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私の知らない妻、その60、私の喜びはこの悠莉子にとっても同じ事





私の知らない妻、その60、私の喜びはこの悠莉子にとっても同じ事

『さぁ‥さぁ‥ 皆さん、

ご遠慮なさらないで好きなようになさって下さい‥ 』

その時、『澤田さん‥本当に良いのかい?

私ならばここで止めても構わないが、

貴方の要望で連れて来たコイツはここまで来たらもうやる事を

やらなければ気が済まない状態だよ‥。』

姿映らぬ声の主‥かなりの年配と思われる落ち着き払った威厳のある声。

《コイツ》と呼ばれた人物は、

妻悠莉子にガチガチに勃起したイボマラをしゃぶられていた男を

指しているのでしょう。

その声にすかさず澤田統括部長が

『構いません‥この悠莉子は私の妻みたいなものです。

今はご存知のようにどうしようも無い部分はありますが、

いずれは一緒になりたいと考えています‥

私の願望を‥性欲を‥全て叶えてくれるのはこの悠莉子だけなんです‥

この女は私にとって運命の女‥

私の喜びはこの悠莉子にとっても同じ事‥』

映像を見る私は唖然とし、込み上げる怒りよりも率直に

《この男、本当に大丈夫か?狂っているんじゃないのか?》

と感じ、背筋に冷たい感覚が走りました。

同時に映像からは妻悠莉子の悲痛な声が。

『な‥何を言っているの‥部長‥いい加減にして下さい!

私を散々脅して‥脅迫紛いにこんな事を続けさせて‥

私には夫が居るのよっ‥何が結婚?‥何が運命の女?ふざけないで!!

散々人の弱みに付け込んで無理矢理離婚届けまで書かせて‥

奥様とは離婚するですって?

澤田統括部長にそんな事が出来る訳ないでしょう?

揚げ句の果てに言う事を聞かなければ、

今までの事を‥撮影したDVDや写真を私の主人に送り付ける?

もうイヤ‥これ以上こんな事を続けるぐらいなら死んだ方がマシよ‥

イヤなの‥アンタなんか‥アンタなんか‥死ぬ程嫌いよ‥

もう嫌ぁあぁぁ!!

イヤぁぁ‥あの人の所へ帰らせてっ!!』

ヒステリックに絶叫し、泣き崩れる妻悠莉子。

私は映像を見ながら、妻悠莉子が塔子との綿密な相談に

よってなされた事を起こす為の証拠作りをしているのだと理解しました。

私は映像を見ながら、妻悠莉子が塔子との綿密な相談に

よってなされた事を起こす為の証拠作りをしているのだと理解しました。

言葉に出し、その事柄を映像音声に記録させる事によって

確固たる明快な証拠としようとしているのだと‥。

あなたと呼んでいた澤田統括部長を【部長】と呼ぶ事により、

誰なのかを明確にし、自分に肉体関係を強要しその関係の継続を

迫る材料としてビデオに撮った内容を亭主に送り着けると脅され‥

離婚届けまでを脅迫されて書かされいたと。

そして例えその場限りの言葉としても、

澤田統括部長本人が妻悠莉子可愛さに、

本妻との離婚を匂わせている事までも澤田統括部長の吐いた言葉

として記録して。

更にこの映像に記録されている事柄と同じ物が

妻悠莉子のバッグの中に入れられているであろうボイスレコーダーに

も確実に録音されている筈でした。

妻悠莉子のヒステリックな言動と泣き崩れる姿を見ていた澤田統括部長が

イラ立ちを隠さずに、その口を塞ぐように半ば

強引に自らの反り返る程に勃起した巨大なペニスを唇に捩り込みました。

『おらっ‥しゃぶるんだ‥ もっと口を開けろっ!!』

『あごっ‥うぅ‥う‥んん‥ ゴボッ‥ッ‥ジュルッ‥

ジュルル‥ジュボッ‥ジュボッ‥ッ‥ 』
澤田統括部長に無理矢理捩り込まれた巨根を

しゃぶりながら目を真っ赤にして睨みつける妻悠莉子。

フェラチオをさせながら澤田統括部長の手にしたビデオカメラが

妻悠莉子の後ろに回るイボマラの男を映し出していました。

歳は30を少し越えたぐらいでしょうか?

引き締まったボクサーのような体に一際目立つ怒張したイボマラ。

澤田統括部長のペニス程は質量は無いのですが、

『何故そんな物を仕込む必要があるの?』

と尋ねたくなるような一般サイズよりは二回り程大きい形の

良いペニスにシリコンボールか真珠かは分かりませんが、

5.6個の突起物がペニスの胴体に入れられており

、太さだけで言えば澤田統括部長より確実に立派そうに見えました。

男は妻悠莉子の体を介して向き合う澤田統括部長に無言で頷くと、

左手で妻悠莉子のヒップを押さえ、

右手でイボマラの根元をグッっと握るようにして妻悠莉子の

肉厚なビラビラとビラビラの間にその尖端をなぞるようにして

、軽く腰を入れるとズボリと亀頭が埋没していきました。


大人のおもちゃです、私は以前に据え置きタイプのものを購入したことがありますが、ダッチワイフより
挿入感があり、よかったですよ、
極上生腰
極上生腰



私の知らない妻、その59、自己暗示を掛けるようにしながらテンションを上げて行くのです‥





私の知らない妻、その59、自己暗示を掛けるようにしながらテンションを上げて行くのです

先週の始めに撮影された最新のDVD。

この僅か10日間の間に私が知りうる限りでも先週の火曜日、

今週の水曜日と澤田統括部長の慰み物のようになっている妻悠莉子。

私は机の上に置かれたノートパソコンを

ベッドまで運び込み起動させました。

私DVDをセットして逸る気持ちを抑えながら再生ボタンを押しました。

塔子は、このDVDは先週火曜日に複数での行為が

記録された物だと話していました。

そしてこの時に記録された物は妻悠莉子が現在の自分の

置かれている状況を包み隠さず塔子に相談し、

何を為すべきかを話し合い、

澤田統括部長の悪魔の如くの所業から逃れる為の‥

そして澤田統括部長のその数々の非道な行為を白日の元に晒し、

澤田統括部長に鉄槌を落とす為の罠を張る為の行動が

この記録された映像の中に反映された形となっている筈なのです。

ノートパソコンのモニターに映像が流れ始めました。

いきなり大写しになった形の良い引き締まった色白な双丘‥

突き出されているようなアングルでヒップが映し出され、

レンズは曲線を辿り双丘の谷間を映し出していました。

誰に触れられる訳でも無いのにイヤらしくヒクつき、

溢れ出る蜜を滴らせるヴァギナを‥。

『どうです?‥見事な物でしょう?

元々素質はあったのですがここまで仕込むのは苦労しましたよ‥ 』

ビデオカメラを握りながら得意げに語る

澤田統括部長の声が聞こえて来ました。

私は机の上に置かれたノートパソコンを

ベッドまで運び込み起動させました

私DVDをセットして逸る気持ちを抑えながら

再生ボタンを押しました。

塔子は、このDVDは先週火曜日に

複数での行為が記録された物だと話していました。

そしてこの時に記録された物は妻悠莉子が現在の自分の置か

れている状況を包み隠さず塔子に相談し、

何を為すべきかを話し合い、

澤田統括部長の悪魔の如くの所業から逃れる為の‥

そして澤田統括部長のその数々の非道な行為を白日の元に晒し、

澤田統括部長に鉄槌を落とす為の罠を張る為の行動が

この記録された映像の中に反映された形となっている筈なのです。

ノートパソコンのモニターに映像が流れ始めました。

画面いっぱいに、いきなり大写しになった形の良い引き締まった色白な双丘‥

四つん這いになり、ヒップを突き出しているようなアングルで

映し出された谷間、

レンズは曲線を辿り双丘のクレバスを捉えていました。

誰に触れられる訳でも無いのにイヤらしくヒクつき、

溢れ出る蜜を抑える事が出来ない卑猥なヴァギナを‥。

妻悠莉子の濡れてヒクつくヴァギナを捉えるレンズの

アングルがヴァギナの裾から割れ目へ、

そして茶褐色に色づいたアナルへと移り

、噛り付きたくなるようなヒップから見事な曲線を描く腰のくびれ、

そしてシミ一つ無い白い背中へと進み、

後れ毛が妙に色香を感じさせる薄っすらと汗を滲ませた

うなじへと移っていき、澤田統括部長が前面に移動したのでしょう、

一瞬の画像の乱れの後に、妻悠莉子が顔を紅潮させながら、

映像からは誰か分からぬ硬直した突起物のあるペニスを

しゃぶり上げる姿が大写しになりました。

『さぁ‥悠莉子‥そのイボマラで

私を感じさせて下さいってお願いしなさい‥

ん?どうした‥言えないのか?』

澤田統括部長の言葉に、妻悠莉子は大きく首をイ

ヤイヤをするように振り、

そのポッテリとした唇の内側の粘膜に食い込む

程に硬く怒張したイボマラを唇を外し、

『‥イヤ‥イヤよ‥

私は‥私はそんな女じゃない‥ もう‥

本当にイヤ‥ 帰して‥もう帰りたい‥ ‥ 』

訴えました。

『やれやれ‥ 皆さん気になさらないで下さい。

この女はこのようにして自分を追い詰めるようにして

自己暗示を掛けるようにしながらテンションを

上げて行くのです‥

さぁ‥さぁ‥ 皆さん、

ご遠慮なさらないで好きなようになさって下さい‥ 』

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私の知らない妻、その58、三枚目のDVD

ボディのレースと、幾何学模様のレッグが絶妙なコントラスト。
肩からバストへは何本もの蜘蛛の糸をはわせたかのよう。
フロントを貫くダイヤメッシュが、凛としたエロスを演出します。
クロッチ部分にはホール。実用性も兼ね備えています。
バスト:79~87cm
スパイダーウェブボディストッキング ブルー
スパイダーウェブボディストッキング ブルー


私の知らない妻、その58、三枚目のDVD

この夜、私と妻悠莉子は互いに、

互いをさりげなく気遣うように時間を過ごしました。

出来る事ならば、この場面で妻悠莉子に澤田統括部長との事を問い質し、

お互いが腹を割って思いの丈を

吐き出せればどんなに楽になれる事でしょう。

時折見せる何か言いたげな妻悠莉子の淋しげな表情が、

よりその思いを強くさせました。

今この場面では何も出来ない、何も悠莉子にしてやる事が出来ない‥

そんな状況の中で飲まずにいられない私は、

自宅では滅多に口にしないウイスキーを飲み出していました…。

私は私で酒の力を借りながら複雑な感情を

抱いている事を悟られまいとし、

妻悠莉子は妻悠莉子で自分の中の深い傷を‥

そして現在進行形の性の奴隷のように過ごさざる得ない悲しい時間が

ある事を封じ込め、何事も無いように痛い程に明るく振る舞って‥ 。

私は、妻悠莉子と過ごすこのリビングを

支配する薄氷のような‥下手に触れれば溶けて無くなりそうな‥

必要以上に何かをすれば粉々になってしまいそうな…

そんな空気が辛くて、いつしかウイスキーを重ねる盃の

ピッチが上がってしまい、

21時を回る頃には不覚にもしたたかに酔ってしまっていました。

本来ならば、塔子から受け取った3枚目のDVDを

見なくてはならなかった筈のに‥。

ここ数日の疲労と、したたかに回り始めた酔いで

ソファーでうたた寝を始めてしまった私を妻悠莉子が

『あなた‥ あなた‥こんな所で寝てはいけないわ‥

この間の私と一緒じゃないの。

お布団も今日は干してフカフカにしてあるんだから寝室で寝てね‥

さぁ‥起きて‥ 』と、私の体を優しく揺らしながら促しました。

妻悠莉子に手を引かれるようにして寝室に連れて行かれた私は、

これだけはリビングに置き忘れては大変と左脇に

抱えるようにして持っていたDVDの入ったショルダーバックを

机の上に放り、着ていた服を面倒臭いとばかりに床に脱ぎ散らかし、

倒れ込むようにしてベッドに入りました。

『あなた… パジャマを着なくては風邪を引いてしまうわよ…

あなた… 本当に困った人ね… 』

酔いと睡魔で意識が朦朧と仕掛かった私に、

干してフカフカになった掛け布団を掛ける妻悠莉子。

【フワ‥ッ‥ふわり‥ッ‥】

妻悠莉子の体から伝わる甘酸っぱい不可思議な匂い‥‥

《ふっ‥本当に女臭くなったんだな‥日常でも香るまでになったとはな‥》

私は改めて妻の変化を感じていたのです。

私は酔いと布団の心地良さでいつの間にか

深い眠りに就いてしまっていました。

どれぐらい眠っていたのでしょうか?

窓を覆うカーテンの隙間からは蒼い空の様子が窺えました。

枕元の時計を見ると時刻は【5:00】を指していました。

私は目覚めの煙草を燻らせ徐々に全身が覚醒して行くのを

感じがら昨日の塔子の実家で見た二枚のDVDに

思いを馳せていました。

拒絶する悠莉子が澤田統括部長の横暴さと巨根にに翻弄され、

唇を噛み、歯を食いしばりながら耐えていた湧き上がる快感に

自我を破壊される寸前に現れるもう一人の悠莉子。

それは淫靡で挑発的な発情した牝としての妻悠莉子‥

例えそれが精神的疾患から為された姿だとしても、

私にはノートパソコンのモニターに

映るその見事なまでの色香を纏った性に

貪欲な妻悠莉子の姿は衝撃的かつ残酷なものでした。

そして思い出せば思い出す程に、

体を巡る血が逆流する程の怒りを覚える、

澤田統括部長の妻悠莉子に対する極悪非道な所業の数々‥。

私には昨日見た二枚目のDVDの中で妙に気になる事がありました。

行為の最中での、まるで何かに取り憑かれているのか?

とまで感じられた、あの澤田統括部長の異様なまでの

ハイテンションな言動と行動‥ 。

私は思い過ごしであって欲しいと思いながらも、

澤田統括部長が非合法な薬物に手を染めているのでは?

と危惧していたのでした。

まさか‥それは妻悠莉子にまで‥

私の考え過ぎであって欲しい‥。

早朝から押し寄せる不安の影‥。

私自身も、この10日間にも及ぶ一連の流れに精

神的に追い詰められているのかも知れません。

全てが悪いように悪いように感じられてしまう私でした。

この時、私は強風が吹きつける高層ビルの屋上の縁に

一人立たされているような寒々しい恐怖と不安を感じ、

一体あの三枚目のDVDにはどんな悍ましい事が記録されているのかが

気になって仕方ない‥そんな衝動に駈られていました。

ベッドから跳ね起きるようにした私は、

机の上に置いたショルダーバックから塔子から

手渡された三枚目のDVDを取り出していました。

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私の知らない妻、その57、【澤田憎し】この事だけは間違い無いのです。





私の知らない妻、その57、【澤田憎し】この事だけは間違い無いのです。

『お兄ちゃん、どんな事で私、力になるから‥

準備が出来る前に短気は起こさないでね』

私は塔子の言葉に無言で頷きました。

その時‥一階から

『塔子‥ 塔子‥二階に居るのかい?‥ 塔子‥』

叔母さんが戻って来たようでした。

塔子は階段に向かって

『お兄ちゃんと私との部屋に居るわよ。

昔のアルバムを一緒に見ているの‥ ‥』

塔子の言葉を受け、一階から元気の良い声で叔母さんが

『分かったよォ、〇〇ちゃん御飯食べて行きなさいね‥』

私と塔子は示し合わした訳でも無いのに

『はーい‥ 』とハモるように答えていました。

『お兄ちゃん‥お母さん帰って来ちゃったから…

この今見れなかった分のDVD‥

悠莉子に分からないようにお家で内容を確認してね。

私も亀田専務にも協力して貰って出来うる限りの事は調べるから‥ 』

『あぁ‥本当にありがとうな塔子。

俺の方も例の探偵社からの連絡が水曜日ぐらいにはありそうなんだ‥

どんな内容にせよ必ず塔子に連絡するから。

力になってくれな‥。』

一階に降りた私と塔子は重苦しい雰囲気を叔母さんに

悟られぬよう明るく振る舞い、私は突然の所用を装い、

早々と塔子の実家から退散しました。

自宅には何も知らない妻悠莉子が晩御飯の

支度をして待っている筈です。

今日、私が塔子に会って様々な情報を仕入れた事も、

私がDVDを見てしまった事も、

もちろん私が妻の不貞に気付いて裏で動いている事も

妻悠莉子は知らないのです。

三枚のうちの二枚の強烈な内容に立ち直る術を知らない私。

この後、自宅でどんな顔をして妻悠莉子の

顔を見れば良いのでしょうか?

あの映像の中の妻悠莉子‥

いくら精神的疾患から招いた症状とは言え、

私はどのようにこの大きな不信と蟠りを消化して行けば良いのでしょう‥

余りに頭の中で巡る事が多過ぎて、

何から手を付けて良いのか分からない私が居ました。

私は【こんな時だからこそ冷静にならなくては…多少、

回り道をしたって必ずや澤田統括部長を叩き潰すのだ…】

と、自分自身に言い聞かせていました。

塔子の実家を出てどのぐらいの時間が経ったでしょうか?

気付けば自宅マンションの前に辿り着いてしまっていました。

どんなに重い足取りで歩いていても、

どんなに割り切れ無い思いを抱えていても、

帰る場所は一つしか無いのです。

『お帰りなさい…

御飯にする?それとも先にお風呂にする?…』

塔子の実家から帰宅した私を優しい微笑みで出迎える妻悠莉子。

この優しさに満ちた微笑みの裏では、

言うに言えぬ泥沼のような苦悩を抱えているのだと思うと

胸を掻きむしりたくなるような衝動に駆られてしまいそうに

なってしまう私が居ました。

『あ…あぁ、飯にするかな… 今日はゆっくり出来たのかい?

何をしていた?』

『うん… お天気が良かったから、ゆっくりお洗濯も、

お掃除も出来たし… ノンビリも出来たわよ。

何かあなたに気を使わせたみたいね?

何処で時間を潰していたの?』

私は塔子に会っていたなどとは言える訳もなく、

『あぁ… ネットカフェで昔熱中して読んだ漫画を

何時間もかけて読んで… スパでゆっくりサウナに入って来たよ… 』

と口から出まかせを言いました。

『えぇっ? ずるい‥ずるいわ‥

私もサウナ行きたかったのに‥』

と、口を尖らせる妻悠莉子。

『ごめん‥ ごめん‥ 明日また行こうよ。

なっ?‥ そして外で何か美味しい物でも食べてさ‥ 』

妻悠莉子は私の話しに、その大きな瞳をより大きく開き、

ニッコリと笑い頷きながら

『楽しみだね‥ 』と、答えました。

誰かが今の私達夫婦の会話、雰囲気を見たならばきっと

仲の良い幸せな夫婦だと思うに違いありません。

しかし‥ これはお互いにとって現状では、かりそめの姿なのです。

こんなに近くに居る二人なのに‥

手を伸ばせば妻悠莉子の温もりや匂いを簡単に

感じられる距離なのに、目に見えない深い溝が、

目に見えない高い壁がそこには存在しているのです。

私の中には好む好まざるは別として、

塔子の所で見た澤田統括部長に抱かれ歓喜の声を上げる妻悠莉子の

残像が消える事なく脳裏にこびり付き、妻悠莉子は妻悠莉子で、

自分にいかなる理由があるにせよ亭主である私を裏切り続け、

澤田統括部長と関係を続ける事に対しての背徳感と‥

更にはそれらの行為を拒めぬ自分自身への嫌悪感に苛まれて‥。

ただ‥私達夫婦に共通する思いは、言葉を交わし確認するまでも無く、

【澤田憎し】この事だけは間違い無いのです。

ラパン
ラパン

私の知らない妻、その56、怒りの極限になった時って冷静なのかも知れないな





私の知らない妻、その56、怒りの極限になった時って冷静なのかも知れないな

モニター画面から伝わる二枚目のDVDの映像は

この妻悠莉子が失神したシーンで途切れていました。

私は何が何だか分からない‥

このたった今見ていたDVDの映像は本物なのか?

それとも今この時は夢なのか判別すらつかない状態でした。

息苦しさと激しい動悸‥そして耳鳴りも。

『はぁ‥はぁ‥はぁ‥‥』

一緒にラブソファーに座る塔子が私の様子を見て

慌てて立ち上がり、

一階の冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターを

持って来て私に渡してくれました。

私は手渡されたミネラルウォーターを一気に飲み干し、

ポツリと呟きました。

『あれは一体‥ ‥ 』

塔子が私の疑問に

『お兄ちゃん‥私‥悠莉子を庇うつもりは無いのよ。

でも‥聞くだけは聞いてね‥

一枚目のDVDから二枚目のDVDまで約一年間。

その間、澤田統括部長と悠莉子は多い時で週3回、

会えない時でも週1回はセックスを強要されていたようなの‥。

澤田統括部長が撮影した悠莉子の顔が写ったハメ撮りの写真にビデオ‥

拒めばインターネットにそれらを流すって‥

旦那にも匿名でDVDを送りつけるって‥

そして悠莉子の立場を逆手に取って、会社にも居れなくしてやるって‥

悠莉子は悩んで悩んで‥

誰にも相談出来なくて‥

お兄ちゃんにも何度も打ち明けようと思ったみたい‥

でもお兄ちゃんの顔を見たら、

他人に抱かれ続けているなんて言えなかったんだね‥

思い悩んだ悠莉子は自ら命を絶つ事まで考えていたんだよ。

でもね悠莉子はお兄ちゃんを一人ぼっちには

出来ないって踏み止まったの‥。

体がどんどん自分の意思とは関係無く変わって行って‥

嫌いで嫌いでイヤな男とのセックスなのに肉体はそれを拒めなくなって‥

ある時、澤田統括部長とセックスしている時に

澤田統括部長が本気で悠莉子を孕ませる気でいる事に気付いて、

澤田統括部長には気付かれないようにピルを飲み出したの‥

お兄ちゃんが見たピンク色の錠剤だよ。

悠莉子にしてみたら自分の体が恐ろしいぐらいに

変わって来ている事が分かっていただけに、

子宮をガンガン刺激され‥中出しされるセックスで、

いずれは澤田統括部長の子供を身篭る確信めいた物があったようなの‥

女って分かる物なのよ‥

悠莉子にしてみたら自分の体が恐ろしいぐらいに

変わって来ている事が分かっていただけに、

子宮をガンガン刺激され‥中出しされるセックスで、

いずれは澤田統括部長の子供を身篭る確信めいた物があったようなの‥

女って分かる物なのよ‥

その頃だったみたい‥

澤田統括部長との事が苦しくて、

でも抱かれている時にはどんどん快楽が増して良くなって‥

抱え切れない重みに本当に頭がおかしくなりかけていた時‥

別人格のもう一人の自分が現れるようになったんだって。

澤田統括部長とのセックスで激しくイカされそうになった時に

一種のトランス状態みたいになってもう一人の性に

解放的なセックス大好きな悠莉子が現れるみたいなの。

悠莉子はその事で病院にカウンセリングも行っているのよ。

私もね‥悠莉子から話を聞いて同級生の岸本君‥

お兄ちゃんも知ってるでしょ?

医大で精神科医をしている。

彼に会いに行って直接聞いて来たの‥

自己防衛本能から来る症例で、

本当の自分を守る為の自然と身についた壊れない為の

本能みたいな物らしいの‥

私の中の違う自分が不貞を働いて‥逃げられない肉欲に溺れて‥

そうまでなってしまう程、悠莉子は追い詰められて、

ある意味壊れてしまったの‥

お兄ちゃん‥割り切れないのは私にも分かる。

けど‥悠莉子を地獄の淵から救ってあげられるのは

お兄ちゃんしかいないのよ。

そしてお兄ちゃんが許してあげなかったら悠莉子は‥悠莉子は‥』

ここまで聞いた私は右手を上げて塔子の言葉を

遮るようにして言いました。

『なぁ‥塔子‥ 俺のキャパなんて知れているんだよ‥

普通に生まれ、普通に育ち‥

大きなトラブルに合う事も無く学生時代を過ごし、

社会に出て、幸せだと思いながら結婚生活を送り‥ ‥

そんな中で降って湧いたような今回の一件なんだ。

驚き、怒り、嫉妬、絶望‥

こんなに一辺に来られたって消化出来んて。

まだ疑念の発覚からたった10日ぐらいしか経っていないんだ。

毎日が驚きと怒りと嫉妬と絶望の繰り返しだ‥

でも‥一つだけ分かった事がある。

人間、本当に怒りの極限になった時って以外と冷静なのかも知れないな‥

あの男‥澤田‥絶対に許さないよ俺は‥あの課長も次長もな‥。』

塔子は今にも泣き出しそうな顔で私を見つめ

『お兄ちゃん、どんな事で私、力になるから‥

準備が出来る前に短気は起こさないでね』


構想開発に丸7年かけたオナホール。産婦人科医、レディースクリニックの協力を得て繰り返しモニターテストを行い「1/70000の名器」を実現したオナホール。素材が柔らかく低刺激系のオナホールですのでまったりとした名器の品格
名器の品格
挿入感やリアルな挿入感をお望みの方に。

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