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彼氏がいる妻、その8、目的は何ですか

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彼氏がいる妻、その8、目的は何ですか

私は急いで自宅に戻って撮影したばかりの写真を

プリントアウトしました。

そしてその日のうちに有田あてに郵便で送付しました。

有田の車が写った日時入りの写真。場所もラブホと明確。

こんな時っていうのは、なんとなく必要以上に慎重になってしまい、

指紋が付かないように写真や封筒を取り扱いました。

封筒はコンビニでどこにでもあり、

写真が同封できるものを買いましたが、

余った封筒はすぐに廃棄しました。

妻に見られでもしたら面倒だからです。

有田にはこういった内容のメモを添えました。

『必ず連絡してくださいね XXXX@XXX.XX.XX  役所』

有田にとっては見覚えのあるメルアド、

つまり私のサブアドレスです。

ちょっと凝りすぎたかも知れませんが、

慎重に私は妻の会社近くの郵便局でその郵便を投かんしました。

郵便を出して自宅に帰るとすでに妻は帰っていました。

時刻は20時を過ぎていました。

妻も疲れたような表情で、元気がありませんでした。


数日後、有田からメールが届きました。

『どういうつもりなんですか 何がしたいのですか?』

『メールありがとう 奥さんにはばれませんでしたか』

『どうしたら気がすむのですか?』

『質問に答えてないですよ』

『ばれてません 

不倫をやめたらこんなことやめて貰えるのですか?』

『別に不倫をやめるようには言ってないし

、既成事実は消えないでしょ

 ○○さんとあなたが一緒に、

あるカップルと会って貰いたいだけです』

『目的は何ですか?』

『そのカップルに頼まれて、相手を探しているからです』

『どこでですか?』

『●●●というラブホテルです 嫌ならかまいません 

何をするかは私も分かりません』

『断る選択肢はありますか?』

『それは自由です 但し、

私の行動を止める権利はあなたにありません』

『私だけでは決められません 相談して返事してもいいですか?』

『いいですよ

 付け加えておきますが、

協力いただけたら外部に漏えいしないという約束をしましょう

 日時は近いうちにご連絡します 

まずは良いお返事をお待ちしてます』

2日後、有田からメールが届きました。

『会うことは分かりました いくつか条件をつけさせて下さい』

『何ですか?』

『あなたが誰であるかを明かす事 

 こちらの女性には手を触れない事 

 こういった脅しの様なことをやめる事』

『名前は役所です これでいいじゃありませんか

 あなた方は、

相手のカップルに合わせて行動していただかなければなりません

 初めから嫌というのは話になりませんが

、あなた方の反応次第ということにしましょう

 脅しではありません 

ご相談ですよ 言葉は間違えないでください』

『同じ会社の方ですか? 他に誰か知っていますか?』

『全てに答えるつもりはないのですが、

現時点では私以外には誰も知りませんよ』

『分かりました とにかくこれで最後にしてください』

『ご協力いただければね』

こうしてまだ寒い月の週末の夜に日時をセッティングしました。

意外と簡単に有田達は落ちました。

恐らく、精神的にもかなり参ってきているのだと思います。

妻の方も自宅ではあまり明るくありませんでした。

妻は私にその日は飲み会で遅くなるかも、、

ということを伝えてきました。

「誰と?」

と私は内心意地悪く聞いてみると、

「高校の友達で久しぶりに会うから遅くなったらごめんね」

といった返事をしてきました。

私はほくそ笑んだ顔で、

「最近元気ないからね 俺のこと気にせず楽しんでおいでよ」

と優しく言葉をかけました。



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彼氏がいる妻、その7、二人の罪はより重くなっただけなんです





彼氏がいる妻、その7、二人の罪はより重くなっただけなんです

相変わらず、送受信メールは消している妻ですが、

送受信したメルアドの履歴までは消していません。

ですが、頻度が高く、

新しいメルアドでやりとりしている相手がいました。

間違いなく、有田です。

私からのメール連絡を拒絶するために、

二人して私を騙したということです。

メルアドを変更していた時の

『意味はないけど、かわいらしいのにしたかったから』と言った

妻の言葉とその表情が思い出されました。

ここで有田の新しいメールアドレスを把握することはできたのですが、

それをそのまま私が使うことはできませんでした。

なぜなら、有田にしても、妻にしても新しいメールアドレスを

誰に教えているのか分かりません。

それなのに私が有田の新しいメルアドを知っているとなれば、

『私が誰であるか』をこの二人が

だんだんと絞り込めてくることが可能となるからです。

その絞りこみの中に『私(夫)』

が含まれることは間違いないでしょう。

そして『私』という特定者を見出してしまえば、

確定はできなくても、高い確率でクロと疑われ

てしまうことは想像できます。

ですが、そんなことは想定済みです。

以前にも増して、二人の罪はより重くなっただけなんです。

この時点での二人は、

『私』という存在が社内の人間であると感じていたでしょうから、

そろって同じ日に休みを取って会うというわけに

もいかなかったでしょう。

二人が会う時間帯というものが限られてくるのは

不倫の摂理としてやむをえません。

数週間も経たないうちに、

妻から『少し遅くなるから』という変わり映えのないメールを受け

取った私がラブホを少し回ってみると、

すぐに有田の車を見つけることができました。

二人が楽しく逢瀬をする場所も前回私が

見つけた場所から変わっていましたが、遠くに行けるはずもなく、

会社から自宅までの途中にある古いラブホに移っただけでした。

この時には妻の車がどこに有るか分かりませんでしたし、

別に探しもしませんでした。

その古いラブホの駐車場に停まっている黒いハッチバックを

冷めた目で見つめながら、この時を

狙って車に積みっぱなしにしてあるデジカメを使って

日時付きで鮮明に画像で写しておきました。

それから私はラブホの駐車場を出て、

少し離れた場所から携帯電話で電話をかけたのです。

電話の先は有田の自宅。。。。

今どきですが、電話帳に番号が掲載されていたから事前に控えていました。

「はい、もしもし」

年齢的に有田の妻の声だと分かりました。

「有田さんのお宅ですか? △△△(社名)の役所と申します」

有田と妻が働いている会社の社員になり済まし、

私は役所と名乗りました。

「はい いつもお世話になってます 

あ、まだ主人は帰ってきていませんが 」

「えっ そうなんですか? 携帯に何度か電話しているんですが、

電話に出ないんです。

えーーと、いま18時半ですよね。

今日は定時で帰ったから、ご自宅に戻っていることを期待して

お電話したのですが、、、、ご連絡とれないですかね? 

至急確認したいことがあって、、、 

連絡が取れるか自宅へ戻って来られたら、

会社の方へ至急ご連絡いただきたいとお伝え願えますか?」

「あっ はい すみません 

失礼ですけどもう一度お名前教えていただけますか」

「はい 役所 と申します。 

俳優の役所広○さんの名字と同じ、役所です」

こうして電話を切りました。





彼氏がいる妻、その6、ラブホで写した有田の車の写真を送りました

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彼氏がいる妻、その6、ラブホで写した有田の車の写真を送りました

私はすでにこれから先をどうすべきか考えていました。

この男を、、、、そして妻を追い詰める。

それしか念頭になかったんです。

私はこの有田という男に追い打ちをかけてることを迷わず実施しました。

『先日はどうも。メールの返事がないようですが別にかまわない。

でもあなたの住所は送って

 おきますね。把握済み。○○市○○区・・・・・・・』

その日の内に有田から返事がきました。

『どちらさんですか』

相手が分からなければ当然、

そのような内容しか書けないのでしょう。

『教えない。あなたの女のメルアドを教えて。私には従ってね。』

それから有田と私の間で何度かメールのやり取りをしましたが、

妻のメルアドは教えてくれませんでした。

さすがに抵抗があるのでしょう。

そこで私は、ラブホで写した有田の車の写真を送りました。

私に抵抗すれば、

この写真を自宅に送りつけるぞという意味を込めてでした。

このやり取りでは結局メルアドを教えて貰わないかわりに妻の裸の

写メを送ってもらいました。

顔もわからないようにしていましたが、

私が見れば明らかに妻の裸に違いありませんでした。

妻の写真を見ても、わざと時間をおいて翌日に私は有田に

メールを送りました。

送った本文は妻のメルアドです。

有田も妻も同じ会社の人間であるがゆえに、

妻のメルアドを誰が知ってても不思議ではないため、

どうやっても私には行きつかないという考えから

有田を追い込もうとしたのです。

もちろん、有田からもらった妻の裸の写真は、

私が使っているフリーのサブアドレスからそのまま

妻に転送してあげました。

すべてが私の思い描いたように進んでいました。

私の自制心はエスカレートするばかりでした。

サブアドレスを使って、妻の裸の写真を妻へ転送した。。。。。

その日妻から私の通常のアドレスあてにメールで連絡がありました。

『今日は仕事でちょっと遅くなる。 

食事待てなかったら適当に済ませてね』

という内容でした。

仕事の後に有田と会うのでしょう。

ラブホで会うのか、喫茶店で会うのかは分かりません。

私はこの二人の心境を考えながら、

どういった反応をしてくるのか待つことにしました。

妻は21時前に自宅へ帰ってきました。

その表情が暗くないか、(泣いて)目が充血していないか、

をそれとなく確かめましたが、少し疲れたかなと思える程度で、

普段と変わりはありませんでした。

妻が帰ったとほぼ同時刻に私の携帯へメールが届きました。

ご丁寧にも送り主は有田でした。

『あなたが誰か分かりませんが、

お互い話し合って今までの関係を解消しました 

私はメルアドを変えて、相手にも知らせないようにします 』

私は新しいメルアドを教えるように返信しましたが、

有田へメールが届くことはありませんでした。

私がそういった趣旨の連絡をしてくることを想定してのことでしょう、

すぐにメルアドを変えたようです。

妻はいつもより遅い食事を済ませ、

ひと通りの片づけが済んだあとに携帯電話をいじっていました。

「私、メールアドレス変えたから」

「ん? なんで?」

「意味はないけど、かわいらしいのにしたかったから」

そう言って新しいメールアドレスを私に教えてくれました。

さあて、、、、

今日、有田と妻が会って来たのは間違いなかった。

だが、メルアド変えたって携帯の電話番号を変えるわけでもない。

それはちょっと影響範囲が大きいから仕方ないのかもしれないが。

この二人が不倫関係を解消したのが事実か、否か、、、


どちらが事実であったとしても、二人で口裏合わせて、

私からの連絡手段を今後は

拒絶するためにこういった手を使ってきたのだろう。

しかし、不倫を解消していないなら、

単に私を欺いただけになる。。。。

だが、不倫を解消したついでに、

事実とその罪までも勝手に清算したつもりなのか。。。

有田からのメールには「(関係を解消しました)

もう連絡とれませんし(私とは)

もう関係ありませんよ」という意思が込められています。

私とやりとりした中で、私が持っている情報だけでは

不倫の事実を立証できない、

と有田は判断したのでしょう。

数日後、妻の携帯をチェックした時に今回の事実関係が分かりまし





彼氏がいる妻、その5、妻はさっきまで男のモノに触れていた両手で食事を作ったのか,

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彼氏がいる妻、その5、妻はさっきまで男のモノに触れていた両手で食事を作ったのか,

しばらく待っていても私の送ったメールに対する返事は来なかったが、

それ以上メールを送ることはしなかった。

1月の初旬、18時を過ぎずとも辺りはもう真っ暗になってしまう。

ホテルから一緒に出てくる所を写真に撮影できればいいのだが、

試しに携帯で写して

みると、明かりも足りない上に距離的にも無理があった。

それも予想がついていたことで、

さっさと私は妻の車が止めてあった駅へ向かった。

ホテルからの道順と妻が車を停めている場所の2つを考えると、

このさほど大きくない駅で、

男が妻を降ろす場所は容易に限られてしまう。

私は周囲の光が当たりにくい場所に車を停めてその瞬間を待っていた。

車の時計が緑色の文字で18:57と表示していた時に、

駅の隅に黒っぽいハッチバックが停まって女が降りた。

私のいる位置から少し離れていたので、

女の顔がはっきりと見えた訳ではなかったが、

凝視するまでもなく、その影しぐさから、

残念ながら妻である事は明確だった。

女を降ろしたハッチバックは、すぐにそのまま走りだした。

私の目の前を通過した時に、

私はそのハッチバックの後を追いかけるべく、アクセル

をグッと踏み込んだ。

ハッチバックと私の車の間に他の車はない。

ホテルに停まっていた2台の黒のハッチバック。

こうして後を追いかけたことでナンバーも分かり、

おかげ様でどちらでご休憩していたのかも分かってしまった。

それからしばらくの間、運転にも注意が必要だった。

私は赤信号で離されないように、

信号のある交差点に近づけば距離を縮め、

それ以外は距離を少し開けて走った。

途中、横から出来てた車が割り込んできそうになったので、

それは運転手の方に嫌な気をさせて申し訳なかったが、

多少強引な運転によって遠慮してもらった。

街灯や店の明りがあってもこの暗がりである。

よほど気をつけていない限り、

前を走っている男が後をつけられていることに気がつ

くとはとても思えなかった。

しかし、住宅街近くになった時、交通量が極端に減ってしまった。

やむなく距離を開けて走るしかなかったのと

、男が車を停める時に私の車を見られる

ことを避けるためにも、

最後までびったりと後をつけることは出来なかったが、

それでも男の車のライトが消えるおおよその場所は

把握することができた。

私はライトが消えて2、3分してからその辺りへ向かった。

住宅街の駐車場でその車を見つけるのは難しいことではなかった。

近くで車から降り、歩いてその家へ向かった。

玄関の表札には「有田」と書かれている。

築数年の比較的新しいこの住宅の駐車場には、

男のものと奥さんのものと思われる車が

2台並んで停まっていた。

それ以外は外観からこの家族構成が分かるものは見当たらなかった。

私はこの住所を記憶すると、

忘れないうちに車に戻ってメモをしておいた。

『有田』

既婚者であり、その自宅までも把握できた。

大きな収穫であった。

そして私は車から妻にメールを送った。

もちろん、通常のアドレスからである。

『今から帰る 20時ちょっと過ぎに着く』

暗がりを味方につけて、計画通りにコトは進んだ。。。

自宅に帰ると妻が出迎えてくれた。

玄関先に黄色のエプロン姿でバタバタ出てきて、

「やっとご飯できたとこ」

と笑って私に話しかけてきた。

何にでも懸命な妻は、

結婚前から料理を勉強していたということをこの時急に思い出

した。

そうだった。。。。。私のためだった。。。。

リビングに並べられたあたたかい料理が、

有田への怒りを湧きあがらせる。

二人向かい合って食事をしていたが、

妻はさっきまで男のモノに触れていた両手で食事

を作ったのか。

男のモノをくわえていたその口で味見をし、

私と会話をし、食事をしているのか。

良妻を演じている妻も大した女優であると感心させられた。

そう、、、この瞬間、

妻への愛情と嫌悪感が入り混じって私を身震いさせたが、

おさまると同時に、私はいつもの表情という仮面を被り続け、

有田と妻を追い詰めることを自

らに誓っていた。

この日、妻を抱く気にはなれなかった。

今後、どうしてくれようかと考える事に集中していたからであった。

後日、妻の会社へ赴き、

有田のハッチバックが停まっているのを確認した。

有田が妻と同じ会社の社員であると確認することが大事であった。

顔や年齢までは分かっていなかったが、

この段階ではまったく必要ではなかった。




彼氏がいる妻、その4、妻の座っていない静かな運転席が目に焼き付きます。

初めまして、さふぁいあです、離婚して○年に成りますけど、まだ女を感じたい この頃・・・・
子供は好きですが、恵まれませんでした 嫌いな方では無いのですが・・・ 性格はおっとり系だと思います。
皆様に可愛がって貰えたら幸いです。





彼氏がいる妻、その4、妻の座っていない静かな運転席が目に焼き付きます。

私は17時の定時になるとすぐに会社を飛び出した。

無論、妻に男がいるのであれば、

間違いなく行動に移すはずだと思っていたからだ。

私は車に乗ってエンジンをかけると、

すぐにある方向へと向かっていた。

それまでに行き先は何度も考えていたのだ。

妻の帰宅する予定の19時過ぎという時刻を考えると、

そんなに遠くへは行けない。

そうすると会社から自宅までの通勤エリアからかけ離れた場所へ

行く事はあるまい。

選択肢は3つしかないはずだ。

①会社近郊

②会社と自宅の間

③自宅近郊

『②会社と自宅の間』にホテルが2軒あるが老朽化が進んでおり、

立ち入る人は少ない。

しかも古いホテルにありがちで、

駐車場入り口にビニールの暖簾がかけられているため、

駐車場の出入り時に、車の天井に暖簾の跡が付いてしまうのだ。

私はこの選択肢はないものと早くから判断していた。

結局、『①会社近郊』か『③自宅近郊』の選択になる。

私の推測はこうだった。

会社近郊か自宅近郊かを選択するにおいては、

「人の目と時間」への考慮が欠かせない。

浮気目的であれば、特に「人の目」が気になるはずだ。

私は妻の相手が『会社関係の人間である』

と仮定して考えをめぐらしていた。

『①会社近郊』であれば、男の車であれ、妻の車であれ、

会社の誰かがどちらかの車を知っている訳で、

ホテルに1台で行こうと2台で行こうと、会社の近ければ近いほど、

会社の誰かから見られてしまう可能性は高くなるわけだ。

『③自宅近郊』を選んだ場合、

妻の車をどこかに止めて男の車でホテルに入るのであれば、

危険性がぐっと少なくなってくる。

会社近郊の方が早く会えるという考え方もできるが、

『まだ帰りたくない』とか『一緒にいたい』

とかいう心理が強ければ強い程、

ギリギリまで許される時間を選ぶはずだ。

会社近郊ではなく、

自宅近郊であれば、妻が言う19時過ぎの帰宅であれば、

19時までは部屋にいることができるのだ。

つまり、早く入れる部屋よりも、

二人が限界まで居れる部屋を選ぶと考えたのだ。

こうして「もう帰らないといけない」という状況が、

皮肉にも二人を惹きつけ合わせることを繰り返していくのだろう。

私は『③自宅近郊』のホテルへの方向へと車を走らせていた。

但し、『③自宅近郊』と言っても3つのホテルがあった。

私は立地条件からその中の隣り合う2つのホテルを選んでいた。

この推測では、妻の車でホテルに入る事はありえない。

想定している男が忘年会の深夜に妻を送ってくれた相手であるならば、

黒いハッチバックしか分かっていないが、私にはそれで十分だった。

今日、妻が男とホテルにいることのできる時間帯は

17時30分過ぎから19時。ギリギリの時刻まで一緒に

居るであろうから、妻はホテルの近くに車を止めるはず。

利用可能な大型駐車場と言えば、スーパーか駅かパチンコ屋。

パチンコをしない妻はそこに行く事には抵抗があるだろうし、

スーパーは主婦層が多く、

男の車に乗り込むのを見られたくはないはずだ。

運転がさほど上手くない妻が路上に止めることはないであろうから、

結局は駅を利用するに違いないと考えていた。

慎重な妻だけに、こういった心理状況から導かれる行動も読みやすい。

私は多少の時間調整をしながらその駅に立ち寄った。

それまでは冷静につとめていたが

、実際に妻の車を見つけた時にはさすがに唇から血の気が引い

てしまったし、ハンドルを握る手からも力が抜け落ちてしまった。

妻の車の前を通過した時にちらっと見た妻の座っていない静かな運転席が、

目に焼き付いてしまった。

気を取り直してホテルへ向かい、

黒いハッチバックを探すと1つ目のホテルの駐車場に1台止ま

っていたので携帯で写真を撮っておいた。

隣接する2つ目のホテルにも私が見たのと似通った車

が1台あったので、これも写真を撮っておいた。

どちらの車なのかは分からなかった。

待っていてもいいのだが、

私は相手の男を知りたいという気持ちはあるものの、

『私が妻の浮気を知っている』ということを、

妻には知られたくなかった。

そうなると夫婦関係に大きく変動があるし、

何らかの結論が出てしまうからである。

さて、、、と

妻は浮気の真っ最中であることがほぼ確定した。

私はホテルの駐車場を出て近場に車を止めると

ポケットから携帯を取り出した。

私は携帯サイトから登録できるフリーのメールアドレスをすでに

取得していた。

そのアドレスからメールを送ると、

発信者側はフリーアドレスが相手に送信されるので、

受信者は私の本来のアドレスを知る事はできない。

事前に試しておいたので、使用にあたっては心配もないし、

当然妻も知らないアドレスだった。

その機能を利用させてもらって、

妻の携帯から抜き出した利用頻度の一番高いメールアドレスに

メールを送らせてもらった。

『今○○さんとラブホでしょ? ばれないように気をつけようね』

当然ながら○○さんというのは妻を特定する名称だが、

この時はあえて苗字だけにしておいた。

このメールアドレスが浮気相手のものかどうかは未確定だが、

ほぼその相手に間違いない。

たとえ妻の浮気相手と違う人でも、

発信者が誰か分からなければトラブルにもならない。

しかし、十中八九、妻も男から促されてそのメールを読むはずである。

メールの送り主は私、だが妻たちは相手がどこの誰か、

男か女かさえも分からないのだ。





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