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家内の彼氏、その26、恋人宣言










家内の彼氏、その26、恋人宣言
長い間、家内は何も言わず黙ったままでした。
すると、川島君が待ちきれないように言いました。
「洋子さん・・・本当に妊娠しそうなんですか?」
家内はやっと口を開きました。
「・・・安全日だから・・・しないと思うよ。ごめんね・・・」
「洋子さんが謝らなくても・・・ホントなんですね」
「弘毅を産んだのが15年前だし、もう妊娠はしないわ。変なこと言ってごめんなさいね。
でも・・・すごく嬉しかったよ」
「嬉しかったって?・・・」
「だって・・・川島君、もし私が妊娠したら・・・産んでほしいって言ってくれたでしょ」
「ええ・・・その気持ちに変わりはないですよ」
「それが、すごく嬉しいの。もし、すぐに堕ろしてくださいなんて言われたら、いやだし・・・」
「僕そんなこと・・・絶対言いませんよ。でも・・・もし子供ができたとしたら、
女の子がいいかな。洋子さんに似た気立てのいい子ができそうですね。
男の子だったら、やっぱり僕や弘毅君みたいにサッカーしてほしいな」
しばらく、また会話のない時間が過ぎていきましたが、
毛布が擦れ合うような音に混じって、舌を絡めあっているような雰囲気が伝わってきました。
家内の生理はほとんど狂うことがなかったように思いましたので、
私はややホッとして和室に戻って寝ようかと思った時でした。
「私ってね、本当は妊娠しにくいみたいなの。結婚して弘毅ができるまで2年かかったしね。
体型は安産型って言われるけど・・・」
「へーっ、確かにそう見えますね」
「何よ、それどういう意味?」
「いててっっ・・・すみません(笑)」
やや湿っぽい雰囲気だったのがいつもの明るい2人になり、やがて静かになっていきました。
私も和室に戻り、いつの間にか深い眠りについていました。
すでに恋人同士になったような家内と川島君のセックスを、
数メートル先で見たばかりでしたが、私は信じられないぐらいぐっすりと眠ることができました。
それから何時間経っていたのでしょうか、
私はふと脇腹あたりになにやらゴソゴソと異物が当たるのに気がついて目が覚めたのです。
なんだ・・・これは?
思わず布団を捲り上げると・・・そこには家内がいたのです。
「あっ、ごめん・・・起しちゃったかな」
「どうしたんだ? こんなところに潜り込んできて・・・」
家内は悪いことをして見つかってしまった子供のように、
顔を隠しながら布団の隙間から私を見つめていました。シャワーを浴びたばかりなのか、
髪の毛は少し濡れており、シャンプーと石鹸の匂いがほんのりと漂ってきました。
「ううん、なんでもないよ。ここに入りたかっただけ・・・」
私の脳裏には、目の前で見た2人の全裸で愛し合う姿が浮かんできました。
家内も一部始終を見られていたことを知っていたのでしょうが、
私は敢えて何もなかったかのように言いました。
「変な奴だな、こんな狭いところに入ってきて・・・」
「いいでしょ、狭いけど・・・・・・やっぱりここが落ち着くわ」
家内はそう言いながら、何も言われないことに少し安心したのか、
私の胸の上に頭をおいて目を閉じました。
しばらくそのまま、私と家内は1つの布団の中で抱きあうようにしていました。
「川島君はどうしてる?」
「もう、ぐっすり夢の中よ。実はね、あの子のイビキがうるさくて、
私眠れないのよ。だからここに来ちゃった。やっぱり、あなたのそばが私の定位置かな」
いつになく、家内の可愛い言い方に、私は思わず抱きしめて、頬にキスをしました。
「俺のそばの定位置は、ずっと・・・一生・・・洋子のためにあけておくよ」
「うん、今まで通り・・・これからも・・・あなたの奥さんだし、弘毅のお母さんだから
・・・追い出さないで・・・」
家内の言葉に、少しグッとくるものがありました。
一年限りの恋人宣言をしても、家内は決して家族のことは忘れていないと思ったのです。
「弘毅も今年はいよいよ高校受験だな、早いもんだ」
「そうだね、いいお母さんでいないと・・・」
数時間前に家内を抱いた川島君が近くで眠っている中で、
今から思えばなぜそんな会話になったのか不思議でしたが、
私は家内の頭を撫ぜながら、しばらく家族のことをポツポツと話し合っていました。
しばらくの間、私は浴衣の上から家内の身体の感触を確かめるように抱き締めていました。
「ねえ・・・妬いてる?」
「ムチャクチャ・・・妬いてるよ、妬かない方がおかしいだろ?ただ、
俺が川島君を癒して支えてやれって言ったからな。少し複雑だけど、かなり興奮もしているよ」
「川島君の恋人になるなんて・・・想像してなかったでしょ?」
「ああっ、まったくの想定外だよ。でも・・・こういうのって・・・
自分の奥さんが他の男の恋人になるっていうのはすごい刺激だな。
多分、洋子はこれからすごく若返ると思うよ」
「そうかしら・・・でも長くても1年だけよ。それに、
あなたがやめろって言うならいつでもやめるわ。こんなことでお互い不幸になりたくないし・・・」
「まあ、その時はその時で考えればいいさ。洋子・・・そろそろ川島君のところに戻ってやれよ」
すると、家内は起き上がって、私の顔を覗き込みながら言いました。
「うん・・・行くよ」
家内は布団から出ると少し微笑んで、
はだけた浴衣の前を合わせて川島君の元に戻っていきました。
また、行ってしまったな・・・やはり家内がいなくなってしまうと少し寂しさがありました。
ほどなくして、家内の声か聞こえてきました。
「いや~ん、もーっ、朝からエッチなんだから!」
おやおや、朝から始めるのかな・・・私はしばらく布団の中でボーッとしていたのですが、
もう2人のセックスを見る気にもなれず、逃げるように朝風呂に行きました。
早朝の温泉は誰もいなく、湯船の中で私は1人で大の字になって浸かっていました。
今頃、あの2人また楽しんでいるのかな・・・まあ、今日は好きにしたらいい・・・
そんなことを思っていた矢先に、誰かが入ってきたような気配がしました。
ふと、振り返ると・・・・・・川島君が入って来たのです。
「瀬戸さん、おはようございます!」
「あれっ、どうしたんだ?」
「どうしたって・・・朝風呂ですよ、瀬戸さんがいらっしゃらないので、ここかなと思って・・・」
川島君はタオルで前を隠しながら、私のそばまで来ました。
「・・・あのぅ、瀬戸さん・・・僕・・・」
私は川島君が言おうとしていることがわかったので、制止するように言いました。
「いいよ、何も言わなくて・・・」
「すみません・・・もう、なにからなにまで・・・」
「それはそうと、『彼女』はどうしてる(笑)?」
すると、川島君は少し照れるように言いました。
「はぁ・・・それが・・・部屋から追い出されたんです。
僕のイビキで安眠できなかったって言われちゃって。
朝からもOKかなと思って、ベッドに誘ったんですけど、
ピシャリとやられちゃいました。しばらく1人で眠るから邪魔って(笑)」
「はははっ・・・あいつはなかなか手ごわいところがあるからな。
川島君、案外尻に敷かれてしまうぞ(笑)」
「ですね・・・でも、僕にはああいう女性がいいです。
洋子さんのような人が現れてほしいな・・・」
私と川島君は湯に浸かりながら、家内の性格や機嫌が悪い時の対処法など、
とりとめのない話をしました。
その後、私は併設しているサウナ風呂に入ったり、
マッサージルームでゆったりと過ごしましたが、川島君は一足早く部屋に戻りました。
これは後で聞いたことなのですが、川島君が部屋をノックすると、
少し眠って気分がよくなった家内が、優しく川島君を迎え入れてあげたようでした。
せっかくの壮行会ですから、最後はよい思い出にして終わりたかったのでしょう・・・
部屋が明るいにもかかわらず、家内は自分からすべてを脱ぎ捨てて全裸になり、
川島君に抱きついていったようです。
その後のことは言うまでもありません。
一度は断られて部屋を追いだされたことで、健太君は異様にまでに燃え、
部屋のカーテンを開け放した状態で、窓に全裸の家内を
押し付けるようにしてバックから挿入し、家内の中に大量の精子を放出したのでした。
3人にとって、これからの人生を左右しかねない壮行会が終わりました。

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