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私の知らない妻、その68、1番失いたく無い物を粉々にしてやりたい。

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ピローハガー
ピローハガー



私の知らない妻、その68、1番失いたく無い物を粉々にしてやりたい。

この入院中、偏頭痛や所々の痛みに耐えながら、

私は私なりに今後の事について考えていました。

妻悠莉子の事、澤田統括部長の事、

澤田統括部長と一緒に悠莉子を蹂躙した連中の事‥。

そして私自身の事も。

たかが浮気なのかも知れません。

しかし‥されど浮気なのです。

澤田統括部長の偏執的なやり口に嵌まった妻悠莉子。

自己防衛の為とは言え、

解離性同一性障害のような症状が出てしまう所まで

澤田統括部長に追い詰められてしまった妻悠莉子‥。

例えそれが幻影のような物だったとしても、

夫婦二人の幸せな日常を最悪の形で踏みにじった澤田統括部長の

数々の所業。

私の忍耐もすでに限界を越えていました。

理性を持って考え、

行動しなくてはならない事は分かっているのです。

だけど‥だけどもう限界なのです。

どんな手段を用いても、あの澤田統括部長だけは‥

あの男が1番失いたく無い物を粉々にしてやりたい。

人格が崩壊するまでとことん追い込んでやりたいと‥。

私は退院した足で、

そのまま澤田統括部長の身辺調査を依頼していた探偵社の

調査員と会うべく待ち合わせ場所に向かったのでした。

私は待たせていたタクシーに乗り込みました。

一体どのような調査結果が出ているのか?‥。

調査員が持って来た情報は、

私の想像や期待を遥かに上回る物だったのです。

探偵社の調査員との待ち合わせ場所に選んだのは

市立図書館の駐車場でした。

私はタクシーから降り、予

めメールにて聞いていた調査員の車を探しました。

白いワゴン車‥ 白いワゴン車‥

その白いワゴン車は駐車場の奥まった目立たぬ場所に

ひっそりと停められていました。

運転席に座るサングラスを掛けた男性が私の姿を

見て軽く会釈をしました。

私は痛みが残る体を庇うように、ゆっくりとした歩調で

白いワゴン車に近付き、身振り手振りで助手席を指差し、

探偵社の調査員も手招きをしながら助手席を指差し、

私を車内へと誘いました。

【カチャッ‥バタン‥ッ‥】

助手席のドアを開け白いワゴン車の車内に乗り込んだ私は

『はじめまして〇〇です‥

お電話では何度かお話をしているのですが‥

何やら‥変な気持ちですよね‥

今回はお世話になります。』と挨拶しました。

調査員の男性も私の畏まった態度に恐縮の体で

『こちらこそ宜しくお願いします。

しかし事故とは大変でしたね。

もうお加減は大丈夫なのですか?』と言葉を返し、

後部座席に置かれた銀色に鈍く輝く

ブリーフケースからファイルされた書類を取り出して

『怪我の痛みが吹き飛ぶぐらいに御期待に添える内容だと

良いのですが‥』

と私に手渡しました。

私はその内容に期待に胸を膨らませながらファイルされた

【澤田統括部長のアキレス腱】

を一枚、一枚と確認し始めました。

その内容は正に息を飲む如くの物でありました。

私は憑かれたようにファイルを一気に読み進めました。

生年月日から始まり、澤田統括部長の素行、家族構成、

住居、身内での立場に金銭状況‥、

それらに付随した事細かな写真の数々‥

よくも短期間にこれだけの物を‥と、

感嘆する程のその密度の濃い見事な調査内容に、

私は全身に鳥肌が立つ思いでした。




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