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開花する妻、その18、夜景見ているとね・・・パパとこんなところ来たことないなって

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開花する妻、その18、夜景見ているとね・・・パパとこんなところ来たことないなって

私は妻の中で彼の存在がどれだけ大きいのかが解りました。

どうしようもない悔しさの中をただ受け止めるしかない私に妻が言いました。

「けどパパと・・・○○君は違うかな・・・」

妻はか細い声でそう天井を見つめて言いました。

「違う?何が?」

「パパはね、○○君を殴ったでしょ?」

「あぁ あの時は冷静じゃなかったからな・・・

すまないことをしたと思っている」

「○○君は殴られても仕方ないって言ってた・・・けどね・・・」

「けど?」

「私が抱かれてから、○○君はパパのことをずっと悪くばかり言うの・・・

何につけてもね・・・」

「言われても仕方ないさ」

「パパはそうじゃなかったでしょ?

私が抱かれて帰って来ても彼を攻めたり悪く言わなかったじゃない?」

「それは自分で蒔いた種だから・・・」

「そうかな?」

「そうだよ」

「パパは私のことばかり考えてくれてたよ・・・」

「俺と彼とでは立場が違うから一緒の様にはいかないさ」

「ううん・・・違うよ」

「そうかな?俺も彼の立場なら同じだと思うよ」

「そうかな?きっと違うと思う・・・あのね・・・○○君にね」

「うん」

「あの日の帰りにも言われたんだけど・・・・

パパに絶対に抱かれるなって」

「そうなんだ」

「うん。電話で話してもパパが抱こうとしないか?

抱かれてないか?っていつも聞くの・・・」

「抱かれてないって言えばいいじゃないか?」

「そうは言ったよ・・・けどね・・・パパが○○君の所へ行かせてくれたでしょ?」

「あぁ」

「パパが今言ったように私も聞いたの。

もし立場が逆なら○○君はパパとお別れするために

私に行かせてくれる?って聞いたの・・・」

「そんなこと聞いたんだ・・・」

「そのときに○○君はパパの事・・・バカな旦那だって・・・

自分ならそんなこと絶対にさせないし、

無理やりでも自分で別れさすって・・・」

「・・・・まぁ情けない旦那だってことかな・・・」

「そう私が言うと妻は立ち上がり窓の外をみながら私に言いました。

「私ね・・・パパと今日食事に出かけてからずっと考えていたの」

「考えていた?」

「うん。パパとラーメンも食べたよね・・・そして街も歩いたね・・・」

「あぁ」

「私ね・・・彼に抱かれた後、家に帰る前にここでお風呂に入ったの・・・

勿論一人でだよ」

「彼と一緒にじゃないの?」

「うん。一緒に入ろうって誘われたけどね・・・」

「断ったんだ?」

「うん。一人でお風呂に入ったときに始めて夜景に気付いたの・・

・綺麗だなって」

「それまで気付かなかったんだ?」

「うん・・・夜景見ているとね・・・パパとこんなところ来たことないなって・・・」

「・・・・そうだね・・・」

「そのことを今日歩いていると思い出したの・・・

私がそんなこと思っているときにパパは私の帰りをずっと

待っていてくれたんだって・・・」

「・・・・・・」

「だからパパと今日ここへ来たかった・・・」

「そっか・・・」

「でね・・・今日ここへ来てすぐに夜景が綺麗に見えることに気付いたの・・・」

「うん」

「でね・・・・私・・・ここへ来てよかったって思う」

「どうして?」

「今の私が・・・今の・・・私が本当の私なんだって・・・

パパが気付かせてくれた・・・」

私を見る妻の顔は涙は流しているものの、

そこには私だけに見せる妻の本当の笑顔がありました。

私の一番見慣れた妻の笑顔が・・・・・・・





追伸

問題の妻と彼とは、

妻とホテルに行った次の週に私と妻と彼との3人で会い話をしました。

私の方から妻が私とやり直したいと言ってくれた事を彼に告げました。

勿論妻の口からも彼に伝えました。

彼は妻に必死にそれでいいのか?

と何度も問いかけましたが妻の答えは「それでいい」でした。

彼の方は妻に「いつでも戻って来たければ戻ってくればいい」

と最後にそういい残して店を出て行きました。

現在私の心の中に時々妻を疑ってしまうときがあるのも事実です。

妻にとっては、やはり彼のことを嫌いになって私を

選んだ訳ではないので、

そう思ってしまう自分に自己嫌悪に陥るときもあります。

妻とのセックスですが、

あの後二人で抱き合いながら試みましたが、

そのときは無理でした。

しばらくは妻とセックスすることはありませんでした。

妻の方からは求めてくることはあったのですが、

どうしても妻の感じる姿を見ると悔しさと寂しさがこみ上げてきて

行為には及びませんでした。

そんな中、何度目かの時に妻から「パパ聞きたくないの?・・・」

と私を見上げて聞いてきました。

「何を?」

「私が○○君に抱かれたときのこと・・・」

「・・・・・」

「私が自分から抱いてと言って抱かれたからパパは聞きたくないの?」

「・・・・・・」

「自分から抱いてって言ったんだよ・・・

そして・・・自分から○○君にキスして・・・」

異様なほど妻の口からその言葉を聞いて胸が

張り裂けそうになり悔しさがこみ上げました。

しかし、いつもそんな風になってしまう私に妻は続けました。

「○○君に嫌なこと忘れさせてくれるって言ったでしょって

・・・彼に抱きついたよ」

「・・・・・・」

「自分から・・・・○○君のモノも口に・・・・」

私は妻の口を塞ぐように激しくキスをしました。

妻はもっと大きな声で「○○君、私のお口の中で・・

・直ぐに・・・逝・・・」

妻に言わさない様に口を塞ごうとキスをするのですが、

妻は私のキスから逃げるように続けました。

「お口で・・・逝っちゃったの・・・・」

「やめてくれ!!」私は叫びました。

「その後・・・」

「聞きたくない・・・」

「ダメ・・聞いて・・・それから二人で抱き合って・・・

また○○君が私を・・・」

「・・・・・」

「気が狂うほど・・・・いっぱいされた・・・」

「・・・・・・」

「最後は・・・・私のお口に・・・・」

私は気が付くと自分のモノを妻の口へと無理やり押し込んでいました。

妻は「もっと・・・もっと・・固くって・・・

いっぱいお口の中に・・・」

私は妻の髪の毛を掴み「こんな風に咥えさせられたのか!!」

と声を荒げて言ってしまいました。

妻は私の固くなっていないモノを咥えながら私の目を見て頷きました。

頭の中が真っ白になるほど、

嫉妬が沸き起こり私のモノは固く大きくなり、

そのまま妻の脚を大きく開かせて一気に肉棒を激しく突きたてました。

「あん・・・パパ凄いよ・・・

あん・・・嬉しい・・・抱いてくれて・・」

いつの間にか私は嫉妬心で興奮し妻を攻めていました。

今では妻に嫉妬心を煽られて妻を抱くことはできるようになりました。

セックスの最中だけが、彼と妻とのことに嫉妬心で興奮を覚えますが

セックスが終わってからと普段は未だに彼と妻のことを考えると、

どうしようもない悔しさと切なさを感じてしまいます。

時が経てば、それも興奮だけに変わるのかもしれませんが、

現在も未だに考えないようにと過ごしています。

自分の心の中で色んな葛藤が繰り返されてはいますが、

私が妻を信用しなくては、また妻が苦しむだけだと解っています。

妻も私がふとしたときに暗い顔をしているのはわかっているようで、

そんなときには妻の方から私に声を掛けてくれています。

「パパ!暗い顔してるよ!私はパパのそばがいいんだからね!」と。

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