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出張先で家内は何を、その4、2度目の出張




出張先で家内は何を、その4、2度目の出張

妻の噂を聞いてから二度目の出張。
さて、今回はどのようにして出張の様子を伺うべきか?
いろいろ頭をめぐらせたが、なかなかこれという名案が浮かばないでいた。
こで出張に同行する園部の同期入社の笹原に妻の監視をお願いできないか
園部に頼んでみた。
笹原はあの時トイレで園部から妻の噂に関しては聞いている。
必要以上に噂話を広げたくはないので、その点でも笹原が一番好都合だった。
しかし、その後園部から笹原は監視役などしたくないと言われたと返事が来た。
園部は笹原には僕のことをまだ話をしていないので、
この際僕から直接笹原に頼んでみることにした。
「はじめまして、東京第一営業所の飯坂といいます」
「は?」
僕は園部に笹原を飲みに誘い出して欲しいと頼んだ。
その席に突然僕が割り込んだのである。
笹原の席の前に僕の名刺を置いて挨拶をしたが、突然の来客にただ戸惑うだけだった。
すぐに僕は企画部白幡の亭主であることを笹原に言うと、笹原は園部をにらみつけた。
「お前が仕組んだんだろ?」
「ごめん笹原、でも飯坂さんの話を聞いてあげてくれ」
僕は今までの経緯を正直に笹原に伝えた。
「別に監視するってわけではないんだ。
ただ、妻の行動でおかしいなと思うことがあったら、僕に教えて欲しいんだ」
「飯坂さんもマジでコイツの言うことを信じてるんですか?」
「別に信じてるとか信じていないとかではなく、
どうしても妻のことが気になるだけなんだよ。
あの時偶然にも君たちの話を聞いてしまってから。他に頼めることも出来ないので、
恥を忍んでこうやって君にお願いにきたんだ。頼む」
そう言って僕は年下の笹原に頭を下げた。
「わかりましたよ、飯坂さんがそこまで言うなら。
でも本当に白幡さんはそういうタイプじゃないですよ、何もないと思いますけど・・」
「ありがとう。何もなければ、何もなかったと教えてくれればそれでいいんだ」
こうやって僕は、次の出張の時に妻の監視役を一人確保することが出来た。
ただ、笹原自身がミイラ取りがミイラになると言う可能性も考えたが、
それならばそれでもいいと腹をくくっていた。
結局園部からあの時のトイレの話の真相を聞きだすことができたが、
それが真実なのかとうことすらわからないまま数日が経過していった。
妻を見ると嫉妬と興奮が混在したなんとも官能的な感情を抱いていたが、
時間が経過するうちに次第にそれらの感情も薄まっていき、
また以前の日常が繰り返されるようになっていった。
(あの時の興奮はいったいなんだったのだろう?)
ふとそんな風に思っている時に、園部から連絡が入った。
企画部に大きな仕事が入ったらしい。
大阪で会社のイベントがあり企画部による新製品のプレゼンも予定されていて、
本社企画部からは妻を含めて4人の社員が現地入りするとのこと。
園部はそのメンバーには入れなかったようだが、
企画部リーダーの村井とサブリーダーの酒井(いずれも妻との関係を噂されている人間だ)
それに若手で園部と同期入社の笹原と妻がプロジェクトメンバーとのことだ。
園部にはあの時に、今後妻の出張の予定があったらすぐに教えてもらうように
頼んでいたのだ。
今回の出張は複数人なので、妻が不貞行為をするということは考えづらいが、
メンバーに妻と関係があったと噂される人間がいるのがどうにも気になった。
(妻が出張中に複数の男に抱かれる・・・?)
そう思うと、何故だが急に胸が騒ぎ出した。
さて、妻の出張の予定が2ヵ月後だということがわかった。
前回の出張では結局当日僕は何も行動することはなかった。
今回は妻が不倫をする可能性はかなり低いので、
費用をかけて興信所などに調べてもらっても無駄になってしまうかもしれない。
イベントが土日に行われるので、ならば自分が出張先の大阪まで乗り込むか?
しかし確実な証拠のないままホテルなどに乗り込んでも、上手くいくわけがない。
しばらくの間どうするか一人悩むだけだった。
「ねえ、聞いてる?」
「何が?」
夕食の時間、一人妄想を膨らませている時に妻が大きな声で僕に尋ねてきた。
「この前の出張の時はいろいろ聞いてきたくせに、
今度はぜんぜん興味なしって感じなのね」
「えっ?出張?」
僕は出張という言葉に思わずびっくりして身体を反応させた。
「やっぱり全然聞いてなかったんだ。だからさっき言ったけど、
来月の下旬の土日で大阪に出張があるから」
「もういいわ・・日にちが近くなったらまた言うから」
妻はそういうとさっさと夕食の後片付けをはじめた。
(しめた!今回の出張に関しては、
前回と違い今までのように僕は妻の仕事に興味ないと思われたに違いない。
幸いまだ僕が園部から妻に関しての連絡をもらっていることも知らないようだ。
だとしたら今回の出張で妻は不貞行為におよぶかも・・)
そう思うと、何故だか僕は急にやる気がみなぎってきた。
「なに?思い出し笑いなんかして・・・変なあなた」
妻はキッチンの中で僕の顔を怪訝そうにうかがってそう言った。
「別になんでもないよ」と言うと残ったご飯をかきこんだ。
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