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彼氏がいる妻、その4、妻の座っていない静かな運転席が目に焼き付きます。

初めまして、さふぁいあです、離婚して○年に成りますけど、まだ女を感じたい この頃・・・・
子供は好きですが、恵まれませんでした 嫌いな方では無いのですが・・・ 性格はおっとり系だと思います。
皆様に可愛がって貰えたら幸いです。





彼氏がいる妻、その4、妻の座っていない静かな運転席が目に焼き付きます。

私は17時の定時になるとすぐに会社を飛び出した。

無論、妻に男がいるのであれば、

間違いなく行動に移すはずだと思っていたからだ。

私は車に乗ってエンジンをかけると、

すぐにある方向へと向かっていた。

それまでに行き先は何度も考えていたのだ。

妻の帰宅する予定の19時過ぎという時刻を考えると、

そんなに遠くへは行けない。

そうすると会社から自宅までの通勤エリアからかけ離れた場所へ

行く事はあるまい。

選択肢は3つしかないはずだ。

①会社近郊

②会社と自宅の間

③自宅近郊

『②会社と自宅の間』にホテルが2軒あるが老朽化が進んでおり、

立ち入る人は少ない。

しかも古いホテルにありがちで、

駐車場入り口にビニールの暖簾がかけられているため、

駐車場の出入り時に、車の天井に暖簾の跡が付いてしまうのだ。

私はこの選択肢はないものと早くから判断していた。

結局、『①会社近郊』か『③自宅近郊』の選択になる。

私の推測はこうだった。

会社近郊か自宅近郊かを選択するにおいては、

「人の目と時間」への考慮が欠かせない。

浮気目的であれば、特に「人の目」が気になるはずだ。

私は妻の相手が『会社関係の人間である』

と仮定して考えをめぐらしていた。

『①会社近郊』であれば、男の車であれ、妻の車であれ、

会社の誰かがどちらかの車を知っている訳で、

ホテルに1台で行こうと2台で行こうと、会社の近ければ近いほど、

会社の誰かから見られてしまう可能性は高くなるわけだ。

『③自宅近郊』を選んだ場合、

妻の車をどこかに止めて男の車でホテルに入るのであれば、

危険性がぐっと少なくなってくる。

会社近郊の方が早く会えるという考え方もできるが、

『まだ帰りたくない』とか『一緒にいたい』

とかいう心理が強ければ強い程、

ギリギリまで許される時間を選ぶはずだ。

会社近郊ではなく、

自宅近郊であれば、妻が言う19時過ぎの帰宅であれば、

19時までは部屋にいることができるのだ。

つまり、早く入れる部屋よりも、

二人が限界まで居れる部屋を選ぶと考えたのだ。

こうして「もう帰らないといけない」という状況が、

皮肉にも二人を惹きつけ合わせることを繰り返していくのだろう。

私は『③自宅近郊』のホテルへの方向へと車を走らせていた。

但し、『③自宅近郊』と言っても3つのホテルがあった。

私は立地条件からその中の隣り合う2つのホテルを選んでいた。

この推測では、妻の車でホテルに入る事はありえない。

想定している男が忘年会の深夜に妻を送ってくれた相手であるならば、

黒いハッチバックしか分かっていないが、私にはそれで十分だった。

今日、妻が男とホテルにいることのできる時間帯は

17時30分過ぎから19時。ギリギリの時刻まで一緒に

居るであろうから、妻はホテルの近くに車を止めるはず。

利用可能な大型駐車場と言えば、スーパーか駅かパチンコ屋。

パチンコをしない妻はそこに行く事には抵抗があるだろうし、

スーパーは主婦層が多く、

男の車に乗り込むのを見られたくはないはずだ。

運転がさほど上手くない妻が路上に止めることはないであろうから、

結局は駅を利用するに違いないと考えていた。

慎重な妻だけに、こういった心理状況から導かれる行動も読みやすい。

私は多少の時間調整をしながらその駅に立ち寄った。

それまでは冷静につとめていたが

、実際に妻の車を見つけた時にはさすがに唇から血の気が引い

てしまったし、ハンドルを握る手からも力が抜け落ちてしまった。

妻の車の前を通過した時にちらっと見た妻の座っていない静かな運転席が、

目に焼き付いてしまった。

気を取り直してホテルへ向かい、

黒いハッチバックを探すと1つ目のホテルの駐車場に1台止ま

っていたので携帯で写真を撮っておいた。

隣接する2つ目のホテルにも私が見たのと似通った車

が1台あったので、これも写真を撮っておいた。

どちらの車なのかは分からなかった。

待っていてもいいのだが、

私は相手の男を知りたいという気持ちはあるものの、

『私が妻の浮気を知っている』ということを、

妻には知られたくなかった。

そうなると夫婦関係に大きく変動があるし、

何らかの結論が出てしまうからである。

さて、、、と

妻は浮気の真っ最中であることがほぼ確定した。

私はホテルの駐車場を出て近場に車を止めると

ポケットから携帯を取り出した。

私は携帯サイトから登録できるフリーのメールアドレスをすでに

取得していた。

そのアドレスからメールを送ると、

発信者側はフリーアドレスが相手に送信されるので、

受信者は私の本来のアドレスを知る事はできない。

事前に試しておいたので、使用にあたっては心配もないし、

当然妻も知らないアドレスだった。

その機能を利用させてもらって、

妻の携帯から抜き出した利用頻度の一番高いメールアドレスに

メールを送らせてもらった。

『今○○さんとラブホでしょ? ばれないように気をつけようね』

当然ながら○○さんというのは妻を特定する名称だが、

この時はあえて苗字だけにしておいた。

このメールアドレスが浮気相手のものかどうかは未確定だが、

ほぼその相手に間違いない。

たとえ妻の浮気相手と違う人でも、

発信者が誰か分からなければトラブルにもならない。

しかし、十中八九、妻も男から促されてそのメールを読むはずである。

メールの送り主は私、だが妻たちは相手がどこの誰か、

男か女かさえも分からないのだ。





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