妻はクリ派　続・気になるご近所、その8、ネットなんかもう信用しない！

続・気になるご近所、その8、ネットなんかもう信用しない！

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続・気になるご近所、その8、ネットなんかもう信用しない！

ひえぇ・・違います！言葉にならない・・

やだやだ・・神様あ～助けてください・・

もう僕は泣きそうだ！何時失神してもおかしくない・・

男は木村さんでしょ～また聞いてきた！

僕は首を振るのがやっとだった　いえ・・違います・・

間違えましたすいませんでしたね～その顔が何かを言いたそうだ

ハンカチを持っていますか！

男が見せろと言わんばかりに更に聞いてきた！

神様神様！やだやだ神様お願い！　

身体だけは検査しないで神様神様！頼みます神様！

僕は人生分の全てを神様にお願いした・・

あの～すいませんティッシュしかもっていません・・

そう言うと

男が蛇のような冷たい眼でご免ねと言った！

あ～神様！神様・・僕は男から離れるように震える脚を

引きずるようにレジに向かった

早くして！何をのろのろとレジを打っているんだよ～神様神様

僕は店を出ると走って駐車場に向かった明子がこちらに

向かって歩いてきている

何やっているんだ明子！早く車に戻れ僕は心で叫んだ！

神様・・・

僕の目から涙が出ている！

明子！早く車に乗って早く！

どうしたのあなた”　いいから早く車に乗って！

僕の顔を見た明子も不安そうな顔をした・・

駐車料金を払うのに千円札が上手く機械に

入っていかない手の震えが止まらないでいる・・

つり銭を掻き出すと急いで車に乗り込んだ

あ～～早く駐車場から出る時に少し車が擦れた感じがした・・ガリガリ

何処を走っているのか分からない・・一方通行ばかりで　

あなたどうしたの泣いているじゃない”

僕はしきりにバックミラーを気にして視ている　

ついて来ません様に神様！

やっと出れた・・此処は浅草通りだ・・

それでも心臓がまだ波打って激しく揺れている・・

やっと少し落ち着いてきた　

さっきの出来事を明子に全て話した！

そうだったのあなた”・・心配でお店に向かっていたのよ

”イヤ～怖いわ私”

明子も泣きべそをかいた・・

あ～良かった！この時僕は神様の存在を確信した・・

携帯がまた振動している・・スーツの男だ！

やだよ～怖い怖い・・明子どうしようか携帯

の番号教えちゃった！

僕は冷静に考えが付かなかった　

明子が携帯ショップに行くように僕に指示した！

分かった一目散に車を携帯ショップに向けて走らせた

家に着いた・・・

空蝉のように全身から力が抜けきっている！

あんなに怖い男がこの世の中にいるのか　

ああ～僕は運が良かったんだ！

嫌だ！もうネットで３P相手なんか絶対に探さない・・

探さないしネットなんかもう信用しない！

あの時明子が一緒に喫茶店に居たのなら・

・どんな事になっていたんだろう・・

薬漬けにされて何所かに売り飛ばされていたかもしれない！

神様が明子を守ってくれたんだ・・

神様ありがとうございます神様！

安心したのかお腹が急に痛くなってきた・・

キュルキュルお腹が鳴って痛い！

トイレに行って便器に座ると肛門から水のようになった便が

水道水が激しく噴出すように

シャ～～と音を立てて垂れ流れ飛んでいる・・シャ～～～

膝の曲がったところまで下ろしたパンツを手で捲くって中を見てみると

チンコのあたる部分はシミになっている・・

お尻の部分も水便が付いていた・・

こんな事位ですんでよかった・・

まさか便まで垂れていたとは・・

パソコンを・・・

その、魚君との３Ｐ

パソコンを立ち上げるのにこれほど憂鬱になるとは！

スーツ男からメールが届いていた・・

読まずに削除してしまいたかった

木村さん今日はどうしましたか～

今日お会いする約束忘れていませんでしたか！

私は時間通りに喫茶店で待っていましたよ～

電話も入れましたが電波が届かなかったみたいですね

あれ～電話番号変わってしまったのかな～残念でした！

今度逢えるといいですね～じゃぁ。

こんな文面でも恐ろしさがよみがえってくる・・

とにかく今日はとても疲れた！

明子の携帯には魚君からメールが届いているようだが何しろ僕の

気持ちがまだ癒えていない

これは体験した本人にしか恐ろしさが分からないだろう・・

それでも明子は魚君との３Pを楽しみにしているのか　

それすら今日は聞く気になれない・・

とにかく今日のことは僕の不注意だった・・軽率すぎたんだ！

慎重に話を進めて来た事に対して驕りが出てしまったんだ・・

僕らしくもない！

とにかく今日はいい勉強になった・・