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パートに出た妻、その10.男に差し出してしまった妻のことがまた気になります。






パートに出た妻、その10.男に差し出してしまった妻のことがまた気になります。

夕方帰ってきた娘たちは、私が仕事を休んで家にいるのを気遣い、

優しくしてくれました。

「お父さん大丈夫?具合が悪いの?

社員旅行に出掛けたお母さんのことを心配して、

具合が悪くなったんじゃないの?

お母さんは幸せだよ。

お母さんのことをこんなに

心配してくれるお父さんがいるんだから。」

「いや、ちょっと風邪を引いただけだ。

季節はずれの風邪がはやっているようだから、

お前たちも気をつけなさい。

そして、夜更かしせず早く寝なさい。」

私は、夜一人でベットに入っていると、

あの男に差し出してしまった妻のことがまた気になりました。

今頃は、どこかの温泉旅館の離れであの男と二人きりになり、

部屋の中で、あるいは風呂で、

妻はあの男に巧みに執拗に愛撫されているんだろう。

そして、太く長い肉棒で肉襞を突かれ、

よがらされ逝かされ、

秘壷にあの男の子種を出されているんだろう。

今晩、妻はあの男に何回犯されてしまうのだろう。

私は、男に犯されてよがっていた妻の表情を思い出し、

再び妻の下着の匂いを嗅ぎながらオナニーをし、果てました。

土曜日も仕事をする気分になどなれなかったのですが、

前日丸一日休んでしまったため、そうもいきません。

職場に出て、夕方まで溜まった仕事を片付け、

帰ってきました。

家に帰ると、娘たちが夕飯の支度を終え、

私を待ってくれていました。

「お父さん、お帰り。あ、大分元気になったようね。

安心した。たくさんご飯食べてね。」

「ああ、もうすっかり元気だよ。

たくさん食べさせてもらうよ。」

夕食後は娘たちとテレビを見て過ごしました。

娘たちと過ごしたひと時は、

私の沈んだ気持ちをいくらか明るくしてくれました。

明日は日曜日です。娘たちは明日、

それぞれ外出し夕方過ぎに戻るとのことです。

私は笑いながら留守番を引き受けることを約束しました。

寝室に入ると、やはり男によがらされていた妻の姿が

目に浮かんできます。

明日、本当に帰ってきてくれるのだろうか…。

妻は、私や子ども達を捨て、

あの男と暮らしていくことを選ばないだろうか…。

しかし、そのときの私に出来たことは、

不安な気持ちのまま、またしても妻の下着でオナニー

することだけでした。

日曜日の朝、私は遅くに目を覚ましました。

子ども達はもう出かけてしまったようで、

家には私しかいません。

おそらく長女が作っておいてくれた朝食を食べ、

私は一人リビングルームのソファーに座っていました。

ついこの前、妻があの男にここで犯されていたのが、

もう遠い過去のことのように思えます。

私は何もする気が出ず、ただじーっと座っていました。

私の頬を温かいものが伝います。

私はいろいろな事を思い出していました。

部活に入って、初めて妻を見たときのこと。

妻との初めてのデート。結婚前のごたごた。

結婚が決まって、妻を私のもので初めて女にした日のこと。

初めての妊娠のときの妻の喜んだ顔。

出産を終えたときに見た、母親になった妻の顔。…

私は、何時間そうやって過ごしていたのでしょう。

「ガチャ、ガチャ」玄関の鍵が開けられて、

人が入ってきたような音が聞こえた気がしました。

私は玄関にいきました。



関にいきました。


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