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彼女の連れ子、絢、その9、高校合格へのお祝い





彼女の連れ子、絢、その9、高校合格へのお祝い

彼女の浮気が絢の私への告げ口で発覚し

しばらく冷却期間を置いた二人でしたが、絢とは変わらず連絡があったり

時々外で(家では誘惑に負けるので(汗))会っていました。

彼女はひたすら私に詫びるのですが、私からは許すとも許さないとも

返事をせず時が流れていきました。

彼女が仕事で忙しいときには、自宅で用意されている彼女の食事には

手をつけず、私に連絡してきては可愛い甘えた声で

『マサ、一緒にご飯食べよ!』

と電話が入ってくるのでした。

昨年秋、絢と食事をしていた時受験の志望高校について

相談がありました。

『ママに相談しても当たり前の事しか言わない』そうで

『頑張れ頑張れじゃ、逆にやる気がなくなるの・・』と

志望高校決定について悩んでいるようでした。

絢が希望している高校は県内でも有数の高校で

今の絢のレベル?偏差値?では1ランク上だそうで

内申ではいい感じなのですが、後は2学期末と模試の結果次第では

一次推薦?に入れてくれるかもしれないとのことでした。

担任の先生は、当然のごとく安全な高校を進めるそうです。

彼女もなんとか公立にと言う事で先生と同じ意見とのこと。

『やりたいようにやれっていっても、結局妥協なのよね・・』

とやりきれないように私に話すのでした。

その頃の絢は、一時期の私への挑発も(過去ログ参照)落ち着いて

真面目に勉強に励んでいたようですが、

私と彼女が冷却期間ということで

合わなくなった事に責任を感じてもいるようでした。

(彼女の浮気相手とのメールのやり取りを絢が私に見せた事)

『マサからママに話してあげるから、思い切り挑戦してみたら??』

と伝えると、雲が晴れたように可愛らしく微笑みながら

『ホント!絢、頑張るから!絶対合格するから!』

と志望校変更の手続きをしたのでした。

私から彼女には電話で

『もし、不合格でも絢は精一杯頑張ったし、私立の事は俺が支援するから』

と言って彼女にも納得させました。

そして、クリスマス・・・

イヴ当日に彼女から

『絢がホントに頑張っているから、一緒に食事をして欲しい』

と連絡がありました。

彼女も罪滅ぼしなのか市内の高級レストランを予約しており

彼女も絢も私にクリスマスプレゼントを渡してくれました。

突然の事で何の用意もしていなかった私でしたが

『お返ししなくちゃいけないね・・・』

というと、彼女は

『私は今年はお預けにしてくれる?

 ・・・・・・・・・反省してるから・・・』

と泣きそうな顔で言いました。

『絢は高校合格したらお願いする!!』

『絶対合格するから、絶対約束してね!』

年は明け、絢は1ランク上と言われた志望校に

見事一次推薦で合格し、周りをあっと言わせたのでした。

発表当日の夕方・・

『帰りにマサの家に行きます。』

『ゴメン。家は散らかっているから○○(ファミレス)にしよう』

そしてお茶をしながら絢が切り出しました。

『卒業式が終わった次の日が日曜日で

 みんなで集まって泊まりっこするんだけど

 絢はそっちに参加したことにして、マサんちに泊まりたいの。

 これが絢の合格祝いとクリスマスプレゼントのお願いなの。』

合格を聞いてから実の親のように喜んでいたのに

この一言で一年前の出来事がふっとよぎり

絢の言葉を思い出しました・・

『絢の最初の相手はマサに決めてるの・・・』

彼女宅で絢と寸前までいってしまった一年前・・・

たった一年でこんなにも女らしくなるのでしょうか?

私に願いを告げたあと、下を向いたままの絢にいいました。

『わかったよ。約束だからね・・・』

そして、いよいよ明日を迎えようとしています。

私は激しく高ぶる情動を抑えることができるのでしょうか?

彼女とのことをどうしたいのか、向き合おうともせず

このままでいいわけありません。

頭が混乱しております。

受験も控えて大切なときだったこともあり

彼女には絢と食事をする旨は連絡していましたが

彼女の内心も動揺はあっただろうと思います。

結果から申しますと私は絢の最初の男になりました。

後悔はしておりません。

心に迷いがあったなら今までと同じように我慢できたと思いますが

当日を迎えるまでパニック状態だった思考回路も

絢が家に来た瞬間、もやもやは吹っ切れて

これから起こるであろう出来事に素直になろうと思いました。

絢は友達宅で早めの夕食をとったようで

聞いてみると友達宅には5人集合で

そのうち絢ともう一人の友達が夜抜け出すことになっていたようです。

見慣れたはずの私服でしたが、卒業したこともあってか

私にはどことなくおとなに見えました。

私はワインで、絢は今日だけ特別にカクテル缶で卒業の乾杯をし

絢の頑張りを心から祝福しました。

他愛もない話をしながらTVを観ていましたが

そのうちに会話が途切れがちになり

あきらかに絢が変わっていく様子が見て取れました。

時計は0時を廻り沈黙が二人を包みます。

『俺、仕事の調べものだけ片付けとくね』

いたたまれなくなった私はリビングをでて仕事部屋へ向かいました。

おっぱいは揉んでみないと解らない
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