実録/ラマン、その30、前から綾ちゃんの事好きだったよ
実録/ラマン、その30、前から綾ちゃんの事好きだったよ
9/24カラオケBOXにて
駅近くのカラオケBOXに入店した時には、
時刻は既に20:00を過ぎていました。
若者で賑わう店内は既に満室に近い状態で、
僅かに空室が一部屋残っていただけでした。
受付を済ませ案内された部屋は、
三人掛けのソファーが一つ備え付けられただけのかなり
狭い部屋です。
しかしまぁ-、
今日はカラオケを楽しみに来た訳では無いし、
部屋の狭さは気にしない事にしました。
二人で並んでソファーに腰掛け、
テーブルの上に用意されたメニューを二人で眺めながら、
好みのワインと軽食を選びオーダーしました。
先程までとは違い、
今は綾子と隣同士で並んで座っています。
カラオケBOXの狭い部屋で‥
扉の一部にはめ込まれた透明なガラス‥
しかしそのガラスの大きさは、
外から室内の様子をはっきりと覗き見る事が出来ない様な
作りになっています。
外部から遮断された空間に今私と綾子は二人っきりです。
おまけについ先程、
私は綾子から好きだと告白を受けたばかりです。
この状況はまるで、
不倫のカップルが人目を忍んでこっそりとデートを
している様に感じてしまいます。
多分、綾子も私と同じ気持ちの筈だと思います。
私の視線に映る綾子の横顔‥
赤い紅が塗られた唇が妖しく濡れてます‥
透き通る様な肌から覗く白いうなじ‥
花柄のワンピースの下に隠れた豊かで張りのある乳房‥
綾子の躰から発っせられる甘い香りが私の理性を壊し始め、
先日と同じ様に、
心臓の鼓動が段々と速くなり脈を大きく打ち始めています。
周りの部屋から聴こえてくる若者達で盛り上がる歌声や
拍手喝采の音が室内に響いてきます。
注文したワインが運ばれて来ると、
私達は改めてグラスを合わせ乾杯をしました。
綾子は正面に置かれたテレビ画面をただじーっと
見つめたまま無言でワインを口にしてます。
私はワインを口に運びながら、
理性が壊れてしまわない内に先程の話しの続きを
綾子に尋ねてみる事にしました。
「ところで‥綾ちゃん‥!話したい事って‥何‥?」
「‥‥‥‥」
綾子は何かを考え込むかの様に無言のままで返事をしません。
「綾ちゃん‥?」
私は再度、声を掛けてみました。
じ-っとテレビ画面を見つめたまま、
私の問いに答えないでいた綾子が、
意を決したかの様に視線を移し、
私を見つめたまま呟き始めました。
「ジロー兄は、私の事どう思ってる‥?」
‥‥‥‥‥‥‥
「どうって‥そんな突然言われても‥‥」
この時私は、
私に向ける綾子の気持ちは既に理解出来ていました。
そして私自身も、
綾子の事を義理の妹としてではなく、
一人の女として意識をし、好きになり始めていた事は事実です。
しかしそれはあくまでも恋愛感情を省いた性の対象者としての
感情でしかないのです。
今ここで私が彼女に、〃好きだ〃と
答えてあげれば多分彼女は心から喜ぶでしょう。
私の口からその言葉が告いて出る事を彼女が
待ち望んでいるのが解るからです。
しかし、私は怖いのです。
綾子にその言葉を告げた事によって、
彼女が私に本気になってしまい、
夢中になりすぎた彼女が妻に告白でもしてしまったら全てが
終わってしまいます。
「私の事、何とも思ってないの‥?
‥‥‥‥‥‥
何とも思っていないのにあんな事したの‥?」
「そ、そんな事はないよ‥!
ただ‥俺には良子がいるから‥ 」
私の言葉を聞いた綾子は私から視線をそらすと俯いて、
静かに語り始めました。
「そんな事は解ってる‥
ジロー兄がお姉ちゃんの事愛しているくらいの事、
見てたら解るよ‥そうじゃないの‥!
ジロー兄が私の事をどう思っているのかを知りたいだけなの‥!
‥‥‥‥‥‥ 本当は私‥
一生、自分の気持ちをジロー兄に
打ち明けるつもりなんかなかったのよ‥
ジロー兄の事が好きだったから遠くから見ているだけでよかったの‥
でもこの前
ジロー兄にあんな事されたから自分の気持ちを
抑えきれなくなってしまった‥
だからってこの前の事をお姉ちゃんに
話すつもりなんか全然ないよ‥!
ジロー兄にはずーっと幸せで居て欲しいもん‥!
だからジロー兄から本当の気持ちを言って欲しいだけなの‥!」
この時、初めて綾子の本心を知る事が出来たと
確信した私は思いきって告白をしてみようと思ったのです。
「前から綾ちゃんの事好きだったよ‥!」
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