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120分のご主人様 その26、ちひろで抱かれる昔の彼





120分のご主人様 その26、ちひろで抱かれる昔の彼

車をホテルの駐車場に入れお部屋に向かいます。

「お店に電話は?」と聞くので

「まだ早いので後でします」

「そうか3時半待ち合わせだものね、

4時前じゃないと変だよね」

と言ってタバコに火をつけました。
 
「ゆっくり風呂でも入いろうか、別に昔話をしようってつもりもないし、

キミもかすみさんになるって決めて、僕もそれに乗った訳だから」

「良いですよ、時間もあるからゆっくり入りましょう富山さん」

と笑いました。

お湯を出してお部屋に戻ると

「ビールでも飲もうか

、たくさん飲まなければ3時間もあれば醒めるだろうから」

と言って冷蔵庫からビールを取り出しテーブルの上に置きました。

私はグラスをとり、それを手渡して注ぎました。

「では、乾杯」と言ってグラスを合わせ、

二人ともそれを一気に飲み干しました。

「もう大丈夫みたい」と言うと

「よし、入ろう」と立ち上がりました。

二人で湯船に入って話し始めました。

「こうやってまじまじとキミの裸をみるのは、照れるよな」

と言い笑います。
 
「キミ、まだ1ヵ月も経ってないんでしょ」

「ハイ」と答えます。

「またなんでこれ始めの?」

「スカウトにでもあったの?」と言い、

「売れているよね、予約が結構先まで決まっている様な

言い方してたから店が」。
 
「そりゃ初めてキミと待ち合わせをしてキミを

見たらもうアウトだよなあ」と大きく笑いました。

「そんなことないですよ、

お店には私よりずっと綺麗な女性がたくさんいますから」。

「何人くらいいるの?女性」

「毎日ではないようですが、

30人以上の登録があるようです」

「そう、そうなんだ」。

「お背中流しましょうか」と言い湯船から出てシャワーを出します、

彼も湯船から出てシャワーの前に立ち、

そして私を抱きしめて「会いたかったよちひろ」と。

「私も会いたかったです、抱いてください強く」

と言って彼の首に手を回しキスをします。

それは今までのキスとは違ってプレイと言うより

抱擁し合うという気持ちのこもったもので、

暫く抱き合ってキスをしていました。
 
次第に彼のものが大きくなってきて私の下腹部を押してきます、

私も自分が濡れてくるのが分かります。

しゃがんでシャワーを止め目の前にある彼にキスをします、

それは逞しく、そして意思を持っているかのようでした。

「あ~富山さん」と頭の中で響きます、

そっと口に含みます。

彼は何か大事なものを見るような目で上から私を見ています。

そして私はそれを口に含みながら彼の目を見ていました。

「そろそろ電話をしないといけないんじゃない」

と彼が声をかけて来ました




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