馬鹿社長の短編日記、その4、家族の気持ち
馬鹿社長の短編日記、その4、家族の気持ち
日記：２０１３年6月28日
週末に家内と会いまして、家内が今どう考えているか聞きました。
ほんとうに申し訳ないと思っていて、
許して貰いたいけど許して貰えるとは思っては居ないと、
私の決定に従うとの事は変わりなく、
娘には完全に馬鹿にされてしまったようで、
戻りたくとも戻れない事を知ったと言っておりました。
どうして浮気をしたのか、私にも責任があるのか、聞きました。
おかしな質問なのか知れないです、後で思いました。
家内は、出来心の様な、今でもどうしてか自分でも分からないと、
でも、ずるずると来てしまった事、おまけにうちの社員だった事、
今考えれば恐ろしい事だったけど、どうにも出来なかった、
止めようと思っているまま今日まで来てしまったと、
私には何の責任もなく、ほんとうに申し訳ないと言っておりました。
そして子供たちの事、娘に相当言われたようで、
自分が居なくとも、大丈夫なような気がして、
自分が居ると迷惑になると思っているようです。
達也さんが仰るとおり、家内は離婚を決意しているようです。
私は正直に私の気持ちを話しました。
いま、どうして良いかまったく分からないし、
じっくりと考えたいと思っていると。
あいつと奥さんが離婚する事は知らなかったようで、
私は、弁護士さんにお願いしてる事、
決着がついたらうちで働いてもらう事も話しました。
家内は何もそのことには返事もありませんでした。
ただ、奥さんにも申し訳ないと言っておりました。
昨夜は、奥さんと電話で話し、家内との話をしました。
奥さんは、突然の事だから仕方がないでしょう、
ゆっくりと考えて結論を出せばよいし、
それまでは私のところへ勤めるのは伸ばしますと言っておりましたが、
私は遠慮なく来て欲しいと伝えました。
それと慰謝料と養育費は大丈夫のようで、
夫婦での登記上の問題だけらしいです。
その件に関しては、ひとつづつ分割のように対応していくそうで
、一気に片付けられないし、対応できないそうです。
慰謝料と養育費をもらえれば、
後は名義が残っているので、ゆっくりと対応できるそうです。
今日明日で仕事納めをして、
自分の気持ちを固めたいと思っています。
また、娘とも家内と話をしたことを話しました。
娘は、離婚しても構わないし、
出来れば離婚してほしいと言っております。
奥さんの区切りも着いた感じなので奥さんの事も話しました。
うちで雇うことは、何の問題もなくて
、仕事の事は分からないからお父さんの好きにすればよいし、
お父さんと奥さんは被害者だから協力するのは
良い事と言っておりました。
ただ、私たちの事や家のことを面倒見るのは困ると、
そこまでする気ならお父さんたちが結婚をすればよいと、
驚きました、娘の発想には、想像を絶します。
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