姉、その７、ゆかりさんとの出会い
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姉、その７、ゆかりさんとの出会い
夜９時過ぎに姉から電話が有り
「先輩と××駅近くの居酒屋で飲んでるからおいでよ。
先輩も会いたいって」
姉は大分酔っていて、途中からその先輩女性同僚に電話が替わりました。
「こんばんわ。初めましてですね。
ゆかりって言いますが、お姉さん大分酔ってる
ので向かいに来てくれません？相談事されちゃってね。
貴方の意見も聞きたいし～！
じゃあ待ってますね。」
ゆかりさんはハスキーボイスで、ドキッとしたのを覚えてます。
××駅は私達が利用してる駅で、歩いても１０分かかりません。
私は着替えてから居酒屋へ向かいました。
居酒屋に着くと思ったよりゆかりさんは
綺麗な小柄な熟女なのでまたまたビックリ。
私も一緒に飲み始めましたが、
姉がゆかりさんにどんな相談をしたか不安で様子を
窺ってると
「龍一君も大変ね～！お姉さんが転がり込んだなんて、
彼女呼べなくて困るでしょ」
ゆかりさんもいきなり本題に入らず、
私を興味津々と言った感じです。
私は彼女が居ない事を話すとビックリしたらしく、
また１ＤＫに姉と２人でどう生活
してるのか質問攻めです。
この時はもう姉との関係が出来ていたので、
誤魔化すのも大変でしたが姉は酔っていて
姉弟と言うより恋人の様に私に寄りかかって話に参加してます。
ゆかりさんは姉の話は適当に流しながら、
私と話がしたいようにしてたんです。
姉は離婚の相談をゆかりさんにしてたのですが、
原因を話さないと無理と判断して
義兄の内緒の事を白状したみたいです。
その義兄の性癖がどんな意味か判断しようも無く、
生理的な拒絶は同意して離婚も
しょうがないと、ある程度理解してます。
ただ性癖やＨに興味があるらしく話がエロ話に進んでしまい、
私の知ってる事やネットで調べた事を話しました。
酔ってきたのか？エロ話に感じたのか判りませんが、
目が潤んでいました。
その内に、どんな女性が好きなのか？
とか私の詮索になってきたんです。
喜ばせようとした訳では無いですが、
年上の熟女好きの話をすると
「へぇ～！じゃあ私みたいなおばさんでも良いの？
子持ちだけど～ふふふ」
ゆかりさんは酔いとＨ話をしたので垣根をはずして、
私をからかって言い
「えっ？そうなんですか？凄く若く見えますよ。
私の好きなタイプです。」
と持ち上げておきました。
ゆかりさんは満更でもなく姉がトイレに行った時、
ゆかりさんの子供１０歳の男の子のサッカーか
キャッチボールの相手をしてくれないかと頼まれ、
ゆかりさんの家庭の話をしだしました。
ゆかりさん４２才、長女１３才の中学生、
長男１０才の小学生で離婚して８年
独りで子供を育てたそうです。
焼酎のボトルも２本目の半分以上無くなっており、
大丈夫か心配になりましたが
まだまだ腰をあげません。
そのうち、娘の家庭教師も頼み始めたので、
電話、アドレス交換をしました。
姉はもう完全に酔っていて、カラオケの歌を捜したり、
歌ったりと私達の会話には
入ってきません。
胸の内を話したのと、私が迎えに来たので安心したようです。
ゆかりさんは
「一度家に遊びに来て！」とか「私の手料理作ってあげる」
翌日の夕方、ゆかりさんから早くもメールが来ました。
タイトル 「ゆかりです」
本文 「こんにちは。昨日はとっても楽しかったです。
お姉さん大切にしてあげてね。
私には○○君しか居ない！って落ち込んで話してたから。
力になってあげなさいよ。
それと、昨日私が話した事覚えてますか？
私、子供たちの父親の変わりが出来ないので
せめてお兄さん役で子供達に会ってもらえたらと考えてんだけど～？
無理なお願いなんだけど△△さんの弟さんなら安心だし、
年頃の子供でも上手く話せる
んではないかな～！？と思ってるんだけど。
考えて貰えたら＾＾またメールしますね。
お姉さんには内緒＾＾」
こんな感じでした。
次の日に返信しました。
「連絡遅くなりました。
私は構いませんが平日は水曜ぐらいしか空ないと思います。
土曜、日曜なら大丈夫です。
ゆかりさんと会えるのも嬉しいかも＾＾あははは。
もちろん同居人には内緒にしますよ。
また連絡待ってます。」
それから４日ぐらいメールは有りませんでしたが、
姉から電話が有り、先日の居酒屋で
またゆかりさんと一緒に飲もうと言う事でした。
どうやら、ゆかりさんからの誘いで私も、と言うことになったみたいです。
私が７時過ぎに居酒屋に着くと
、姉とゆかりさんはもう着いていて飲み始めた所みたいでした。
話は何気ない話から始まり、楽しく飲んでました。
その内姉の離婚話になり、
知り合いの弁護士を紹介されたみたいな事の話になりました。
以前ゆかりさんが離婚した時の相談した弁護士さんということでした。
ゆかりさんの離婚原因は判りませんでしたが、
それ以来男性不審になり子供だけに愛情を
注ぎ、男の影は無い様に感じました。
しかし、子供も上の長女が中学生になり、
弟の面倒も見るようになり自分の時間が作れる
様になったそうです。
それからはその話が終わって、もう一軒行こうと言うことになり、
近くのショットバーに行く事になりました。
その店はまだお客が居なく、
カウンターのスツールに私を挟んで座りました。
姉とゆかりさんは会社の事や上司の事を私に判るように話を始め、
悪口を言ったりして私は完全に聞き役でした。
２杯目のバーボンを頼むと姉はトイレに立ちあがり、
ゆかりさんと少し話が出来ると振り向くと、
ゆかりさんの手が私の太腿に置かれ
「この前の話、本当に良いの？
そうしてもらえれば嬉しいんだけど」
ただ平日は帰りが８時ぐらいになるし、
土日と言うことですぐ話はつきました。
しかしゆかりさんの手は姉が戻るまで置いてあり、
少し擦ってる感じです。
姉が戻ってからは話は元に戻り、
私が四杯、姉、ゆかりさんが三杯づつ飲んだのですが
姉はゆかりさんが触った反対の太腿に
手を置いて擦ってきたのでヒヤヒヤしました。
２０～３０分後その店を出て、
タクシー乗り場でゆかりさんと別れタクシーで帰りました。
これが二回目のゆかりさんと会った時です。
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