私の知らない妻、その27、あんな卑怯な事さえなければ‥私を裏切らなかった
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私の知らない妻、その27、あんな卑怯な事さえなければ‥私を裏切らなかった
妻の口から洩れた澤田統括部長に対する
【あんな卑怯な事さえなければ‥私を裏切らなかった‥】との言葉。
【どうゆう事なのだ?】
ボイスレコーダーを聞く私は、一言一句を、
そして伝わる微妙な空気すら見逃してはならぬとばかりに
イヤホンに意識の全てを集中しました。
『卑怯‥ まだそんな事を言っているのかい?
僕には、あの時の悠莉子の寂しさが分かっていたんだよ。
そして貞淑な上辺に隠されていた、悠莉子の本性もね。』
『本性ですって?よく言うわ‥ 。
パートから正社員に採用になった時の研修の打ち上げで
、私がワインはすぐに酔ってしまうので‥と、
断っているのに無理矢理に飲ませて…。』
『おいおい… 人聞きの悪い事を言うなよ…。
僕は研修で疲れた悠莉子の緊張を解してあげようとしただけだろ?
それに、あそこまでワインに弱いとは思わなかったんだよ。
だから酔わせてしまって申し訳ないと
、足元の覚束ない悠莉子をホテルまで送って行ったんじゃないか。』
『冗談じゃないわ!
その揚げ句、酔って抵抗出来ない私を抱いた訳?…
ご丁寧にビデオや写真まで写して…。
拒めばあのビデオや写真を、ネットに載せるって…
そして、うちの人にも送り付けるって… 。 』
『何度言っても分からない奴だなぁ…。
君はあんなうだつの上がらない男には相応しくない。
だから本来居るべき場所に導いてあげたのに、
何故逆らうんだ?
その美貌を…見事な肢体を…
更に完璧な美しさにする為にエステにだって通わせているんだよ?
一体、何が不満なんだ?
僕だって悠莉子が聞き分けが良ければ、
そんな事は言いたくないし、しないさ。
だから早く僕の子供を妊娠して、
二世を為したと言う既成事実を作って、私と結婚しようじゃないか。』
私は耳を疑いました。
妻は酔わされて強姦まがいに犯されて、
その揚げ句にビデオや写真まで撮られて脅されていたのです。
そして何よりも驚かされたのは、
澤田統括部長が妻に対して妊娠を目的にしたセックスを強要して、
妊娠が為った時にそれを理由に私と妻を離婚させ
、自らと再婚させようとしている事でした。
澤田統括部長の口から、次々と語られる驚愕の内容。
『妊娠… 妊娠って…
私は病院に通って不妊治療まで受けていたのに
妊娠出来なかったのよ。
無理に決まっているじゃない?
エステだって頼んでいないわ!
それに離婚離婚って…。
離婚なんか出来る訳ないでしょ!
私はあの人の優しさが好き… あの人との生活を壊したくない…
い、嫌‥嫌よ‥ 触らないで‥ヒィ‥ィィィ‥ッッ‥
痛いわ‥止めてェェ‥ 』
悠莉子は何をされているのだ?
悠莉子の心は私の元にあると言うのか?
僅かに射した光明に私は熱くなる物を感じながら耳を凝らしました。
『何度言えばいい?
悠莉子‥ 君はあんな男は相応しくない。
僕の前であの男に対して愛情を滲ませる態度は許さない。』
『痛いっ‥痛いわ‥離して‥ 』
『聞き分けのない奴にはお仕置きが必要みたいだね…。
君は私との再婚に備えて、
あのダメ亭主との離婚届けまで書いていると言うのに…
本当に我が儘なお姫様だ。』
『あ、あれは‥貴方に脅されたから書いたんじゃない‥
私の意思じゃないわ!!』
【そうなのか?あの南京鍵で固く閉ざされていた化粧箱の中に
あった離婚届は妻の意思ではなかったのか?
何てふざけた野郎なんだ!
おのれ‥澤田!許せん!!】
『いい加減にしろよ‥
僕を怒らせて、君にどんな得があるんだ?
今の地位に立場‥まさか 君だけの力で得たとでも
思っているんじゃないだろうね?』
『いつもそう!もうイヤっっ…。
貴方のは、愛なんかじゃないわ!!
ただの偏執狂じゃないの…。
うっっ…うぅぅっ‥
もう‥仕事を‥仕事捨ててもいい‥うっっ‥うぅ‥』
鳴咽する妻悠莉子の声。
『やれやれ‥ 困った女だね?
僕の太い注射でお仕置きを‥否‥
悠莉子の我が儘を治療しなくてはならないね‥』
【ジッッ‥ッ‥ジジッ‥】
イヤホンにファスナーを下げるような鈍い金属音が響きました‥。
『ほら‥君の大好きな、大好きな、大きなペニスだ‥
いつものように、そのポッテリとした唇で口いっぱいにくわえてごらん‥ 』
『ん‥んんん‥うん‥イヤっ‥っ‥うぐっ‥ぐぅ‥うぐっっ‥ 』
『ほうら‥ もっと口を開けなきゃ‥』
『ジュルッ‥ッ‥ ジュルル‥ッッ‥ジュルッ‥チュパッ‥
あふぅ‥チュッ‥ッ‥あんっ‥ジュルル‥ル ‥ 』
【何て事を‥ 】
イヤホンから伝わるイヤらしい音。
リアルな、ねっとりとしたペニスをねぶる音が、
想像を掻き立て、私を苦しめました。
『うう‥あぁ‥ いいぞ‥ 美味しいだろう?‥』
悦に浸る、澤田統括部長の上擦った声。
『うぐぅッ‥グゥ‥ 』
妻の低く、ぐもった声がイヤホン越しの私を苦しめます。
『カチャッ‥ッ‥カチャカチャッ‥』
ベルトを外す音が聞こえ、澤田統括部長が言いました。
『さぁ極太のお注射の時間だ‥。
悠莉子の悪い場所は何処かな? 』
今までその澤田統括部長の巨根をしゃぶらされていた妻は、
荒い吐息を繰り返していました。
『あぅぅ‥ぅ‥いや‥ん‥ あひっ‥っ‥ 』
『悠莉子は何だかんだ言ってスケベだなぁ‥
散々文句を言う割りにはココはグチョグチョじゃないか?
ココに欲しいのかい?‥僕の太いお注射‥
よーし‥じゃあ悠莉子の悪い所を治療しなきゃね‥』
『あっ‥あぁあぁ~‥あひっっ‥ 』
『ほうら‥太いお注射が悠莉子のヌルヌルのおま〇こに半分入った‥
気持ちイイだろう?‥
じゃあ根元まで挿入するよ‥
ほらっ!!』
『あひっ‥ん‥きゅう~ん‥あっ‥あっ‥あん‥あん‥ 』
澤田統括部長が腰を深く入れ、リズミカルにピストン運動を始めたのでしょう。
悩まし気で官能的な妻のよがり声が響いています。
『だんだん、お注射が効いてきたようだな…
悠莉子…悠莉子は太いお注射好きなのかい? 』
軋むベッドの音が激しさを増す中で、澤田統括部長の妻に対する問い掛けでした。
『あん…あぁ…あひっ…あぁあ…ん… 』
『あっれぇぇ?お返事はどうしたのかなぁ?…』
澤田統括部長は更に激しくベッドを軋ませました。
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