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女に目覚めて行く妻、その45、心まで奪われた妻との同居生活が始まります。。










女に目覚めて行く妻、その45、心まで奪われた妻との同居生活が始まります。。


「俺が悪い?確かに俺も悪いかもしれないけどお前はどうなんだよ!

隠れて二人の男とこそこそと!」

「だったら最初からこんなことしなければいいいじゃない!

私だってこんな風になりたくなかったわよ!」

「だから二人で話し合って決めたじゃないか!隠し事したりしないって!」

「全て話せる雰囲気?話したくったって話せないじゃない。

どうせ私が悪いんでしょ!もういいわよ!」

そう言って妻は立ち上がり自分のバックを持ち家を出て行こうとします。

「何処行くんだよ!今から男の所にいくのか!」

「どうしてそうなるの!!

どうせそんな風にしか思ってないんでしょ!!」

「あぁ思ってるさ!好きなようにしろよ!」

妻は私がそう言うと何も言わずに玄関の

ドアをバタンと閉めて出て行きました。

あまりの腹立たしさに私は机を蹴り上げ、

ソファーのあったクッションまでも壁に投げつけました。

一人リビングのソファーに寝転び、

怒りが治まるのを待ちましたが一向に治まることはありませんでした。

妻が出て行って2時間くらいしたころ娘達が

帰ってきて私に向かって上の娘が言いました。

「パパ?ママと喧嘩したんでしょ?

ママから電話あったよ。しばらくおばぁちゃんの所に行くって言ってた。

私はパパ達の喧嘩の原因はよくわからないけど、

ママを悲しますようなことだけはしないでね」

「わかってる。少しパパも頭を冷やしてからママと話をするよ。

心配することないから」

「うん。わかった・・・パパお風呂に入ったの?私達入ってもいいかな?」

「あぁ 先に入ればいいよ」

「じゃぁお風呂入って寝るね」

娘達は自分の部屋に行き順番に風呂に入り、

しばらくしてから寝に行きました。

私は風呂に入り缶ビール片手に妻にメールをしました。

(少しお互いに頭を冷やしてから話しをしよう。)

そう書き込み送信しました。

次の日の朝、娘二人が妻の代わりをしっかりとしてくれ、

会社へと向かいました。

結局妻は次の週末になっても帰ってくることはありませんでした。

その間、妻のいない我が家は娘達が色んなことをしてはくれますが、

私の方が娘達に気を使いいつものような訳にはいきませんでした。

日曜日の夕方になっても妻が帰って来ないため、

私は妻の実家に妻を迎えにいくことにしました。

妻の実家に着き玄関のドアを開け「こんばんは」

と挨拶すると妻の母親が出てきて「あぁ○○さん。入れ違いになったね。

さっき家がやっぱり心配だからって帰ったとこよ」

と笑顔にあわせてしっかり二人でやりなさい!

といいたいような表情でそう言ってくれました。

私は妻の母に挨拶し、急いで車で我が家に戻りました。

家に着くとキッチンで洗い物を妻はしていました。

「迎えに行ったんだけど、入れ違いだったな。」

私はそう妻に言いましたが、妻は何も言いませんでした。

「何か言えよ」

と私が言うと洗い物を辞めて私の方を振り返った妻の顔は

どこかいつもの妻と違ったように見えました。

「話があるからあの子達が寝てからにして」

いつもの暖かな妻の表情はありませんでした。

どこか冷たさを感じるような妻の表情は私にとってとても辛いものでした。

娘達も風呂に入り、それぞれの自分の部屋へと行き、

妻も風呂から上がるとリビングでテレビを見ている私の前に来て

私が見ていたテレビを消しました。

「少しは冷静になったのか?」

私の問いかけに妻は大きく息をはき話しはじめました。

「パパが隠さずに話せって言うから全て話します」

「あぁ そうしてくれ」

「実家に泊まったのは1日だけ、出て行った日はケンジ君と

朝まで車で話してた。

次の日は学生時代の智子のお家に行って

色々話していたら前の日寝てなかったからいつの間にか寝てしまって。」

「・・・・・・・」

「その次の日から昨日まではケンジ君のところに泊まっていました」

淡々と無表情で次から次へと話す妻には驚きを覚え、

そして同時に怒りもこみ上げてきました。

「なんなんだそれ!俺も娘達もこんなに心配しているのに

お前はいったい何を考えているんだ!」

私が大きな声でそう言うと妻は声を詰まらせながら私に言いました。

「そうよ・・・パパが言うように私はそんな女なの・・・

夫や子供がいても・・・別の男の所に行くそんな女なの!!」

最後の部分だけ声を荒げてそう言う妻でした。

「この間までリョウかと思えば今度はケンジかよ!

お前はいつからそんな女になったんだよ!」

「・・・・・・」

「なぁ!!俺へのあてつけか!どうなんだよ!!」

「・・・・・・・」

何も言わずに下を向いてる妻でした。

「黙っていてもわからないだろ!なんとか言えよ!」

「・・・・・・・」

「こんな・・・私に・・・したのは誰?」

妻まゆみのその言葉は私の心の中を突き刺すように響き渡りました。

「今まであなたとギクシャクしてたとき・・・

私を支えてくれたのはあなたではなく・・・ケンジ君だった・・・

こんな私が嫌なら離婚してください」

妻は私に憎しみさへ抱くような表情で私を見てそう言いました。

「離婚するとか簡単に言うなよ!あいつらはどうするんだよ。

お前がいない間、本当に俺に気を使って色々してくれたんだぞ。」

「・・・・・・・」

「俺が我慢すればいいんだろ!

ケンジのところに行きたければ行けばいいさ!

好きにしろ!」

私はその場を立ち、寝室へと行きました。

妻が後から寝室に来ることはありませんでした。

その日から心まで私以外に奪われた妻との同居生活が始まりました。


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