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妻は先輩、その18、砕け散って!







妻は先輩、その18、砕け散って!

ついていない日は、ついていないことが続きます。雨が降り出しました。

帰りの車の中で妻の不機嫌なこと。一言も口を利きません。

車の中はワイパーの音だけです。

家に帰ると妻は子供たちに 「ア~、今日は外でご飯、焼き肉、支度して!」 

息子が「ラッキ~!焼き肉!、焼き肉!」 

娘が私に 「おかあさん、機嫌悪いね、どうしたの?」 

「おかあさん、雨が嫌いなの」 

6月の末、「ホームトーク」の8月号を買いました。私の投稿が載っているはずです。

私は逸る気持ちを抑えて、車の中で本の封を切ります。

載っていました。妻です。妻が股間を押さえて笑っています。

何人くらいの男性が妻の裸の写真を見たのでしょうか?何百人?いや、何千人?。

私はそう考えただけで勃起していました。

家に帰って、まだ店に居る妻に 「先輩!これ!ここ!」 

私は妻の写真が載っているページを広げ、妻に見せます。

妻はしばらく写真を見ていましたが 「良く撮れてるね」 と言ったきりでした。

私はがっかりしました。もう少し妻が喜ぶか、興奮してくれるか、と思っていたからです。

その夜の事です。

私が眠っていると、妻が突然私の寝室に来て(私の2階の部屋は息子に取られたので、

店に隣接した1階の和室に寝ています) 

「まなぶ、本、どこ?」 

私は先程まで読んでいたホームトークを枕元から取り出して、 「はい、これ」 

妻は私からその本をひったくるようにして受け取り、

自分の部屋に持って上がりました。

暫くして、妻が本を持って 「まなぶ、この本、発行部数、どれくらいかしら」 

「う~ん、一県に百冊として、47都道府県だから、う~ん、

都会はもっと多いだろうから、5千部か6千部?かな」 

「じゃあ、少なくても5千人くらいは私の裸の写真見たことになるのね?」 

「そうなるかな」 「ア~、どうしよう、これ、私って、絶対に分らないよね!」 

「眼も黒く塗ってあるし、分らないと思うよ」 

「思うよじゃダメ!」 「絶対に分からない!」 

「それならいいんだけど、もし、誰か知った人に知られたら、

私、恥ずかしくて生きていけない!」 

「先輩、そんな大げさな」 

「こうなったにも、まなぶ!あんたが悪いんだからね、

私、イヤダ、イヤダって言ったのにあんたが投稿したんだからね」 

妻が 「5千人の、ア~、男の人が、私を、ア~、見たのね」 

「発売されたばかりだから、まだ、そんなに見てないと思う」 「そんな問題じゃないの!」

それから2週間ほどして、「ホームトーク」から封筒が届きました。

中に、20通ほどの転送されたファンレター(?)が入っていました。

内容はおおむね、 奥様をご主人の前で、犯したい」とか、

「奥さんを貸して欲しい」 とか、「私達と夫婦交換は如何でしょうか」でした。

妻が黙ってそれらを読んでいます。 「先輩、誰か、いい人いる?」 

妻がトロンとした眼で「この人なら、逢ってもいい」 それから一言付け加えます。 

「まなぶがどうしても逢って欲しいって言うんだったら」  

妻が選んだ手紙は、

「奥様に一目惚れしました。お話だけでも、かまいません。

是非、奥様に逢わせて下さい。

私の握った寿司でも食べながら、お酒でも飲みませんか。

勿論、ご主人もご一緒においでください。 ちなみに私は×1です。 

37歳 170センチ 75キロ 

○○県 ○○市 寿司のたにがわ店主 谷河幸一 電話 ×××―○○○○―×○×○ 

お電話、お待ちしています」 

写真が同封してありました。頭髪を角刈りにして、笑っています。

精悍な顔つきで、いい男です。

しかし、他の手紙と比べると地味です。寿司屋の宣伝みたいです。 

「先輩、この人でいいの?」 「私、お寿司食べたい」 

「先輩、今から電話してみようか?」 

「ううん、明日、土曜日でしょ、ここのお店に直接行ってみようよ、

それでね、私達の事、気が付いたらベリグー」 

「気が付かなかったら?」 

「お寿司食べて、そのまま帰る」 

「お話もしないの?」 「お話くらい、する、かも」

次の日の朝、妻が子供たちに 「お父さんとお母さんは、おとうさんの会社のエライ人の

子供さんの結婚式に招待されてるから、今晩帰れないからね、二人で晩御飯食べて、

お利口してるのよ、分った!」 子供たちが学校に出かけた後、 「まなぶ、剃って」 

「先輩、子供にあんな事言って、何も無かったら帰って来るんでしょ、

だったら、剃る事も無いんじゃないの」 

「うるさいわね!チクチクするから剃ってって言ってるの!

それに、備え有れば憂い無しって言うでしょ」  

○○市は私の家から車で2時間ほどの所です。

妻が念入りに化粧をしています。

今日の妻の服装は、白い前ボタンのワンピース、白いストッキングに

お気に入りの白と黒のコンビのハイヒールです。

それに、オレンジ色のカーディガンを羽織っています。

午後3時、妻が助手席に乗りながら、「今日は新規開拓ね」 

車に乗った時にははしゃいでいた妻が、○○市に近ずくにつれ、

段々口数が少なくなってきました。 

「今までの人は三波さんの推薦だったから安心だったけど、

今度の人、変な人だったらどうしよう」 妻は不安そうです。 

「私の事、気が付いてくれるかしら」 

「先輩、いろいろ考えてみても、仕方ないよ、会うだけ会ってみようよ、

当たって砕けよって、言葉も有るし」 

「まなぶ、私、砕けてもいい?」 「…………先輩、砕けてもいい!」  

「ホントにいいのね!まなぶが砕けろって言ったんだからね」 

○○市に着きました。まだ、午後5時です。

公園の駐車場に車を停めて、繁華街を散歩してみることにしました。

妻は女性の洋装店をいろいろ覗いています。

喫茶店が有りました。 私が 「コーヒー」 妻が、すかさず 「ビール」 

妻は緊張を紛らわすためでしょうか、煙草をひっきりなしにふかしながら、

ビールを呑んでいます。

私はカウンターに行って、マスターと思しき人に 

「たにがわってお寿司屋さん、何処でしょうか?」 

「ああ、それなら、ここを出て右に曲がって百メートルくらい先の

左側のビルの一階、すぐに分りますよ」

時計は既に8時を回っています。有りました。

ビルの中の突き当りに”寿司処 たにがわ”白い暖簾が出ています。

格子戸を開けると、右側がカウンター、左に衝立で仕切った座敷が有ります。

カウンターの中から威勢のいい声で 「いらっしゃい~」 

カウンターにサラリーマン風の中年の男性が二人座っています。

突き当りがトイレのようです。 カウンターの椅子は肘掛けの

付いた大きな立派なものです。

私達がカウンターの端に並んで腰を掛けると、注文もしないのに

瓶ビールとグラス、それに、イカの塩辛が出て来ました。 

手拭で鉢巻をし、白い上っ張りを着た谷川さんが笑いながら 

「お酒の方が良かったですかね、若葉さん」

それを聞いた妻が小さい声で 「アッ」 

私が 「すみません、突然押しかけまして、申しわけありません、林と申します」 

「妻の陽子です、主人が、お寿司が食べたいと言い出しまして」 

「お美しい!写真より数倍綺麗です」 

妻が口元を押さえて、嬉しそうに笑いながら 「お世辞でも嬉しい」 

「お世辞だなんて」

その時、カウンターの二人連れが 「お、もうこんな時間だ、次、次行くぞ、

大将、お勘定!」 谷河さんがレジに行くと妻が 「私、トイレ」 

トイレから出てきた妻のワンピースのボタンが上から二つ、裾からも二つ外して有りました。

胸の谷間が見えます。股間は見えないにしても、

内腿はカウンターの中から見えるはずです。

二人連れのお客さんが店から出て行くと、谷河さんは暖簾を畳んで、

店の中に取り込み、本日閉店の札を入口に掛け、

「今日は、もう、おしまい」 と言って鍵を掛けています。

それからカウンターの中に入り 「林さん、食べて下さい」 

玉子、アナゴ、鯛、ブリ、イクラ、ウニ、次から次に握ってくれます。   

妻がその様子を見て 「わあ、スゴイ、スゴイ」 

谷河さんが一通り握り終わり、一升瓶をカウンターの上にドント置いて、 

「さあ、呑みましょう」 カウンターから出て来て、妻の隣に座りました。

妻が酒をグラスで飲みながら、目をトロンとさせて 「まなぶ、私、砕けてもいい?」 

「先輩、砕けて!砕け散って!」 

谷河さんが「砕けるって、どういう事ですか?」 

「好きなようにされてもいいって言う事です」 

「だ、旦那さん!奥さん、頂いて、いいんですか?」 

「お好きなようにしてください」 「あ、あんた」 

「奥さんもいいんですね」 妻がか細い声で「お任せします」 

私は言葉の流れで、思いがけず妻を差し出したような形になってしまいました。

私は突然勃起しました。「妻を他人に差し出した夫」 

その思いが頭の中を駆け巡っています。 

と同時に、淫靡な感覚が全身を浸します。 

妻の言葉が終わらないうちに、谷河さんが左手で妻を抱き寄せ、

キスをしながら、右手で服の上から胸を揉んでいます。

妻がワンピースのボタンを上から外しています。ボタンを全部外しました。

妻は既に下着を穿いていませんでした。先程のトイレで脱いだようです。

妻のワンピースの下は白いガーターベルトとストッキングだけです。

谷河さんは乳首を含み、音を立てて吸っています。 「チュウ、チュウ、チュ、チュ」 

右手は妻の股間をまさぐっています。






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