2ntブログ

狂った願望、その4、妻の体はあの男を忘れてはいない。






狂った願望、その4、妻の体はあの男を忘れてはいない。

(もう一度・・  権藤さんと・・ したい! )

という洋子の言葉の意味を計りかねていた。

単なる肉体的欲求なのか・・ 

圧倒的なペ○スの威力に人格的なものまで変えさせられたのか・・・  

プレイを含めて今まで体験してきたセックスの中で

完全に次元の違うモノだったらしい。

夫婦間での刺激的な遊びの一環だったプレイの本質が

崩れかかっていた。

当然、私はストップを考えた。 これ以上 深入りしたら・・・

 最悪の場合、家庭崩壊・・・   

もし、権藤が強引に洋子を犯したのなら裏から手を廻し、

止めさせるくらいの付き合いは私にもある。

しかし、こちら側から仕掛けている以上 そんなことは出来ない。

さらに、私が直接見たり聞いたりしていないので 

その衝撃は日が経つにつれ急速に薄れつつあった。 

そのことが洋子との温度差を感じている原因だと思った。

表面上、洋子との生活は元に戻っていたが、

私に遠慮してか その後、洋子から抱かれたい!

との言葉は出なかった。 

もともと妻は私より忍耐強いし、決断も早い。 

4年前、父が脳梗塞で倒れた時、当時の仕事をさっと止め、

1年以上父の看病を家でしていた。 

この時は 刺激的なプレイの楽しさを享受していて、

洋子の身体もエロく成熟し始めた時期でもあった。

にもかかわらず すべてを捨て去り看病に当たった。

そうゆう性格なので、 もう一度!と思わなくもなかった。

洋子は目に見えない身体の変化を封印していたが、

夫の私にはそれが逆にかわいそうでもあった。

5月の連休明け、夜のべッドの中で

何気なく口を滑らかしてしまった。

「 なぁ~! 洋子!  もう一度 権藤としてみるか・・・」

洋子の目が光り表情が一変した。顔を上気させながら

「したいけど・・ 貴方・・ イヤでしょう・・・ 

また、あの夜みたいに・・・」

「厭だけど洋子の感じているところ・・ 知りたい気もする

・・・矛盾してるけど・・・」

「・・・ 貴方! もし抱かれるにしても・・・  

わたし・・ 次で終わりにするわ・・・」

「身体が覚えてしまったら・・・  どうする・・・」

「そのこと・・わかっているから・・・  そうするの!

 私には貴方や家族が一番なの!

 身体がどんなに感じても 気持は貴方から絶対 離れない!

 それだけは信じて・・・」

「しかし、権藤と会う機会もそうないだろう・・・」

「この前、名刺いただいたの・・・ 

私の連絡先は教えていないわ!」

「 洋子! そんなに汗をかいて・・・  思い出したか・・・」

私が洋子の下半身に手を侵入させると・・・ 

案の定 そこは大洪水であった。

数日後、洋子は私の目の前で権藤に連絡を取り、

2週間後の土曜日の夕方逢うことを決めた。

夢生腰
夢生腰







関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

瀬戸 龍一

Author:瀬戸 龍一
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
宜しくお願いします。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR