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交換デート、その8、亮ちゃん、ダメ。これ以上は・







交換デート、その8、亮ちゃん、ダメ。これ以上は・

「そうだといいんだけど。

でも、亮ちゃん、そう言ってくれてありがとう。

やっぱり話してみて良かった。」

「でも、ごめん。僕も男だから、旦那さんが少し気の毒に

思えてしまった。」

「確かにそう思えちゃうよね。それは私も否定しない。

でも、実際にはそうでもないのよ。

主人にもそれなりに打算があって私と結婚したんだから、
 
それはお互いさまなの。

詳しくは話せないけど・・・。

それに主人は、少なくとも1度は浮気しているし・・・。」

「えっ、そうなの。」

「うん、私が知っているのは1度だけだから、

それ以外にあるのか無いのか知らないけど。

そのときも、決定的な証拠は無かったけど、

問い詰めたらあっさり白状して謝ってきた。」

「・・・・・・」

「それで、私も許したんだけど、自分なりにささやかな

復讐をしているの。」

「復讐って?」

「危険日には絶対させないし、安全日でも、コンドームを

着けないと絶対させないってこと。

主人との子どもは一人で十分。

それでとりあえず役目は果たしたし・・・。

直子さんや由紀ちゃんには、子どもの面倒をみないから、
 
子どもを作らないようにそうしているって言ってあるけど・・・。」

結美はそう言って再び笑った。

今度は引き攣った表情では無かった。

そして、暫く二人の間に沈黙が流れた。

塚原は黙ってビールを飲んでいた。

由紀絵は、北川の強引さに抵抗できずにいた。

何故抵抗できないのか、由紀絵は自分でもわからなかった。

夫からは、結婚後はもちろん結婚前も、こんなふうに強引に

迫られたことは一度もなかった。

しかし、北川から強引にキスされ強く胸を揉まれても、

さほど嫌悪感を覚えることはなかった。

それどころか、自分の股間に北川の股間が押しつけられると、

彼のものを想像し興奮してしまった。

心の底では、夫にもそのように強引に迫ってほしいと

思っていたのだろうか。

それとも相手が北川だったからか・・・。

だが、北川にジーンズのジッパーを降ろされたときには、

さすがにこのままではいけないと思った。

「だめ、これ以上はやめて!」

北川が由紀絵のパンティの中に手を入れた瞬間、

彼女は、叫ぶようにそう言って、いきなり彼を突き放そうとした。

北川は、由紀絵の突然の抵抗に一瞬怯んだが、

彼女の抵抗を無視してこのまま続けようとも思った。

だが、この後のことを考えると、そうする勇気は出なかった。

やはり、少し急ぎすぎたか・・・。

北川は、そう思い、再び由紀絵に説得を始めた。

「俺、由紀ちゃんのことが本当に好きなんだ・・・。

一度だけでいいから頼むよ。」

「でも、これ以上のことをしたら、夫に顔向けできない・・・。
 
それに、夫が直子さんや結美さんと何かあったと

決まったわけじゃないし・・・。」

由紀絵の決意は固そうだった。

考えてみれば、由紀絵は普通の人妻だ。

ドラマのように簡単にいくはずもない。

北川は、由紀絵の態度を見て、計画を変更せざるを得なかった。

今から口説き落したとしても、それまでに時間がかかるし、

それでは戻る時刻に間に合いそうもなかったからだ。

「旦那さんが気になるんだったら、
 
もし、由紀ちゃんが俺に抱かれることを旦那さんが

了解してくれたら、いいかい?」

「えっ?」

由紀絵は、北川の突拍子もない提案にびっくりした。

そもそも妻が他の男性に抱かれるのを承諾する夫などいるのだろうか。

それに、自分の夫は、自分が他の男性を知らないことを知っているし、

そんな自分を大切にしてくれている。

そのような夫が他人に抱かれることを承諾する筈がないと思った。

「そんなことあるわけないでしょ。」

「だから、もし了解してくれたらの話しだよ。
 
それに、旦那さんが直子か結美さんと何もなかったと

決まったわけじゃないし・・・。」

北川にそのように説得されて、由紀絵は結局、夫が直子か

結美と関係を持ってしまい、

更に自分が北川に抱かれることを夫が承諾したら、

そのときには考えてみると返事をした。

そのように返事をしないと収まりがつかないように感じていたし、

際に夫が直子か結美と何かあったのかどうか

気になったからだった。

もし、夫が二人のどちらかと何かあったら、自分だって・・・、

という気持ちもあった。

その後、二人は、再び湖畔沿いの道をドライブした後、

旅館へと向かった。

二人の間に会話はほとんど無かった。

由紀絵は、夫と結美のことをあれこれ考えていた。

一方、北川は、これからどうするか作戦を考えていた。


「ねぇ、亮ちゃん。」

結美はそう言って塚原に近づき、彼にキスをした。

塚原は、一瞬びっくりしたが、すぐに片方の手で結美の頭の後ろを抱え、

もう片方の手を彼女の後ろに回して抱き寄せた。

そうするのが一番自然に思えた。

そして、二人は、塚原が結美に覆いかぶさるように床に倒れ込んだ。

塚原は、舌を絡め合うようにして結美とキスを続け、

暫くすると、片方の手で彼女の胸を掴んだ。

結美はブラジャーをしていなかった。

いつも寝るときには外しているのか、

今が特別なのか塚原には分らなかったが、

躊躇することなく、結美の胸を優しく揉んでいた。

・・・細身にしては、意外に大きいんだな・・・。

塚原はそう思いながら、今度は結美のTシャツの中に手を入れ、

彼女の胸を直に触り、乳首を優しく愛撫した。

塚原は、暫く愛撫を続けた後、自分の結美の唇から離し、

彼女のTシャツをゆっくり捲り上げた。

塚原の目の前に、結美の乳房が露わになった。

彼女の乳房は、由紀絵のように大きくはないが、

乳首や乳輪は、子どもを産んだとは思えないほどとても綺麗だった。

塚原は、結美の乳首にキスし、それをしゃぶりながら舌で弄った。

結美から喘ぎ声が漏れ始めていた。

塚原は、自分の片手を結美の胸からウエストへ、さ

らにその下へ移動させていった。

そして、塚原が結美のスボンに手を伸ばすと、彼女は突然その手を掴んだ。

「亮ちゃん、ダメ。これ以上は・・・。

ごめん、今日は・・・許して・・・。」

塚原は、結美のその言葉で我に返り、彼女から離れた。

結美は上体を起こして、捲れたTシャツを直した。

再び二人の間に沈黙が流れた。









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