィクション)


中年夫婦のお話です、よろしければお聞きください。
昨年末のことなんですが、家内の自動車が故障し思い切って新車に買い替えることにしました。
私の姉の子、大輔はディーラーの整備担当として働いており、そのデーラで購入することになりました。
年明けに大輔に電話すると、そのディーラーの営業マンの川島がバンフレットを持って
自宅まで来てくれました。
どれを選ぶかは家内に一任していたのです、夕食の時に家内から購入の契約をしたことを聞きました。
「川島さんって、おもしろい子ね、一緒に試乗してもらったけど、おもしろいことばかり言うから
笑っちゃうののよ、やっぱり営業だから口がうまいのよね、
携帯番号とメールアドレスを教えてあげたの、またメールで爆笑を誘いますよ…なんて言うから」
家内とは結婚して16年たち、中1になる息子がいます。
子供が産まれるまではセックスもそれなりによかったのですが、子供ができてからは寝室も別になり、
子供が大きくなった今は家族3人が別々の寝室となってしまいました。
寝室が別になるとセックスの回数もめっきり減ってしまいます。仲は決して悪くないのですが、
家内とはいつのまにかセックスレスになっていました。
ですので、家内が若い男性とメールアドレスを交換したからと聞いても何とも思わなかったのです。
その後家内は川島君と時々メールのやりとりをしていたようでしたが、
川島君を男として意識するような感じもなく、メールの内容も私に話すほどでした。
今年の1月の末ぐらいでしたが川島君と話をする機会がありました。
オイル交換のため川島君の店の隣に併設している工場に車を持って行った時のことです。
少し時間があったので、店舗の中でパンフレットを眺めていた時、川島君が話かけてきました。
「瀬戸さん いつもお世話になります。ご無沙汰してます」
川島君はいつもの通り明るくハキハキとしていました。
「やぁ、どう その後は 車は売れてるかい?」
「ええ、おかげさまで。今月の月間目標も軽くクリアです。その節は奥さんにも
大変お世話になりました。新しいお車の調子はいかがですか?」
「う~ん、何も聞いてないからいいんじゃないかな」
「そうですか、もし何かありましたら、何なりとお申し付けくださいね」
私はメールのことを思い出して、ちょっと川島君をからかってやろうと思いました。
「ああ、何かあれば家内が直接連絡するさ。メールの交換もしているんだろ?」
川島君は一瞬しまったという表情になり、深々と頭を下げました。
「申し訳ございません。瀬戸さんに何も言わずに勝手に奥さんと連絡取り合ったりして、
失礼なことをしました。本当に申し訳ございません」
あまりに川島君が大袈裟に謝罪するので、逆に可笑しくなってしまいました。
「はははっ…俺は怒ってるんじゃないよ(笑) いいじゃないか 若い男とメールができて
家内も喜んでいるさ」
「そうだといいんですが、でも瀬戸さんのご機嫌を損ねたとなると…」
「大丈夫 大丈夫 そんなに気にするなら家内を一度デートにでも誘ってやれよ」
「ありがとうございます。奥さんとメールしていると本当に楽しいんですよ。
僕の話もいろいろ聞いてもらったりして」
「まあ、あんなおばさんでよけければ相手にしてやってくれよ」
「いやー、うれしいです」
「但し…だけど」
「えっ、何でしょうか?」
私はある考えがひらめきました。
「俺には絶対報告することだ。いいかい、できるかな?」
「わかりました。じゃあ、早速これから奥さんとのメールのやりとりは全部瀬戸さんに転送します」
「よしっ、決まりだな。家内には内緒だぞ」
「ええ、了解です。男同士の固い約束ですね」
それから、川島君は家内とのメールをすべて私に転送するようになったのです。




挿入、即、ポルチオ!!!
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中出しメイド~子宮性交



数の子天井・巾着、そしてポルチオ。
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奥様と下僕、その8、オネショでもしたかのようにびしょ濡れです。




吉崎直緒のアソコもアナルも楽しめる
極上な二穴ホール


奥様と下僕、その8、オネショでもしたかのようにびしょ濡れです。

暫らくピストンさせて私は声を押し殺している奥様に
「奥様、思いっきり声を出してくれませんか?」と一言リクエストしましたれませんか?」
『恥ずかしいわ。』と奥様。そこで私はチン○を浅い挿入にしました。
亀の先っぽだけを出したり入れたりと自分んでチン○を握りながら奥様を焦らしました。
『もぉ~意地悪なことしないで』『ねぇ~お願い・・・入れて・・・あ~ン…』
私は「何をどこに入れて欲しいんですか?」『怒るわよ!・・・あ~ん・・・早くぅ~』「
どうしてほしいか大きな声で言ってみてください。」
『・・・・あ~ん・・・早く~』暫らくして諦めたのか、または我慢できなくなったのか
『言うから入れてぇ~。』
『龍一君のチン子を入れてください。』
「どこに?」
『私のオマン子に・・・』
「「はい、」
最初から!」とこの時点で殆どイニシアチブ取る私。
『私のオマン子に龍一君のチン子をいれてください。お願いします。』
“M”と化した奥様でした。
私は思いっきり奥様の子宮を目掛けて腰を入れてチン○を突っ込みました。
先ほどの厭らしい言葉のやり取りで吹っ切れたのか奥様は『あぁ~っ!
イイィ~ッ!・・・あ~気持ちいいぃ~っ・・・』『あぁ~!・・・イクゥ~・・・
あっ・あっ・あぁ~ん・・・イッチャウ・・・イッチャウ・・・あ~っ・・・イクッ
イクッ・・・イクゥ~ッ』とても大きな声を張り上げて体を硬直させた後ダラ~ンと
体をが伸びきらせて果てました。
しかし、私はまだまだ奥様を攻めました。奥様の体をひっくり返してバックで
挿入!再び、我を忘れたかのような奥様の喘ぎ声。
いや、喘ぐというより悶え叫ぶといった方が正しいほどの大きな声を張り上げ
ていました。もう、いつもの奥様のイメージは欠片もありませんでした。
疲れを感じてきた私は仰向けになり奥様の騎上位の体位へ。
声とともに揺れる体に揺れるオッパイ。そのオッパイを揉みながら、
奥様の高速上下運動が続きました。
やがて騎上位でもイッタらしい奥様は倒れるように私の胸の上に、
そして私の唇にとキスの連続でした。
私は体を入れ替えて今度は私が上になってのピストン。三度、四たびと悶え、
喘ぐ奥様と一緒に私もそろそろでした。
「奥様、イキそうです。中に出してもいいですか?」
『あ~ん、イイッ・・・イイィ~ッ・・・キテ、キテェ~・・・中でいいわあ~・・・あ~イッチャウ~・・
・ダメダメ・・・イクゥ~・・・』
私も奥さんも同時に果てました。
『ちょっと、このままでいて』とチン○を射したまま抱き合っていました。
しばらくしてそっとチン○を抜き、体を起こしてみるとベッドは子供が
オネショでもしたかのようにびしょ濡れでした。はい、」

暫らくピストンさせて私は声を押し殺している奥様に
「奥様、思いっきり声を出して



名器を極めた本格派
無次元加工で本物以上の挿入感
名器の品格






奥様と下僕、その7、奥様のアワビをいただきました。




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奥様と下僕、その7、奥様のアワビをいただきました。

恥らいながら黙って静かに私の顔の上に跨る奥様でした。
再び私の目の前に奥様のアワビ。夢のような至福の光景でした。
そして再び奥様の手で握られる私のチン○。
体を倒して口の中に頬張る奥様。あっという間に元気を取り戻す我が息子。
暫らく、私たちは優しいシックスナインというものを堪能しました
チュポチュポと奥様のフェラの音が響いていたことを思い出します。
奥様が私の顔の上に跨って剛毛に囲まれた奥様のアワビが目の前に、アワビどころか
菊門も臭いそうなくらいに丸見えでした。
ベッドの枕元の位置に小さな照明がありましたので薄暗い部屋の明かりの中でその照明を
点けて奥様の恥ずかしい局部を照らしてやりました。
「何してんの?恥ずかしいから止めてよ!そんなに見ないで!」と言いながらも体勢はそのままでした。
私の口元がベタベタになるくらい奥様のアワビを味わいました。それだけでは物足りずに指を
菊門に挿入すると第一関節が入って痛がるのかと思ったのですが「あ~・・・いい~・・・あ~ん」
と満更でもありませんでした。これはきっと普段から使い込んでいるのだろうと思いました。
すると反撃なのか奥様も私の裏筋からアナルへと舌を伸ばしてくれて熟女の技に私の体は
ヘロヘロでした。
お互いの体を舌で堪能し合った私と奥様はいつしか自然に体を起こして暗黙の了解かのように
無言で正常位 のかたちになり「入れてもいいですか?」と問うと
「ダメと言ったら止めれるの?・・・そんなこと聞くもんじゃありませんよ。」と母親が諭すかのよう
に私の首に手を廻しながら「い・れ・て・」の一言がとても58歳の女性とは思えないほど
可愛く感じました。そして枕元に備えてあったゴムを手にしようとすると
「それは必要ないわよ。そんままでいいから・・・」と生でOKとのことでした。
もしかしたら妊娠の心配がない年齢?とも同時に思い、ならば中出しもOK?とも考えました
いよいよ知的で上品、清潔感に溢れる理事長の奥様に挿入出来る瞬間が訪れました。
緊張しながら私のチン○を奥様の局部に宛がうと、
そこからは奥様が自分の手で導いてくれて生で奥様の中に挿入。
私は奥様の膣の感触を味わいながら合体です。 
入れた瞬からら奥様は声を殺しながらも息が荒く漏れていました。
「奥様、入っちゃいましたよ。」
『とうとう悪いことしちゃった』
「奥様は浮気したことないんですか?」ゆっくり腰を上下左右に動かしながら質問するわたしでした。
『・・・・』無言で答えない奥様。「奥様、答えてください!・・・浮気の経験は?」
『そんなことレディーにきくもんじゃありません!』
『それより気持ちよくさせて。お願い!』
そこからは私も無言で奥様を攻め続けました。
次回に続く




名器クオリティを大型ホールに あの名器の品格
極上生腰がパワーアップ!


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瀬戸 龍一

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