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私の知らない妻、その32、妻とは一体何なのかを考えていたのです









私の知らない妻、その32、妻とは一体何なのかを考えていたのです

運転席の澤田統括部長から【ジッッ‥ジジッ‥ッ】と、

ファスナーを引き下げる金属の擦れる音がしました。

聞きたくは無い‥この先にある物‥

しかしそれを聞かずにおれない私でした。

【ジッ‥ッ‥ジジジ‥ッ】

鈍く金属が擦れる音。

澤田統括部長が、狭い場所に押し込められて苦しげな分身を…

そのいきり起った巨大な逸物を解放してやるが如くに

ファスナーを下げて、

窮屈そうにしていたそれを引っ張り出したのでした。

『我慢出来ないんだ。何とかしろよ!!』

穏やかだった口調が、突然命令調に変わった澤田統括部長でした。

『な‥何を言っているの? まだ明るいのよ?

それに誰かに見られたら…。』

『誰も車の中を覗いたりしないさ…

いいから早くしゃぶれ!!』

『あぁ…ん… 乱暴にしないで… 髪を掴むのは止めて…

分かったわ…あうっ…うぐっ…ぐぅ…ジュル‥ッ‥

ジュルジュル‥ チュパッ‥チュッ‥』

ボイスレコーダーから伝わる、

妻悠莉子が澤田統括部長の巨根をしゃぶり上げるイヤらしく

生々しい湿り気を帯びた音。

澤田統括部長の、場所すら選ばぬ強引さ‥

妻を一体何だと思っているのだ…。

【しかし‥妻も状況的に拒絶する気になれば出来るだろうに‥】

私は複雑な思いのまま、続きを聞いていました。

妻悠莉子のネットリとしたフェラチオに

『あぁ‥いいぞ‥上手いぞ‥ おぉぉ‥‥ 』

と悶絶気味の澤田統括部長。

『んふぅ‥んふぅ‥ジュルジュル‥ ジュル‥ッ‥あふぅ‥ん‥

ジュルル‥ッ‥ ジュルッ‥チュル‥ル‥ あぁいやぁ‥

あふぅ‥ダ、ダメよぉ‥ここではダメぇぇ… … 』

澤田統括部長が抑え切れぬ欲情から場所を顧みずカーセックスに、

強引に本番行為に持って行こうとしたのでしょう。

妻はそれだけは避けたいとばかりに、

その巨大な逸物をリズミカルにしゃぶり上げるピッチを上げました。

『ジュルッ、ジュルッ‥ジュルッ‥ジュル‥ッ‥

ジュルッ‥ジュルリ‥ジュルジュルッ‥ッッ‥』

『うおっ‥おぅ‥おぁぁぁ‥そんなにしたら‥で‥出る‥

出て‥出て‥しまう‥おぁぁぁ‥出る‥出る‥ あうっ‥ああぁぁ‥ ‥』

見える筈の無い、

澤田統括部長の律動がボイスレコーダーから伝わって来ました。

見える筈の無い車中から、澤田統括部長の

【ビクン‥ッ‥ビクン‥ッ‥】とした律動が、

イヤホン越しの私に伝わって来ました。

『チュパッッ‥んふッ‥んぐッ‥んぐッ‥んぐ‥ッ‥

ゴクリっ‥ゴクっ‥はぁ‥はぁ‥はぁ‥』

澤田統括部長から放たれた精液を、

音を立てて飲み干す妻の気配がして、車中からは暫くの間、

二人の温い吐息だけが伝わって来ました。

『はぁ‥はぁ‥もうこんな時間か‥

社に戻らなくては…

駅まで送るよ…。』

大量の精液を口に放たれた妻は、噎せるようにしながら答えました。

『はぁ‥はぁ‥お願いするわ‥ 』


この後、妻は澤田統括部長に駅まで送って貰い、

当初の帰宅予定時間より早めに帰って来たのです。

列車での移動の間も、ボイスレコーダーから伝わる音声は、

特に新たな問題を指し示すような事は何一つ無かったのです。

リビングのソファーに座り、

延々と妻のこの二日間の記録に集中していた私は、

無意識に壁に掛けられた時計に目をやり、

時間を確認しました。

時計の針は【6時】を示していました。

私は疲労感を感じながらも、

妻に見つかっては大変とばかりに、

ボイスレコーダー一式を自室に隠し再びリビングに戻りました。

締め切られたカーテンを開き、窓を開けると、

外からは私の暗澹たる気持ちとは裏腹に、

まばゆいばかりに陽射しが差し込み、

緑から香る心地良い匂いが合間って、すがすがしさが溢れる朝でした。

私はゆるやかに吹く風を感じながら

何から手をつけるべきか思案していました。

妻の本心‥ 澤田統括部長の弱み‥ ‥

そして私は、妻の事を実際の所どのように思っているのかを。

私にとっての妻とは、一体何なのかを考えていたのです。








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