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私の屈辱、その16、もうお前の身体は、俺達専用の肉壺なんだ


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私の屈辱、その16、もうお前の身体は、俺達専用の肉壺なんだ

触手の責めは、下半身にも伸びていました。

両脚を限界にまで拡げられた祐子の股間に、化け物が

グニグニと触手を押し付けます。

スカートが捲れ上がり、ストッキングは破られ、

ショーツの奥へ乱暴に侵入し…そして…遂に…。

(やめてくれー!)
 
心の限り、叫ぶ私…。

声にならない自分の叫び声が、私を現実の世界へと呼び戻しました。

(今のは…夢…?私は一体…)
 
割れるように痛む頭。身体中が痺れて、

動く事はもちろん瞼を開ける事すら出来ません。

(な…何が起きた…?)
 
朦朧とする意識の中、少しずつ記憶が蘇ります。

(宴会場で島崎に声を掛けられ…酒を…まさか…薬を…?)
 
考えられなくもない…。今になって思えば迂闊でした。

妻の身体を狙う島崎達にとって、私は邪魔な存在以外の

何者でもありません。

睡眠導入剤ならば手に入れるのも、それほど難しくはないでしょう。

アルコールに強い私が、飲み過ぎで意識を失うなど考えられません。

(そ、そうだ…妻は…祐子は…)
 
気を失う直前に見た妻は、複数の男達からセクハラを受けていました。

一体どれ程の時間が経過したか分かりませんが、

妻の安否が気掛かりでなりません。
 
私は、とりあえず自分の置かれた状況を把握する事にしました。

重い瞼を何とかこじ開け、辺りを窺います。

薄暗い部屋…宿泊先である旅館の一室のようでした。

私は、部屋の入口付近に無造作に放り出されています。

室内へと続く襖は閉じられていましたが、薄明かりが漏れているのが

確認出来ました。

聴覚が失われているのか、耳鳴りがひどくはっきりとは

聞こえませんが奥の部屋に人の気配を感じます。

そして、数人の話し声のような低い響きも…。
 
すると、突然襖が開きました。あまりの眩しさに、一瞬目が眩みます。

「旦那さん、まだ起きないねぇ…もう犯っちゃいますか?」

遠くから耳に届く、聞き覚えのある声。

姿を見る事は出来ませんが、島崎に間違いありません。

(くっ…島崎!)

 私は怒りに任せて起き上がろうとしましたが、身体に全く力が入りません。

「おっ、ちょっと動きましたよ…もうすぐ起きるかな?」

「とりあえず、旦那もこっちの部屋に運ぼう。

騒がれても面倒だからな」
 
相原の声もします。

「そうっすね」
 
私は数人に抱えられ、部屋に連れ込まれました。

ようやく明るさに目が慣れた私は、意識があるのを悟られないように

室内の様子を窺います。広い室内にたむろする、複数の男達。

アルコールの匂いが立ち込めていて、吐き気すら覚えます。

部屋の中央に置かれた大きなテーブル以外は全て片隅に

片付けられており、飾り気のない殺伐とした雰囲気を

醸し出していました。

そして、私の目に最も恐れていた光景が飛び込んで来ます…。

(祐子…!)

 妻の姿もそこにありました…。

部屋の中央に置かれた、大きなテーブル。

妻は、その上に仰向けの姿で寝かされていました。

それも、ただ寝かされている訳ではありません。

大きく拡げられた祐子の四肢が、テーブルの脚それぞれに

固定されています。

のけ反るような姿勢で、浴衣姿のまま大の字に拘束されていたのです。

その上声を出せないようにする為か、タオルで口を塞がれていました。

「ん…ん…」
 
身につけた浴衣の隙間から覗く、下着と素肌。四肢の自由を

奪われた妻は、肉体をくねらせ息苦しそうな声を出しています。

(あぁ…祐子…)
 
私が気を失っている間にどれ程の凌辱行為を受けたのか…。

妻の肢体は既に桜色に染まっていました。

そして唇や太股など、至るところが男達の唾液や

体液で汚されています。

私が確認出来ただけで、部屋の中には5人の男性社員達が

顔を揃えていました。

これだけの人数に弄くり回されてしまったのだとしたら、

被虐の悦びを教え込まれた熟れた肉体などひとたまり

も無いでしょう。

逆らう術もなく意志とは無関係に愛液を垂れ流し、

彼等の獣欲を受け入れるしかありません。

(守ると…必ず守ると決めていた筈なのに…!)

 私は、自分の愚かさを呪いました。

あまりにも無防備だった為に招いた最悪の事態です。

「しかし、堪らない身体してるよ…」

「あぁ…何度抱いても飽きないな」

「人妻特有のムッチリした感じが…」

「吸い付くようなもち肌が堪らないね…」

「今日は夜通し可愛がってやるよ、祐子…」

 口々に言いながら、妻の周囲に集まる男達。

「んー!んー!」
 
悲し気な妻の叫びが、男達の欲情に火を点けます。

「今更、抵抗するなよ…暴れたって無駄さ」

 無慈悲な手指が、妻の素肌を這い回り始めました。

「んっ…ん…!」

 妻の唇から吐息が漏れます。私は、渾身の力を振り絞って

祐子に向かい腕を伸ばしました。

「ゆ…こ…」

 喉の奥からカスレた声が出ます。

「おっ!旦那さん気が付いたみたいだぜ?」

 私の声に気付いた誰かに、強引に上半身を起こされました。

ぼんやりとした視界の中で、妻が目を見開いているのが分かります。

「んっー!んっ!」

「へへ…何言ってんだ、祐子ちゃん?」

 相原が、妻の口からタオルを抜き取りました。

「あ…嫌!駄目!見ないで!見ないで!」

 妻の悲しい叫び声が室内に響きます。

「嫌ぁ…お願い…せめて主人のいない所で…!」

不自由な身体で暴れる妻を、男達は残忍な

表情を浮かべ見つめていました…。

私は動かない身体を恨めしく思いました。

最愛の妻が、男達に囲まれ嬲り者にされているのを

目の前にして、どうする事も出来ないもどかしさ。

夫婦揃って、理不尽な屈辱に身を堕とさなければならない憤り。

様々の感情に苛まれますが、今となっては後の祭りです。

「いいじゃねえか、祐子ちゃん。どれだけ俺達に仕込まれたか、

旦那にも見てもらおうぜ!」

「そうそう、今更抵抗したって手遅れだって。

もうお前の身体は、俺達専用の肉壺なんだからさ」
 
無慈悲な言葉が妻を襲います。



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私の屈辱、その15、苦悶の表情から、徐々に悦楽の顔へと変貌して行く妻

自分の最も大切な相手を嬲られ、蹂躙される事を心の奥で望んでいる私…。

(違う!違う!そんな筈はない!)
 
私は、自らの心に芽生えた不条理な感情を無理矢理押さえ付けます。

それを認めてしまうと、私達夫婦は獣のような男達によって

あっという間に食い尽くされてしまう事でしょう。しかし…。

「ちょっ…駄目ですよ…止めて下さい…飲み過ぎです…」

そんな妻の声で、私は我に返りました。

声のした方に目をやると、あられもない妻の姿が飛び込んで来ました。

浴衣の裾を捲り上げられ、太股の付け根付近まで露出させられている妻。

胸元にも手を差し込まれ、明らかに乳房を揉まれているようでした。

家族で旅行に参加している社員達には見えないよう、

周囲に壁を作って相原を含む数人の男達が妻を弄んでいます。

私は、止めに入ろうと慌てて立ち上がろうとしました。そんな非常時に、

「やあ、宮田さんのご主人ですよね?」

と、声を掛けて来る相手が…。

「は、はい…?」

そこに立っていたのは、島崎でした…。

沢木さんこんばんは。

これからの、奥様の乱れ姿が気になってしまいます。

島崎は、沢木さんとどんな取引をするのでしょうね?楽しみです。


意を就かれ、私はひどく動揺した顔で島崎を見つめていたのだと思います。

「どうしました?」
 
と、不敵な笑みを浮かべ私の視界を遮るように腰を降ろす島崎。

「あっ…いや…」

「どうです、一緒に飲みませんか?」

この一言で、完全に立ち上がる機会を失いました。

「は…はぁ…」
 
私のグラスに、島崎の手からビールが注がれます。

「宮田さんはお酒強いんですか?」

「え、ええ…まあ…」

「羨ましいですねぇ。僕はすぐに酔ってしまうので…」

「ああ…そうですか」

「もう温泉は入りました?」

「ええ、さっき少しだけ…」

「露天風呂って開放的でいいですよねぇ」

「そうですね…」
 
島崎が色々と話し掛けて来ますが、私はそれどころではありません。

私の見えないところで、妻がどんな目に遇っているのか…。

「どうしたんですか、落ち着かないですね?」

「いや、妻の姿が見えないので…」

「祐子さんなら、そこにいますよ。オヤジ連中に

捕まってしまったみたいですね。

うちの会社の連中は悪ふざけが好きだから…。

奥さん、会社でも人気者なんですよ」
 
そう言う島崎の肩越しに、チラリと妻の姿が見えました。

「なっ…!」
 
私は愕然とし、言葉を失いました。 

彼等は、いつの間にか周囲の目を避けるように宴会場の

隅へと移動していました。

妻を中心として、周りを取り囲むように座る男達。

相原の姿も見えます。

そんな状態の妻は、開けた浴衣に無数の手を差し

込まれていました。

前から後ろから右から左から、上からも下からも…

悪戯な手に身体中を撫で回される妻。

男達は、乳房にも太股にも尻にも、股間にすら指先を

這わせています。

彼等の責めに苦悶の表情を浮かべ吐息の漏きれる唇には、

筒状に丸められた布の手拭きが詰め込まれていました。

どうりで、声が聞こえなくなった訳です。

妻は、口の端からだらしなく涎をを垂らし、瞳を淫らに潤ませていました。

両手を押さえ付けられており、抵抗しようにも出来ない様子です。

熟れた肉体を、嬲り尽くす男達。良く見ると、

下着の中にまで指を侵入させている輩もいました。
 
これはもう、酒の席での悪ふざけでは済まされない状況です。

私は怒りを押さえる事が出来ずに、

立ち上がりました。
 
その刹那…激しい目眩に襲われ、私は思わず畳に

片膝をついてしまいました。

「う…」

「大丈夫ですか?」

ニヤケ顔の島崎が言います。

(やられた)
 
そう感じた次の瞬間…私の意識は深い闇へ堕ちていました…。

暖かな日差しの中、腕を組んで歩く私と祐子。

幸福で穏やかな時間が、ゆっくりと過ぎて行きます。

私は、屈託のない妻の笑顔を見つめ、組んでいた腕を解きました。

そして、両手を彼女の肩に置き、視線を交わします。

そのままそっと抱き寄せ、瞳を閉じた妻に口づけを…。

柔らかな唇の感触と温もりが伝わり、私は衝動的に強く妻を

抱き締めてしまいました。

(愛おしい…)
 
暫く忘れていた感情かもしれません。いつも近くにいる妻を、

心の底から愛おしいと思う気持ちをいつの間にか失っていました。

当たり前の事だと思っていた夫婦の『愛』を再認識し、

私は幸福を噛み締めます。

「愛しているよ」
 
言葉にして、その思いを伝えようとする私。

しかし…何故か声が出ません。何度試しても結果は同じです。

いつしか、妻の顔から微笑みが消えていました。

そして、その表情が見る間に青ざめて行きます。

私は、不審に思い振り返りました。

「・・・・・っ!」

そこには、今まで見た事のないような化け物がいました。

人でもなく、獣でもなく、文字通りの化け物が…。

体中から触手のようなものを生やし、醜悪な姿をしています。

私は、訳も分からず妻の手をとり逃げ出しました。

いえ、逃げ出そうとしました。しかし私達が走り出すよりも早く、

化け物から伸びて来た触手に足を搦め捕られてしまったのです。

瞬く間に私は動きを封じられ、妻と引き離されてしまいました。

(離せ!離せ!)
 
心で叫びますが、身動きひとつとれません。

そうしている間にも、複数の触手が妻の身体に絡み付き両手両脚が

拘束されてしまいました。

化け物は、私などには目もくれず祐子へ狙いを定めたようです。

「嫌っ…!」
 
妻が悲鳴を上げました。化け物は、

何本もの触手を祐子の着衣の中へ侵入させます。

(ビ…ビリィッ…!)
 
耳をつんざくような音を立てて、妻のブラウスが左右に

引き裂かれました。

祐子の素肌を、蠢きながら這い回る触手。

巧に下着を剥ぎ取ると、妻の豊かな乳房に巻き付きます。

強く締め付け乳房を強調したかと思うと、

今度は乳首に擦り付け始めました。

「あぁ…」
 
苦悶の表情から、徐々に悦楽の顔へと変貌して行く妻。



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