妻はクリ派　思いと裏腹な妻、その22、妻はノーパンショッピング

思いと裏腹な妻、その22、妻はノーパンショッピング

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思いと裏腹な妻、その22、妻はノーパンショッピング

妻が、「ふふっ、、大丈夫よ、、、」

とコートの後ろを両手で押さえながら笑う。

まあ、妻も分かっているようだし、、いいか、、、

「じゃあ、俺は、これを車に置いてくるから、、、

先に行って、見てていいよ、、」

食品フロアから上のエスカレーターに乗る。

妻を前にして僕が一段後ろ。

妻は、一応、コートの後ろを手でしっかりと

押さえていたので少し安心した。

専門店街フロアで、じゃあ後で、と言って妻と別れ、

僕だけ上りのエスカレーターに乗る。

途中で後ろを振り返ると、もう妻の姿は、見えなかった。

駐車場の車に戻り、この重たい食材を後部座席に

放り込もう、とドアを開ける。

妻のジーンズが綺麗にたたまれて置いてあった。

んっ？、、、そのジーンズの下に薄いピンクの

セーターらしきものが同じくたたんである。

セーター？？、、手を伸ばして取り上げると、、、

その下から信じられないものが現れた。

白いレースのブラジャーとキャミソール、、、それと、、パンティ、、、

手に取ったパンティから冷やっとした感覚が僕の指に走る。

先ほどの妻のオナニーで溢れた愛液、、、

マ、、マジか？、、、

考えなくても分かる、バックを取りに戻った時、、だな、、、、

つまり、、、妻は、今、、あのコートの下は、、、、

全裸にパンストのみ、、、だと？、、、マジか？、、、

もう一度妻が車に残していったものをバカみたいに一つ一つ確認する。

やはり、全て妻がつい先ほどまで着用していたものばかりだ。

今、妻が着用しているものは、、、コートとストール、、、

その下はパンストのみ、、、

展開が大きく振れ過ぎて思考がついていけない。

心臓がドクンと大きく打ち、鼓動が早くなるが、

この時は、興奮というより心配の方がはるかに大きかった。

これは、、、想定外過ぎる、、

何より僕が一番驚いていたのは、僕にお願いされたわけでもないのに、

妻が自らそんな無防備極まりない姿で人混みの中へ行こうと思った事だった。

こんなことは、初めてだ、、、

(この時点の僕は、あの４Pの日の朝、妻がノーパンで満員電車に乗っていた

ことをまだ知らなかった、、、)

さっきのオナニーといい、明らかに妻は、興奮している。

それも半端なく。

なぜ？

考えられるとすれば、あの４P体験からいつもの日常に

戻ったことからの反動、、、か、、、

それに、僕が妻の身体と心を思いやり過ぎて、

セックスを控えていたのも原因かも、、、、

考えてみなくても、まだたった一週間程の前のことだ。

きっと僕の想像以上に妻は、かなり興奮したままでその日常を

過ごしていたのではないか、、

そして、多分、妻のことだ、、今日までその興奮を

抑圧したまま一切開放していない、、、、と、したら、、、

一瞬、あり得ない想像が頭をかすめる。

まさかとは思うが、勢いで人混みの中でコートを

脱ぎ出したりしないだろうな、、、

そんなことになったら大変だ、、、

焦って妻のスマホに電話する、、が、出ない。

とりあえず、[どこにいる？]、とだけメッセージを打った。

急いで階段を駆け下りてファッション専門店街に

向かい妻を探す。

どこもかしこも人で混雑していたが、妻が行きそうなブランド店を

渡り歩いてみる。

いない、、、妻の姿がどこにもない、、

妻からの電話もメッセージの返信もない、、、

妻は、ショッピングに夢中になるタイプで、僕のことを置き去りにし

てどんどん次の店に行ってしまうことがよくある。

買い物に夢中になりすぎてノーパンストッキング状態の下半身を

晒して知らず知らずのうちに周りに男性客を

集めてしまったりしてないか？

その光景を想像してしまい、、、焦る、、、とにかく焦っていた、、

この大勢の買い物客で賑わう巨大なショッピングモールで

妻を見つけるのは、奇跡に近い。

妻からの連絡だけが頼りなのに、、、一体どこにいるんだ、、

もう一度電話しようと思い、ポケットのスマホをつかんだ時、黒いコートに

赤いストールを首に巻いた妻のらしき姿を一つフロアを

上がるエスカレーターの上に見つけた。

あれか？、、、

僕は、人混みを縫うように速足で歩きながら同じエスカレーターに

乗ったが上のフロアに着いた時には、その姿を見失っていた。

すぐ近くにいるはず、、、

ウロウロ、キョロキョロしていると、、、

見つけた、、妻だ、、、

雑貨屋の入口から少し入ったところで紅茶のポットらしきものを

手にとって見ている。

ああ、、よかった、、見つけた、、、

ホッとして、近づいてそのまま見ていると、妻がそのポットを

置いてさらに店の奥に入っていく。

ポットを戻す時に少し前に屈んだが、しっかりと手でコートの

後ろを押さえていたのでさらに安心した。

さっき、エスカレーターで僕と別れた時の妻のままだっだ。

一瞬でも過剰すぎる想像をしてしまった自分自身に可笑しくなった。

僕も店に入り、キョロキョロと雑貨に熱心に目を配らせている妻の

後ろからそーっと近づいて、ボンッと妻のお尻を叩いた。

すると、ビクッ！っと本当に飛び上がるほど驚いた妻が振り向く。

「、、、あ、、あ、、、あっ、、あなた、、

ハーーー、ビックリした、、、」と、

片手で口を押さえる。

「ははっ、、そんなに、驚かなくても、、、」

「、、、だって、、、」と、言った妻だが、

その後の言葉が続かない。

「そんな、格好で寒くない？、、」と知った素振りで僕が言うと、

ふふっ、と意味ありげな笑みを浮かべた妻が、

「、、、すごく暑いわ、、、コート脱いでもいい？、、」と

、僕の腕に自分の腕を回して身体をすり寄せてくる。

「ははっ、、、まだ、ダメだよ、、、」

猫みたいだ、、、と思った。

よく見なくても妻の頬が上気して赤みを帯びているのが分かった。