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運命、その1、家内の過去って

運命、その1、家内の過去って
『何事も偶然などない。全ての現象は必然である』と申すかたもおります。
もしそのように仮定するのなら、
私たち夫婦におこったことも、全て必然であるわけです。
わたくしが家内の夫となることも。
家内が経験したことも。
別の言い方をすれば運命です。変態への運命であります。
家内の変態性欲の発露は既に定められていたということでしょう。
そのことについて、この場をお借りして、検証しようというのが
わたくしの魂胆であります。
いまにして思えば、納得すること然りであります。
家内がアナルセックスを要求したことがことの発端です。
今回は、そのことについてお話させて下さい。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇
若かりしころ、
性に対して私を奥手にさせていた理由は、早漏でありました。
女性にオーガズムを与える前に、いってしまう。
これが何とも情けない訳であります。
そうでなければ、私が虜にできたであろう女性をいまでも思いだします。
結局私から離れてしまった訳が、性を満足させられなっかからではないのか、
そう感じておりました。
ですから嫁にもらったのは、小柄でおとなしい女性にしました。
性に対して積極的になりにくいであろうと思われたからです。
もう30も半ばというころに、
親から無理矢理押しつけられた見合いの相手でした。
不思議なもので、逢ってみれば私のほうが積極的になるわけです。
当時30才の家内は、これから女盛りを迎えようとしていました。
新婚当初は、
家内とのセックスの相性は大変良好であると、
私は浅はかにもそう思ったのであります。
家内は敏感でイキやすく、
早漏気味の私でさえも同時にオーガズムを迎えることがきました。
このことはたいへん私を勇気づけ、誇らしく思えました。
おとなしい家内はその少ないオーガズムでも、喜んでくれていると、
そう思いこんでいたのです。
結婚して3年、もうそろそろ子どもをと考えておりました。
子作りもかねて、温泉に行きました。
湯に浸かり、
祝杯を挙げたほろ酔いの私たちは、
火照った体を冷たいシーツの中で絡めたのです。
私は浴衣の帯をほどくと、家内の両手首を縛り上げました。
おふざけのつもりでした。でも家内は違ったのです。
私は、家内の縛り上げた両手を頭の上で押さえつけ、
はだけた胸元から手を差し込んで、乳房を揉みしだきました。
家内はすぐに息が荒くなり、私を求めるような目つきに変わりました。
腿をこすり合わせ、身をよじり、私と唇を重ねたのです。
くすぶっていた家内のM性が目覚めた瞬間です。
家内は鼻を鳴らし私の唇を夢中で吸い、舌を差し込んできました。
オサネに手を伸ばすと、のけぞるように感じました。
家内はもう一度唇を吸い、せっぱ詰まったように言いました。
「お願い、めちゃくちゃにして。。」と尋常ならざる家内の訴えにうろたえながらも、
たいへん興奮いたしました。
ほどなく、わたくしは家内の上にのり、挿入いたしました。
熱く充血した膣の粘膜が痙攣し、粘度の高い愛液とともに
わたくしのペニスをとらえたのです。
その快感は骨盤から脊椎を走り、脳天まで突き抜けました。
そして、すぐに射精衝動に襲われました。
慌てて腰を止めると、まちきれない家内がグイグイと腰を使います。
万事休す。。
膣内に大量のザーメンを放出してしまったのです。
その勢いは止めようもなく、2度3度と尿道をほとばしりました。
射精した開放感と早漏の恥ずかしさが入り交じり、
わたくしは動けませんでした。
物足りない家内はクルリと背を向けて、
「イジワル。。」とだけ申しまして、その夜はお開きとなったのです。
翌朝の家内はいつもの慎ましさをたたえておりました。
それはそれで、ほっと一安心なのですが、
わたくしは、家内に対して何か腑に落ちない感じを抱く訳です。
普段のセックスに対して消極的な家内とは別の家内が
存在するとでもいいましょうか。
いつまでたっても、家内に対して疑念が晴れない。
そして、いままで真剣に聞いたことがなかった
家内の性経験について聞き出すことになりました。
私たちの結婚生活で明らかになった家内の変態性欲。
それが真実と呼べるものなら、確かに家内は自由になったのかもしれない。
果たして、真実を知った私は自由になったのだろうか。
いや、家内さえも自由なのかわからない。
性欲という深い沼地に足をとらわれて、身動きがとれないのかもしれない。
ある休日の午後、私は聞いてみたんです。
その日は雨でした。真っ黒な雲が空を覆い昼だと言うのに薄暗かったように思います。
リビングのソファーに寝そべってテレビを見ている私。
家内はとなりの和室でアイロンがけにいそしんでおりました。
私は意を決し、尋ねました。
きみの独身時代につきあった人はどんな人?
家内はキョトンとしながら、「どんなって、普通の人よ」と申し、
突然何を聞くのと笑いました。
体面を保とうとして、いや別にと答える私。
私には結婚してから、ずっと不安があったのです。
それは家内が結婚以前につきあっていた男性が、
私よりも上手であり、深い快感を与えていたのではないかということでした。
もしそうであったとしても、認めたくない事実でした。
セックスのあと、グッタリしてしまう早漏の私とは対照的に
ケロっとしている妻の様子は、
わたくしを不安にさせていたのです。
「まだまだ家内を責めきれていないのでは、セックスで満足を与えていないのでは」と。
そして、あの温泉で一瞬だけ見せた家内の乱れ方は、私に確証を与えたのです。
私の真剣な思いとは裏腹な家内のその無邪気な笑い声に
激しく情念をかき立てられました。
私は家内の手を取り、寝室に連れ込みました。
ベッドに押し倒すと、唇を重ねあららしく胸を揉みしだき
勃起したペニスを押しつけました。
スカートをめくり股間に手を差し入れようとすると、
家内が抵抗しました。
私のただならぬ欲情振りにとまどいながらも、
生理が来たからと言って遮ったのです。
わたくしは目的を失って仰向けで家内の横にの転がりました。
落胆した様子に家内は身を起こして申し訳なさそうに、
私の顔をのぞき込みました。
ゴメンネ。そういうと、私のズボンを下ろし、硬くなったペニスを引き出すと
優しく口に含みました。
疼いた亀頭には十分すぎるほど刺激でした。
家内がどうやっていたのか覚えていません。
でも、いつもよりネットリ舌を絡め、確実に射精へと導いているのは確かでした。
快感が全身を駆けめぐり、もう私には数分と射精を抑えることができません。
当時私はフェラチオをあまり、させませんでした。
興奮しすぎて本番で早漏になることをおそれていたからです。
口内射精も家内は嫌がるだろうと、頼んだこともなかったのです。
私は寸前のところで思いとどまり、家内を遮りました。
もうでてしまうという私に、
家内はくわえるのをやめて、裏スジを舌先で弄びます。
そして、口に出していいよと甘えた声で言ったのです。
「えっ」とびっくりする私にもう一度言いました。
「お口にちょうだい。ダメなの?」
私の返事を待つ間、家内はハーモニカを吹くように
ペニスの上で唇を滑らしました。
裏スジから亀頭を通過する一瞬に、
切ないような頼りない快感にじらされているかのようでした。
もう限界でした。
せっぱ詰まったように私は口の中でだしてほしいのかと聞きました。
家内は返事とも言えないような吐息で答え、
出してと言うと再び亀頭をくわえ込みました。
そのあとは頭が真っ白です。
私は身をかたくし、股間を突き出したまま骨盤の内部から
アツイものが家内の口に吸い取られていくのことだけはわかりました。
家内は射精後もしゃぶり続け、一滴残らす飲み干しました。
私は完璧なオーガズムを迎えながら、
家内の過去に思いをはせるのでした。
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瀬戸 龍一

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