変体趣味、その３、脈絡がなくてすいません。
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変体趣味、その３、脈絡がなくてすいません。
そろそろお昼の時間になり、彼女に時間はいいのか聞くと
『あなたがよければ、夕方までデートしてあげるわよ』
私は心の中だけでなく体中で喜びを表していたみたいです。
せっかくの何年ぶりかのデート?ですので、ファミレスはやめて
市街地から離れたのどかな景色の見られる方向へ向かい
ちょっと、しゃれた個人経営のレストランへ入りました。
こだわりのある経営者の店はデートコースにぴったりでした。
窓際の席から見える山々と草原の景色は、
時間が止まってしまえばいいのにと思うくらいデートに
ぴったりでした。
このときに初めて、なんて呼べばよいのかたずねると
『彩夏(あやか)』
という名前を教えてもらえました。
こちらも『和(かず)』
と呼び合うことにしました。
はっきり言いまして食事の味はわかりませんでした。
２人で向かいあい、私は年甲斐も無く緊張していました。
あえて歳とか仕事のことは聞きませんでした。
22歳だろうが25歳だろうが30歳だろうが
(30ということはありませんが)
看護婦だろうが会社員だろうか゛、
彩夏さんの魅力には関係ないからです。
レストランを出て近くの大きな公園へいきました。
家族づれとかカップルが
多いほうが私たちの妙な組み合わせが
目立たないからです。
山の風に吹かれながら散歩コースをゆっくり歩き始めると
彩夏さんのほうから手をつないできてくれました。
私の手が汗ばんだのは夏の暑さの為だけではありません。
私が照れる振りをして下ばかり向いていたのは
お分かりでしょうが
彩夏さんの脚を見ていたからです。
時々付近に人が見えなくなると彩夏さんのキックとか
パンチが飛んできます。
笑いながら『脚ばかり見てー』
怒っていないとわかるのは、パンチとキックの弱さからです。
彩夏さんは突然、まわりを見廻した後、なんとスカートを
捲り上げるではないですか。
そこに見えるのは、
男なら大好きなそして魔法にかかってしまうかのような
逆三角形です。
私は突然のことに固まってしまいました。
『今日はいろいろしてもらったから、サービス』
彩夏さん、
あなたの為なら死ねるとまでは言いませんか゛
タバスコ一揆のみくらいは出来そうです。
しかし困ったのは仲良くなるとコンビニの裏で
いじめてもらえなくなるじゃないですか。
脈絡がなくてすいません、終わりです、チャン・チャン
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