2ntブログ

妻のヌード撮影、その15、写真集

綺麗なサイトで、女性会員も豊富です。
運営者が女性ですのでとにかく女の子達は活発的!!!逢い放題でメールもサイトを通さずに直接連絡が取りあえるので安心ですね♪





妻のヌード撮影、その15、写真集

あれから高島氏は毎日のように謝罪をしに私たちの

ところにやってきました。当事者である三上氏に代わって。

しかし、妻は決して話を聞こうとはしませんでした。

あの時ことを自分の記憶から、

今すぐにでも抹殺しようと苦しんでいました。

警察に届けるとか、裁判を起こすということは、

妻にとっても耐えがたい苦痛を引きずる事になり、

私も妻も望んでいませんでした。

高島氏は最初、慰謝料という名目ではなく、

報酬という名目で多額の金額を私たちに

支払うと言ってきましたが

、妻は私に決してそれを受け取ろうとはしませんでした。

おそらくそれを受け取れば、

妻はお金で身体を買われたということを認めてしまうからです。

妻はあの日に撮影した全ての映像を抹消することだけを

高島氏に強く要求しました。

そう、妻の30歳の記念の写真までも全てです。

高島氏は来るたびに、申し訳ないと頭を下げ、

肩を落としたまま帰っていきました。

そんなある日、高島氏は平日の昼間に正装して

私の仕事場を訪ねてきました。

私は、昼休みの時間に高島氏と会うことにしました。

待ち合わせた喫茶店で高島氏は額に汗をにじませながら、

今回の経緯を私に説明しだしました。

高島氏はあの日、語った通り、妻を初めて見た時に

自分の芸術を完成させることの出来る女性だと直感したようでした。

その想いは三上氏も同じで、

妄想のまま次回作の構想を二人で話したりしたそうです。

次第に高島氏の想いは強くなっていき、

同時に現実を考えてその妄想を頭から打ち消そうとしたそうです。

三上氏はそんな高島氏に、ダメでもともとだからと、

妻に打ち明けてみてはと説得してきたそうです。

高島氏は何度もそれを打ち明けようと撮影まで眠れない日々

が続いていて、苦しんだそうです。

三上氏はそんな高島氏の姿をみて、とても心配してくれたのです。

意を決して何度か妻に電話をしたそうですが、

結局素人の人妻にそんなことを言い出せることが出来ず、

打ち合わせの時に言い忘れていた簡単な撮影の話などを

して電話を切ってしまっていたようです。

とうとう言い出せないまま撮影の当日を向かえ、

高島氏は妻の30歳の記念撮影を始めました。

しかし、妻の裸を目の当たりにして、

自分の心から沸いてくる創作意欲を抑えることが

出来なくなっていったようです。

私が言ってしまった軽率な言葉で、

高島氏と三上氏は自然と行動に移し、撮影は始まりました。

撮影の冒頭から三上氏の様子が違っていた事を

高島氏は分っていたようです。

しかし妻を撮影できる喜びから、

それを咎めることができなかったと言いました。

だから今回のすべての責任は自分にあるのだと

言って三上氏をかばっていました。

三上氏はもうじき結婚するフィアンセもいて、

仕事では常に冷静で高島氏の指示に従ってくれていたので、

その時少し暴走気味でも、

決して過ちを犯す人間ではないと信用していたようでした。

私はただ黙って高島氏の話を聞きました。

「慰謝料として受け取ってください」

高島氏はそう言うと、

内ポケットから300万の小切手を私の前に差し出しました。

私は、妻の意思を尊重して、

決してそれを受け取ることはしませんでした。

「写真はもう全部なくしてしまったんですか?」

私は高島氏に尋ねました。

妻は高島氏に撮影した写真を全て抹消することだけを要求し

、高島氏もそれを承諾していたので、

本当に抹消してしまったのか確認したかったのです。

「い、いえ・・・・でも、必ずすべて抹消します・・」

高島氏はそう答えました。

「よかった。ならば最後に僕の願いを聞いてもらえないですか?」

突然の私の言葉に高島氏は驚いたように顔を上げました。

「妻の写真集を作って欲しいのです」

私はきっぱりと高島氏にそう言いました。

「で、でも・・・奥様が・・・」

高島氏は私の言葉に困惑してそう口にしました。

「もちろん妻には内緒です。

でも、私たちがこの先何十年かして、お互いが老人になった時、

妻の傷が癒されていたなら、

その写真集を二人で見てみたいのです。

あの美しかった妻の写真を・・・」

私がそう言うと、高島氏は人目もはばからずその場で涙を流しました。

喫茶店を出る時に高島氏は私に尋ねてきました。

「あなたは何故そんなにやさしいのですか?」

「それは・・・。私はこの世で一番妻を愛している人間ですから・・・」

私は高島氏にそう答えました。

数日後、休日に私はあの写真館で妻の写真集の製作に携わりました。

もちろん妻には言っていません。

写真館の正面には張り紙がしてありました。

「都合により営業を休みます」

薄汚れたその張り紙から、

高島氏はあれから店を閉めていた事をはじめて知りました。

写真館の中に入ると、高島氏が一人で仕事をしています。

パソコンの画像には妻の姿が映っていました。

無数の写真の中から一点一点私の納得する写真を選び、

時間をかけ私は写真集の構成まで行いました。

深夜にまで及んだその作業の中で、

私と高島氏の間には太い絆のような物が生まれていったのです。

一週間後、高島氏は再び私の職場に姿をみせました。

手には大きな妻の写真集があります。

私は出来上がったその写真集にとても満足し、

高島氏と堅い握手をかわしました。

「ありがとうございます」

私が高島氏にそう言うと、彼は私に持っていたカバンを渡しました。

その中には、フィルムのネガやデジタルデータを収めたチップが数枚、

打ち合わせの時の資料。

さらには妻があの時着ていたバスローブまでもが入っていました。

そして、内容証明書が添えられていて、

あの時記録した物がすべてその中にあり、

複写物などは一切存在しないという内容が

高島氏の直筆で書かれていました。

高島氏の表情から、そのことに疑いの余地がないことを悟り、

私はそれを受け取りました。

別れ際、私は高島氏に向かって言いました。

「高島さん、写真・・・続けてくださいね」

「ありがとうございます・・・」

高島氏は、その場を去っていく私に、いつまでも頭を下げていました。

出来上がった妻の写真集。

30歳の妻の恥じらいととまどいをたたえた表情。

30年間生きてきた女性としての誇りをもった表情。

子供の頃から変わっていないと思われる無邪気な笑顔。

人生を経験してきた妖艶な女の輝き。

妻の30歳の記念の写真集は、

そのカットのすべてがこの上なく美しい裸体です。

そしてその最後のページは、

妻がバスローブを脱ぎ捨てる瞬間の写真です。

そして、こうしるしていました。

「敦子、誠の永遠の愛はここから始まる・・・」

モノクロのその写真は、

男性の手によってやさしく脱がされる妻の姿でした。





関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

瀬戸 龍一

Author:瀬戸 龍一
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
宜しくお願いします。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR