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女に目覚めて行く妻、その8、コブラみたいなモノ・・・




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女に目覚めて行く妻、その8、コブラみたいなモノ・・・

妻の口から出たコブラみたいなモノ・・・

その言葉は私の頭の中から1日も消えることはありませんでした。

妻も同じようにコブラのような江崎のモノを妻の頭の中にもくっきりと

残されていたのに違いありません。

妻はそれを自分中に収めこむことまで頭の中で

想像しているのかも知れません。

そんなことを毎日考えて過ごしている私に、

妻が江崎と車で体験したあの日から1週間ほどたった週末近くに、

娘達が居ないときを見計らったかのようにソファーで寝転ぶ私の横に

缶ビールを持ちながら座って来た妻が私の顔を見ることもなく、

真っ直ぐテレビを見ながら話しかけて来ました。

「あのね、今日スポーツクラブの帰りに江崎さんに

土曜日の夜食事でもって誘われたの」

私はあえて直ぐには返事せずにテレビに熱中しているふりをしました。

「パパ?聞いてるの?」

「あ・・ごめんごめん テレビを真剣に見てた。何?」

「だからぁ~江崎さんに土曜日食事に誘われたの」

「ふぅ~ん そうなんだ」

「そうなんだって・・・パパは無関心なんだね。

パパが嫌なら断るからいいよ」

「そんなこと無いって。まゆみが行きたければ行って来ればいいよ」

「何よその言い方・・・パパは怒ってるの?江崎さんとのこと」

「怒ってはいないさ。ただまゆみはどうなんだ?」

「どうって?」

「江崎のこと好きなのか?」

「嫌いじゃないと思う・・・

嫌いな人とあんなことはできないもん・・・」

「俺もよくわかんないんだ。エッチしてるときや、

自分が興奮しているときはまゆみが江崎とエッチすることを望んでるだけど、

冷静になったときには何か変な気持ちになるんだよ」

「パパが嫌なら私は行かないよ。確かにパパが興奮するなら、

江崎さんとって意識し出したけど、

私はパパと険悪な関係になるなら行かないよ」

妻はその言葉を言うときに始めて私の方を向き、そう言いました。

「俺はまゆみが江崎とエッチして欲しいって思ってる。

けどそれは興奮するから・・・

も、まゆみが心まで江崎に奪われるのは嫌なんだと思う」

「パパがそう思うなら正直に言うね。

今は愛してるとかって気持ちはないよ。

けど江崎さんに好きって言われたことには自分でもドキドキしたし

何かワクワクする気持ちもあるのね。

だからこの間あんなことになったのもパパには解って欲しいの。

でもそれは浮気ってことばの通り浮いた気持ちなのかもしれないね。

私はパパが一番好きだし・・・パパしか愛してないもん」

「けどこれからドンドン好きになって浮ついた気持ちじゃなくなるかも

しれないだろ?」

「そうかなぁ~この間の江崎さんとの時でもね、

パパの顔が浮かんでこんなところ見たら、

パパ興奮するだろなぁ~ってどこか冷静なときもあったんだよ」

「そうなんだ。そんなこと考えてたんだ」

「そうだよぉ~ だってパパにこんなことされたって言いながらするの好きだもん。

パパも興奮していっぱい抱いてくれるから。愛されてるって実感するの」

「わかったよ。じゃぁ約束してくれるかな?」

「何を?」

「江崎と遭ってもいいから、まゆみのしたいようにすればいいから、

江崎にも逝かされたんだろ俺が江崎のことで聞いたことは

嘘付かないで教えて欲しい」

「解った。約束するよ。パパには嘘を付きません。

けどパパが嫌になればパパも嘘を付かないで私に嫌って言ってね」

そんなことを二人で話し合い、

土曜日の夜に妻は江崎と遭うことになりました。

土曜日の当日は私も仕事が休みの為に、

朝から家にいたのですが、

どうも今夜の二人のことを思うと落ち着かないのが本音でした。

一方妻の方とくれば、まったく普段どおりで、

娘達の朝食の用意をして娘達を送り出し、

洗濯に掃除にとバタバタと忙しそうにしていました。

「まゆみ 今日何時に出るんだ?」

私の前を忙しそうに通り過ぎる妻に声を掛けました。

「う~んと6時に駅前で待ち合わせだから、5時半過ぎには出る予定」

「そっかぁ~」

妻はその後に何も言わずに洗濯物を干しにベランダへと向かいました。

私はその日何もすることもなく、

ただただボーッとテレビをゴロゴロしながら見ているだけでした。

3時を過ぎた頃に妻が近くのスパーから戻ってきて

「わぁ~もうこんな時間。急がなくっちゃ」

慌てたようにスーパーで買ってきたものを冷蔵庫へと入れて、

私達の夕飯の準備をしだしました。

「パパ~すき焼きの準備しておくから、

あの子達が帰ってくれば手伝わせて食べてね」

「わかったよ」

テキパキと夕飯の準備をして慌てて寝室に行き、

下着を取ってきて風呂場へと向かう妻でした。

こっそりとどんな下着を着けていくのか脱衣所に行き、

脱衣カゴの中に脱ぎ捨てられた妻の今まで履いていたブルーの

パンティとバスタオルの下に隠すように置かれた白と黒のレース使いの

下着を確認しました。

下着全体は白のようですが、

黒いレースが被されているような私が今まで見たことも無い妻の下着でした。

妻はおそらくこの日の為にこの下着を購入したのでしょう。

江崎に見られることを意識してこんな派手な下着を・・・

この下着を身につけて、江崎に脱がされて行く妻を想像してしまい、

股間が熱くなるのを感じました。

「パパ~何してるの?」

妻のその声でドキっとし、我に帰ってしまいました。

「下着の確認してました!!」

と風呂場のドアを少し開け全身にシャワーの水しぶきを浴びる妻にそう言うと

「ばーーーーか!!変態!!」

と照れ笑いをしながら言う妻の全裸姿は

シャワーの水しぶきの影響と明るい日差しが差し込む光でキラキラと輝き、

夫の私が言うのも変ですが、

とても綺麗でいろっぽく見えました。

妻に襲い掛かかりたい気持ちをを押さえてリビングへと戻る私でした。

しばらくしてバスタオルを身体に巻いて、

髪の毛を拭きながら寝室にあるドレッサーへと向かう妻は本

当にいろっぽさが増したのは確かでした。

私の心拍数は徐々に高まりだし、

いてもたってもいられない程に落ち着きのない状態でした。

そんな私の気持ちも知らずに、

寝室から出て来た妻は膝上の真っ白なタイトなスカートに黒の

ノースリーブとジャケットを腕に持ち慌ててリビングへと

やって来るなり私に言いました。

「パパお願い!駅まで送ってくれる?」

お出かけ用のバックの中に財布や携帯などを入れ替えながら

私にそう言いました。

車に向かい乗り込みエンジンをかけるとバックミラー越しに

玄関の鍵をしめる後姿の妻はこれからおこるであろう行為を

意識した少し淫らにも見える人妻でした。

「ごめんね。こんなときにまで送らせて」

「いいよ。どうせ暇なんだし」

「それより、もし江崎さんとそうなることになっても

本当にパパは嫌じゃないよね?」

「大丈夫だって 一人で興奮してシコシコしてるよ(笑)」

「バーーカ!! 本当にいいのね?」

「あぁ」

そんな会話をして妻を駅の近くまで送って行き、妻を降ろしました。

笑顔で私にずっと手を振る妻を見たとき、

どこか心にぽっかりと穴が開いたような寂しさが

こみ上げてきたのを今でも覚えています。

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