奥様と下僕、その5、手でしてあげましょうか、
名器の証明 ファイルNo.009 水咲ローラ
奥様と下僕、その5、手でしてあげましょうか
ベッドに入って再び背中を向けて「いつまでも突っ立っていないで早く寝なさいよ。
明日は出来るだけ早く帰りましょうね。」と少しご機嫌斜めのように感じられました。
きっと先ほどの私の恥ずかしい状態を見て軽蔑なさっているんでしょう、
しかし、ここに突っ立っているのも奥様のご機嫌を余計に損ねると思い私は意を決してベッドの横で
「それでは失礼します。」と一言断ってベッドに静かに入らせてもらったのです。
さすがにこの時は申し訳ない気持ちもありましたから股間も小さく納まってくれていました。
ベッドに入って私と奥様は背中合わせで横になっていましたけど、
とても眠れる気分ではありませんでした。
部屋の中は静まり返っていてエアコンの機械の音だけが響いていたことを覚えています。
ベッドに入るまでは特に考えていませんでしたが、ここにきて理事長様の奥様と同じベッドで
寝ているという恐れ多いことに罪悪感でいっぱいでした。
奥様と一緒のベッドに入らせてもらって何分位が経過したでしょうか?
すると奥様が背中を向けたまま小さな声で「ねえ龍一君、まだ起きてる?」と呟くように私に
言ってきました。
「あっ・・・ハイ・・・起きてます奥様・・・?」私もなぜか小さな声。
その後、「あのさぁ~・・・」と一言発したまま暫らく沈黙の時。
次に発する言葉を待ったまま、私は黙ったままでおりました。
、静まり返った空気に耐えられず「どうかなされましたか?」
と奥様にお聞きしましたところ、
奥様は、ようやく意を決したのか「さっき、もしかして起ってた?」と恥らった感じの言葉。
私は返答に困りました。
しかし、奥様の浴衣のみの格好、下着が脱衣所にあったこと、奥様の乳首が見えてしまった
ことから勃起したことは確かでしたのです。
「奥様の綺麗な脚にそそられて、つい反応してしまいました。本当に申し訳ございませんでした。」
とベッドの中で会話する内容ではありませんでした。
その時でした。背中を向けていた奥様が“サササッ”とした音とともに寝返りをうって私の方を向いて
「ねえ、こっち向いて。」と言うのでした。言われるままに私も寝返って恐る恐る奥様の方に
体を返しました。「まだ、さっきのままなの?」と奥様は私がこの瞬間も勃起しているのか
とお尋ねになったのですが、私は本当に意味が分からなかったので「何がですか?」と
惚けたことを言ってしまいました。
奥様は不機嫌そうに「何がって!・・・私、これでも女よ!女に言わせるつもり?・・・」
と少し声を荒げていました。ようやく私は先ほど勃起していたことか理解して
「いや、今は納まりました。」と正直に返答。すると奥様は「あら、そう。だったらもういいわ。」
と再び寝返りをうって背中を向けてしまいました。
先ほどまで冷静で卑猥さのかけらもなかった奥様だったのに急にどうしたのだろう?
と私は奥様の言動に困惑してしまったのです。
とりあえず奥様の機嫌を取り戻すために「すみません。
僕は本当にそんなつもり(奥様を厭らしい目で見ていた)ではなかったのに、
つい何と言いますか自然に起ってしまいました。許してください。」
と何もしていないのに平謝り。
まるで拗ねた子供の様に奥様は背中を向けたまま「私に対して興奮してくれたんだったら手
でしてあげましょうか?」との言葉。今度は即、意味を理解できた私は「ホントですか?」
と奥様の背中に興奮して大きな声で叫んでしまいました。
そこで奥様は機嫌を直したかのか静かにこちらを向き直してくれて
「家の人(理事長)には内緒よ!って云うより誰にも内緒だからね。」と恥ずかしそうな笑
みを浮かべながら続けて
「いくらなんでもエッチするわけにはいかないから手で気持ち良くしてあげるわね
名器の証明 ファイルNo.008 大槻ひびき