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させ子妻、その11、血迷う元カレ






R18


させ子妻、その11、血迷う元カレ

昨夜は妻も眠れない様子で、めずらしくワインを

持ち出しました。

『なんか滅入って、眠れそうにないわ…』

「そうだなぁ、俺もだ」

『あんな人じゃなかったんだけどなぁ』

「意外と本人は大変な事をしている自覚がないのかもなぁ」

『そうなのかしら…男って昔の元カノを今でも何とかなると

思ってるのかなぁ』

「あぁ、それはあるかも知れない。完全に嫌いに

なったり、大喧嘩して別れたのなら別だけど…」

『女は違うわ。目の前の人しか見ないわよ。好きに

なったら前の人なんて、どんどんかすんで行くわ』

「男は結構引きずるんだよなぁ…女は立ち直りが早いよ…」

『あなたが、浮気しろとか、三人で遊ぼうとか言うで

しょ?相手が島田さんでもそんなこと言える?』

「えっ!ん-、裕美は今でも島田となら関係を

もってもいいのか?」

『駄目ね!ありえないわ。

まして今回のようなことがあると尚更よ。

あんな人だと思わなかったわ』

「俺も島田は駄目だ。」

『ふふふ…私達なに話してんだろう…うふふ、いやぁねぇ-

夫婦の会話じゃないわ』

「ハハハ、そうだなぁ

結局、裕美を他の男に抱かせる話しだ、ハハハ」

この時、正直に言うと…

妻を島田に抱かせてやればすべて丸く治まると…

頭の角によぎったのを覚えています。

こんな、他愛ない話しでも裕美は幾分気が楽になったのか、

それとも私に気を使ったのか…

『この前、課長に呼ばれた事があったでしょ?』

「あぁ、島田が会社に何度も電話した時だろ?」

『そう、あの時ね、妙に優しくってさ、君達夫婦は

確か、社長が仲人だったよね、僕で乗れる相談なら、

いつでものるからって…』

「へー、社長が仲人だから優しくしておこう、か。

わかりやすい人だなぁ」


『それもそうだけど、

ほら、あだ名が“象さん”じゃない…思い出したら

可笑しくってさ、うふふ…あなたが、象さんを捕獲

しろって…』

「あぁ、そうだった!

山内課長のちんちん、象の鼻みたいにデカイとか

言う噂だよな…」

「そうだ!裕美は課長なら落とすのは簡単だって

言ってたよな。」

『そう、飲み会の時はいつも私のとなりに座って、

胸に肘を当てたり、立ち上がる時に、

私の太腿に手を付いたり、トイレに行く時、

私の後ろを通るんだけど、何気にさっとお尻を触るのよ…

セクハラもいいところ…』

「それなら裕美さえその気になれば、直ぐに落ちるなぁ…。

象さん落としてみるか?」

『今はそんな気分じゃないわ…でもあなた、課長なら

いいと思ってるの?』

「いいと言うより、興味かなぁ…

男と言うのは、自分の最愛の妻が自分より

大きなちんちんでやられたらどんな反応をするか?

見てみたいと思うんだ」

『悪趣味ねぇ…そんなことさせて、

もしそっちが良くなったらどうするのよ』

「それは…困るよ」

『勝手ねぇ』

「でもさ-女の本音と

してはどうなの?大きいのに興味はないの?」

『ん-?以前の私なら、

まったく興味はなかったと思うなぁ』

「今は?女も色んな男を経験すると、変わるだろ?」

『旦那が変態だとねぇ』

「なに言ってんだよ。男二人にやらせたのは、

俺より先に島田じゃないか」

『あの話しからあなたが発病したのよねぇ…

まずかったわ』

「ハハハ、高熱にうなされてるよ。

まぁ課長のことはともかくとして、明日も

俺が迎えに行くから、それまでは待ってろよ」

『大丈夫よ。来なくていいわよ。女学生じゃあるまいし…

もう来たりしないわよ。あれだけ言ったんだし』

しかし、島田は来たのです。しかも…

翌日、私はそれでも心配になり、

会社まで迎えに行く事にしました。

しかし、4時半頃から何度電話しても留守電になり、

いやな感じがしたのです。

結局、5時を過ぎてしまい、

行き違いになるかも知れないと思い、あきらめた頃、

妻から電話が入りました。

緊張した声です。

『あなた、ちょっと会社まで来てくれる?』

「いいよ、なんかあったのか?」

『来たのよ…島田さん…』

「えっ!来た!?…馬鹿かあいつは!…それで、今

そばにいるのか?」

『課長と話してる』

「はぁ?なんで課長と?…はぁ?」

頭が混乱して理解不能でした。

「裕美、もっとわかるように話してみろよ」

『あのね、5時過ぎに会社を出たのよ。

50mくらい歩いたところで、あの人から呼び止められて

、話しがあるから、ちょっと来てくれ!って手を引

っ張られたのよ。

それで私、何すんのよ!って振りほどいて、また会社に

向かって走って逃げたの。

そしたら、追っかけて来て…また手をつかんだのよ。

そこに、会社から出て来た課長にばったり会って…

なにしてんだ!あっ、あんた島田さんじゃないか!

あんた、うちの社員になにしてるんだ!って』

「それで、課長と島田が話してるのか?」

『そう、課長には全部知られるかもしれない…』

「わかった。今から行く!課長には俺が行く事を伝えておいてくれ」

『あなた、お願いだから暴力だけは振るわないで』

「そんなことわからないよ!奴の出方次第だよ!」

私は頭に血が昇っていました。あの野郎、血迷いやがって!

会社に着くと直ぐに裕美が近寄って来ました。

『こっち…この部屋』

部屋に入ると、課長と目が合いました。

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