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私の知らない妻、その3、娼婦が身に着けているようなエロテックな下着が






私の知らない妻、その3、娼婦が身に着けているようなエロテックな下着が

それはまるで見つかっては困る…見られては困るといった感じで

掛け布団の中に押し込まれて、隠されていた白いネット状の袋。

恐る恐る…

しかし何か見えない力に引き寄せられるようにそれを引っ張り出す私。

そう…それは洗濯ネットだった…。

中には黒っぽい何かが入っているのが透けたネットから見て取れる。

私は見てはならない物を見つけてしまったような罪悪感を

感じながらも手にした洗濯ネットのファスナーを開きました。

不安にも似た感覚と宝箱でも見つけた不可思議な

高揚感とが入り交じり、胸が押し潰されるようでした。

口の中が渇き、喉もカラカラだ…。

私は意を決して、

おぼつかない指先で洗濯ネット中に入っていた物をわし掴みに取り出し、

布団の上に置きました。

【ウッ…っ…】

それを目にして思わす息を飲む私。

視線がネットから現れた淫靡な物に釘づけになり私は

呆けたように固まってしまっていました。

黒地に鮮やかなゴールドやシルバーの刺繍が施されたブラジャー、

Tバックのショーツ、そして何よりも驚かされたのはこれらのブラジャー、

Tバックとペアになっていると思われるガーターベルト。

どのぐらい固まっていたのだろう…

ようやく我に返った私は、そのガーターベルトを手に取って見た。

ガーターベルトには、なまめかしい黒色のストッキングが

外される事無く装着されたままの状態だった。

【えっ?な、な、何なんだコレは?…】

妻である悠莉子は原色系の下着など嫌っていた筈でした。

私の知りうる妻のクロゼットの中は

白色だったり淡いパステル系の色の下着しか無かった。

デザインも大胆とは無縁な保守的な物ばかり。

以前私が興味本位でプレゼントした赤色のレースや

刺繍が施された下着もついに身に着ける事は無く、

プレゼント用の箱に収められたままで、

クロゼットの奥に仕舞われたままだった筈なのです。

しかし今、私の目の前には、外国映画に出て来る娼婦が

身に着けているような高価そうなエロテックな下着が

現実の物として存在している。

私は動揺し小刻みに震える手で。

クシャクシャに丸められたTバックのショーツのクロッチ部分を、

妻のその部分が当たっていたであろう位置を確認しました。

【うわっ…っ…】

そこには強烈な牝の主張が染み付いていました。

そのTバックのクロッチ部分には女が発情し、

牝と化した証が白濁色の染みとなり付着していました

凄まじいまでの【女の印し】が付着したTバック…。

驚きと困惑と、忘れかけていた性的な興奮の中で、

そのTバックに包まれていた肉体の残像や念に引き込まれるように

私はそこに鼻を押し当てていました。

激しい動悸を感じながら深く息を吸い込む私。

【むわんッ…ガツン!】

甘酸っぱい挑発的な香り、これは私の知る妻悠莉子の匂いでは無い?

瞬時に私の股間は熱を帯び固くなってしまいました。

【何なんだこの匂いは?】

異様な興奮の中、虜にされてしまいそうな不思議な匂い。

あまりに強烈でイヤらしいフェロモン臭。

しかし、その匂いには、不思議な違和感もあったのです。

何か…そう何か覚えのある匂いが混ざり合ったような香り。

私は熱く固くなった自身のペニスの先から透明の液が滴るのを感じながら、

憑かれたように、この部屋に隠されているであろう

【何か】を探す為に妻のクロゼットを開けました。

しかし下着類が収められている引き出しには、

私が知りうる大人しい色めの保守的なデザインの

下着しかありませんでした。

クロゼットの隅々まで調べても何も出てきません。

困惑の中で妻の寝室を見回す私。

背中や脇から驚く程大量の汗が溢れ出て来ていました。

ふと視線を落とすと妻のベットのフレームに

内蔵された収納引き出しが目に入りました。

私は左側の引き出しをゆっくりと引き、

中を確認しました。

しかしそこには妻のブラウスや

Tシャツが綺麗に折り畳まれ収納されていただけでした。

【何か絶対にある筈だ】

牝の印しで汚れたTバックの疑念が私を突き動かしていました。

しかし何一つ疑惑の種は見つける事が出来ない。

諦めかけた私は妻のベットのもう一方の収納、

右側の引き出しを開けました。

そこには妻のラベンダー色のストールと思われる物が

不自然に広げられていました。

【んっ?何だこれは?】

ストールの陰に箱らしき物が見えました。

私はストールを除けて、その箱を確認しました。

その箱は縦50センチ、横70センチ、

高さ18センチ程の木製の化粧箱でした。

そして何より驚かされたのは大きな化粧箱には南京鍵が付けられ、

鍵によって固く閉ざされていたのです。





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