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出張先で妻が何を、その3、証拠固め





出張先で妻が何を、その3、証拠固め

結局その後も僕は妻の不倫の証拠をつかむことは出来なかった。
ただ一人悶々と妄想をめぐらせている日々が続くだけだった。
これでは何も進展がないと思い、意を決して企画部の園部という男に直接電話をしてみた。
「東京第一営業所の飯坂といいます。
園部さんに直接お会いしてお話したいことがあるのですが」
「第一営業所の方が私に?何のご用件でしょうか?」
「第一営業所の飯坂というより、本社企画部白幡の亭主と言った方がわかりやすいかな。
君にこの前の出張の件で聞きたいことがあるので会ってもらえないか?」
僕は意識して強い口調でそう言った。
「えっ、し、白幡さんの・・・わかりました・・」
僕が亜季の亭主だと口にすると園部はあっさりと会うことを了承した。
(やはり何かあったのだ!)
その時僕はそう直感した。しかし、何があったのかはわからない。
同じ社内のことだ。おおごとにしたら妻や僕の進退問題にもなりかねない。
とにかく事は慎重に運ばなければならない。
相手の出方によって僕はいくつもの対応を考えた。
営業先の関係もあり、3時に本社から程近い恵比寿の喫茶店に園部を呼び出した。
簡単に挨拶を済ませた後、園部に今回僕と会うことを妻に話したか確認してみたところ、
話はしていないと言う。
園部が僕と会うことを妻に話していたなら、僕は園部の話を聞いて帰った後に
腹をくくって妻に今回の噂の真相を聞いてみる覚悟だった。
「いつも仕事では白幡さんにとてもお世話になっています。
また、先日の出張の際には、白幡さんにとても失礼なことを申しまして反省しております。
ご本人には次の週に何度もお詫びをしてお許しをいただいています。
どうかご主人もお許しください」
園部は僕に頭を下げてそう言ってきた。
(失礼なこと?次の週に許してもらった?いったいどういうことなんだ?
俺が知りたいのは、お前が妻を抱いたのかということだけなんだが・・・。
人の女房をめとっておきながら、許してもらっただと?)
「別に許すも許さないもない、僕は真実を知りたいだけなんだ
。妻からはある程度話は聞いている。くい違いがないかを知りたい。
出張の時のことを隠さずに全部話してほしい」
僕はそう言って園部の出方を待った。
「知っているなら仕方がないですね、全部お話しますよ」
「ああ話してくれ。その日の朝から妻とどんな会話をしたのかを」
園部は出張の日の当日のことをすべて話し始めた。
「・・・・それで、仕事がすべて終わったのが夜の8時でした。
それまで二人とも何も食べていなかったので、とりあえずホテル近くの居酒屋に
行きました。一時間半くらいお酒を飲みながら食事をしました。
白幡さんがそろそろ休むと言い出したので、私たちは居酒屋の勘定を済ませて
ホテルにチェックインしました。
当然部屋はフロアー違いの別々の部屋です。・・・・・・で、そのー・・・」
今までとても流暢に話していたのに、急に口ごもりだした。
「で、どうしたんだ」
「僕はもう少し飲みたいと言い、白幡さんを自分の部屋に誘いました」
「部屋に誘った?どういうことだね?」
「えっ、白幡さんから聞いたんじゃ?」
「ああ、聞いているよ。だから単刀直入にどんな風に誘ったかを聞いているんだよ」
僕は一瞬あせったが、再び冷静に戻り園部に問いただした。
「つまり・・僕の部屋でもう少し飲みませんか、と言いました」
「・・・で?」
「白幡さんは疲れたから早く休みたいと言いました」
「・・・で?」
「で、ちょっとだけだからと、無理やり白幡さんを誘いました・・・・・」
「・・・・じれったいな、いちいち話を止めないで全部言ってくれないか?」
「わ、わかりました。僕たちはホテルで缶ビールなどを買って僕の部屋へ行きました。
でも30分くらいして白幡さんは自分の部屋に帰りました。
本当にそれだけです。何もありませんでした」
「おかしいじゃないか。君は最初に失礼なことをしたと言ったのに、
それだけで何が失礼なんだ」
「す、すみません。最初に奥様から話を聞いていると飯坂さんが言ったので、
肝心な部分は言いませんでしたが、部屋に入ってから僕は白幡さんを口説きました。
酔っていたとはいえ、本当に申し訳ありませんでした」
園部の口からようやく核心部分を聞き出すことができた。
園部は新潟でのプレゼンの後、妻と居酒屋で酒を飲み、
そのままホテルの自分の部屋へ連れ込んで関係を迫ったことを自白した。
しかし、結果は僕が心配していたものではなく、妻はそれをしっかり断り何事もなく
東京へ帰ってきたのであった。
妻から許しはもらっている園部の行為は、僕自身としては決して許せるものでは
なかったが、なんとなく釈然としないこの思いはいったい何故なのだろう。
(出張先で同僚に口説かれる・・・
『一晩だけ思い出を作りたい』と妻に言った園部の言葉は明らかに性交渉を意味している。
そのような事がいつの間にか本社ではまかり通るようになっていたのか?
妻は何故このことを僕に言わないんだ?・・・・言わないのではなく言えないのか?・・・
やはり僕に対して後ろめたい何らかの事情があって?・・・・)
やはりこれで終わりに出来るような問題ではないのだ。
「よし、話はわかった。でも最後に一つだけ質問させてくれ。君はこの前の出張の時、
なぜ妻を口説こうと思ったんだ?」
「そ、それは、さっきも言ったように酔ってまして・・・
それにご主人の目の前で大変失礼ですが、白幡さんがとても魅力的だったので・・・・
つい・・・・すみませんでした・・・」
そう言って園部は僕に頭を下げた。
「それだけか?」
「えっ?それだけって?」
「亜季なら簡単に落とせると思ってたんじゃないのか?」
「そ、そんなことありませんよ。白幡さんは会社でもとても身持ちが堅くて有名ですし、
それより人の奥さんですから・・・・でも、何故そんな風に思うのですか?」
僕はこれまで園部という男の声を聴いていて、あの時のトイレに入ってきた男の声と
非常によく似ていると感じていた。いちかばちかの賭けに出た。
「数ヶ月前に本社のトイレの中で、君が友人に『白幡さんは出張の時ならやれる』
と言っていたのを偶然そのトイレの個室の中で聞いてしまってね」
「えっ・・・・」
みるみる園部の顔色が変わっていった。(ビンゴ!)
「今回の君のセクハラ的行為は、妻も僕も問題にするつもりはない
。ただ、あの時の話の真相を僕に話してくれることが条件だが」
「そ、それは・・・・・・・」
園部はそのまま黙り込んでしまった。
「・・・君がそういう態度なら、今回の君のセクハラ的行為を社内のハラスメント
調査委員会へ告発する。いいね」
僕はこの時とばかりに強い口調で園部に言い放った。
「わ、わかりました・・・そのかわり、私が言ったということは誰にも言わないでください」
「ああ、約束しよう」

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