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浮気妻、その10、数秒で射精







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浮気妻、その10、数秒で射精

すると彼女はクスッと笑い、私の両手をゆっくりと退かせると、

そこを凝視してきます。

顔から火が出る程恥ずかしかったのですが、彼女の「素敵・・・・・・

」という言葉が聞こえた時、私はこの女と一緒になれて

本当に良かったと思いました。今日はこの女に全てを委ね、

そして一つになり、心から二人の愛を確かめ合おう、そう思ったのです。

彼女は私のペニスを握ると、先端にチュッとキスをしてきました。

私はそれだけで危うく射精してしまいそうになり、そして彼女もまたそんな

私の表情を見抜いたのか見抜いていないのか、

「もう、いい?」と聞いて私に跨ってきました。

「私、もう我慢できない・・・・・・」

それは亀頭へのキスだけで出そうになっていた私にとっても好都合、

彼女の中に入ることなく射精なんかしていたら幻滅されますからね。

彼女は亀頭を穴の入り口に定めると、何も隔てないままの肉棒と

肉壺は数か月ぶりに一体となったのです。

温かい、というよりも熱い程に潤んだ彼女の中は、

私の精神を痺れさせる程の快感を全身に与えてくれました。

暫く動かずにお互いの感触を確かめ合っていました。

彼女の中の熱さ、彼女の太ももとお尻の弾力、

上を向きながら恍惚の溜息を

漏らす彼女の声・・・・・・その全てが魅力的で、魅力的過ぎて、

私は涙が出そうな程感動していました。

「少し動くね」

その言葉を聞いて私は目を開けました。

月灯りにボンヤリと浮かぶ彼女の肢体、乳首はピンと勃ち上がり、

薄っすらと縦筋の入った腹筋が緩やかに動き始めます。

あまりにも美しく、あまりにも卑猥な光景に、

私はあっという間に果ててしまいました。

「うっ!うぅぅっ・・・・・・」

「え?・・・・・・」

彼女の中で果てながら、私は気が遠くなるような、

まるで宙を浮いているかのような錯覚にうわ言のように

呟いていたと思います。「奈緒、愛してる・・・・・・」と。

射精が終わっても彼女はそこをどこうとしません。

「ごめん、奈緒・・・・・・」

「いいよ、私も良かったよ」

僅か数秒で果てた私のセックス、彼女が性的な満足を得ることが

出来なかったのは明らかでしたが、それでもその言葉は

本当に嬉しかったです。

「重い?」

「別に。なんで?」

「暫くこのままでいてもいい?」

「いいよ」

力を失った私のペニスを膣の中に入れたまま、彼女は私に

身を委ねてきました。私は彼女の長い髪を何度も撫で、

彼女の感触を味わっていました。

「幸せだよ・・・・・私、本当に幸せ」

「俺もだよ」

その日、私達は愛を囁きながらそのまま眠ってしまいました。

翌日、再び私は彼女を抱きました。

今度は私が主導権をもって正常位で貫きました。

が、やはりものの数秒で射精してしまう始末・・・・

・・彼女の身体か魅力的過ぎて、私は全く自分自身を

コントロールする事が出来ません。

そしてその翌日も、更にその翌日も・・・・・・

彼女は毎日出来るだけでも凄い、私は貴方と一つに

なれるだけで充分、そう言って私を勇気付けてくれていました。

どこか憂いを秘めた表情をしながら彼女の身体の上で

事切れる私の頬を撫でながら・・・・・・

そんな日が二週間程続きましたが、その間はセットしたカメラは

何一つ浮気相手との逢瀬を写していませんでした。

私との夜が復活し、彼女は彼との関係を清算してくれたと感じ、

私は飛び上がる程嬉しく思い、そして益々彼女の事を満足させるべく、

気持ちを入れ直しました。

一度、偶然撮れた私と彼女のセックス映像を見ましたが、

思わず笑ってしまう程見るものの無いものでした。

僅か数秒で終わるのですから。

ですが今まで同じ画面で見ていた彼との場面と嫌でも

比較してしまうことになり、あまりにも情けない自分

の姿にいてもたってもいられなかったのも事実です。

そして一ヶ月が過ぎようとしていましたが、

相変わらず私の超早漏は改善の兆しがなく、

セックスを楽しむ余裕は皆無でした。

その頃から私は彼女の気持ちが気になり始めました。

私で満足しているのか?本当は不満なのでは?

また同じ事の繰り返しです。ほとほと自分が嫌になりました。

しかし、今度は彼女に浮気を推奨するような事をするつもりは

ありませんでした。

自分がもっと強くなって必ず彼女を満足させてやると誓いました。

サプリ等にも頼りながら、兎に角打てる手は全て打っていました。

しかしある夜の事。

いつもの通り彼女を抱きしめ、日頃の鍛錬の成果を試しつつ、

彼女とまさに一体となろうとしたその瞬間、

あろうことか挿入寸前で射精、私の精液を彼女の陰毛に

撒き散らせてしまったのです。

なんという失態、男としてこんなに情けない事はありませんでした。

今まで地道に続けていた努力は何だったのか。

項垂れる私に彼女は無言でした。

彼女はさっさと着替えると、「体調が悪いんだよ、きっと」

そう言って眠ってしまいました。

私は翌日から彼女を抱くことが出来なくなりました。

勃起はするのですが、今度また挿入前に、

と思うととてもじゃありませんがそんな気にはなれません。

そして彼女もまた、一切その事には触れてきませんでした。

普段通り明るく振舞ってくれていた彼女なりに

気を使っていたのかもしれません。

それから数日後、何と無く胸騒ぎがしました。

虫の知らせ、というやつでしょうか。

私はこの胸騒ぎがが何なのか、最初は分かりませんでしたが、

ふと気付くと最近また多くなってきた彼女の携帯操作。

かつてのようにテレビを見ている時に弄る事が多くなって行ったのです。

そして私の胸騒ぎは的中してしまいました。

彼女が寝静まったある日、以前のように夜中に起き出してPC

の電源を入れます。

三日前から撮り溜めていた映像を早回しで見てゆきました。

一日目は何も写っていませんでしたが、

二日目、恐れていた映像がそこにありました。

ベッドの上に後ろ手に座る男の上で、髪の毛を振り乱して腰を激しく

グラインドさせる彼女の姿を克明に写していたのです。

それは鬼気迫る程に激しく、卑猥で、私の自尊心を

粉々に打ち砕いてしまいました。

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