2ntブログ

私の妻は、その18、妻は縛られテーブルを回ります。

PCソフト

強いられ妻・穂乃香 エロい体はあの背徳の快感を忘れられない

中古価格
¥680から
(2017/1/17 22:13時点)




PCソフト

貸し出し妻、満里奈の"ネトラセ"報告 外伝1 ―女子校生、満里奈の性感開発―

中古価格
¥880から
(2017/1/17 22:13時点)




私の妻は、その18、妻は縛られテーブルを回ります。

妻「恥ずかしいです…」

Sさん「恥ずかしい?なんで?」

妻「皆に見られているから…」

Sさん「えっ?なに?」

妻「皆に見られているから、恥ずかしいです」

普段、店内にこれほど大勢の人がいる時は、

隣の人との会話が出来ないほど、ざわつく店内でしたが、

今はこの会話を静かに皆が聞いていました。

Sさんはさらに妻に言いました。

「これからさらに恥ずかしくなるよう、皆さんの近くに行って、

恥ずかしい姿を見てもらうよ。

皆さんに見て頂いているお礼に回るから、

ちゃんとご挨拶をしなさい」

妻「はい…」

妻は、緊縛されたまま、よたよたとよろけるようにSさんに引かれ、

先ずは新規の単独男性が座っている席の前で連れていかれ、

立たされました。

単独男性たちは戸惑っているようでした。

妻はSさんに挨拶を促されて「宜しくお願いします…」

と、小さな声でいいました。

Sさんがさらに「それだけ?ちゃんと私の体を見てください…

と言わないと駄目でしょ」と妻に言いました。

私からは妻は後ろ姿しか見えず、妻の表情は見えませんでした。



「私を見てください…」

単独男性は、妻に言いました。「エッチな体ですね…」



「ありがとうございます」

妻はSさんに言われることなく、自分からお礼を言いました。

妻はさらに隣のカップルさんの席の前に連れていかれました。

Sさん

「挨拶は?」



「私を見てください。宜しくお願いします」

Sさん

「私のどこを見て貰いたいのか言わないと…」



「私の体を見てください」

Sさん

「どんな体を?」




「……」

Sさん

「さっきなんて言われたの?」



「私の…エッチな体を見てください」

カップルの男性が「ちょっと触ってもいいですか?」

と聞いてきました。



「……」

Sさん

「はっきり言わないとわからないよ」



「はい。いいです…」

カップルの男性が妻の縄で絞り出された乳房を揉みます。

カップルの男性

「柔らかいよ…触ってみ?」とパートナーの女性に言いました。

女性は「私はいい、いい…」と手を横に振りがら言いました。

カップルの男性が妻の乳首を摘まんでくると、

妻は膝が崩れるようになりました。Sさんが肩を抑えて、

倒れなないように支えました。

妻から微かに声が洩れてきたようです。

カップルの女性が「ちょっと、いつまでやってんの…」

と言い、男性は妻の体から手を離しました。

さらに次々にテーブルを回り、

いろいろなお客さんにも言葉責めをされたり、

乳房を触られたりしていました。

私の妻が全裸で縛られたまま、身動きできない状態で、

他人によって、大勢の人に晒し者にされていました。

そして妻は屈辱的なことを言われたり、言わされて、

逃げられない状態で触られてしまい、いやらしい声を出しています。

普通ならば、私にとってもこんな屈辱的なことはないんでしょうが…

私は先走り汁を大量に出して、勃起をしていました。

いつもそうですが、私はなんでもないように冷静を装っていましたが…


最後に私が常連男性たちと一緒に座る席に、Sさんが妻を連れてきました。

ちなみにここに一緒に座っている4人の単独男性のうち、

妻は3人とは既にハプッています。

後の一人は妻は気持ち悪い人と言っていて、話しはしますが、そ

の男性との絡みは、いつも避けていました。

妻は一瞬私を恨めしい顔で見ましたが、

その後は一切私を見ようとしませんでした。

Sさんは私達のテーブルでは妻に挨拶をさせませんでした。

ここのテーブルは妻とも仲のよい男性ばかり…

常連男性たちはすぐに立っている妻の体に手を伸ばします。

一人の男性が、立ち上がり、妻の体を抑えるように

後ろから妻を抱きすくめ、乳房を荒くわしづかみにして揉みます。

さらに他の男性が妻の股間に掛かる縄を手で掴み、

上にぐいっと上げて、縄を食い込ませたり、

小刻みに揺らして震動させたりしています。

さすがに陰毛が濃い妻も、

この近距離だと妻の色素が沈着して、

黒ずむ割れ目に、縄が食い込んでいるのが見えます。

エロい…

緊縛されて身動きできなくされて、立たされたままの妻の体に、

複数の男がたかるように手が這い回っていました。

私はそれを座ったままじっと見ていました。

妻は顔をしかめて、唇を噛んで堪えているようでしたが、

そのうちに口が半開きになり、声を出しはじめました。

「うっ…はぁはぁ…あっぁ~あっ…あ~ダメ…イヤ…あ~」

股間に手を入れた男性が縄が濡れていると言っています。

「なんで濡れているの?」と言葉責めをされていましたが、

妻はもう答える余裕はなく、ただ喘いでいました。

妻はふらふらで、足に一切力が入らないようで、

なんとか男性に抱えられて立っている状態になっていました。

それを見ていた私の横に、Sさんは座り、こう言ってきました。

「ありがとうごさいます。こんなになってしまいましたが、大丈夫でしか?」



「大丈夫です。めちゃめちゃ興奮しましたよ。逆にありがとうございます」


Sさん

「奥さんは本物ですよ(笑)まだまだ進化します…

うらやましいです。うちの(Mちゃん)より、

調教すれば真性のM女になるかもです…」



「そうなんですか…?そんなには進化しなくていいんだけど…

私の手に負えなくなりますから(笑)調教とかもするつもりないし…」

この返事は本心でした。

妻を本格的にハード調教するつもりもありませんでしたし、

妻の体を痛め付けることなんて、

私が出来るとは思っていませんでした。

ソフトSMとかの遊び程度で十分だと思っていましたので…

今日で妻がそれを受け入れてくれる環境は整ったと思っていたので、

私はそれだけで満足でした。

そんな話をSさんとしていると、

妻は単独男性にソファーに座らされていました。

妻はソファーに縛られたまま、M体に開脚されていました。

妻は単独男性たちに好き勝手に体を触られたり、

舐められたりされていました。
さっきのカップルの男性もいつの間にか、

それに加わっていました…後で彼女に怒られな…(笑)

単独男性が妻のお○んこを触ろうとしていましたが、

縄が食い込んでいて、自由に触れないので、

縄をほどこうとしていました。

Sさんが妻が縛られてからかなりの時間が経過するから、

そろそろ縄をほどかないとまずいかな…?て言いながら、

妻の縄をほどいていきました。

緊縛ってこの時間がシラケてしまうなぁ~と思って見ていました。

Sさんがほどいた縄をMちゃんが綺麗に束ねていきます。

やはり単独男性たちもこの間で、ヤル気が失せてしまい、

一旦終了となりました。

だだ、この後に妻の一言で、すぐに2回戦目が始まることになりました。

PCソフト

寝取られ妻は孕みごろ

中古価格
¥2,800から
(2017/1/17 22:14時点)




PCソフト

妻しぼり

中古価格
¥2,000から
(2017/1/17 22:14時点)




PCソフト

兄貴の妻は俺の肉妻(オマエノモノハオレノモノ)

中古価格
¥2,880から
(2017/1/17 22:14時点)




PCソフト

妻みぐい&妻みぐい2【復刻版FFP仕様】 AFRB-032

新品価格
¥3,780から
(2017/1/17 22:15時点)




PCソフト

熟女パラダイス 特別価格シリーズ 昼下がりの団地妻たち ~熟れた匂いとムレた肌~(DVDPG)

中古価格
¥1,300から
(2017/1/17 22:15時点)








私の妻は、その17、縄がおまたに食い込むわ

PCソフト

爆乳セレブ妻・お触り車両「イヤ、ダメ、触らないで! これ以上されたら……」

中古価格
¥3,380から
(2017/1/17 22:05時点)




PCソフト

借り妻~今夜、兄嫁と寝ます~

中古価格
¥4,220から
(2017/1/17 22:06時点)




私の妻は、その17、縄がおまたに食い込むわ

ハプニングバーの店内。

金曜日の夜、10時過ぎ…

テーブル席はすべて埋まっていました。

店内の真ん中に全裸で立たされた妻、

Sさんは無言で妻の手を後ろに回させて、麻縄で後ろ手に縛ります…

妻は体は柔らかいほうですが、

思ったより背中の上の方で固定されました。

手に後ろに縛られて、その縄を妻の乳房の上に1周…2週と回します。

Sさんは軽く縛ると言っていましたが、

妻の体に縄が食い込み軽く縛っているようには見えませんでした…

Mちゃんは、まるで助手のように、

きれいに束ねられた麻縄をほどき、Sさんに縄を渡します。

Sさんが妻の体に食い込んだ縄に指を入れて、

引っ張り、縄の位置を調整したり、

締まり具合を確認するようにしていました。

妻の乳房に上下に縄がかかりました。

妻の乳房が絞り出されました。

Sさんは、さらに乳房の縦方向にも縄を通し、

前後左右から妻の乳房を絞り出します。

時折、Sさんが縄を引っ張ると妻がよろけます。

下を向いてうつむく妻の顔をMちゃんが覗きこみ

「大丈夫?」と言いました…

妻は顔を伏せたまま「はい。大丈夫です」と返事をしました。

妻はMちゃんに対しても、敬語で返事をしました。

(後ではっきりと分かるのですが、

妻はMモードになると敬語になります…)

私は心配になり「大丈夫なの?痛いとこあるなら言いなよ…」

と声を掛けました。

すると私の声で我に返ったように、妻は表情を取り戻した顔をあげて、

こう言いました

「もう~なんでこうなるの…恥ずかしいなぁ」

さらに妻は私に「ちょっと来て…」と呼びました。

私が席を立ち妻の横に行くと、妻は汗を拭いて欲しいと言いました。

妻は普段は汗をあまりかかないのですが、

顔以外全身に汗をかいていました。

一度縛りを止めてもらい、私は店のタオルを借りて、

上半身を縛られている妻の体を拭いてあげました…

麻縄が汗を吸い、

麻縄の独特の臭いがさらにつよくなっていました。

その臭いがいやらしく感じました。

妻はお尻から太もも、膝の裏側までびっしょりと汗をかいていて、

私が拭きながら、ここもいっぱい汗をかいているんじゃないの?

と妻のお尻を掴み、開くようにして、指を入れようとすると、

妻は体を捩るように逃げて「馬鹿じゃないの?」

と真剣に私を睨んで怒りました…

やべぇ調子に乗りすぎた…と頭を掻きながら、

私は席に戻りました。どっと笑いがおこり、単

独男性たちから「グッドジョブ!」と迎えられました(笑)

ただ…この笑いの中…

妻のお○んこは一瞬で分かるほど、

ぐちょりと濡れていることが分かりました…

妻は見らながら縛られるだけで、既に感じているようでした。

Sさんは縛りを再開しました。

縄は胸からウエストに…妻のウエストが絞られて、

さらに胸が強調されます。

途中で知り合いの単独男性がトイレに立ち、

途中で縛られている妻のお尻を、冗談半分に笑いながら軽く2回、

ピシッピシッと叩きました…妻は驚いてよろけました。

すると、それまで無言で縛っていたSさんが、

「危ないから、そういうことしない!

途中で触るな!」と声を荒げました…

普段は温厚でいつも笑っているSさん。

真剣でSモードに入っているようでした。

Sさんが、直立して足を閉じて立つ妻の片足を持ち、

「少し開いて…」と言いました。

妻は素直に従い、2~3回足をずらして開きました。

妻のウエストから麻縄が股間に前から後ろに通されます…

麻縄は途中で結び目が作ってあり、

妻の敏感な場所に当たるようにしてありました。

股間に食い込む縄は、

妻の濃い目の陰毛に隠れて見えなくなりました。

後ろに回した縄をSさんが、クイックイッと引っ張ります。

妻は上半身をくの字に前に倒し、

よろけました。妻の口からは小さく「あっ…」と声が出ました。

それは、よろけて驚いて出た「あっ…」なのか、

感じて出てしまった「あっ…」なのか分かりませんでした。


Sさんが縛りを完成したようで、

「よしっ」といい、妻の体から少し離れて、全体を見て、

縄の位置をずらして直していきます。

その途中でも、Sさんは妻の股間にかかる股縄を引っ張ります。

妻はその度に上半身を倒します。

上半身を曲げる度に、妻をSさんが起こしますが、

何度か繰り返すと、Sさんが「真っ直ぐ立ったままにしてなさい…」

と、優しい言い方ではありましたが、命令口調で言いました。

妻はふらふらしながらも「はい…」と言いました。

SさんはMちゃんにふらふらしている妻を、

倒れないように押さえているように言い、

私のところに来ました。

「奥さん入ったみたいなので、よかったらもう少し続けますか?」

と言ってきました。

「入った?」私はなんのことだかわからなかったのですが、

たぶん、その気になったとか、

Mモードになったと言う意味だとはわかりました。

私は「痛たいことはなしで、お願いします…

妻が本気で嫌がったら終わりにしてください」と言いました。

Sさんは店の中央で縛られたままの妻のところに戻ると、

「痛いとこはある?」と聞きました。

妻は下を向いたまま「大丈夫です…」と答えました。

それを聞くとSさんは、妻の顎を持って、顔をあげさせ…

睨み付けるようにしながら「どうです?縛られた感想は?」

と聞きました。

さっきまでのSさんとは違い、

その顔は意地悪な顔に見えました。

妻を虐めるつもりだと思いました。

PCソフト

奪 ~人の妻、売ります~

中古価格
¥600から
(2017/1/17 22:07時点)




PCソフト

妻の母さゆり 初回限定版

中古価格
¥5,120から
(2017/1/17 22:07時点)




PCソフト

奥さん、金が無いなら身体で払ってもらいましょうか?~人の妻たちのケツを並べて食べ比べ!寝取り喫茶接待!~(DVDPG) DVDPG

中古価格
¥1,383から
(2017/1/17 22:07時点)




PCソフト

貸し出し妻、満里奈の"ネトラセ"報告 外伝2 - OL満理奈の童貞調教 -

中古価格
¥1,780から
(2017/1/17 22:07時点)







夫婦慕情、その4、龍一さんの彼女って年上




夫婦慕情、その4、龍一さんの彼女って年上

{そうだね…亜希子さん、元気出してよ…俺…

亜希子さんが笑ってるの…好きなんだ…}

精一杯の告白のつもりでした…。

(うん…ありがとう…)

翌日から私は仕事が終わると、寮の風呂に飛び込み、

着替えを済まして店に行く生活が始まりました。

道すがら、段ボールに野菜を買い込み、

亜希子さんのの店に運んだのです。

{お袋が、野菜をいっぱい送ってきてさあ…

これ…店で使えるよねえ…}

(え~!?…使えるけど、いいの?…

せっかくお母さんが送ってくれたのに…)

亜希子さんが喜んでくれるのが、何よりうれしかった…。

(今朝ね…病院に行ってきたの)

{どうだったの?}

(うん、点滴してたけど、元気そうだった…

龍ちゃんが心配してくれてるって話したら…うふッ…)

{なに?…何か言ってたの?里治さん?…}

(ううん…何でもない…お礼言ってくれって…)

{そう…でも元気そうでよかった…今度はいつ行くの?}

(毎日行くよ…朝か仕事が終わって…)

{夜行くのなら俺も一緒に行きたいなあ…}

(うん、いいよ…日曜日ならお店も夜ひまだから、日曜日にする?)

数日後の日曜日、

亜希子さんと里治さんのお見舞いに行くことになったのですが…

一日中ソワソワしていました…亜希子さんと出かける…

それだけで私は舞い上がっていました。

店の中で亜希子さんの仕事が終わるのを待っていました。

(島村さん…私、今からちょっと病院に行ってくるから、

早じまいしますね…片付けてあがって下さい…)

里治さんより年上の島村と言う職人さんは、

いかにも頑固そうな雰囲気の人でした。

片付けが終わり、職人さんを送り出してから、

私達は店を出ました。

(ねぇ龍ちゃん…お店の味のこと、

会社の人達なにか言ってない?)

{…味?…特に聞いてないよ…}

(そう…焼き飯なんか味薄くない?…しなそばの出汁も…

何かみんな薄い気がしてさあ)

亜希子さんの口調から、

島村という職人さんを気に入ってないようでした。

片道30分~40分の所にある病院だったと記憶していますが、

亜希子さんとの往復は、あっという間でした。

亜希子さんの幼い頃の話しや、まさか、

里兄ちゃんと呼んでいた里治さんの、お嫁さんになるなんて、

思ってもいなかった話しなど、面白可笑しく話してくれた記憶があります。

病院はシーンとしていて、

独特の雰囲気ですが、これは今も変わりませんねぇ。

静かに戸を開けて、ソッとカーテンの中を覗くと…

里治さんは眼鏡をかけて本を読んでいました。

{里治さん…}小さな声で呼び掛けると、

里治さんは眼を丸くしていました。

「龍ちゃん?…ナンだよ…びっくりしたよ…

一人?…うちのやつは?」

(ばあ~!)亜希子さんは、

私の後ろから突然顔を出して、おどけてみせました。

「居たのか…どうだった店の方は?」

寝ていてもやはり気になるのはお店の様でした。

(うん…まあまあよ…

日は30分ほど早じまいしたけどね)

「そうか…あの職人、どうだ?」

(真面目だけどね…

ちょっと、あなたに比べると、全体的に味が薄いのよ…)

「う~ン…そこそこいい店にいた奴らしいからなあ…

きつい仕事をしてる人には、ひと味濃くしないとなあ」

(うん…私もそう思うわ…明日話すわ…。

それより、龍ちゃんが毎日きて手伝ってくれてるのよ…)

手伝ってなんかいないよ…皿を洗ってるだけだよ}

「龍ちゃんありがとうなあ…亜希子から聞いてるよ…

皿洗うだけでも、ずいぶん助かるよ…

それに、田舎のお母さんが送ってくれた野菜なんかも…

本当にありがとうなあ」

{よしてよ里治さん…それより、どうなの身体の方は?}

(あと二三日したらわかるんでしょ?)

寝ている里治さんを上から見ているせいか、

顔色が悪く、心なしか痩せたように見えました。

「多分な…だいぶダルさは無くなってきたよ…

それより亜希子、なんか温かい飲み物でも買って来いよ…

この先に遅くまでやってる店があっただろ?」

いいから!…と言う私を振り切って、

亜希子さんは病室を出て行きました。

「なんかおかしいんだよなあ…」

里治さんが突然言い始めたのです。

{何が?…何かあったの?}

「医者がな…輸血の事を根掘り葉掘り聞くんだよ…

いつ頃やったのか…

とか、量はどのくらい入れたのか…とかさあ…」

{ふ~ん…何だろうねぇ…亜希子さんは知ってるの?}

「あいつは何にも知らないよ……店続けられるかなあ」

里治さんは遠くを見るように言うのです。

{変なこと言わないでよ…}

「俺達…従兄弟同士だろ…

俺もあいつも結婚するなんて思ってもいなくてさあ…」

{仲いいじゃないですか…}

「まあな…でも…二人で旅行だって行ったことないんだぜ…

ずっと…苦労させっぱなしだ…」

言葉が見つかりませんでした…。

夫婦慕情、その3、精一杯の告白





夫婦慕情、その3、精一杯の告白

もうすぐ12月というある日のこと、白い息を吐きながら仲井さんが工場に入って来ました。

{臨時休業?}

昨夜も私はお二人には会っていました。今日、店を休むなんて聞いていません…?

昼休みと同時に、私はお店に急ぎました。

"心で好きと叫んでも、口では言えず…"

"からたち日記"を口ずさみながら作業服の襟を立てて急ぎました。

店の戸に、確かに臨時休業の張り紙がありました。

鍵がかかっていました…二人とも居ない?

戸を叩いてみたのですが、やはり居ない…なんで

仕事も終わり、もう一度行ってみたのですが、やはり居ません。

寮に帰り、風呂から出てもなぜか、しっくりしません…もう一度行ってみよう…

9時頃になって、店の前に立つと、二階のカーテンの隙間から明かりが見えました。

{里治さ~ん!亜希子さ~ん!…}

二階に向かって大声で叫びました。

しばらく待っていると、ガラス戸が開き、カーテンから顔だけを出した亜希子さんが…

(あッ…龍ちゃん…ちょっと待ってね…いま、下開けるから…)

そう言って、すぐに引っ込みました。

ガチャガチャ…戸が開いたのは、湯上がりの身体が完全に冷めた頃でした。

(ごめん、ごめん…ちょうどお風呂から出たとこだったのよ…)

{お風呂から?じゃあ、さっき顔を出した時は裸だったの?}

(あはッ…龍ちゃんもそんなこと言うの?…そうよ、は・だ・か…)

{はだかかァ…見たかったなあ}

(あはは…彼女に見せてもらいなさい!…)

亜希子さんは、パジャマ姿に赤い厚手のカーディガンを羽織っていました。

{なんで今日、臨時休業にしたの?}

(それがね…あッ龍ちゃん、ここ寒いから二階で話すわ…おいで…)

l亜希子さんは階段を先に上がって行ったのですが…

目の前で揺れ動く亜希子さんのお尻は私にはあまりにも酷な光景でした。

部屋には電気コタツが出ていました。

向かい合って据わると、亜希子さんはお茶を入れながら、

この日、一日の出来事を少しずつ話し始めました。

(今朝ね、時間になっても、あの人降りて来なかったのよ…

それで私、見に行ったら、まだ布団の中に居たのよ…)

{…………}

(はい…お茶…)

{寝てたの?}

(寝てたわけでもないみたいだけど…身体がダルくて起きられない…て言うの)

{前から時々言ってたよ…}

(うん…そうなんだけど…その都度、大丈夫って言ってたから…。

それで、多少の仕込みは私もできるから、寝かせてたのよ)

{入院したの?}

(うん…起きて来ないから行ってみたら、起きるって言ったけど、なんか辛そうでさあ…、

それで病院に連れて行ったのよ)

{病気はなに?}

(まだわからないの…先生は過労かなあって言ってたけど、

昔大病した事を言ったら、輸血したか?って聞くの…)

{輸血?…何の病気だったの?}

(胃潰瘍…それも穴が空いて危なかったの…その時、危なかったみたいで、輸血したって…)

{ふ~ん、先生はなんて?}

(考え込んでたけど…ちょっと色々検査してみようって)

{ふ~ん。検査結果が出るまで入院ってこと?}

(わかんないのよ…あの人が仲間の人に頼んで、厨房は何とかなったからお店は休まないけどね…)

でも給料は出すんでしょ?大丈夫なの?}

(何とかなるわよ…)

笑顔でそう言う亜希子さんでしたが、家賃だってあるはずだし、入院費用もかかるのです。

私は話しを聞きながら、ある決心をしていました。

店に通いつめていたので、使う野菜はわかっていました。

実家から送られてきた事にして、持って来ようと思っていたのです。

{亜希子さん、工場が終わったら、俺すぐに来るから、用があったら何でも言ってよね…}

真面目な顔で、亜希子さんの目をまっすぐに見て言いました。

(え?…だめよ…気持ちはうれしいけど、それはだめ…)

だめじゃあないよ…俺くるからね…里治さんが病気かも知れないのに、俺、絶対に来る}

あとに引けない気持ちでした。

「ははは…わかったから…でも本当に無理しないでよ…でも、龍ちゃんって意外と頑固ねぇ…」

「男だからね…里治さんが病気の時くらい、なんか手伝わせよ…」

(うん…ありがとう…本当のこと言うと、凄くうれしいの…)

亜希子さんの目がうるうるしてきたのがわかりました…。

気丈に振る舞っていても、心細かったのもわかりました。

(ああー…龍ちゃんがそんなこと言うから…)

亜希子さんの目から涙が一筋…流れました。

両手で顔を覆い隠し、しばらく沈黙が続きました…。

そして…(龍ちゃん、ほとんど毎日来てくれているのに…これ以上…ごめんね、心配かけて…)

顔を隠したまま、亜希子さんは言いました。

{なに言ってんの…俺だって…田舎から出てきて、

話す人もいない時に、あんなに二人が優しくしてくれたじゃない…お礼言うのは俺の方だよ…

里治さん、大したことなければいいね…}

(うん…ありがとう…来週には結果がわかると思うから…)

{そうだね…亜希子さん、元気出してよ…俺…亜希子さんが笑ってるの…好きなんだ…}

精一杯の告白のつもりでした…。




夫婦慕情、その2、淡い恋心





夫婦慕情、その2、淡い恋心

私の亜希子さんへの想いは、ほのかな憧れから、

淡い恋心へと変わり、

日増しに強い恋愛感情を持つようになりました。

もちろん、亜希子さんには里治さんという旦那様がいたのですから、

密かな恋心でした。

初めて、お二人にお会いしてからは、

昼飯時や夜食も頻繁に通い続けました。

先輩達と一緒の時もありましたが、ひとりで行くことが多かった……。

それは、先輩達…特に、仲井さんが一緒の夜は、

会話が卑猥だったからです。

酒が入ると、先輩達の話しは、仲井さん中心になり、

それを先輩達は聞きたがったのです。

<仲井さん…女のあそこって、ひとりひとり違うんですか?>

[当たり前だ…色も形も匂いも違うよ…

サネも南京豆みてぇな大きいのから、

マッチの先みてぇな小さいのまで、色々だ…]

<へぇ~南京豆ですか?…>

[俺のやった女の中にひとりいてなあ…いじりまわしてやると、

小指の先くらいのサネが、飛び出してくるのよ…]

ニヤニヤと笑いながら話す仲井さんは、

亜希子さんの後ろ姿をジィーと身ながら話すのです。

それでもまだ飲み始めは、ヒソヒソ声でいいのですが、飲み進む内に、

その声は次第に傍若無人な声に変わっていきました。

[いいか…どんな澄ました女でも、結婚したら、

みな旦那のち〇ぽをくわえるんだ]

まるで亜希子さんに聞かせるために大声で話すのです。

亜希子さんは私達のテーブルを見ようともしません。

私は{声が大きいですよ!…そんな話しは聞きたくないですよ!}

と、繰り返すのですが、先輩達は面白がって、

仲井さんに次から次に質問を浴びせるのです。

<うちに部品を持って来る、あのおばちゃん…旦那がトラックの運転手で

交通事故で死んだらしいけど、どうしてんですかねぇ?>

若手では最年長の隆司先輩でした。

[あのおばちゃんかあ…まだ四十前だろ?…体がもたねぇんじゃないかあ?…

隆司、口説いてみろよ、やらせてくれるんじゃねぇか?…ははは]

私は、こんな先輩達の話しを亜希子さんに聞かれるのが嫌で、

何度も途中で席をあとにしました。

七月の終わり頃…席をたった私を、

亜希子さんが店の外まで見送りに来てくれた事がありました。

(龍ちゃん、帰るの?…)

{うん…ごめんね…}

亜希子さんはニコニコ笑いながら…

(うぅん…気にしない、気にしない…

あんな話しを気にしてたら商売なんて出来ないわ…

それより、龍ちゃん…お盆は田舎に帰るの?)

{田舎?…帰らないよ…どうして?}

(うん…うちの人がお盆を休もうと言うのよ…)

{えぇ!?…休んじゃうの?……俺…毎日来ようと思ってたのに…}

(えぇ!?毎日?…あはは…そんなんじゃあ彼女なんて出来ないわよ)

{彼女?…彼女なんていらないよ…亜希子さんに会いに来るよ}

精一杯の口説き文句でした。

(あはは…毎度ありがとうございます!…ほら…

うちの人、釣りに行きたいみたいよ)

まったく相手にされていませんでした…。

当時の個人商店は、年中無休が当たり前…

何かやむを得ない時だけ臨時休業の貼紙を出していました。

{釣り?…亜希子さんも一緒に行くの?}

(私?…私は行かないわよ…でもお弁当は作るわよ…

哲ちゃんの分も…一緒に行かない?)

以前、口約束はしたものの、亜希子さんのお店は、

決まった休みがないので、

私の休みと合うはずもなく、気にしていませんでした。

{亜希子さんも行けばいいのに…}

(私、強い陽射しに弱いのよ…夕飯用意して待ってるわ…

一緒に行ってやってよ…)

{夕飯?…}

(うん…一緒に食べればいいじゃない…)

この一言で、里治さんと釣りに行く事になりました。

思い返せば、この始めての釣りが、今泉ご夫妻と私を結び付け

たきっかけの様に思います。

この日の釣りは、里治さんのテリトリー、荒川になりました。

自転車で店に行くと、里治さんは待ち兼ねたように…

「さあ…行こうか」と、さっさと自転車をこぎだしたのです。

(あッ…もう行くの?龍ちゃん今来たばかりじゃない)

里治さんは、まるで亜希子さんの声が聞こえていないか

のように、先を急ぎました。

(ごめんね龍ちゃん…うちの人、釣りとなると…まったくもう!)

{いいですよ…直ぐに追いつくから…じゃあ!}

{龍ちゃん頑張ってねー。お弁当はうちの人が持ったからねー。

行ってらっしゃい~…)

手を振る亜希子さんに見送られて、先を行く里治さんを追いました。

気分は爽快でした…亜希子さんは、いつものエプロン姿と違って、

ノースリーブの白いブラウスを着ていました。

亜希子さんのノースリーブの下で揺れる胸の膨らみと、

手を振る脇の下の白さは、当時の私には、息苦しい程のドキマギと

、まぶし過ぎる光景だったのです。

釣り糸を垂らし、竿の先一点を凝視する里治さんは、

近寄りがたい雰囲気がありました。

口を開いたのは、里治さんが一匹の鯉を釣り上げたあとでした。

「龍ちゃん、昼飯にしようか?」

この時、私はまだ一匹も釣れていませんでした。

{今日はボウズかなあ…釣れる気がしないですよ}

「ははは…焦らない焦らない…後半戦があるから」

里治さんは上機嫌でした。

そして、亜希子さん手作りのお弁当を広げ、食べ始めたのですが…

、二口、三口食べると、里治さんは、箸を置いたのです。

{どうしたんですか?…}

「なんか最近、…食べても直ぐに一杯になってさあ…」

{暑いからじゃないですか?…}

「そうかなあ…朝なんか体がだるくてなあ…」

{疲れが出たんですよ…}

「そうだな…龍ちゃん、俺の分まで食べていいから…

俺ちょっとあそこで横になってるから…」

里治さんはそう言って、橋の下の日陰に歩いて行きました。

夕方迄に私は二匹の鯉を釣り上げたのですが、里治さんはずっと、

日陰で横になったままでした。

疲れているんだろう…そう思った私は、里治さんの荷物や釣った

鯉を濡れ新聞に包み、帰る準備を終えてから、

里治さんを起こしに行きました。

「ああ……よく寝たぁ…」

{寝てる間に、僕二匹釣っちゃいましたよ}

「本当かよ…龍ちゃん上手いなあ」

意気揚々と店に帰ると、亜希子さんが迎えてくれました。

店の2階が住まいになっており、始めてお邪魔したのもこの日でした。

釣った鯉は、店の後ろにある井戸水を貯めた小さな池に入れました。

一週間から十日は井戸水で泥を吐かせるのです。

お風呂にも入れてもらい、食事を頂きましたが、この時も里治さんは、

ほとんど食べないのです。

それでもお二人は、私を歓待してくれました。

丸いちゃぶ台をはさんで、真近で見る亜希子さんの、

透き通るような胸元やノースリーブから伸びる二の腕、

笑う度に覗く白い八重歯は、

恋い焦がれる私には宝物に思えました。

多少、酒の入った私に、里治さんが聞いてきました。

「龍ちゃん…田舎に好きな娘いなかったの?」

(いない訳ないじゃない…龍ちゃん背も高いしハンサムだもの…)

高校時代、後輩の女子からラブレターをもらった事がありました。

セーラー服の胸下から、顔を真っ赤にして渡してくれました。

{いいなあって娘はいたけど、それたけですよ…}

(告白しなかったの?)

{しないよ…}

(ああ…だめじゃない…ちゃんと告白しなきゃあ…

相手に伝えなきゃあ…)

「こっちで彼女できた?」

{彼女じゃないけど…好きな人は}

酒の勢いでした…言った後から、心臓が音をたてて速まりました。

(えぇッ!出来たの?良かったじゃない…どんな娘?ねぇ、教えてよオ…)

亜希子さんの手が私の腕をつかんで揺り動かしました。

私の腕に亜希子さんの体温が伝わりました…。

始めて亜希子さんが私に触れた…。亜希子さんの体温が、

腕から全身に広がり、亜希子さんとつながった気がしました…。

(ねぇ龍ちゃん!教えてよ…)

{そのうち…}

「まだ告白してないんだろ?だめ元で当たって砕けろだ!」

(大丈夫よ!龍ちゃんいい男だもん…絶対大丈夫!…)


{明日は店、休みなんですよねぇ}


(あぁ…龍ちゃんごまかしたァー…)

「うん…休み…なんか…かったるくってなあ…」


{じゃあゆっくり休んで下さい…そろそろ帰りますから…}


「いいよ、いいよ…気を使わなくても…

俺は先に休むけど、ゆっくりして行けよ…

それとも明日は彼女の顔でも見に行くのか?」」

{そんなんじゃあないですって…}

里治さんが奥に向かうと、亜希子さんと二人切りになりました。

{里治さん、疲れているみたいですねえ…}

うん…あの人、前に大病したことがあってね……)

{大病?…今日だって食事…少ないですよねぇ}

(うん…最近とくに…お弁当食べたのかなあ?…)

亜希子さんも少しずつお酒に口を付けていました。

{ほとんど食べてないよ…僕が二人前食べちゃいましたから…}

(えぇ!?そうなの?…でもあれ、龍ちゃんが全部食べたの?…若いわねえ…)

{残すのもったいないじゃない…亜希子さんがせっかく造ってくれたのに…}

(ねぇ…龍ちゃんの好きな娘てどんな娘なのよ…教えなさいよ…)

{…言えないですよ…}

(もう…もったいぶってぇ…可愛い人?)

亜希子さんは弟から聞き出そうとする姉のようでした。

{…可愛いですよ…}

(そう…可愛い娘かあ…話しはしたの?)

{話しは…もう何回も…}

(反応は?)

{…相手にされてないみたい…}

(そうなの?…押しが足りないんじゃないの?)

押してもいいですか?…私は心の中でつぶやいていました。

(恋愛かあ…いいわねえ…)

{里治さんとは、いつ結婚したの?}

(十八…学校卒業してすぐ…決まってたのよ)

{従兄弟なんでしょ?}

(うん…親同士が決めた結婚だしね…)

{でも、亜希子さんも里治さんを好きだったんでしょ?}

(好きとか嫌いとか…まあ…小さい頃から知ってたし…

結婚ってそんなもんだと思ってたわ…)




プロフィール

瀬戸 龍一

Author:瀬戸 龍一
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2014/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
宜しくお願いします。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR