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私の知らない妻、その17、お人善しな亭主を演じきります。

前回発売で好評でした、誰でも簡単に、亀甲縛りが楽しめるセットの第2弾。難しい部分は既にできており、あとは体のサイズに合わせて調節(結び目が可動致します)、締めで、美しい縛りが体験できます。慣れると2~3分で亀甲縛りが可能な画期的アイテム。縛りの第一歩にどうぞ。ver.2は亀甲縛り+後ろ小手縛り。
簡単亀甲縛りセット
簡単亀甲縛りセット



私の知らない妻、その17、お人善しな亭主を演じきります。

私は一旦頭を空っぽにして、

サウナでたっぷりと汗を流し、水風呂に入り、

サウナに併設されたマッサージルームで

気合いの入ったマッサージを受け、2時間程仮眠を取りました。

先程とは、見違える程に体も精神も楽になった私は、

心地良い夜風を浴びながら自宅マンションに向かって歩いていました。

時間は既に21時を過ぎていました。

マンションに着いた私は新聞受けから南京鍵の合い鍵を取り

、自宅に戻りました。

テーブルの上に置かれたままの携帯を確認すると、

18時、19時と2回に渡り、妻からの着信があり、

19時15分にメールも入っていました。

《お疲れ様です。 まだお仕事なのかな?

私は今日の会議が終わりこれから皆さんと夕食です。

面倒くさがらずに冷蔵庫に入れてあるシチューを温めて食べて下さいね。

明日は出来るだけ早く帰ります。

いつもありがとう。

悠莉子 》

妻は会議で家を空ける時は、いつもこのようなメールだったり、

電話だったりをして来るのです。

結局、今までの私は何ひとつ妻を疑う事も無く、

妻からのメールや電話を受けて、可愛い奴だなぁ…

などと思っていた訳です。

間抜けですよね(苦笑)

しかし今回ばかりは、この妻からのメールを読めば読む程に

妻の空々しさと狡猾さしか感じられませんでした。

きっと今頃は、

あの澤田統括部長の巨根を挿入されてヒィヒィ言っているに

違い無いのです。

(実際、後ほど例のボイスレコーダーを確認したところ、

正にこの時間、大変な物が記録されていたのです)

私は確認の為に、受け取った南京鍵の合い鍵を片手に

妻の寝室に向かいました。

半開きにしてあった妻の寝室のドアを開け、

照明のスイッチを点けました。

私はベッドの引き出しをゆっくりと引き、

中に嵌め込まれるように収めらた木製の化粧箱に付けられら南京鍵に合い鍵を

差し込みました。

【カチッ…ッ… 】

何等いびつな感触も無く、スムーズに鍵は回り、解鍵されました。

《大丈夫だな… 》

私は安堵して再び施錠して、引き出しを押し込みました。

私は妻のベッドに腰掛けて、改めて寝室を見回しました。

【何でも良いのだ…妻の疑惑に関する他の物証に

繋がる物は無いのだろうか?】

土曜日の昼間、そして今日の午前中と、

頭に血が登った状態でこの部屋を調べていた私でしたが、

クールダウンされた今の私は冷静でした。

クロゼット…机… 本棚…化粧台… 。

時間に追われている訳ではありませんから、

隅々まで納得が行くまでチェックする余裕がありました。

しかし、寝室の何処を隈なく探しても、何も出て来ませんでした。

仕方なく諦めた私は、妻の寝室を後にし、リビングに戻り、

明日の計画を練り始めました。

まずは、明日の夜、帰宅した妻のパックからボイスレコーダーを

回収しなくてはなりません。

正常に作動しているならとんでもない内容が録音されている筈です。

おそらくボイスレコーダーの存在はバレてはいないと思うのですが、

こればかりは妻のバッグを確認するしか調べようがありません。

もう一つは、あの南京鍵で固く閉ざされていた化粧箱の中にあった、

澤田統括部長が妻にプレゼントした下着のタグと手紙の事です。

本当に妻がそのエロチックな下着を身に着けているのかを

確認しない訳にはいきません。

更にあの産婦人科の診察券と、バッグにあったピンク色の小さな錠剤…

綺麗に規則正しくシートに並べられていた錠剤の事も…。

そして…可能ならば、今現在の妻のヴァギナを

この目で確かめなくてはならない… 二年間、

見る事も触れる事も無かった妻のヴァギナ。

そこから香る匂いだけは当時とは劇的に変わっていました。

正常な機能を持つ男ならば、あの香しい濃厚なフェロモン臭の匂いを

嗅いだだけで下半身が熱くなってしまうに違いない…。

それ程までに思える淫靡な刺激的な匂いでした。

だからこそ確認せずにはおれないのです。

私はこれらの事柄を、どの様な形で、失敗する事無く、

手際良く処理して行くかを真剣に思案していました。

ここまでの段階で、妻は間違い無く私の事を舐めきって、

油断している筈です。

勿論、浮気相手と思われる澤田統括部長もです。

だからこそ、その油断を盾に、

アドバンテージは私にある事だけは確かです。

ならば…ならばです。

いにしえからの諺にも【急いては事をし損じる】

と言う素晴らしい格言があります。

一気に全てを片付けるには、まだまだ調べなくてはならない事もあります。

そして、段取りしなくてはならない事も。

私は妻が帰って来て、ボイスレコーダーや下着の件などを

思惑通り処理出来たとしても、私自身は馬鹿で間抜けな、

お人善しな亭主をとことん演じきり、

その間に積み重ねた物証を元にあの二人に、

ぐうの音の出ない程に制裁を…社会的制裁を

与えてやりたいと考えたのです。

私は妻の日常の習性、体質、少なくとも私と結婚してからの悠莉子の

行動パターンなどを思い返していました。

妻は、ある種類のアルコールに弱く、

それを一定量を越えて摂取してしまうと、

一気に酔いが回り、睡魔が襲うのです。

その味や香りなどは大好きなようですが、

何故かそれを摂取すると睡魔が襲い、眠りについたら最後、

ちょっとやそっとでは眠りから覚める事はありませんでした。

私は妻のこの体質に着目したのです。

そう…ワインに弱い妻の体質をです。

明日帰宅した妻に、友人から貰ったとでも理由をつけて、

高級ワインを飲ませて、酔い潰してしまおうとゆう作戦です。


在り来りで単純な作戦ですが、最も効果的であると思われました。

用心の為に明日、掛かり付けのドクターの元へ行き、

不眠を理由に睡眠剤を処方して貰い、それをすり鉢を使い細かく砕いて、

二杯、三杯と杯を重ね、妻が酔いが回った頃に

ワインに混入させて確実に眠らせようと思いました。

これはある種の犯罪かも知れませんが、

これはこれで致し方ない事と割り切りました。




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