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妻のヌード撮影、その9、私の作品のモデルをお願いしたいのです

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妻のヌード撮影、その9、私の作品のモデルをお願いしたいのです

バスローブを締め付けていた帯がなくなると、

その襟元は左右に開かれ妻の素肌の胸元があらわになりました。

妻がいよいよ私たちの前で、その素肌を晒す時がきました。

緩めた襟元から妻の細い肩がスタジオのライトに晒されるのと同時に、

形のよいの乳房、そして黒々としたアンダーヘアーが現れ、

バスローブは妻の背中をつたって足元に落とされました。

スタジオ中の人の目がいっせいに妻の身体に視線を向ける中、

私の妻敦子は、ついに生まれたままの姿をその場に晒したのです。

その白い肌は一点のしみも傷もありません。

二つの丸みを帯びた乳房はまだ10代とも思える張りを残し、

それぞれの中央には、控えめではあるけど、

しっかりと主張をしているつぼみが突き出ていて、

それはすべての男性のみならず、

女性までもが性的な興奮を掻き立てるには充分に魅力的でした。

細くくびれた腰には、必要な脂肪はきちんと残され、

決して貧弱な印象などなく、

女性らしい温かい丸みは損なわれてはいません。

妻の控えめなおへその下には、少し濃い目に密集したの恥毛が、

その境い目をはっきりさせて縦長に茂り、

奥の秘部を隠して私たちを誘惑します。

臀部から太ももにかけての曲線は、まさに女性の神秘、

美しさの象徴です。頭の先から、

足の先まで完璧とも言えるその肉体は、

見る人の呼吸をも忘れさせてしまうものでした。

妻の裸体に見とれた私たちは、

その時間までもが止まったように感じていました。

あの高島氏ですら、カメラのシャッターをきるのを

忘れて見とれてしまっていたのですから。

「先生・・」

三上氏の言葉に自分を取り戻した高島氏は、

再びプロのカメラマンに戻るとそのレンズを妻に向けました。

バシッ、バシッ・・・・

先程までと同じ大きな音がスタジオに響いていたはずでしたが、

私にはその場面は静寂で、物音一つも聞こえてきませんでした。

ゆっくりと妻の顔がこちらに向いてきました。

そして、その視線が私と合うと、妻は何かを語りかけるように、

そのままの表情を変えず黙って私を見据えました。

私も妻から視線をそらさず、黙ってうなずきました。

≪すごく綺麗だよ≫

私の心の中の言葉が妻に通じると、

妻は再びレンズに視線を向け高島氏の言葉どおりに撮影を続けました。

三脚を立てたままカメラの位置を少しずつ変え、

高島氏は妻が行うさまざまなポーズを

そのレンズの中に収めていきました。

カメラの位置を変えるたびに

、三上氏は妻に近寄りスタイルを整えます。

それほど乱れてもいないヘアースタイルにブラシを当てた後、

そのまま妻のアンダーヘアーに手を伸ばしています。

優しい手つきで素早くそれを整えると、

ファインダーの視界から消えていきます。

「あっ、あいつ・・・うらやましいなぁ・・」

「しっ、ちょっと、あんた、声出さないで!」

時間が経過して、私の聴力も正常に戻ってきたようでした。

その後、私と妻とが目を合わす事はありませんでした。

私とだけではなく、

おそらく妻は意識して私たちに視線を向けなかったのでしょう。

三上氏が持ってきたソファの上で、

妻は膝をついて背中を向けています。

高島氏の指示通り、髪の毛をかきあげる仕草のあと、

顔をレンズに向けたまま臀部を突き出しました。

妻の大切な部分が見えました。

≪敦子が感じている・・・≫

やはり妻も一人の女なのだと初めて実感しました。

私たちの視線の中で裸の妻の身体は明らかに変化し、

女となっていたのです。

それ以上に私は興奮していました。

「敦子さん、素敵ですよ、その表情を隠さないで」

バシッ、バシッ、バシッ・・・・

高島氏は絶え間なく妻に声をかけ続けながらシャッターを

何度も何度も押しています。

高島氏が要求するさまざまなポーズでの撮影が続くうちに、

妻はまるで自分だけが裸でいることを忘れているかのようでした。

妻はいつものような優しい表情で笑っています。

高島氏の言葉、作り出すその場の雰囲気が、

妻の心の殻を見事に取り除いてしまっていました。

約一時間に及んだ妻の裸の写真撮影は終わりに近づいていました。

「はい、じゃあこれで終了。お疲れ様でした」

高島氏のその言葉で、ついに長い妻のヌード撮影は終わりました。

三上氏が妻に近づき、バスローブをそっとその細い肩にかけました。

妻はタオル地のその衣類で素肌を包むとやっと顔を私に向けてくれました。

私たちは自然と手を叩き、妻に近づいていきました。

「敦子、すっごく綺麗だったよ」

美佳さんの最初の言葉に私も無言でうなづくと、

妻は笑顔のまま一筋の涙を流しました。

バスローブに身を包んだその姿は何者に

もかなわないくらい美しいと感じました。

この場で強く妻を抱きしめたい気持ちで一杯でした。

「ご、ごめん、なんか、急に涙が出ちゃって」

妻はバスローブの袖でその涙をぬぐうと、

再び笑顔を私たちに顔を向けてくれました。


「みなさん、今日はありがとうございました」

撮影をしてくれた高島氏が私たちに向かって礼を言ってくれました。

「こちらこそありがとうございます。とてもいい記念になります」

私は高島氏に素直に感謝の意を伝えました。

妻から言い出した30歳の記念のヌード撮影。

私は妻の純粋な思いを歪め、

自己の性的妄想を募らせて今回の撮影を待ち続けましたが、

芸術というのは、そんな不道徳な考えを

一蹴してしまうものだと思い知らされました。

私はなんて浅はかな人間なんだと、

つくづく自分が小さな人間に見えてなりませんでした。

宇宙の神秘に匹敵するような妻の芸術美を

目の当たりに出来た幸せだけで、私のつまらない欲求など、

もうどうでも良いと考えていた時です。

「終わったばかりだと言うのに、

とてもこんな事を言うのは恐縮なのですが、

少し私の話を聞いてもらえないでしょうか?」

高島氏の顔が笑顔から真剣なまなざしに変わると、

私たちは彼が何を言おうとしているのか、

恐ろしくもなりながら聞かずにはいられませんでした。

「私はまだまだ無名のカメラマンに過ぎません。

いや、この先も無名のまま終わるしがない芸術家でしょう。

しかし、敦子さんを初めてこの目で見たとき、

私が追求する芸術を表現できる唯一の女性だと直感しました。

そして、今日ファインダーごしに敦子さんを見て、

その直感は確信に変わりました。

こんなあつかましいお願いをする身分ではないことは充分に

理解しています。どうかみなさん無礼を許してください」

高島氏は改まってそう言うと、私たちに頭を下げたのです。

そして、再び頭を上げてから言った高島氏の言葉に、

私は胸を打ち抜かれてしまいました。

「敦子さんに今から、私の作品のモデルをお願いしたいのです」




妻のヌード撮影、その8、結び目が解かれた帯は一本の紐となって足元に落ちていきます。





妻のヌード撮影、その8、結び目が解かれた帯は一本の紐となって足元に落ちていきます。

妻と三上氏が控え室に下がっていくと、

高島氏は慌ただしく次の撮影の準備をしています。

床には毛の長い白い絨毯を敷き詰め、

装飾品もシンプルなもに変えていきました。

あっという間に先ほどのスタジオと

はまるで違う雰囲気になっていました。

私たちはただ黙ってそれを見ているだけでした。

あの控え室の中で、最初に妻の裸を見るのは三上氏なのか。

私の心の中で小さな嫉妬心がわいてきたのと同時に、

それ以上に興奮する思いがありました。

10分が過ぎ、15分が過ぎてもなかなか妻は

控え室から出てきませんでした。

高島氏は一つも慌てる様子もなく、静かに準備をすすめています。

控え室に入ってから20分以上が過ぎた時、

突然そこから三上氏だけが出てきました。

三上氏は高島氏のそばに行くと、

こちらには聞こえない声で耳打ちをしていました。

高島氏はそれをうなずきながら聞き終わると、

ゆっくりとこちらに顔を向けました。

「まだ奥様の決心が揺らいでいるようです。

初めてのモデルさんにはよくあることです。

もう少しお待ちください」

高島氏はそう言うと三上氏と共に

妻のいる控え室へ入っていきました。

高島氏はその状況をわかりやすく説明してくれました。

横に座っている美佳さん夫妻は、

少しがっかりした表情をして夫婦間の会話をしていましたが、

私にはそんな余裕はありませんでした。

≪妻が拒否している!!≫

私は妻の今の気持ちを思うと激しく胸が締め付けられました。

刹那と表現するのはまさにこの時の私の気持ちです。

切ない気持ちが込み上げてきて今にも嘔吐しそうな気分でした。

≪やはり夫として止めるべきだったのか?≫

確かに今回の話は妻自身がヌード写真を

撮ってみたいと私に打ち明けて始まったものだったが、

私は純粋だった妻の気持ちを裏切り、

自らの性的な欲求を今回の撮影に託してしまっていました。

30歳を向えたばかりの妻は、

ひっそりと記念の写真を残しておきたかったにすぎなかったのに、

美佳さんのご主人である信吾さんまで同席させるように仕組み、

さらに私は妄想の中で、撮影中に他人に

抱かれ悦びの表情をする妻を想像までしていました。

そんなことあり得ないのに。

私は激しく自分を責め続けました。

なんて自分は不純な人間なんだと。

そのことで、妻は今苦しんでいるんだ。

私は頭の中で延々と自分をののしり、責め続けていました。

高島氏が控え室に入ってから10分以上過ぎた頃だったと思います。

≪止めさせよう!

今妻を助けられるのは夫である自分だけじゃないか!≫

私はそう言い聞かせると、意を決して席を立ちました。

それとほとんど同時に控え室のドアが開き、

中から高島氏、三上氏に続き、

ブルーのバスローブに身を包んだ妻が出てきました。

≪あっ!≫

私は心の中で叫んでいました。

三上氏の後をうつむきながら出てきた妻は、

スタジオに入る時に顔を上げました。

その表情は清楚で、清らかで、

凛とした美しさがみなぎっていました。

三上氏は妻の前にしゃがみこむと、

妻が穿いていた部屋履きを受け取りました。

バスローブの裾からは、妻の真っ白い生足が伸びています。

その素足はやわらかい絨毯を一歩一歩踏みしめ、

妻はカメラの前に立ちました。

三上氏が妻の髪などを治すと、

すぐに高島氏のカメラがシャッターを切りました。

さっきとはうって変わって、

高島氏は無言のまま真剣なまなざしで妻にカメラのレンズを向けます。

バシッ、バシッと大きなストロボの音がスタジオ中に響いていました。

「それじゃ敦子さん、バスローブの帯をほどいて」

高島氏の声は、この日一番低い声で響きました。

高島氏が妻を見つめてうなずくと、

妻もそれに応じてコクリとうなずきました。

こわばった表情のまま、

妻は震える手をバスローブの帯の結び目にもっていきましたが、

なかなかそれをほどくことができませんでした。

高島氏は静かに三上氏に目配せをすると、

三上氏はそれにこたえ妻の前に行きました。

「失礼します」

三上氏の手が妻のバスローブの帯の結び目にかかります。

「自分で脱ぎます」

妻の前でひざまずく三上氏の手を制した妻が、はっきりと口にしました。

「失礼しました」

三上氏がそう言って静かに下がっていくと、

スタジオにいた全ての人間が妻の次の行動に注視しました。

妻の指先に力がこめられると、帯の結び目はやわらかくふくらみ、

やがてタオル地がこすれる音がしたのち、

結び目が解かれた帯は一本の紐となって妻の足元に落ちていきました。
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妻のヌード撮影、その7、いよいよ撮影です。






妻のヌード撮影、その7、いよいよ撮影です。

いよいよ撮影の当日になりました。

その日は10月の下旬というのに小春日和の汗ばむ陽気でした。

身支度を整え、9時に写真館に向かうとすでに

美佳さんや信吾さんもいました。

妻は緊張のせいか朝からほとんど言葉を

出す事はありませんでした。

こころなしか蒸気したように見える妻の顔は、

はりつめたような美しさが漂っていました。

写真館に到着し、挨拶もそこそこに私たちは

写真館のスタジオに通されました。

「それじゃ奥様はあちらで仕度してきましょう。

僕はこれでもスタイリストの勉強もしてますから」

三上氏はそう言うと妻をエスコートして奥の

控え室に入っていきました。

プロのカメラマンを目指し働きながら専門学校に通い、

自らもモデルをしたり、またスタイリストの勉強までしている。

私は自分よりも若い三上氏の引き出しの多さにただ関心するだけでした。

「ちょっと、あんたは無理言って見学させてもらってる身なんだから

、興奮しすぎて変な事しないでよね!」

「わかってるって!いちいちうるせーなー」

私たちはスタジオの後ろに置かれていたパイプイスに

腰をおろして、

これから行われる撮影を静かに待つだけでした。

「今日は私も助手の三上くんも気合が入っています。

電話でもお伝えしましたが、

今日は衣装などの撮影は予定していません。

ヌードメインで行きますが、

モデルさんの気持ちがのるまでは今日の洋服のまま

それでは準備が出来るまでもう少しそのままでお待ちください」

高島氏は私たち三人にそう言うと、

妻のいる控え室に下がっていきました。

「ちょっと、あんたどこ押えてるのよ。

もう興奮してるの?今朝2回もしてきたくせに!」

「るせーなー、男のさがなんだからしかたねーだろー!」

言いたい事を本気で言い合える美佳さん夫婦は、

はためにはコミカルに見えるでしょうが、

やはり私にとってはうらやましいご夫婦でした。

ほどなくすると三上氏が妻を連れて控え室から出てきました。

三上氏の手によってヘアースタイルや薄化粧が整えられ、

さらに妻の美しさが強調されていました。

まずは撮影に慣れてもらうため洋服を

着たまま妻の撮影が始まりました。

「いいですよ。そう、とても綺麗だ」

高島氏はスタンドに立てられたカメラのシャッターを切り始めました。

バシッ、バシッと大きなシャッター音と共に、

明るくたかれるストロボの光。

私たちはいよいよ始まった創作の現場を目のあたりにして、

ただ息を飲み込むだけでした。

三上氏はその間も、妻のヘアースタイルを直したり、

露出計で明かりを測定したり、

照明のセッティングを変えたり、

スタジオ内の装飾品を変えたりと、休むことなく動いていました。

「そう、今の笑顔、いい表情ですよ」

撮影中、高島氏は絶え間なく妻に声をかけ続けます。

女性は誰であっても自分が主役になってスターのように

注目されてみたいと考えたことがあると聞いた事があります。

今まさに妻はその時にいました。

絶え間なくたかれるフラッシュの中で、

グラビアモデルのように妻は大きくはばたいていくようでした。

「だいぶ慣れてきたみたいですね。いい表情だ」

30分近く費やされた洋服を着たままの撮影で、

妻の表情はすっかりやわらかく変わり、

いつも以上にやさしさに包まれた妻の美しい姿が

引き出されていました。

「よし! それでは奥様、いよいよ本番にしましょう。

あちらで洋服をすべて脱いで裸になってきてください」

高島氏の言葉で、撮影になれて笑顔を取り戻していた妻の

表情がいっぺんにこわばりました。

「・・・はい・・・」

妻は小さくそう言うと、三上氏と共に控え室へ下がっていきました。

妻は今何を思っているのだろう。

あの控え室の中で、いよいよ妻は服を

脱ぎ捨ててその綺麗な裸を晒しているか。

私の妻、私だけの妻が・・・

私は妻の裸を頭の中で想像しながら、

息が詰まる思いでその時を待っていました。

大人のおもちゃです、私は以前に据え置きタイプのものを購入したことがありますが、ダッチワイフより挿入感があり、よかったですよ、






極上生腰
極上生腰



妻のヌード撮影、その6、撮影が終わるまでは決して妻の身体には触れないと











妻のヌード撮影、その6、撮影が終わるまでは決して妻の身体には触れないと

美佳さん夫妻との夕食を終え、私たちは家路に向かいました。

今日は、妻が希望していた写真撮影の打ち合わせをして、

その後、妻はエステに行き、美容院にも行った。

さらに夜には妻の昔からの友人と食事もした。

妻のために使った一日だったが、何故か帰りの電車の中では

ずっと無言のまま表情のさえないままでした。

その夜、家に帰っても妻はなんとなくふさぎ込んでいるような

表情をしていました。

「どうした?何かうかない表情だけど・・・」

そんな妻を気にして私は声をかけてみました。

「うん、私ね、やっぱり今回の撮影をした方が

良いのか迷ってるみたい・・・」

妻はしばらく考えこんだ後、私にそう言いました。

「えっ!どうして??だって敦子から言い出した話だよ」

私は突然の妻の言葉に動揺してしまいました。

「確かに美佳の写真を見た時は、

私もあんな写真を残してみたいと本気で思ったわ、でも・・・」

妻は言葉に詰まったようにそう言いました。

「でも?」

「信吾さんまで見学することになるなんて・・

・私そんな事をするつもりじゃなかったから・・・」

やはり、妻は簡単に人前で肌を

露出することなんて出来ない人間なのです。

妻に限らず、たいていの女性ならそうでしょう。

旦那である私や、幼馴染の同姓の友達の前ならともかく、

以前から知っている男性の前で、

一度も見せたことのない裸を見せるなんて

到底納得できる話ではありませんでした。

「それなら美佳さんたちに断るかい?」

私は妻が嫌がるのに、

無理やりそのような事をするつもりは毛頭ありませんでした。

しかし、今日高島氏が言っていた事が頭の中から離れないでいたのです。

(女性は見られれば見られるほど美しくなる)

私以外の第三者の人間、特に男性がいれば、

妻は普段の殻を破り、もっともっと淫らになれるんじゃないだろうか。

そんな欲情した妻を一度でいいからこの目に焼き付けたい。

愛する私の妻、敦子が、他人にその肌を晒し淫らに欲情していく。

そんな姿が見られるのなら、私はどんな犠牲を払ってもいい。

私は底知れぬ自分の欲求を満たしたいとその時思っていたのです。

「う、うん・・・」

妻は私の言葉にうなずきました。

私は次の言葉を探さなければなりません。

「でも、敦子が写真を撮る事はもう美佳さんや信吾さんに

も分ってしまってることだろ。だとしたら出来上がった写真は、

美佳さんや信吾さんも見ることになるんじゃないのか?」

「・・・・」

妻は返事を出来ないまま、私の言葉を聞いていました。

「遅かれ早かれ、敦子のヌード

は美佳さんたちの目にも触れる事になるんじゃないのか?」

「・・・・あなたはいいの? 私の裸を他の男性に見られても?」

「そりゃ少しは嫉妬するけど、

カメラマンの高島さんだって男性だよ。

それに今日美佳さんの写真集を見て思ったんだ。

こんな言い方したら美佳さんに悪いけど、

敦子だったらきっと美佳さんの写真集の何倍もいいものになるって」

「あなた・・・」

「それに高島さんも言ってたじゃないか。

他人に見られれば見られるほど、女性は美しくなるって。

遅かれ早かれ美佳さんたちに見られるんだったら、

撮影の当日に見学してもらおうよ。

その方がきっといい写真ができるはずだよ」

「・・・・」

妻は黙ったまま私の言葉を聞き、まだ迷っているようでした。
私は焦りました。

「敦子の30歳という節目の歳に作るこの世でたった一つの

写真集なんだよ。だったら出来るだけ良いものにしようよ」

私は無心で妻を説得していました。

何度も言葉を変え、妻を励ましながら・・・。

「わかったわ、あなたがそこまで言うなら」

妻は自分の中で大きな決心をしたようでした。

始めは妻から言い出したヌード写真集の話だったが、

いつしか、それに対する情熱は、

妻のものよりはるかに私のものが大きく上回っていました。

私は揺れ動く妻の心を思うと、

締め付けられるほどせつない思いが込み上げてきて、

今すぐにでも妻を抱きしめたい気持ちにかられました。

いつもの時間に寝室に入ると、

私は自分の興奮を鎮めるようにベッドで静かに目をつむりました。

三上氏の筋肉質な裸体の前に立つ全裸の妻。

二人は立ったまま向かい合い、唇を重ねる。

妻の口からは甘い吐息が漏れ、恍惚の表情を見せていく。

三上氏の手は妻の乳房をつかむと、その先端のつぼみを摘む。

それに反応した妻は大きな吐息を漏らして天を仰ぐ。

三上氏はそのつぼみを舌で転がしながらその手を妻の秘部に差し込む。

そこで私は目が覚めました。

隣りには静かに寝息をたてている妻がいます。

私は今すぐに妻のベッドに入り込みたい気持ちで一杯でした。

寝ている妻を起こし、私の性欲を果たしたい。

我慢できず、私は自分のベッドから出ようとしました。

しかしその瞬間、別のことが私の頭をよぎったのです。

私はやはり今回のことを自分の性的欲求に使ってるだけなのか。

妻の純粋な気持ちを踏みにじって。

今ここで妻と交われば、さっき言った言葉は全て虚になってしまう。

私は踏みとどまりました。

そして、撮影が終わるまでは決して妻の身体には触れないと、

心に誓いました










妻のヌード撮影、その5、撮影に4人が行く事になってしたようです。

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妻のヌード撮影、その5、撮影に4人が行く事になってしたようです。

その日の夜は美佳さん夫妻と一緒に食事をすることになっていました。

7時に待ち合わせた居酒屋に行くとすでに

美佳さん夫妻は店にいました。

店の奥にある小あがりの小部屋に通されると、

美佳さんの旦那さんである信吾さんが笑顔で迎えてくれました。

「久しぶりだね、相変わらず敦ちゃんは綺麗だね」

「あんた、またやらしい目で・・・

今日はご主人もいるんだからね」

信吾さんのお世辞とも思える挨拶に美佳さんが

すかさずちゃちゃを入れます。

「ねえ、どうだった?」

頼んだ料理もすべて運ばれ、一通り盛り上がって話しをした後、

美佳さんが今日の写真館での打ち合わせのことを尋ねてきました。

「う、うん、まあね・・・」

妻は居酒屋の軽いカクテルを口にしながら言葉を

濁してそう答えました。

「まあねって、なによ敦子。

それより高島先生の写真見せてもらった?」

美佳さんの言った写真というのは、

あの海外での写真展で入賞した作品だということはすぐにわかりました。

「うん、見せてもらった・・」

「すごく素敵でしょ?」

「う、うん・・素敵だった・・」

「私ね、思うんだ。あの先生はあんな所で子供の運動会の写真とか

撮ってる人じゃないって。

きっとそのうち私たちなんか近寄れないくらいの有名な

写真家になるんじゃないかってね。

だって、あんな素敵な写真が撮れるんだもん」

美佳さんは得意げにそう語ると、

美味しそうにチュウハイを飲み干した。

「お前の写真を撮った事が、

あの先生の一生の汚点にならなきゃいいけどな」

「もー何よそれー、失礼ねー」

すぐさま、隣りにいた信吾さんはタバコの灰を灰皿に

落としながら美佳さんにちゃちゃを入れます。

そんな信吾さんに美佳さんが身体をぶつけると、

信吾さんは倒れて壁に頭をぶつけます。

「いてーなー、何すんだよー」

似たもの夫婦というのはこういう夫婦のことなのだろうか。

私たちは結婚して2年が経つというのに、

このように無邪気にじゃれあったことなど一度もありませんでした。

私は自分たちとは違う目の前の夫婦が心底うらやましいと思いました。

「これ、私の写真集。誠さんも見てみて」

突然美佳さん後ろに置いてあったカバンの中から、

自分の写真集を私の前に差し出しました。

「えっ!美佳、いいの?」

妻は美佳さんの突然の行動に驚きました。

「いいのいいの、別に減るもんじゃないし。

それにね、私この写真を撮ったこと本当に良かったと思ってるの。

だって私みたいな身体でもこんなに綺麗に撮ってもらえたんだから

・・・一生の宝物よ。

日本中の男に見てもらいたいって思ってるんだから」

自分の裸の写真集を親友の旦那に見てくれと頼む美佳さんは、

まさに自由奔放というか、

いわゆる世間の常識など全く気にしないのでしょう。

世間体を気にして生きてきた私は、

そんな美佳さんに敗北の念を抱く思いがしました。

しかし、そのとなりには美佳さんの

ご主人である信吾さんがいるのです。

私は目の前に置かれた美佳さんの写真集の

表紙を眺めながらどうしたらよいのか思慮していました。

「別に俺のことは気にしなくていいんだよ。

むしろ俺も誠くんに美佳の写真集を

見てもらいと思ってるくらいだから」

美佳さんの隣りにいたご主人の信吾さんまでもが

私にその写真を見るように勧めてきたのでした。

私は横にいた敦子に視線を向けると

、黙ったままうなずく敦子に即され写真集を手に取りました。

最初の数枚は、洋服のまま笑顔を見せる美佳さんの

写真が数ページ続き、

その後、真っ赤な下着を身に着けただけの写真が出てきました。

その姿はまさに妖艶と表現してぴったりするものでした。

そしてページを進めていくと、ついにはバストトップを

晒した美佳さんの写真が出てきました。

美佳さんの乳房は、

敦子のものより大きくて柔らかそうなのがわかります。

大きめの乳輪やその先端も決して品を損なわずに

美しいと素直に思えるようなカットでした。

そして、アンダーヘアーもはっきり映し出してある全身写真。

美佳さんの表情は自信に満ちた顔をしていました。

この撮影で男にはわからない女性の誇りを確信できたのでしょう。

私は写真集の全てのページに目を通すと静かにそれを閉じました。

「ご夫婦を目の前にして言いづらいけど、

美佳さんの女性としての誇りが詰まっているような写真ですね」

私は写真集を見た率直な感想を口にしました。

「うれしいー、やっぱり誠さんだわ。言う事に品があるもん。

あんたとは全然違う」

美佳さんはそう言うと信吾さんにひじてつをして、

すぐに敦子に向き直った。

「ねえ、撮影はいつなの?」

「今度の土曜日・・・」

「誠さんも一緒に行くんでしょ?」

今度は私に向き尋ねてきた。

「うん・・・」

「ねえ、私も行っていい?」

「えっ、美佳も?」

「だって敦子なら私よりもずっと美人だから、見てみたいじゃない」

焼酎をもう3杯も飲んでいる美佳さんは少し酔っているようでした。

「いいんじゃないか、だって先生も他に見学者が

いればもっと綺麗な写真が撮れるって言ってたし」

美佳さんの裸の写真を見たばかりの私は、

酔いなどほとんど吹き飛んでいました。

「そんな事言ってたんだ、やっぱりあの先生ただものじゃないわ」

口調もだらしなくなった美佳さんは、

写真集の顔とは別人のような酔いどれ女に変貌していました。

「おいおい、いいなあ、俺も仲間に入れてくれよ」

美佳さんの話に割って入ってきた信吾さんも、

見てみれば充分に酔いが回ってるようでした。

「ねえ敦子、うちの旦那も一緒に連れてってもいい?」

「えっ、そ、そんな・・・」

「誠さんだって私の裸を見たんだから、

信吾にも見せてあげてもいいんじゃない?」

「無理よ、そんな・・・」

なんだか会がだんだん乱れていくようでした。

美佳さん夫婦だけが、気持ちよく酒に酔い、

私たち夫婦はそれに反して冷めているような感じがしていました。

私を除く3人の声がだんだん反響するように聞こえだし、

私自身も酒の毒が体中を駆け巡るような感覚になっていきました。

結局妻は、撮影時に信吾さんの同席をはっきりと

許可したわけではなかったが、

その場では今度の土曜日の撮影に、4人が行く事になってしたようです。

あいまいにしたまま、

その夜の私たちの会食は終わることになりました。









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妻のヌード撮影、その4、人間の本当の美の姿があるのです

撮影の段取り、撮影が終わってから写真集が出来上がるまでの工程、

費用のことなど、高島氏からもろもろの説明を受け、

私たちの不安も少しずつ解消し、

妻にも緊張がいくぶんほどけて笑顔が見られるようになった時でした。

「ただいまっ。花園小学校の音楽会の写真の件、

打ち合わせしてきました」

突然写真館に突然入ってきたのは、背の高い若い男性でした。

「あっ、お客さんでしたか。失礼しました」

そう言うとその男性は私たちに頭を下げると、

中に入っていきました。

「彼はうちで働いてくれてる三上くんだ。

大学を出てきちんとした会社に就職してたのに、

カメラマンの夢が捨てられず、

その会社を辞めて専門学校で勉強しながらうちで働いているんだ」

高島氏は突然入ってきた若い男性の紹介をしてくれました。

「先生、今日の資料です。後で目をとおしておいて下さい」

奥から顔を出したその男性は、

高島氏に書類のような物を手渡すと、

写真館の機材の整理などをしていました。

見た目にも清潔感のあるその男性とも私たちは

会話を交わすようになり、

笑い声なども混じって場がとてもなごやかになってきた頃でした。

「ねえ、先生の作品、見せてもらいました?」

「おいおい、いいよ、そんなの・・」

突然三上氏が私たちに聞いてきました。

「こうやって口コミでも、

先生の撮影を希望される方が増えてきたのは、

あの受賞があってからじゃないですか」

私たちは三上氏が何を言っているのか、

全く理解ができませんでした。

ただ、高島氏が写真で何らかの賞を貰う人

だったということはそこで初めて解りました。

「このパネルを見て下さい」

三上氏はそう言うと一枚の大きなモノクロ写真が入った

パネルを私たちに見せてくれました。

それは男女が裸のまま向かい合って立っている写真でした。

女性は言いようにない快楽の表情を浮かべ、天を仰いでいます。

男女の腰の位置は密着していて、

男性の引き締まった臀部が印象的でした。

まさに立位で繋がっているようにも見えます。

「これは先生が一年前にフランスの有名な写真展に出品した作品で、

先生はこれで入賞をとられたんですよ」

三上氏は自分ごとのような嬉しそうな顔でそう話しました。

そしてさらに一冊の大きなアルバムを私たちの前に置きました。

「これはその時に撮った写真を収めたものです

。中をご覧になりますか?」

私たちはそのアルバムの中を見てみる事にしました。

中にはやはりモノクロの写真で、男女が写っていました。

どのポーズもセックスを連想させるような写真だったが、

いわゆるアダルト雑誌などに載っているような猥褻感は一切なく

男女の芸術美に引き込まれるような写真ばかりでした。

どの写真も女性は歓喜の表情を浮かべていて、

男性はその筋肉が強調されるものばかりです。

女性は明らかに日本人のようなのに、

まるでギリシャ彫刻を見ているようでした。

東洋人のきめ細かい肌がモノクロ写真でも良くわかり、

とても美しく写っていました。

「すごくきれい・・」

妻は写真にみとれ、おもわず口にしました。

「でしょ、先生はね、絶対に有名なカメラマンになれる人なんですよ」

「まだまだ、それは未完なんだから、

あまり大げさに宣伝しないでくれよ」

高島氏は照れながらそう言うとアルバムを持っていきました。

「けど、さっきの写真、男の人は顔が写っていなかったですね」

写真の美しさに魅了された妻とはまるで違う発想をしていた私は、

やはり芸術を理解するセンスはなかったのでしょう。

まるでトンチンカンな言葉を口にしてしまいました。

「あれ、実は僕なんですよ。

実は僕もアルバイトでモデルの仕事をしてるんです」

三上氏の突然のカミングアウトに私たちは

目をシロクロさせてしまいました。

「ここでの仕事で、なんとか生活をすることはできるのですけど、

僕も先生のように本気でカメラマンになりたいと思っていまして。

撮影する側の立場だけじゃなく、

モデルの気持ちも理解できるようになりたくて、

いい勉強させてもらってます。

若いうちにもっと自分の可能性を広めておきたいから。

もちろん先生にも賛成をもらってます」

三上氏はここでの仕事、また専門学校に通う傍ら、

女子美大などでデッサンのモデルのバイトもこなしていると言います。

もちろん美術モデルなのでヌードになる事がほとんどとのようです。

モデルについていろいろ語る三上氏を見ていて

、若い女子大生の前で裸を晒す気分というのは

いったいどういうものなのだろう?

私にはそんな疑問が浮かんできました。

屈託なくそう話す三上氏に妻もなんとなく心を許し始めていました。

「でも、女の人の前で裸になるってどんな気分なの?」

私はついそんな疑問を口にしていました。

「もちろん興奮しますよ。考えても見て下さい

、異性の前で裸になる時というのは、

まあ病院での診察とか特殊な場合は除いたとして、

そのほとんどは性交渉の時ですよね」

あっけらかんと語る三上氏とは反対に

、私たちは何となく気恥ずかしい思いを感じてしまいました。

「これは先生の受け売りなんですが・・・、

私たち地球に住む生物が神様から与えられた最大の

使命って何だと思います?・・・それは子孫を残すことですよ。

神様は私たち人間に、その子孫を残す行為に

最大の悦びを与えてくださった。その時の表情にこそ、

人間の本当の美の姿があるのです。

だから僕はモデルをしている時に、

たとえ性的に興奮してしまったとしても決して恥ずかしいとは

思わないんです。それにデッサンしている方も筆がのるみたいですしね。

カメラマンだって同じなんですよ。

モデルが性的に興奮している時こそが最大の

シャッターチャンスなんです」

「敦子さん、今度の撮影はすべて先生に任せて、

いい写真にしてくださいね」

三上氏は申込書に書いてある妻の名前を見てそう言うと、

その場を後にしてさがっていきました。

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妻のヌード撮影、その3、あなたならきっと美しい写真が撮れる。


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妻のヌード撮影、その3、あなたならきっと美しい写真が撮れる。

あれから数日が過ぎ、いよいよ妻の友人である美佳さんが

撮影を行った写真館に夫婦で出かける事にしました。

今回は撮影の依頼と打ち合わせが目的です。

写真館のオーナー兼カメラマンの高島という男性は

50代後半の白髪で髭をたくわえた紳士でした。

私たち夫婦にコーヒーとお茶菓子を用意して笑顔で応対する姿は、

とてもカメラマンという芸術家風ではなく、

その物腰は丁寧な営業マンのような感じでした。

「浜崎さんからお話は伺っていましたよ」

本題の撮影の話を始めると、高島氏は笑顔で語りました。

「奥様は先日30歳になったばかりということで…

それはお誕生日おめでとうございます」

30歳おめでとうと他人から言われ、

気恥ずかしさで顔を赤らめて下を向く妻とその横に座っている私に

高島氏は話を続けました。

「わたしも昔はプロの有名なカメラマンを志望していましたけど、

上手くいくのは選ばれたほんの一握りの人間だけで、

結局私はこのような写真館をするのが精一杯でしたよ。

それでもいい写真を撮りたいという情熱は

今でも少しも冷めていないですけどね」

高島氏は私立の有名な幼稚園や小学校での専属カメラマンでもあり、

自宅を改装したスタジオで記念撮影などをしていた。

最近はデジタルカメラの普及で、

写真の現像などの仕事はほとんどなくなってしまっが、

その分カメラマンとしての仕事に再び情熱を

もって打ち込めるようになったと言っていました。

「あの、ヌード写真の依頼って結構あるんですか?」

私は興味本位ではなく、

実際に妻のようなまったくの素人が本当にヌード撮影を

お願いすることがあるのだろうかと、

素直な疑問をぶつけてみました。

「そうですね。うちみたいな家族写真とかを主に

扱っている所にはなかなかそのようなお客さんは来てくれませんけど、

最近ではヌード写真を専門に扱っているスタジオが

盛況をはくしていると聞きますよ。

20歳の記念ヌードとか、

奥様のように30歳の記念ヌードとかは全然珍しいことではないですね。

それに還暦を記念して自分のヌード写真を撮る人もいるとか・・・」

高島氏は笑顔でそう語っていました。

「か、還暦記念ヌードですか」

「そう、女性はいくつになっても自分の美への

欲求があるのでしょうね」

仕事で若い女性のヌードを見られるカメラマンを

うらやましいとも思ったが、

60歳の還暦ヌードは勘弁して欲しいともその時なんとなく思っていた。

「あのー、一つ質問なんですが、

撮影の当日私も見学させてもらってもいいですか?」

他人に撮影される妻の姿を生で見なければ、

私の欲求を果たすことは出来ません。

今回の件で私が一番気にしていた事なので、

はっきりとそのことだけは確認しておきたかったのです。

「もちろんですよ。大切な奥様の撮影なんですからご主人には

立ち会ってもらわなくてはね」

高島氏の言葉は私を安心させるには充分でした。

「それに女性は見られれば見られるほど美しくなるんですよ。

だから撮影の時にはご夫婦が信頼できる安全な

方ならどなたでも見学してもらってかまいませんよ。

その方がきっと美しい写真ができるはずですから」

書類を整理しながら話す高島氏の言葉に私たち二人はびっくりしました。

「えっ!他の人に見学を?」

私は思いもしない高島氏の言葉に心臓を

一刺しされたくらいの衝撃を受けました。

「そ、そんな・・・無理です・・」

妻は消え入りそうな声でそう答えました。

「確かに自分の裸をご主人以外の人間に見せるなんて

日常にはあり得ませんよね。でも

、あなたは今のその素の姿を記録に

残しておきたいと考えたんですよね」

「え、ええ・・」

「だったら出来るだけ美しい姿を残しましょうよ」

高島氏は妻の正面に座りなおすと、

真剣なまなざしを妻へ向けてそう語りました。

「でも、見学させるだなんて・・・」

「まあ、ちょっと乱暴な言い方でしたね。

実際にはご家族や恋人以外の方を連れてこられる方はいませんよ。

でも、見学者がいるくらいの方がスリル感があり、

より美しい写真を残せるのですけどね。

それに、自分への戒めのためにもね」

「戒め?」

私は高島氏の言葉の意味を問いただしました。

「そう、こう見えても私も男性ですから。

こんな美しいご婦人が自分の目の前で裸になれば、

変な気分になってしまうものです。

でもギャラリーがいればカメラマンとしての自制心を失わなくてすむ。

なんてね。でも任してください。ギャラリーがご主人だけでも

あなたならきっと美しい写真が撮れる。

私のカメラマンとしての直感でそう確信できますから」

高島氏にそう言われると、妻は恥ずかしそうにうつむくばかりでした。




妻のヌード撮影、そん2、敦子のヌード写真集を見たいしね

出会いサイトのデジカフェの特徴は日記機能。いきなりメールではなくて日記を読んで趣味や人となりを知ることが出来るから、より確実に理想の相手にアプローチすることが出来ます。





妻のヌード撮影、そん2、敦子のヌード写真集を見たいしね

その日は家に帰ってからも私の興奮は収まりませんでした。

私たちは交際約一年で結婚しましたが、

お互いに内向的な性格なためか

夫婦になってからも、その性生活はとても淡白なものでした。

セックスに積極的になれない妻に私も気を使いすぎ、

自分の欲求を心の奥底に閉じ込めてしまっていました。

妄想の中では、妻を淫らに犯すことが出来るのに、

実際には愛撫ですら極度に恥ずかしがり、さらには抵抗するので

私はそんな妻を傷つけてはいけないものなんだと思い込み、

いつの間にか自分の性的な欲求をしまい込んで

妻と生活をしていました。

いつしか私は自己の欲求をマスターベーションで

果たすだけになり、

夫婦生活は月に一度、

いや2~3ヶ月に一度くらいのセックスレス夫婦に

なっていました。

だからと言って私の妻への愛情が減ったわけではありませんでした。

むしろ妻との満足なセックスが出来ない期間が続けば続くほど、

私の妻への興味は増していきました。

私の稚拙な性行為自体が妻の本当の欲求を引き出せないのだろうと、

自分を責める日々が続きました。

私ではなく、もっとセックスに精通した男性が相手だったら・・・

私はそんな妄想をする事が多くなっていました。

いつの間にか性的な話は

タブーとなってしまっていた私たちの生活の中で、

今回妻が突然自分のヌード写真を

撮りたいと言い出したことは、

私にとってこれ以上ない刺激になりました。

今日なら妻を思いっきり抱ける。

今までのような淡白なセックスではなく、

動物の本能のままに愛する妻と性交渉が出来る。

早く時間が過ぎないか、

私はベッドにつくまでの時間、

自らの興奮を抑えられないでいました。

寝室はシングルベッドを二つ、

ナイトテーブルを隔ててあり、

私のベッドは奥側と決まっていました。

その日私は早めに寝室に入り、ひたすら妻を待ちました。

いつものように食事の後片付け、洗濯物のアイロンがけ、

入浴を済ませてから寝室に入ってきたのは、

私はベッドについてから2時間が経ってました。

その間私は何度か睡魔に誘われたが、

妻への性的欲求から眠りに付く事はありませんでした。

「まだ起きてたの?明日も早いんでしょ」

妻は寝室に入るなり明かりを消さずにベッドで

寄りかかっている私を見てそう言いました。

「うん、なんか眠れなくて」

「珍しいね。いつもこの時間ならいびきかいてるのに」

そう言うと妻は自分のベッドに入りナイトテーブルの電気を消そうしました。

「そっちに行っていいか?」

「えっ・・・?」

結婚してから平日の夜に私から妻を求めることなんて

一度もなかったので妻は驚いた様子でした。

「どうしたの?」

「うん、今日は何か変な気分になったから、

どうしても・・・その・・・」

「いいよ・・」

そう言うと妻は掛け布団を少しめくり私を

向かい入れてくれました。

私は抑えられない興奮のまま妻のベッドに入り込みました。

「どうしたの?」

妻のパジャマを脱がし、一心不乱に覆い被さった私とは

正反対に妻はいつものように冷静な顔つきで私をなだめる様でした。

妻の手がナイトテーブルにある電気スタンドのスイッチに

手を伸ばすと、私はその手をつかみました。

「お願い、電気消して・・・」

「やだっ」

妻との性交渉で初めて私は自分の要求を口にしました。

「今日は敦子の裸をちゃんと見たい」

「あなた・・・」

「頼む・・・」

「わかったわ、でも恥ずかしい事はしないで・・・」

妻との性生活を明かりのあるところでするのはこの夜が初めてでした。

スタンドの明かりに照らされて初めて見る妻の裸体は、

息を飲み込むほど美しかった。

恥ずかしながらその全身を見た瞬間に私は大量に果ててしまったのです。

「ご、ごめん・・・」

思いもよらない自分の身体の反応に、

私は情けない気持ちで一杯になりました。

「いいよ、久しぶりだったし、今日は少し飲みすぎたのよ」

妻はそんな私にいつもと変わりないやさしい言葉を

かけてくれました。

私は自分のベッドに戻ると、

静かにスタンドの明かりを消し目をつむりました。

やっぱり俺ではダメなのか?

敦子の本当の姿を見てみたい。

性欲に溺れ、乱れていく敦子の姿を・・・・

隣りに寝ている妻は、無邪気な顔ですでに寝息をたてていました。

その夜、私はそんな妻の寝姿を見ながら

二度の自慰行為をしていました。





妻のヌード撮影、その1、30歳の記念に

特許メモ、その2
☆1.説明対象
今回は猫のトイレを例に明細書の書き方を説明します。この猫のトイレは上方が開放したプラスチック製のケースで底部分に尿取りパットが敷かれています。この尿取りパットの交換時期を知らせる機能を持たせたものです.

☆4.明細書の作成
明細書の文章は赤色文字で記載しています。
1.発明の名称
【発明の名称】 猫のトイレ
(1)説明
明細書の最初の記載事項は発明の名称です。特許調査で得た案件を参考にシンプルに書きましょう。今回は猫のトイレにします。
2.技術分野
【技術分野】
【0001】
本発明は室内で使用する猫のトイレに関するものである。
(1)説明
特許を受けようとする発明の技術分野を明確にするため、「本発明は~する(ための)~に関するものである。」のように簡潔に記載します。

今日はここまでです、







妻のヌード撮影、その1、30歳の記念に

10年という交際期間を経て夫婦となり、

昨年の10月に結婚2年目を迎えた、

私と妻の敦子です。

私は以前から、寝取られや複数プレイなど強い興味を持っていましたが、

どちらかと言えば性に関して真面目な妻に共感を得られる自信が無く、

妄想だけに留め自分の中に仕舞っていました。

先月、妻の誕生日、

妻のある一言から始まりました。

「あのね、30歳の記念に写真を撮りたいんだ…」

妻の誕生日祝いにレストランで二人、ワインを飲んでいた時です。

唐突な妻の言葉でしたが、

特におかしな話でも無いので頷いて聞いていました。

『いいんじゃない。何、俺が撮るの?』

新しいデジカメを購入したばかりだったので、

私はそういう話だと思ったのです。

「ううん。そういうのじゃなくて、

ちゃんとした…なんていうの、

プロに撮ってもらいたいなぁって。」

妻の話では、同じ年の友人に聞いた話から影響を受けたらしく、

友人は30歳の記念に自分だけの写真集を作ったのだそうです。

妻が突然30歳の記念に自らの裸の写真を

残したいと言い出したときは正直面くらいましたが、

自分の前ではなく他人の前で裸体を晒す妻の姿を想像して、

正直言いようにないくらいの興奮を感じていました。

当然妻は、私の考えているような猥褻な感情は少しもなく、

昔からの友人であった美佳さんが作ったヌード写真集に感銘を覚え、

自分も人生の節目の歳である30歳の記念に

裸の姿を残しておきたいと考えただけだったのです。

「ヌード写真集って、いったいどのくらいかかるんだ?」

私は自分の意とは反して何気なくそんな疑問を口にしていました。

「うん、それがね、美佳は10万くらいかかったみたい」

「じゅ、10万も!」

「やっぱり無理だよね」

妻は決して稼ぎの多くない私に気を使っているようでした。

「いいよ。敦子がしたいというなら、

そのくらいたいしたことないよ。俺も晩酌のビールを減らすから」

「いいの?本当に?」

「それに、俺も敦子のヌード写真集を見たいしね」

「エッチ!」

妻は小さな声でそう言うと、

ほほを赤らめてグラスのワインを口にしました。

「でも、ヌードなんて、本当にお前に出来るのか?」

確かに妻は自分でいうのもなんですが、細身でスタイルもよく、

世間的には美人に属するタイプではあったが、

性格はとても控えめで、

人前に出るのを極力避けるようなところがあった。

反面、妻の友人の美佳さんというのは妻とは正反対の性格で、

何事にも積極的で活発な女性という印象だった。

そんな妻が他人に裸を晒して写真を撮らせるなどということが、

本当に出来るのだろうか

私は素直にそんな疑問をもちました。

「私も実際に撮影のことを考えると足がすくんじゃう気がするけど、

でも、それ以上に美佳の写真を見せてもらったときに、

私も今のうちに若い自分の姿を残しておきたいと本気でそう思ったの」

妻と美佳さんとは小学校からの友人で、

性格はお互いに違うが、何故か二人とも気が合い

息の長い友人関係を続けていて、

お互いに結婚後もその関係は続いていた。

「そっか、敦子がそこまで思ってるんだったら、

思いっきりやってみればいい」

「ありがとう」

そう言うと二人は再びグラスをかさね、

レストランで楽しい時間を過ごした。






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私の知らない妻、その70、悠莉子を助けなくては‥と。

余談です・・メモ1
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、下記しました「出願原紙」をクリックし名前付けコピして下さい。
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。
(5)とじ方は左とじとし、容易に分離し、とじ直すことができるように例えばステープラー等を用いてとじて下さい。

出願原紙

私の知らない妻、その70、悠莉子を助けなくては‥と。

【継続調査中】と記載された項目に、

澤田統括部長が非合法的な組織の人間との深い交遊関係と

薬に纏わる噂についての記述がありました。

プライベートにおける接点が不可解であるそれら

非合法組織の人間との交遊と薬物に関する噂。

そう‥火の無い所に煙りは立たないのです。

本社の営業部門のトップとして君臨する統括部長にそのような疑いがあり、

疑いを裏付けるような証拠が存在していたならば‥

間違い無くただでは済まない筈です。

私はあのDVDに記録されていた妻悠莉子との性行為の時の

異常なまでのハイテンションの澤田統括部長を‥

そして関西弁を話すあのイボマラの竿師、

そして一種独特の威圧感と威厳を持ち合わせていた初老の男性の

事を思い出していました。

もしこのファイルに記載されている澤田統括部長の薬物に

関する疑惑と、非合法組織の人間との関わりが立証出来れば、

間違いなく澤田統括部長は表舞台から

消え去らなくてはならないでしょう。

それでなくとも澤田統括部長が、

私の妻である悠莉子に行った数々の常識を逸した行為だけでも、

明らかに事件として立件出来る要素があるのですから‥。

これらの事柄を社内の事情を詳しく知る塔子の情報と照らし合わせ、

研ぎ澄まされた刃の如く必殺の材料にしなくてはなりません。

明確で逃げ道の無い場面での問答無用の告発。

どんなに澤田統括部長が弁舌豊かに否定しようとも、

ボイスレコーダーに録音した内容にDVDの映像‥。

これら全てが動かぬ証拠となる筈なのです。

しかし‥ しかしなのです。

これらを完膚なきまでに仕上げるには‥ 妻である悠莉子を‥

妻悠莉子の行為を‥その録画された痴態までをも同時に

晒さなくてはならないのです。

例えそれが、妻悠莉子にとっても澤田統括部長を潰せるのなら

望むところであったとしても、

その事によって降り懸かる返り血は悍ましい記憶とあいまって、

妻悠莉子の体を染めたまま永い年月消え去る事は無いでしょう。

その理不尽さに割り切れぬ思いのまま、

自問自答を繰り返す私が居ました。

リビングのソファーに体を預けるように

しながらどれぐらい時間が経ったでしょう。

私は、妻悠莉子のベッドに腰を降ろしながら、室内を見回し、

ある種の驚きと感慨に耽っていました。

あの雑然とした仕事の資料などで埋め尽くされていた筈の机の上は、

綺麗に片付けられ、寝室全体が見事なまでに整理整頓されていました。

それはまるで決意の身辺整理でもした如くに。

私は妻の覚悟を‥妻悠莉子の無言のメッセージを

感じ取った思いでした。

【私の‥私の無念を晴らしてと‥】

妻悠莉子の不貞行為は決して許される物では無いです‥

しかし‥ しかし、妻悠莉子の心中を思うと‥

私がDVDの内容に衝撃を受け事故を起こして入院し、

その間、妻悠莉子は私の寝室のノートパソコンの中の

DVDを見つけてしまい、全てが私に露見してしまった事を知り

、どの様な気持ちで一人自分の寝室を片付けていたのかを思うと、

私は胸に熱い物が込み上げて来ていました。

澤田統括部長に凌辱され続け、

その行為を断ち切る事が出来ぬ自分に深い自責と

後悔の念を抱き続け、精神的な疾患まで負いながらも、

何とか私には露見しない形で澤田統括部長との事を

片をつけるべく動いていた妻悠莉子。

しかしそれらも全て私の知る所となってしまって‥。

こわれかけた夫婦の絆‥

何を甘い事をと笑う方もいらっしゃるでしょう。

でも‥それでも私は妻悠莉子を救ってあげたい。

そしてこの先にどんな苦難があろうとも

【お互いを尊重し慈しみ合える姿に戻したい‥】

私自身も、妻悠莉子の事で割り切れぬ物が‥

消し去る事の出来ない複雑な思いが残る事は分かってはいるのです。

何百、何千と自問自答を繰り返しても結局は答えは同じなのです。

悠莉子を助けなくては‥と。

気が付けば、私は悠莉子の寝室で佇んでいました。

このお話は未完の為、続編完成までお別れです、すいません










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