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妄想と現実、その2、一度やられた女は狂うみたいだぞ!









妄想と現実、その2、一度やられた女は狂うみたいだぞ! 

逞しく噂までになるイチモツを持つ男!

権藤と白く透けるような肌を持つスレンダーなユリとの

絡みを妄想しては実際は何事もなく2ヶ月過ぎた頃、

ユリからの一言が大きく状況を変えることとなった。

「ねぇ~ あなた! 

来月の移動の謝恩会に権藤さんも来るみたいよ!」

「うっ! ご 権藤が・・・」

私は以前の妄想が一気に甦ってきた。

ユリに気ずかれないように冷静に

「そうか・・ また誘われたらどうする?」

「そうね~ 遊んじゃおかしら・・ あの人タイプだから!」

と悪戯っぽく目を輝かす妻ユリ。

「だ 抱かれたいのか?・・」

私の浮ついた言葉に慌てて

「冗談よ! 知られたら困るもん!」

「バレなきゃいいのかい?」

「・・・  でも やっぱり無理! 

知っている人とは・・・」

「議員だから安全だと思うけどなぁ~! 

チャンスがあれば誘いに乗れよ!」

妄想したら、もう止まらなかった。 

夜ごとユリに権藤との激しいセックスを想像させた。

「あいつ、 凄いらしいぞ! 噂によると 

一度やられた女は狂うみたいだぞ! 

 ユリも女として知らない喜びを味わえるかも・・」

「いゃ~ん・・ 想像したら疼いてしまう~!」

「だろう・・  その気になったら付き合ってやれよ!」

「でも・・・もし・・もしもよ! 

誘われても普通の飲み会で終わるかもよ・・」

「それはユリが静かな処で飲みたいと言えば・・

男にはすぐわかる!」

「貴方! 私が彼と二人きりでしても大丈夫なの?」

「メールでなるべく状況を随時知らせることと、

レコーダーをバッグに入れて録音頼むよ!」

「いやだ~! なんかリアル~! 

私が抱かれても嫌いにならないでね・・!」

「心配するな! ひと時の夢をみると思いなさい!」

10日後、4月初めの金曜日の夕方、

ユリは早めに仕事を終え家に帰りシャワーを浴びていた。

身支度が終わったユリを見て 本気だな・・・と悟った。 

胸の開いたシルクのブラウスにスリット入りのタイトスカート、

ヒップラインがエロく映る。

下着のラインが見えないということはTバックなのか・・ 

手にジャケットを持ち助手席に乗り込んで来た。

「あまり期待しないでね~! 

楽しく飲めるだけで私は満足なのだから・・」

「権藤がモーション起こしたら・・その時は・・・」

「わかっている! その時はメールで知らせるわ! 

貴方はどうしてる?」

「一応 9時半頃、会場の近くで待機しとくよ!」

妻ユリを会場まで送り届け近くのレストランに入った。

子供達は親に頼んであり家に帰る気にならなかった。

1時間くらい時間を潰し本屋へ寄った。 

本を眺めていたところに最初のメールが・・

「権藤さんに会った! 誘われた! どうしょう??」

すかさず、

「ユリに任せるよ! わかっているね!」

と返信。送った後、心臓がドキドキして視界が急に

狭く感じられた。








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