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妻を試します、その39、卑劣な男





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妻を試します、その39、卑劣な男

妻と沢村の待ち合わせの場所・・・

それは妻の実家から少し離れた大きな公園の駐車場・・・

今までの妻はここに来る時,どんなことを考えながら来たのでしょう・・・

いけないことと知りながら,これから繰り広げられる・・・

やらしいセックスへの期待感に震えながら来たのかもしれません。

また沢村も,妻に今日はどんな言葉を言わせようか・・・

どんな風に弄ぼうかと考えながら来たに違いありません・・・

この日の沢村も,そんな気持ちでこの場所に向かっていたことでしょう・・・

そしてこの日・・・この公園に・・・お互いの考えは違うものの,

妻と沢村は足を運んだのです・・・

沢村の黒いクーペは既に駐車しています・・・

妻を発見した沢村は,妻を助手席に手招きしました。

妻は沢村に運転席側のウィンドウを空けるようにゼスチャーしました。

いつもなら無言で助手席に乗り込む妻・・・

そしてそのスカートから覗く妻の脚を見て,

挨拶代わりに触っていた沢村も,

この日の妻の様子にいつもとは違う違和感を感じた事でしょう・・・


沢村「あれ?・・今日はどうした?・・・早く乗ってよ!」

妻 「いいえ,今日は乗りません・・・沢村さん,お話があります!」

沢村「話ならホテルでゆっくりしようよ」

妻が車に乗らない決意があると知って,

沢村はおそらく断られるであろうその言葉を口にしたのです。

それも沢村の一種の焦りだったのかもしれません。

沢村の表情が少し困ったように・・・変わりました。

沢村「どうしたの?今日はいつもの奈緒ちゃんじゃないね?」

妻 「沢村さん・・・私はもうあなたとは会えません!だからもう,

電話もしないでください・・・」

沢村「ちょっと待ってよ!!どうしたのいきなり?・・・あ・・・

この間のこと(後輩同伴)怒ってるんだ・・・

ごめん,あれは調子に乗りすぎた!」

妻 「・・・」

沢村は手を合わせるポーズで妻に謝りました。

そしてバツが悪そうに笑い,再び妻を助手席に手招きました。

妻 「それもありますけど・・・もう,絶対にこの車には乗りません!」

沢村「はあ~・・・」

沢村は頭をかきながら,妻の顔を盗み見しました。

そして妻はこの車に乗る気はないと理解し,一旦は観念したのです。

沢村「・・・はあ・・・まあ,立ち話もなんだから公園散歩しようか?」

妻 「・・・そうですね・・・」

沢村と妻は公園のなかを歩き,ベンチに腰掛けました。

沢村「この間はホントにごめん!調子に乗りすぎた!」

妻 「もう,いいんです・・・そのことは・・・」

妻 「沢村さん・・・もうお別れしましょう・・・・・・」

沢村「だから,あの時の事は謝ってるっじゃない・・・

そんな事言わないでよ」

妻 「・・・・・・」

沢村「もしかして・・・他に男見つけたんだ?・・・

ああ~!そういう事か・・・」

妻 「な!!!・・・はぁ・・・」

沢村「いつの間に見つけたの?まだテレクラで男を漁ってたんだ?・・

・すっけべやなあ~」

妻 「・・・はぁ・・・そう思ってもいいですよ・・・

だから・・・もう・・・」


妻はまさか沢村がこんな事を言うとは思いもしなかった。

ただ,そう思われても仕方が無いとも思った・・・

所詮は人妻でありながら,他の男の精を身体中で受け止め・・・

その快楽に浸っていた『やらしい女』なのだから・・・

男が欲しくなったら,手軽に電話をかけさえすれば,

その性欲をもてあました男達とすぐにでも貪りあえる・・・

そんなところに住んでいる『女』と思われても仕方がない・・・

妻は自分がそれほど汚れているのだと感じた・・・

沢村「実際はどうなんだよ?・・・ホントにそうなの?・・・もうヤッタの?・・・

チンポしゃぶりまくって,ぶっかけてもらったの?・・・」

妻 「もう,いい加減にしてください!」

沢村「は!・・・誰なんだよその男?・・・どこの男なんだよ?・・・

そいつを連れて来いよ!・・・オレが追っ払ってやるから!」

妻 「・・・追っ払えませんよ・・・」

沢村「な,何でだよ?!!」

妻 「・・・・・主人ですから・・・・・・・」

沢村「な!・・・・・ええ?・・・・・」

沢村は顔色が変わった・・・夫である私の存在など,

邪魔になるとは微塵も思ってはいなかった・・・

どうせ寝たきりの病人・・・男としても役に立たない・・・

だから妻は自分に靡いたのだと思っていた・・・

妻の意外な言葉に,沢村はしばし無言だった・・

しかし沢村の中の悪魔が,妻をさらに・・・

沢村「だ,だって・・・入院してるんだろ?・・・動けないんだろ?・・・」

妻 「・・・退院しました・・・」

妻 「主人は完治したと言ってます・・・今は仕事の準備にかかっています

・・・いきなりの回復だったので・・・私も驚きましたけど・・・」

沢村「・・・ふ~ん・・・でもさ・・・そういう病み上がりの人って,

ちょっとしたショックも受け入れられないんじゃないかなあ・・・」

妻 「どういうこと・・・ですか?」

沢村「だってさ,奈緒はオレと浮気して・・・

あんなにエッチなことをしてたじゃない?・・・」

沢村「あの時の後輩もエロい人妻だったって,

会社の同僚に言ってるんだよ・・・それも大袈裟にさあ・・・」

妻 「な!そ,そんな・・・」

沢村「あのとき奈緒は,オレに突かれながら・・・

アイツがシゴいてるチンポ見て・・・自分からしゃぶりだしたんだし~」

妻 「う,ウソよ!・・・そんな記憶ありません!」

沢村「・・・でもこういう噂って,尾鰭が付いて拡がるって言うし・・・

でも,さすがに奈緒の名前は出してないよ!」

妻 「ど,どういう意味ですか!?」

沢村「いや,だからさ・・・いつか旦那の耳に入ったら,

またショックで立ち直れなくなるんじゃないかなあ・・・て・・・

病気が病気だしさ」

妻 「沢村さん・・・あなたは・・・まさか・・・」

沢村「だからさ・・・バレないように付き合えばいいじゃない?・・

・昼間限定とかだったら大丈夫だって!・・・ね!・・・」

妻はこの時・・・ショックを受けたそうです・・・

まさか沢村の口からこのような脅迫じみた言葉が出ようとは・・・

予想もしていませんでした。

妻が身体を許したからには,ほんの少しでも好意はあったはずです・・・

この言葉を聞いて妻は切なくなっていったのです・・・


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